新入部員は男の娘   作:梓希

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お気に入り登録ありがとうございます!!
正直、桜蘭は一つも投稿されてなかったので読まれないかなと思ってたので、読んでくれる方々ありがとう!!



今回からオリ主の学園生活が始まります。


2週間遅れの入学

ハルヒside

 

「「ハルヒ、おはよう〜」」

 

「光、馨。おはよう」

 

現在は朝の八時過ぎ、生徒が次々に登校してくる時間。

 

光、馨と呼ばれた二人の青年。彼らは一卵性の双子、通称、常陸院ブラザーズ。

そして、ハルヒと呼ばれた中性的な顔立ちをしている少年。

三人とも男子の制服を着ている。だが、ハルヒは女の子だ。その訳は、彼女の入っている部活に関係がある。

 

それは、彼女自身の不注意で八百万円もする"ルネの花瓶"を割ってしまったためである。そうして彼女、藤岡ハルヒはホスト部に強制入部をし借金を返している。

 

「なんか、今日すごくみんな騒がしいんだけど…。なんかあったの?」

 

「「さぁ?何だろうね」」

 

「あら、ハルヒ君たちご存知なの?」

「倉賀野さん?知らないって、なんのこと?」

 

彼女は倉賀野 百華(くらかの ももか)。ハルヒ達三人と同じこの1-Aの副委員長をしている女の子だ。そして、ホスト部のハルヒの常連客でもある。

 

そして彼女はハルヒの質問に答えるように窓際の一番うしろの席を指差す。

 

「今日からあの席の方が登校なさるんですって。何でも、体調不良で休んでいらしたとかで。」

 

その席とは、この2週間誰にも座られることのなかった席だ。

 

「あの席って、確かに誰もいなかったよね?ねぇ光。」

「そうだな。てか、あの席人いたんだ。」

 

キーンコーンカンコーン

 

クラスメイトと談笑しているとHRを告げる鐘が鳴り、全員自身の席に着き始める。

そして扉が開き担任が教卓の前に立ち、連絡事項を皆に伝える。それがいつものHRだった。だが、今日のHRは少し違った。それは先生の一言でクラスの全員が理解した。

 

「皆さんもう耳にしていると思いますが、2週間ほどお休みされていた竜胆さんが今日から復帰いたしました。では竜胆さん、入ってください。」

 

扉の向こうから"はい"という返事が聞こえ扉が開き、一人の女生徒が教室へと入ってきた。

 

少女は教壇の横へと立ちクラス全体を見回していた。先生が自己紹介してもらえるかな?と促し少女は、あっといった感じで返事をしてクラス全体に聞こえるように声を出した。

 

「…えと、初めまして。竜胆優希(りんどうゆうき)と言います。諸事情により、入学が皆さんより少し遅れてしまいました。小中までは公立の学校に通っていたので、桜蘭には高等部からの編入なので何かとわからないこともありますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

 

自身の自己紹介を終えると優希と名乗った少女はお辞儀をし、先生に席を聞いたあと自身の席にと向かった。

 

ガタッ

 

すると、ハルヒがいきなり大きな音を立て椅子から立ち上がって優希の方を驚いた顔で見ていた。

 

「…もしかして、"ユウ"!?」

 

「え、…ハル?」

 

 

優希side

 

さて時間は遡り、俺は今職員室で先生に挨拶をしていた。2週間も学校を休んでいたんだから当然だけど、先生も驚いていた。その理由とは、入学前に貰った資料では性別が"男"となっているのに、今目の前にいるやつが女子の姿をしていればそうなるわな。

 

案の定、先生には言われたわ。

「なんで、女子生徒の制服を着ているのですか?」って。

まぁ、ぶっちゃけほぼ趣味みたいなものなんだけどさ。流石にそう答えるわけにもいかないので、俺は少々嘘を混ぜつつ答えたら、なんか先生に同情の目で慰められた。…あ、なんかちょっと、心にチクリと痛みという罪悪感が刺さる…。

 

そうして先生に案内され教室の前まで来ていた。

 

(そういえば、ハルも同じクラスだったような…ハル、美人になってるだろうな…。)

そんな思いで俺は教室に入って先生の横に立つ。教室に全体を見回して見たけれど、ハルらしき女子生徒が見当たらずすこし困惑していると、先生から自己紹介をしてくれと言われたのでそうした。

 

俺の自己紹介も終わり、席に案内されると、いきなり小柄な男子生徒が勢いよく席から立ち上がった。

 

その少年を見るとどこか懐かしいような感じがした。ずっと前にどこかであっているような…………。

そして少年の"ユウ"という呼び方で俺はようやく思い出した。髪は短くなって男子の制服を着ているけれど、その子は間違いなく、俺の初恋の、藤岡ハルヒだということに。

 

sideout

 

 

お互いに名前を言い合う二人。しばらく固まり合うと、優希がハルヒに飛びつき、抱きついていた。

 

「ハル!久しぶり!!元気にしてた?」

 

「ぅわ、ユウの方こそ元気そうだね。体調も昔より良さそうし。」

初日から騒ぎ過ぎてしまい、先生には注意を受けてしまった。

一時間目が終わり、ハルがなんかイケメンな双子に質問にあっていた。

 

 

「ちょっとハルヒ!どうしたのさいきなり。」

「ていうか、この子のどうゆう関係なの?」

 

「あぁ、光と馨には話したことなかったね。ユウとは昔近所に住んでた幼馴染なんだ。」

 

「光、馨ってハルがいつも手紙で書いていた部活の?」

 

そうだよとはハルヒが肯定し、優希の紹介をした。

 

「改めて初めまして。竜胆優希です。」

 

「初めまして、僕は常陸院光。下の名前手でどーぞ!」

「で、僕が弟の常陸院馨です。僕も馨でいいよ。」

 

わー、なんだこの双子。双子のイケメってどこの少女漫画かな?許せん。イケメンは○ぜろ(コラコラコラ)。

「はい。お二人は双子なんですか?凄くそっくりで驚きました。」

 

「まぁね。じゃあさ、竜胆さんもやってみる?」

「僕らだけの、オリジナルゲーム。」

 

「ゲーム?」

 

「「どっちが光くんでしょうかゲーム」」

自分たち自身をゲームにしたのか?確かに、普通の人なら見分けるのは難しいかな。

 

そう言って二人はシャッフルのように回りだし、何回か回り終えると優希に問う。

 

「「はい、どっちが光くんでしょうか?」」

 

「んー、そうですね。右が光で左が馨…かな。」」

 

すこしだけ悩んだあと、すぐに答えを出したからなのか優希に驚きの表情を見せる二人。

 

「…え?ハズレちゃいましたか?」

マジかよ。結構自信あったのにな…。

 

「いや、正解だよ…」

「すごいね、初対面なのに僕らのこと当てちゃうなんて…」

 

まさかの正解だった。こんな表情をするということは、今まで一発で当てた人なんていなかったのかな?いや、でもハルなら当てられるかな?

 

そんなあとは、他愛のない話や、ハルの昔話をしたりしていたらあっという間に授業の時間にってしまった。

 




いやー、これだけなのに凄い時間かかってしまった…。

読んでくださっている方々、本当ありがとうございます!

少し修正しました。優希sideをぶっ込みました。
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