チョリース
2人は利用的協力関係になり事件解決をすることになったが行先は不安。
そして、出てきた謎の人物カラスとは。
どうなる第3話
探偵事務所に着いた鬼門と安斎はおびただしい程に錯乱した書類を目の当たりにした。周りに目をやるとパソコンデスクにかじりつく弍崎の姿があった。
「弍崎!!何でこんなに散らかってんだよ!」
大声を発すると後ろで見てた安斎は耳の穴に指を入れて驚いている。
「いやー今回もしかしたらこれ使えないっすわ兄貴」
そう言うと振り向きパソコンを二三回叩いた。弍崎はコンピュータ技術に関しては天才だが、先日生み出した人工知能は情報収集やハッキングのサポートとして作ったはずがポンコツですぐに調子を壊してしまうのだ。弍崎の頭と同じでね。
また今日も修理に明け暮れ教材を出しまくりこういうことになったんだろうと推測すると怒鳴る気力も失せてしまった。
「初めまして刑事の安斎真育と申します。以後よろしくお願いいたします。」
「うおーどうしたんですか兄貴!こんな可愛い子何で家なんかに!!ちなみに
安斎が弍崎に挨拶するといきなりテンションを上げ話し出す弍崎鬱陶しそうに見つめ無視をする鬼門であった。
ここの探偵事務所にろくな奴はいないと確信したのであった。
3人はソファーに座り弍崎はあっという間にコーヒーとお茶菓子を持ってきて話を始めようとする。
「今回2人を捕まえなければならないのですが情報が少ないのでさっきの…って!聞いてるんですか2人とも!」
真面目に会話を切り出したのに対して鬼門と弍崎は退屈なのかパソコン修理しようと別世界に入っている。ここ接触悪くね?などとどうでもいい会話で盛り上がってる2人。
こいつらは本当に使えないっとコーヒーを飲んだ。苦い不味い濃すぎなんなんだよーこの会社は。
「てか。どうするんすか兄貴まいくちゃんに言うんすか?あれ?」
「そこなんだよ言う必要はないと思うんだけど言わないのもあれやん?」
「ぶっちゃけ言ったところでって感じですけどね」
小声で何の話をしているのかは聞き取れないがどうせ悪口だと解釈する。
「何コソコソ話してんのよ人の話聞かないで!」
「いや!違うんっすよ!誤解っす!冤罪っす!」
どう考えても誤解でも冤罪でもないが話を聞く気になったみたいだったが相変わらず鬼門のやる気は感じられないどころか蛇みたいにうねうねしているだけである。
「もういいわ頼ることなんてないと思うから。まず1人目の男性は
淡々と喋る安斎に少しあいずちをし話聞いてますよアピールする弍崎だが、どうせ聞いていないのがバレバレで火に油。舌打ちをする。
「ちっ。で、2人目の女性は
「流石ですね〜刑事さんこの時間でそこまで調べらるなんてアッパレだわ!」
情報を喋り終え一息つくとあからさまに鬼門が褒めたたえてくる。人間というのは不思議なもので一度イライラするとそこから全てのことにイライラしたりするものでまた初対面の印象が悪い人なら尚更である。
「本当にウザい」
「あ?まーいいや最初に探すのは安部麻莉愛だ。こっちの方が速いからな。準備して出るぞ」
2人の意見は噛み合わずこれで本当にいいのだろうかっと弍崎は思うが言う気はない。安部麻莉愛について弍崎が調べたところ誤りが二つあった。
県内有数の進学校になんて通っていないことそして、通り魔事件になんて全く関係していないこと二つの理由で危険度が高い方を優先した。安斎にはこのことを話す気は無いらしいのだが。
「あなたちょっと自分勝手すぎでは無いでしょうか振り回されるこっちの身にもなって下さい。」
そういって安斎は鬼門の肩を強引に掴む。その瞬間鬼門の体に電流が走り頭の中に走馬灯のようにビジョンが何10枚、何100枚と流れてくる。しかし、全てどす黒く真っ暗でなんの時なのかは全くわからない。
「お前何者だよ。」
振り向きすごい怖い顔して言う鬼門に少し恐怖を抱く安斎だが、怯むわけには行かない。ここで引いたら部下確定になってしまうと自分に言い聞かせる。
「何者って安斎です。あなたの身勝手な行動にふり」
「兄貴もしかして」
「ああ見つけた。一人目を。」
二人の間で話が解決してしまい安斎は泣きそうな目でこっちに助けを求めるのであった。
もうこんなのいやだー!