チェリス
謎多き男鬼門は警視庁の江渡さんに仕事を貰いに行くとそこに現れた新米刑事真面目ちゃんこと安斎真育といきなりコンビを組むことに
どうなる第2話
「一体どういう風の吹き回しですか江渡さんよく分からない奴とは困りますよ相手真面目ちゃんですよ?」
「こっちだってお断りです!あなたみたいな下世話な人と仕事したくありませんので」
「はー?下世話ときたかお前も似た通ったかだろ」
「どこがですかね?探偵なんて言っても所詮犬の散歩とかでしょうね」
「はー?いろいろしてますからね」
……2人は勝手に口喧嘩を始め江渡さんは完全に蚊帳の外になってしまった。
何とか止めようとまーまー手を当てるが止まる気配はなくまるで犬の遠吠えにしか聞こえなくなってくるぐらいうるさい。あったその日にここまで言い合えるとはと関心する江渡さんであった。
「まーわかったから2人とも落ち着きなさい」
2人はすんっと話を辞める。まじで犬かよ。
「君たちが2人でしてもらうのには三つの理由がある。一つは鬼門くんだけでは手に負えないかもしれないこと。二つ目は君たちの過去に関することに繋がるのかもってこと。三つ目は面白そうだからです。もう決定事項なんだからあれこれ言っても仕方ないので後はおまかせします〜」
江渡さんが言ったことにより2人の目は鋭くなる。
「どういう事ですか!もしかしてあいつに関することを知っているなら教えて下さい!」
机に手を付き前のめりに安斎は食いつく。さっきまでゴミを見る目をしていたが今は闘士みなぎるボクサーみたいである。
鬼門も黙ってはられないらしく気にしてないですよ感を出しながら目で威圧してる。
なにか2人とも何かを背負っていることは間違えないことは確かである。
「ま〜ま〜二人共そんな顔しないでよ〜」
「しますよ!今までずっと追ってきたんですよ!どんな繋がりがあるんですか!?」
江渡さんの薄気味悪い笑顔と曖昧な答えによって安斎はイライラしている。てか、熱くなりすぎだろっと鬼門は小声で呟き安斎のおでこを使い後ろにやる。
「刑事になったんなら仕事に私情は挟むな。そんな事より報酬はどうなるんだ?あと、この2人の情報を」
「あー忘れてた2人を捕まえて来てくれたら報酬はこのぐらいとこれがデータだね。」
そう言って机の中からパンパンに膨らんだ封筒とデータの入っているであろうUSBメモリーを出してきた。鬼門はこんな仕事でパンパンになるほどのお金を出すって事はなにか裏があるに違いないと確信が持てた。
ますます胡散臭さが強くなっていくだろう。
「ちょっと!何するんですか!野蛮人てか、このお金なんのお金なんですか!国のお金なら犯罪ですよ!」
真面目ちゃんは思いっきり鬼門のケツに蹴りを入れ鬼門は思わずあっ。っと声を出してきてますます野蛮化がます。
そして、江渡さんはハハっと笑いながら「君には関係のない事だ」っと言って封筒を机の中にもどす。
「あ、後はコンビ組んだら2年間は解消できないからよろしくね~話は以上検討を祈る。」
半ば強引に話を切り上げ2人も頭が冷静に対応出来ず大きなため息をついて諦めた。
話を終え、鬼門が部屋から出ようとすると真面目ちゃんが江渡さんの方に呼ばれ何かを耳打ちされた。すると、真面目ちゃんの顔が急に青ざめ何も言わず部屋から出ていった。
何か不安要素が溜まりまくる1日だと感じる一方の鬼門は再び深いため息をし部屋を出た。
警視庁を出て安斎はどこへやら向かおうとするため鬼門は腕を掴んだ。
「やめてください!あなたとコンビは組むことになりましたが協力する気はありません!私一人で解決出来ますから」
安斎は思いっきり鬼門の手を行き良いよくそれに加え振り払い少しパニクっているようで少し声が高くなっている。こういう時にどういう対応をしていいかと考えるが全くいい方法は見つからず頭を悩ませる。
「あなたみたいな不審者には分からないですよ。報酬が欲しいだけなら家でのんびりしていて下さいでは。」
「待て。お前の事情は知らないがそんな状態じゃ考えられるものも考えられない少しは冷静になれ」
歩き出そうとするのを引き止め冷静な判断をする鬼門。
「野蛮人は冷静で凄いですね。」
後ろ向きのままそう言うと微かに鼻をすする音がした。
心の中でめんどくせー女だなっと思いながらも探偵ですからっとかっこをつけて言うと鼻で笑われこちらを向く。
「今めんどくせーって思いましたね」
「い、いや?」
「まいいですけどあなたと協力する訳ではありません私の目的のために使うだけですので宜しくお願いします。」
また鼻で笑い上から目線で言うがお辞儀の角度はしっかり45度。なんだこいつとは思うが悪い人では無いことがお辞儀から伝わってくる気がした。
「そうか俺も協力する気はないが仕事だからな仕方ない
「お互い目的のためですね。改めまして
それを聞いたらそっぽ向いて歩き出す鬼門にムスッとした顔をする安斎。
そして、少し言ったところで振り返り言う。
「あ、よろしくね〜ま・じ・め・ちゃん」
プチッとなり追いかける。
「その名前やめて下さい。」
「そっちの方がしっくり来るだろ」
「何ニヤついてるんですか気持ち悪い」
「いや?真育ってねー?ちょっと」
「ちょっとそういう人の名前馬鹿にしたりする所が野蛮だって言われるんですよ。わかってます?」
「ハイハイおけですー」
…………
いつの間にか横に並び口喧嘩をしたがら歩いていた。
喧嘩するほど仲がいいのかもしれないですね。
暗い部屋に誰かが入ってくる。電気を付けらると命令が下された。
「簡単だと思うがよろしく頼むぞカラス」
「………」
真っ黒の服に身を真っ黒のフルフェイスを被り部屋の電気が消えた。