新・安珍清姫伝説(別名安珍清姫家族物語) 作:きよひー大好き人間
マテリアルセリフもあるゾ!
俺が清姫と一緒になり、息子の清彦と娘の「清美」が生まれてから、もう10年が経っていた
清彦は16になり、清美は10になった
俺も段々と老けてきちまったけど、我が愛する妻きよひーは結婚してからずーっと変わらずに、さらに可愛さに磨きがかかっている
いやーいいねー!ホンットきよひーは可愛いし、清彦は素直でいい子だし、清美はきよひーに似てて可愛いし、もう至れり尽くせりだなホンット!
家族も増えた事で、仕事の方も稼ぎのいい方に変えている
勿論、戦場にはいかねぇけどな
何せ、戦争の怖さを一番よくわかってる日本人だからな俺は
仕事はとりあえず漁師やら運び屋なり色々している
オマケに筋トレにもなるしな!
最近では武術にかまけてる暇もなくなったが、きよひー達が寝てるのを見計らって、稽古は欠かしてないけどな
んで今現在俺は何してるかと言うと、知り合いから貰った『斬馬刀』って奴の試し切りに山の奥にあるバカでかい石を切りに行く所だ
俺の身長以上あるけど、これ大丈夫か?
見た所手入れは行き届いているみたいだが、こんなの家に置けねぇよ…
…まあ、貰っちまったもんはしょうがねぇし、どっかに隠すしかないなかぁ〜?
さてさて、大きな岩わっと………おー!あったあった!
ホントにデカイな…、まるで隕石みたいにバカでかいじゃねぇか!
こりゃあ切りがいがありそうだぜ!
俺は斬馬刀を持ち替えて、斬る構えに入る
狙うは真っ二つ!それ以外には何もねぇ‼︎
狙いを定めて〜……………………今だ!
チェェェェェェストォォォォッ‼︎
ジャキーン‼︎
……ふっ、我ながら強烈に決まった……
ドドドドドドドド‼︎
……あれぇ〜?
岩を切ったはいいけど………周りがなんかスゴーイ事になってるぅ〜
簡単に言うと、山が抉れてる
そりゃあもう彫刻掘るが如く抉れてる
………どうしよ
やべぇ、きよひー怒られるかも…!
岩斬ったつもりが、山を抉れさせたなんて知ったら、スゴーイ!とか言われそうだけど、清彦達がいるからなぁ〜、多分怒るぞあれ
しかしきよひーに嘘は通じない
一度嘘をついて見事にバレて説教食らったしな
…ま、なるようになるかもな
さーて試し切りも終えたし帰ると「安珍様ぁ?」……おうふ
振り向くとそこにはものすごーく可愛い笑顔をしてくれる天使…いや、清姫がいた
ただ、顔は笑ってるてるけど、心から笑ってないのはハッキリとわかった
そしてきよひーは抉れた山の一部を指差した
「アレ、なんですの?」
「…なんなんでしょうね〜」
「安珍様」
「はい」
「正座です」
「あい」
「ガミガミパクパクチクチクレロレロバチバチ………!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
きよひーに説教され、罰としてきよひーをおんぶする俺
あぁ〜〜、きよひーニウムが流れ込んでくる〜〜
ホントきよひーは最高だぜ!
……でも、俺からしてみりゃまだ若いのに、よく付いてきてくれるよ、ホント
嬉しくてたまらねぇよ
きよひーがいるから俺がいて、俺がいるからきよひーもいる
こんな日常、ずーっと続くといいなぁ
「んんぅ……」
ん?きよひー寝たのか?
ったく、これじゃあ俺が父親みてぇじゃねぇか
俺はきよひーの夫だっつーの!
……今ならお尻触ってもいいよね?
ってイヤイヤイヤ!あかんあかん!そういうのは夜になってからだって決めてんだった!
でも…ちょっとくらいなら……「父上〜!」…ん?この声、清彦か
「父上〜!」
よーく見ると清彦の奴慌ててんな
どうしたんだ?
「どうした清彦?風呂桶壊れたか?」
「父上!清美どこに行ったかわかりますか⁉︎もう夕方になるのに、まだ帰ってきてないんですよ!」
な、何ィィィィィィィィィッ⁉︎
俺はきよひーを揺すって起こす
「んんぅ…着きましたか……?」
「起きろきよひー!清美が夕方になっても帰ってきてねぇみたいなんだ!」
「…えぇ⁉︎」
きよひーは飛び起きて、俺から降りる
「清彦!清美はなんと言って家を出ましたか?」
「えっと、山の近くに遊びに行くって…。私は止めたんですけど、すぐに帰るって言ってたから…」
「馬鹿野郎!清美はまだ10だぞ!この山の土地勘だってまだ教えちゃいねぇのに、とにかく探すぞ!説教はその後だ!」
「も、申し訳ございません父上!一家の長男たる私が不甲斐ないばかりに…」
「んなの後だ後!。きよひーは村の方を、清彦は俺と一緒に山に行くぞ!」
「はい!」
「わかりました!」
こうして、俺たちは、村の人たちの協力の下
清美を探す事になるのだった
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清美視点
わたしは清美と申します
わたしは父様の安珍様と母様の清姫様との間に生まれました
兄様の清彦様はとても優しくて、いつも寄り添っています
ある日、私はふと山へ行きたくなりました
何故だか、とても面白そうな予感がしたからです
「兄様!私、山の近くに行きたいです!」
「ええ?ダメに決まってるだろ?父上に叱られるぞ?」
むぅ!兄様は意地悪をいいます!
近くまでと言ってるのだから近くに行かせてほしいのです!
「山の近くまでだから、い〜き〜た〜いで〜す〜!」
私は思わず駄々をこねてしまいましたけど、これも意地悪な兄様が悪いのです!
そうしてしばらく駄々をこねていると
「あ〜もう!近くまでですよ?母上ももうすぐ夕食の買い出しから戻ってきますからね!」
「はーい!」
兄様には悪いですけど、私は山の近くにではなく、山の中へと入って行きました
するとどうでしょう
見たこともないような景色がいっぱいです!
山の中へと初めて入った私にとっては、とても興味深い物ばかりでした!
そして、奥へ、また奥へと進むと、どこからか笑い声が聞こえてきました
それはとても楽しそうで、まるで私と同じくらいの子が遊んでいるようでした
声のする方に向けると、この村では見たこともない着物を着た『黄色の髪の女の子』が無邪気に遊んでおりました
私は思わずその子に声をかけてしまいました
「こんにちは!」
「ぴぃっ⁉︎」
私が声をかけると、その子はビックリして逃げてしまいました
そして木の陰から顔をそっと覗かせていました
「なななな、なんだお主は⁉︎吾に何か用か⁉︎」
「私は清美!貴女のお名前はなんですか?」
「な、名前ぇ?」
「はい!名前です!」
父様が言ってました!初対面の人には、まず自分から名乗ってあげろって
すると女の子は渋々と出てきてくれました
「…い、茨木」
「茨木?変な名前〜あははは!」
「な、なんだとぉ⁉︎吾の名前が変だと⁉︎」
「あはははは!ねぇねぇ茨木!一緒に遊びましょう?私、手毬が得意なの!」
「て、手毬ぃ?」
「そう、手毬です!」
茨木は少し悩ましそうな顔をしたけど、すぐに何か決心した顔を向けてくれました
「呵々!よかろう清美!吾の手毬さばきを見せてやろう!」
「わーい!」
こうして私達は手毬や色んな事をしながら、初めてできたお友達と有意義な時間を過ごしたのでした
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安珍視点
ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……
い、いねぇ…
どこまで広いんだよこの山……!
「お、おーい…!清美〜!」
「清美ー!兄様が悪かったから出てきてくれー!」
あ、相変わらず元気だな清彦は…
お、俺も頑張りたいけど、流石に年とっちまったせいか疲れが…
だ、だけど、清美の為ならエーンヤコラだ!
頑張って探さないとな!
すると
「おーい‼︎いたぞー‼︎」
「!父様!村の人たちの声です!」
おお!見つかったか!
ならすぐに行かなきゃな!
「清彦捕まれ!」
「え?うわぁ⁉︎」
「しっかり掴まってろよ!うおおおおおおおおおお‼︎」
「あ〜れ〜〜 〜〜〜〜〜〜⁉︎」
俺は清彦を抱えながら猛スピードで地をかけて村の人の所まで向かう
途中何度か清彦を落っことしそうになったけど、火事場のクソ力でなんとか耐えさせた
そして村の人たちのところについた
「お、おお!安珍の旦那!」
「ぜぇ…ぜぇ…はあ…はあ…き、清美は…」
「こっちっす!」
途中で伸びていた清彦を起こして向かうと、そこにはこの村では見ない黄色の髪をした女の子と一緒にスヤスヤと寝ている我が愛娘の姿だった
「よ、よかった〜〜」
俺は緊張が解けてへたり込んでしまう
そりゃそうだよ
なんてったって何時間も休まずに探したんだからな
清彦ももうバテてるし、こりゃほんとギリギリだったな、ある意味
「清美!」
そこへきよひーが慌てて出てきて清美の所へと向かう
「ああ……清美…!」
きよひーは清美が無事なのを確認すると、すぐに抱きしめた
「んん……母様……?」
「本当に…無事で…よかった…!」
ふう、これにてなんとか一見落着だな!
だけど、この女の子、一体どこの子だ?
見た感じこの辺りでは見ないけどなぁ?
俺がそう思っていると、林の奥から何か音がした
俺はとっさにきよひーや清彦を庇う形で構えると、そこに出てきたのは、とても美しい着物を着た鬼の女性だった
「……」
鬼の女性は俺たちを見た後、危害がないとわかったらその子を抱いて何処かへと去ってしまった
…てか何気に鬼見るの初めてじゃね?
確か源氏の方でかなりで焼いてるって聞いたけど、実際どうなんだろうかねぇ?
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安珍家にて
「この馬鹿野郎‼︎」
家にて怒鳴っているのは安珍
怒られているのは息子の清彦と娘の清美
「どんだけ心配したと思ってんだ!怪我がなかったからよかったものの、最悪怪我でもしたらどうするつもりだったんだ⁉︎」
「……ごめんなさい、父様」
「父上!どうか清美を怒らないであげて下さい!罰なら私がうけますから!」
「……はあ、俺だって怒りたくねぇよ。でもな、心配したんだ。それをよく覚えておけよ?清美?」
「…ぐすっ、はい、父様」
「ん、おいで」
安珍が手を広げると、清美は安珍の側に寄り、抱きしめる
「父ちゃんこそごめんな?怒鳴ったりして、もう一人で山へ行くなよ?」
「ぐすっ、ぐすっ、あい…」
「清彦も、今回は許してやるが、今度からは一緒に行ってやれよ?」
「…はい!父上!」
「よーし!んじゃあ説教おわり!飯にするかぁ!」
「うふふ、今日はお魚の煮付けですよ?」
「いよっ!待ってました!」
説教が終えた安珍家では、今日も楽しく夕食を過ごすのだった。
その会話はとても楽しそうで、また心温まる光景であった。
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それからまた10年
清彦は立派な大人へと成長し、清美もまた綺麗な女性へと変わっていた
清彦は大人になって、自分を磨きたいと言って源氏の方へと出向き、そこで武将になり、清美は数年前に父の安珍から誕生日に渡された美しい羽織を参考に着物職人になり、一躍大人気となり、今でも注文が殺到している
俺こと安珍はと言うとだ
今でもこの家できよひーと一緒に暮らしてるさ
なんせ思い入れが多々ありすぎて、新居に引っ越す事もできやしねぇ
まあでも、仮に引っ越しても、きよひーと一緒なら何処にだっていけるけんな!
きよひー最高!
つうかでもきよひー全然老けねえよな
もう20年以上経ってるのに未だに可愛いままだし、なんか秘訣でもあんのかねぇ?
まあそれでも大人びた感じはあるけどな!
そんなきよひーも大好きだ!
そんなある日の事だった
今日は清彦と清美の里帰り日なのに、一向にくる気配がしない
何かあったか?
そう思って外に出ようとした瞬間、突然襖が勢いよく開く
「父上!母上!清彦です!早く来て下さい!」
んん⁉︎なんだなんだ?清彦の奴慌ててんな
俺と清姫が急いで向かうと、そこには血まみれになった鬼の女性と、それを担いでいる清彦の姿だった
「お、おい清彦、お前…」
「お願いです父上!彼女を、「鬼嬢」を助けてください‼︎」
「…わけがあるみてぇだな。きよひー!医者を呼んでくれ!俺はすぐに応急処置する!」
「はい、安珍様」
すぐさま俺は清彦から鬼嬢を託され、傷口を見る
……こりゃ酷え
後ろからバッサリと来たか
こりゃ逃げてる途中でやられたか
すぐさま俺は医療箱を取り、傷口を酒のアルコールを使い消毒していく
幸いにも内臓にまでは届いてなかったお陰でなんとか応急処置はできそうだった
しばらくするときよひーが医者を連れてこっちに来た
「先生!こちらです!」
きよひーがお通しすると、医者はすぐさま傷口を見る
「先生、どうだ?」
「………うん、応急処置が行き届いているようだな。これならなんとかなりそうだ」
「ほ、本当ですか⁉︎」
「さ、後は先生に任せようぜ?」
「…はい」
それから、清彦から事の顛末を聞いた
まず、あの鬼の女性の名前は「鬼嬢」
鬼の討伐に向かっていた清彦が、偶然出会い、そこから彼女の経緯を知ったらしい
どうも彼女の両親は、人間によって無残に殺され、鬼嬢も命かながら逃げて来たらしい
鬼嬢が言うには、確かに鬼にも悪い物はいるが、自分達はただ平穏に暮らしたかっただけのいわゆる平和系の鬼だったという
んで清彦はそんな彼女の事を聞いて彼女を討伐できずに迷っていると、他の奴らに見つかり討伐を強制しようとするも断り、んで代わりにそいつが逃げる鬼嬢を斬りつけて、それにキレた清彦はその場にいた討伐隊を全滅させたと言う
…清彦め、段々ときよひーに似て来たな
「…事情はわかったけどよ清彦。お前、鬼がどういう存在であるかだけは覚えてるよな?」
「…鬼は特に理由もなく裏切るというあれですか?」
「わかってんならいいけどよ…、お前もそういうとこには気をつけろよ?」
「き、鬼嬢はそんな人ではありません!とても優しくて、綺麗で、まさに尊敬に値する鬼です!」
「…きよひーはどう思う?」
一応確認のためにきよひーに聞いて見ると
「…清彦、これだけは覚えておきなさい。」
「…はい」
「鬼と一緒になろうとするなら、それなりの覚悟がいります。貴方にその覚悟はありますか?」
「……はい!」
清彦の返事にきよひーは笑った
それはいつもと同じように、俺の大好きな優しいきよひーの笑顔だった
そしてしばらくすると医者の先生が出て来た
「もう大丈夫だ。しばらく安静にしてればすぐに治るぞ」
「あ、ありがとうございます!」
清彦が礼を言うと、先生は何も言わずに家を出た
そしてそこからまたしばらくすると、家の襖が開いた
「父様〜、母様〜」
お、この声は我が愛娘の清美の声やないの!
シリアス空気はもう嫌だ!
俺は新鮮なハッピー空気を吸うぜ!
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鬼嬢視点
私の名前は「鬼嬢」
私の両親は、人間によって殺された
けど、父と母は、人間を恨むなと言っていた
最初はその意味がわからなかったけど、清彦さんと出会い、私の為に庇ってくれたあの人を見て、私は生まれて初めて恋をした
でも、私を討伐しようとする人間に斬られそうになった時、清彦さんは必死に私を庇おうとしてくれた
でも、それでもその人は考えを変えずに私に斬りかかろうとした
清彦が逃げろと言った言葉を最後に、私の意識はなくなった
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気がつくと、私は民家の中の布団にいた
体を見ると、私の周りには包帯が巻かれていた
起き上がろうとすると、私の手に誰かの手が握られていた
その手は、清彦さんの手だった
彼は寝ていたけど、それでもその手は離さずにいた
私は嬉しくなって、ついそっと手に触れてしまった
清彦さんの手…暖かい…
他の人間の手と違って、とっても暖かい
…ああ、今なら父と母の言葉がわかる
人間を恨まないで、本当によかった…
私が手を握っていると、部屋の襖が開いて、そこからとても綺麗な女の人が出て来た
「あら?気がつきましたか?」
「…貴女は?」
「私は清姫、清彦の母です」
ええ⁉︎清彦さんのお母様⁉︎
わ、若すぎる…⁉︎どう見ても私より下に見えてしまう…⁉︎
「うふふ、今お粥を作ったのですけど、食べます?」
「あ、はい、いただきます…」
お母様から受け取ったお粥を手に取り、それを口に運ぶ
…………………おいしい
おいしいのに………涙が出てくる………
あれ?おかしいな?
なんで……なんで………うぅっ………
「辛かったでしょう……もう吐き出していいのですよ?」
「うっ………グズっ………ああぁぁあぁぁぁぁ‼︎」
初めてだった
人間にここまで優しくされたのは
生まれて、初めてだった
私はみっともなく声をあげて泣いてしまった
けど、お母様はそんな私を優しく抱きしめてくれた
涙は治るどころか、より多く出てしまった
でも、お母様はそんな私を優しく抱きしめて、頭を撫でてくれた
まるて、母様のように…
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しばらく泣いた後、私は涙を拭きながらお母様にお礼を言った
お礼を言うと、部屋の奥から美しい着物を来た女性と、お坊様とおもしき人物が来た
「よう、落ち着いたか?」
「あなたは…」
「俺は安珍、清彦の親父さ。んでこっちが清彦の妹の清美だ」
清美さんは頭を下げて挨拶した
思わず私も頭を下げてしまった
「おい清彦!いつまで寝てんだ起きろ!」
ドカッ!
「フガッ…んー…父上、寝てる時に殴るなってあれ程…」
清彦さんが起きると、私の顔をじっと見つめた
「………鬼嬢‼︎」
清彦さんは私を抱きしめてくれた
背中の傷に負担をかけないよう優しく
「よかった!このまま起きないんじゃないかと思うと、私は、私は…!」
「清彦さん…」
私も清彦さんと同様に抱きしめた
こんなに愛おしい人が近くにできるなんて、私は思っても見ませんでした
「きよひー、清美」
「はい、安珍様」
「兄様、お幸せに…」
襖が閉まる音が聞こえた気もするけど、今はそんなの関係ない。
私は今、とっても幸せです…
こんな素敵な人間様と出会えて、本当に、幸せです…
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安珍視点
あれから数週間後
清彦と鬼嬢結婚した
その日俺たちの住む村では、盛大な宴が繰り広げられていた
そこには人と鬼の対立などないように
そう、この宴には、鬼も参加していたのだ
なぜ鬼がいるかと言うと、清美の親友である「茨木」が兄の結婚祝いに、仲の良い鬼や尊敬する鬼まで連れて来ていたのだ
その中には、酒呑童子とか言う奴がいた
「ありゃまあ…またすごいご馳走にお酒がたんまりと、ウチホントにここにいてええんか?」
「呵々!当たり前よ酒呑、ここでは我が親友清美の兄の結婚式!結婚式と言えば宴と相場が決まっておろう!ならばここに酒呑が来ても、なんにも可笑しくはない!」
「せやろかねぇ?しっかし、鬼嬢が人間様と結婚とは、これまためでたいわ〜。鬼と人間が交わるなんざ珍しいさかい、ならウチからも祝いの酒をご馳走せなあかんな〜」
うんうん!鬼と人間の宴、一度こう言うのもいいのかもしんねぇなホント!
「安珍様」
ん?きよひー?どうした?どうした?隣に座ったかと思いきや頭を肩に乗せて来たねぇ
「どうした?」
「…うふふ」
きよひーはただ笑っただけだったけど、それでもわかる
今のきよひーは嬉しいんだと
そりゃそうだわな、息子が結婚するんだからな
「なあ、きよひー」
「はい、安珍様」
「…清彦、幸せになるといいな」
「…ええ、きっと、幸せになります。きっと…」
「…だな」
そう言って俺たちはあちこちに振り回されて慌てふためいている清彦を見ながら、二人で寄り添っていた
ああ、ホント、幸せだなぁ……
つづく
マテリアル風 清彦 セリフ集
開始1
「いざ、参る!」
開始2
「我が刀の錆となるのは貴様か?」
スキル1
「さて…どういくか…」
スキル2
「我が心は不動にあらず」
コマンドカード1
「委細承知!」
コマンドカード2
「ではそれで」
コマンドカード3
「よい選択です!」
宝具カード1
「では、我が剣の真髄をここに…」
宝具カード2
「父と母より受け継ぎし技をご覧に入れましょう」
アタック1
「イヤァッ‼︎」
アタック2
「せいやっ!」
アタック3
「ふっ!」
エクストラアタック
「斬り捨て、御免!」
宝具
「いざ!。我が力は父の為、我が心は母の為、我が腕は妹の為に。そして、我が心は妻の為に。即ち、我が剣は家族共にある!いざ、いざいざいざいざぁ‼︎これぞ我が家に伝わりし奥義『剣術無双・剣身火生三昧』‼︎」
大ダメージ
「なんとぉー‼︎」
ダメージ
「むっ」
戦闘不能
「鬼嬢……今……そっちに…行くぞ…」
戦闘不能 2
「不覚をとったか…」
勝利 1
「我が勝利、家族の為に捧げよう」
勝利2
「我が剣も、まだまだ未熟か…」
レベルアップ
「力が湧いてくる…!」
霊基再臨 1
「まだ、気を抜かぬように」
霊基再臨 2
「いい調子ですね、マスター。この調子で頼みます」
霊基再臨 3
「おお!これならうまく立ち回れそうだ!」
霊気再臨 4
「貴方に感謝します、マスター。この力があれば、私は何度だって立ち上がって見せましょう!」
絆レベル1
「おや?マスター、何か御用でも?私はこれから刀の手入れをする所です。ご一緒しますか?」
絆レベル2
「ふむ…どうもここだけうまくいかない…マスター手伝っていただけますか?」
絆レベル3
「貴方といると、父上と過ごした日々を思い出します。え?どんな日々だったのか、ですか?…それはまだ秘密ということで」
絆レベル4
「鬼嬢…。ん?ああ、マスター、いましたか。…すみません、妻の事を思い出していました。もしまた会えたら、その時はマスターを最初に紹介しますね」
絆レベル5
「ふふ…。貴方といるとホントに飽きないなぁ。まるで、手のかかる弟(女なら妹)を持った気分ですよ。でも、手がかかる分、私は愛情を込めろ教わりました。だからマスターにも、私の愛情を込めて、新しい世代へと受け継がせてもらいます!」
会話1
「おやマスター?休憩ですか?なら一緒に休憩しましょう」
会話2
「生前母上に仕込まれて、こう見えても料理は得意なんですよ?よく清美と競い合ったっけなぁ〜」
会話3
「戦場において逃げる事は恥だと言うのもいますが、実際はそうではありません。逃げる事だって立派な戦略です。それを忘れないでくださいねマスター?」
会話4(安珍)
「父上!お久しゅうございます!ええ、私は元気でしたよ。父上もお変わりないようでなによりです!」
会話5(清姫(狂)・(槍))
「母上!やっぱり母上もカルデアに来ていたのですね!お姿も変わらなくて、清彦は安心いたしました!」
会話6(牛若丸)
「あれが義経様ですか。女の人とはビックリですね。え?声をかけないかですか?…いえ、やめておきます」
会話7(源頼光(狂)・(槍))
「…!。…マスターすみません、令呪の準備をお願いします…。あの方は…頼光様は…私の大切な物を奪いましたから…!私には…とても許せそうにないのです…!」
会話8(坂田金時(狂)・(騎))
「おお!金太郎じゃないか!元気にしてたか?よーし、お前がどれだけ成長したか、相撲で見せてもらおう!」
会話9(柳生但馬守宗矩)
「あれが…無念無想の境地を見出した剣士…。…私には、到底追いつけそうにないな」
好きなこと
「好きなことですか?うーん…畑仕事とか、ですかね?」
嫌いなこと
「えぇ!ありますとも!それはタバコです!あんな物を吸っていたら体がおかしくなってしまいますよホント!マスターも気をつけて下さいね?」
聖杯について
「はいぃ?聖杯?ないない、そんなものありませんよ?あんな詐欺みたいな物に引っかからないよう、私が教育してあげましょう!」
イベント開催
「何やら騒がしいですね…、もしやこれは…祭りか?」
誕生日
「マスター、お誕生日おめでとうございます!さあ、私と母上の作ったけーきという甘味です!どうぞお受け取り下さい!」
召喚
「セイバーのサーヴァント、名を清彦。召喚に応じ参上仕りました。どうぞよろしくお願いします、マスター。…あと、父上か母上、いらっしゃいますか?」
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清彦 関係セリフ
安珍
「清彦ぉ!よーく来たなぁ!どれ!久々に父ちゃんに顔見せろ!うんうん!立派な顔立ちだなぁ!父ちゃん嬉しいぞぉ!」
清姫(狂)・(槍)
「まあ清彦!あなたもこちらに来てたのですね!今日は貴方の為に大好物のうな重を作りますからね!」
玉藻の前(術)・(槍)
「ミコーン⁉︎清姫さん、あなた子持ちだったんですか⁉︎しかも魂がイケメン過ぎる…!あのぅ清姫さん?、お母様と呼んでもいいですかぁ?あ、ダメですか?ショボーン…」
刑部姫
「う、嘘ぉ…。きよひーって子供いたんだ…。へ、へー、い、いいんじゃない?子供可愛いし…。…なんか急に寂しくなってきたなぁ〜…」
エリザベート(槍)
「何よあんた?え?母上がお世話になったぁ?。何の事よ?………はああああああ⁉︎アオダイショウの子供ですってぇぇぇぇ⁉︎」
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
「う、嘘よ!あんたが清姫の子供だなんて!大体こんなでっかい息子がいるなら、清姫だって体格変わる筈でしょ!。は?生まれた時からずっとあんな感じ?それどんな魔術使ったらそうなるのよぉ⁉︎」
源頼光(狂)
「⁉︎。清彦……様……⁉︎い、嫌……いやああああああああ‼︎」
源頼光(槍)
「清彦様……。やはり、私に顔を合わせてもらえないのですね……。ええ…わかっています。私がどれだけ貴方に酷いことをしたのか…十分に…わかっているつもりです…」
坂田金時(狂)・(騎)
「清彦の兄貴⁉︎ほ、本物かよ⁉︎マジかよおい⁉︎嬉しいぜ!兄貴!またあんたと一緒に相撲ができるんだな!」
酒呑童子
「おや、清彦はんやないか。鬼嬢とはあちらであえましたかえ?……せやか、会えんかったんやな…」
茨木童子
「おお清彦!またお前に会えるとはな!お前の作る飴は格別だからな!いつまでも吾は待っているからな!さあ、吾に甘味をよこせぇい!」
巴御前
「清彦様…!私は以前鬼嬢姉様にお世話になりました!どうかあの時お礼をさせて下さい!…あ、すみません…私…つい」
鈴鹿御前
「あ、マスターごめん、ちょっと待ってて。今から清彦様の所行くから。え?なんでって、そりゃ決まってるじゃん!恋バナ聞きに行くの!」
宮本武蔵
「き、清彦様ぁ⁉︎えぇ⁉︎なんでここにいるの⁉︎ほ、本物?あ、ああマスター、脅かせてごめん。…私の憧れなんだ、清彦様は…」
柳生但馬守宗矩
「…あれが、家族の為に剣を振るったとされる清彦殿か…。主よ、一度清彦殿に手合わせを願ってもよろしいかな?」
続編はまあ…また反響良かったらかな〜?