新・安珍清姫伝説(別名安珍清姫家族物語)   作:きよひー大好き人間

9 / 10
話の構想練ってたら時間かかっちまったぜ…

そしてまだ亜種特異点は出来てないのよ…

今回の話は、前回の第4次のパラレルワールドですので、前回の話とは関係性がないのでご注意を


第5次聖杯戦争編<帰ってきてしまったギャグの章>

最近の昔

 

いや最近の昔ってなんやねんって思うけどまあそのくらい昔

 

第5次聖杯戦争と言われたこの戦争は、3つのルートによって話の内容が違う

 

これは、そんなルートから外れた、もしもの話である

 

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一面真っ白な雪の中で佇む城

 

その中に第4次聖杯戦争でセイバーのマスター衛宮切嗣の娘、イリヤスフィールはいた。

 

切嗣が聖杯を持ち帰らなかった為、イリヤはこれから地獄のような10年間を過ごすかに思われたのだが、ここから本来の歴史から外れる事になる

 

それはある日、いつものように切嗣と母のアイリスフィールを待っていたイリヤがお気に入りのぬいぐるみを抱きしめていた時だった

 

「お母様、早く帰ってこないかなー?」

 

そう言うと突然、イリヤの右手が光り出し鋭い痛みと共に、それは現れた

 

「な、なに…これ?」

 

それは令呪だった

 

本来、イリヤに令呪が現れるのはまだ先の話なのだが、この時何故か早くに現れた

 

そしてしばらくすると、部屋の真ん中から魔法陣が現れ、強い光りと共に、それは出てきた

 

出てきたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事を楽しんでいる『5人』の姿だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………ほえ?」

 

イリヤが間抜けな声を出すと、それに気がついたのはガタイのいいお坊さんだった

 

「んあ?」

 

お坊さんが振り向くと、そこにはイリヤが映る

 

するとお坊さんはこう言いました

 

「えらく色白いなぁ…、うし!こっちきて飯食え!」

 

お坊さんが手を招く、するとイリヤのお腹ぎ可愛らしく鳴き、イリヤも美味しそうな匂いにつられてそのまま食事を共にする

 

この時イリヤが食べたのは豚汁

 

イリヤはあまりの美味しさに心を踊らせる

 

「ッ〜〜〜⁉︎おいひー!」

 

「ハハッ!そうだろそうだろ!なんせ俺のかみさんこと『きよひー』が作った料理だからな!美味くないわけがない!」

 

「もうっ♡『安珍様』ったら♡」

 

「うむうむ、子供はやはりこうでなくてはな!」

 

「『清彦』様ったら、さあお代わりはまだまだありますよ?」

 

「わーい!」

 

「ほえー、よく食べますねほんと…」

 

6人はこのまま話をしながら、食事を楽しんだ

 

そしてしばらくして、食事が終わると騒がしかったのか、ホムンクルス達が慌てて入ってきた

 

そしてありえない光景を見たホムンクルス達はエラーを起こして「きゅー」と言いながら倒れた

 

そんな光景を無視して和気あいあいと話をする6人

 

「さて、んじゃまあ自己紹介でもしとくか!俺は『安珍』隣にいるのが俺の最愛の嫁のきよひーこと清姫」

 

「好き!(挨拶)」

 

「んで、息子の清彦に、その嫁の『鬼嬢』」

 

「「よろしく(です)」」

 

「最後になっちまったが、娘の『清美』だ」

 

「どうも!」

 

5人が自己紹介を終えると、イリヤも自己紹介する

 

「え、えっと、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンです、よ、よろしく…」

 

イリヤが自己紹介すると、その仕草が可愛かったのか、清美はイリヤを抱き抱える

 

「あ〜ん♡この子可愛いです〜♡(スリスリ)」

 

「く、くすぐったい〜!」

 

清美の珍しい行動に安珍達は笑い出す

 

そしてまたしばらくすると、今度は騒ぎを聞きつけたユーブスタスハイトがやってきた

 

そしてその光景を見ると意外な事が分かった

 

それは、イリヤ以外、つまり安珍達が『サーヴァント』であること

 

そしてそれぞれがAランク級の強さを持っている事

 

これに驚いたユーブスタスは早速イリヤに事情を聞こうとする

 

「イ、イリヤスフィールよ…これは一体…「もー!お爺様邪魔しないで!今みんなとお話ししてるの!」アッハイ」

 

イリヤのなんとも言えない気迫に押され、仕方なく引き下がったユーブスタス

 

そして何故か来る胃痛

 

彼の胃に穴が空く日は、そう遠くないやもしれない………

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あれから10年

 

イリヤはこれまでになく楽しく暮らしていた

 

ある時は安珍の日曜大工を真似して色々作ったり

 

ある時は清姫に料理を教わったり

 

ある時は清彦と鬼嬢と共に護身術やお手玉を教わったり

 

ある時は清美に編み物や着物着せのおもちゃにされたりと

 

まるで本当の家族のように暮らしていた

 

そして安珍達も、イリヤを実の我が子のように大切に育てた

 

そんなイリヤは姿形こそ小さいままだが、立派な女性に育ちました

 

そして、あれ以来本来ないはずの胃痛やら頭痛に悩ませていたユーブスタスからある事を言われる

 

それは近いうちに聖杯戦争が始まる事

 

それを言われたイリヤは、かつて両親がその戦争に向かったきり帰ってこない事を思い出した

 

しかし、それでも顔に出さない辺り、成長していた

 

そしてユーブスタスから聖杯戦争に参加して聖杯を持って帰って来て欲しい事を言われる

 

イリヤは1日時間が欲しいと言って返事を待ってもらった

 

そして、部屋に着き、安珍達と今後について話し合った

 

「…とりあえず、これが聖杯戦争の内容よ」

 

「なーるほどね〜、7人のマスターと7人のサーヴァントによる殺し合い…か」

 

「私たちの可愛いイリヤをそんな危険な所に行かせるなんて、あのご老人をシャーしてこんがり焼いてしまいましょうか…」

 

「同感ですね母上。イリヤは血の繋がりこそ我々にはないが、もはや家族も同然。そんな死地に向かうのは私だけで十分にごさいます」

 

「清彦様…」

 

「そーですよ!大体その聖杯なんてのも胡散臭さ満載じゃないですか!全く!」

 

イリヤは自分を大切に思ってくれている安珍達に感謝の気持ちしかなかった

 

しかし、イリヤはこの戦争に参加つもりだった

 

何故なら、たとえ0.5%の可能性しかなくとも、そこに両親が居れば会いたいし、文句の一つでも言いたいからでもあるし、何より切嗣の顔をぶん殴りたいという気持ちもあった

 

だからイリヤはこの戦争に参加つもりだと言うことを安珍達に伝える

 

「…これが私が聖杯戦争に参加したい理由。願いなんてどうでもいい。ただもし切嗣がそこにいたなら、私は切嗣の子供として、ほったらかしてた切嗣の顔をぶん殴りたい!それが私の唯一の願いよ、だからみんな。力を貸してくれる?」

 

イリヤがそう言うと、安珍達は互いに目を合わせ、イリヤの覚悟を認めた

 

「いよっし!よく言った!それでこそ俺たちの娘だ!そうと決まれば支度だぁ!」

 

「うふふ♡腕が鳴りますね!」

 

「イリヤがここまで成長するとは…この清彦の目に狂いはなかったか…」

 

「戦いは好きではありませんが、イリヤの為ならエーンヤコラです!不肖この鬼嬢、必ずやお役に立ちましょう」

 

「防御面や着物に関しては、この清美にお任せです!」

 

「みんな…!ありがとう…!」

 

この翌日、イリヤが聖杯戦争に参加する事をユーブスタスに伝え、さらにそこから数日後にお供のメイド2人を連れて、第5次聖杯戦争の舞台である、冬木に向かうのだった

 

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【第5次聖杯戦争 1日目 夜】

 

聖杯戦争に参加する事になった一人のマスターがいた

 

彼の名は衛宮士郎

 

学校校内にある事情で残っていたら、偶然にもサーヴァント同士による戦いを目撃してしまう

 

それに気づかれた士郎は次第に追いつかれ、心臓を突き刺されてしまう

 

死を覚悟する暇もなく倒れ伏したが、しばらく意識を失った後、胸の傷は無くなりあったのは見たことも無いペンダントだけだった。

これを士郎は姿も知らない命の恩人の落し物と思い、生涯大切にする

 

そして家に帰ると、先ほどのサーヴァントが自分を殺しに再び現れ、絶対絶命のピンチとなる

 

しかし、蔵にあった魔法陣から、謎の少女が現れた事により、事なきを得た

 

少女は自分の事をセイバーと名乗った

 

そしてまたしばらくして、今度は別のサーヴァントがやってきてたが、それが同級生で密かに憧れていた遠坂凛のサーヴァントだとわかり、セイバーにやめるように静止した

 

そして凛から聖杯戦争について聞き、さらに詳しく聞く為、冬木にある教会へと向かった

 

そこで出会った神父、言峰綺礼に聖杯戦争について詳しく聞いたのと、自分の義理の父である衛宮切嗣もこれに参加していた事も知る

 

そして前回の聖杯戦争で10年前に起きた冬木の大災害についても語られた

 

士郎はこの事実を聞いても、それでも参加する意思と、聖杯戦争を終わらせる為に戦うことを言った

 

その後、凛と共に教会を出る直前、言峰は

 

ーーー喜べ少年、君の願いは、ようやく叶うーーー

 

そう言ってそれ以上何も言わなかった

 

外に出た後、凛はこれからは敵同士になる事を言って、士郎に覚悟するようにと言うが、士郎は「優しいんだな、遠坂って」と言って凛を赤面にさせた

 

赤面になりながらもアーチャーを連れて去ろうとしたその時

 

凛が何かを察して止まる

 

士郎もその異変に気付き止まって、周りをよく見ると、正面に小さな女の子と、その後ろに5人程の人物達がいた

 

「こんばんは、凛。こんな夜にデートだなんて、随分と余裕があるのね」

 

「アインツベルン…!」

 

凛は見ただけでわかった

 

その特徴的な白い髪と肌、そして桁違いの魔力量

 

凛はこの少女がアインツベルンのマスターだとすぐにわかった

 

一方で士郎側は、セイバーがレインコートを脱ぎ捨てて戦闘準備に入り、後ろの5人に警戒していた

 

しかし、凛はその5人を見て驚愕していた

 

「嘘でしょ……なんで、何であんたがサーヴァントを『5人』も連れてるのよ!」

 

そう、本来の聖杯戦争では、マスターと契約を結べるサーヴァントは1人のみ

 

このように5人もいるのは異例中の異例であった

 

「どーでもいいでしょ?それより、先ずは自分の心配をしたらどう?凛」

 

「くっ!アーチャー!」

 

「分かっている!」

 

アーチャーが実体化し、凛の前に出る

 

「へー、それが貴女のサーヴァントね。そっちのお兄ちゃんは……まあ、どうでもいいわ。それじゃあみんな、やっちゃえ☆」

 

イリヤがそう言うと、大剣を持った僧侶らしき男がセイバーに向かって突撃する

 

そしてその後ろから着物を着た少女が扇子から火球を放ちながら掩護する

 

そしてアーチャーの方は、刀を持った侍と薙刀を持った女と両方を相手にしていた

 

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【セイバー陣営視点】

 

2対1と数的には不利だが、セイバーはそのよつな差は何ともないが如く、終始互角だった

 

「ほう?俺ときよひーの連携をここまで受け切れるとは、オメェ只者じゃあねぇな?」

 

「貴殿こそ、その身よりも巨大な剣を振り回しても微動だにしない。さぞ名のある英霊なのだろうな」

 

「止してくれよ…、俺なんざただの破壊僧だぜ?」

 

「旦那様ぁ?私以外の女とあまりお喋りしないでいただけます?」

 

「おおっと俺とした事が…、俺の可愛い可愛い嫁さんを放ったらかしにするなんざぁ、夫失格だぜこりゃあ」

 

そう言ってセイバーを他所に二人は暑い口づけを交わし、それを見た士郎やセイバーは思わず顔を赤くする

 

「………よぉし、きよひニウム補給完了ぉ……」

 

「ああ…♡旦那様の唾液が私の口の中に……♡」

 

「んじゃ、再開といきますかぁ!」

 

さっきとは比べ物にならないスピードで走る僧侶、呆気に取られていたセイバーは受け身が少し遅れたが、体制を立て直す

 

セイバーも負けじと剣撃を繰り出すも、さっきとは太刀筋も剣術もまるで別物のようになっていて、その太刀筋に慣れるので精一杯だった

 

しかし、慣れようにも横や後ろから火球が降ってきたり扇子が巨大化して叩きつけられそうになったりと、苦戦していた

 

「オラオラァ!!どうしたどうした⁉︎さっきまでの勢いはどうした⁉︎もっと本気を出せ!」

 

「くっ!(この剣撃といい太刀筋といい、いつかのランスロット卿を思い出してしまう…!)」

 

「隙ありです♡」

 

セイバーが考え込んでいるその時、横から扇子を巨大化させ、セイバーに叩きつけようとする

 

しかし、セイバーはスキル『直感』のお陰でそれを回避し、少女に攻撃する

 

が、それをさせまいと僧侶が突然前に出て、その剣撃を受け止める

 

「何⁉︎」

 

「おうテメェ…人様の嫁に何してくれくれてんだゴラァァァァァッ!!!!」

 

鍔迫り合いになるのに夢中になっていたセイバーは、僧侶の蹴りを捉える事が出来ずにそのまま壁に激突してしまう

 

「ガハッ…!」

 

「セイバー!」

 

壁に激突し、ダメージが蓄積していたセイバーは、もはや立っているので精一杯な状態になっていた

 

そして僧侶が大剣を振り上げトドメを刺そうとしたその時

 

「うおおおおおおおおお!!」

 

さっきまで見ていた士郎が突然セイバーを突き飛ばして、身代わりとなる

 

それを見た僧侶は、寸前と所で剣を止める

 

士郎は死を覚悟していたが、いつまで経ってもこない剣撃と痛みに違和感を感じ、振り向いてみると

 

そこには笑顔で大剣を背中に背負っていた僧侶がいた

 

「へっ!オメェ中々根性あるじゃねぇか!その根性に免じて、今回だけは見逃してやるよ」

 

そう言って、僧侶は去っていく

 

その後ろを付いてくるように、少女も去る

 

去る直前、少女は士郎を見て一言言った

 

「あまり死に急いでいると、いつか後悔しますよ?」

 

そう言って、僧侶の元へと向かい、この場を去る

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

【アーチャー陣営視点】

 

一方で凛達の方はと言うと

 

元々のステータスが低いアーチャーは高ステータスの二人に押され気味だった

 

遠距離攻撃をしようにも、他の一人に邪魔されてあまり身動きが取れない状態だった

 

「ふん、弓兵にしてはよくやる」

 

「そちらこそ、見事な連携に恐れ入るよ」

 

「皮肉か?ふん、それもよかろう」

 

再び戦闘を再開する

 

しかし上手く動こうにも向こうの連携が良すぎて、せめて距離を少し離させるだけで精一杯だった

 

一方で凛は、イリヤとマスター同士の対決をしていたと思われていたが、イリヤには一人サーヴァントがついており、ガンドで攻撃しようにもそのサーヴァントによる守りによって防がれていた

 

「どうしたの凛?まさか私の為に手加減してくれてるのかしら?」

 

「そんな訳ないでしょ!アンタのサーヴァントが邪魔してるせいで上手く動けないだけよ!」

 

「ふふん!戦闘面では役に立ちませんけど、私は防御に特化してる分援護は得意なんですよー!」

 

凛は宝石を使って攻勢に出るも、やはりサーヴァントが作り出す布のような物に防がれる

 

「それじゃあ今度はこっちの番ね」

 

イリヤは懐に隠していた刀を抜き、凛に一気に近づく

 

凛はどうにか宝石やらガンドを使って距離を離そうとするが、サーヴァントが作り出す布がそれを邪魔していた

 

そして斬り伏せられそうになったその時

 

凛はニヤリと笑いイリヤの懐がガラ空きだった為、そこに言峰直伝八極拳を食らわす

 

イリヤは吹き飛ばされるも、サーヴァントが瞬時に作り出した布に覆われて激突はしなかった

 

「…へー、やるじゃない凛。見直したわ」

 

「はあ…はあ…結構今のは強くやったと思ったんだけど…けろっとしてるあたりムカつくわね…」

 

「ふふ、打たれ強さなら自身があるもの、当然よ」

 

そしてまた再び戦闘をするかに見えたが、イリヤは何かを察したのか、刀を仕舞う

 

「どうやらあっちは終わったみたいね」

 

「!衛宮君!」

 

凛がイリヤの言っている意味を理解するのにそう時間はいらなかった

 

「私のサーヴァントの中で一番強い二人が戻ったもの当然ね、今日は顔合わせのつもりだったし、今日はここまでにしてあげる」

 

そう言ってサーヴァントと共にこの場を去るイリヤ

 

凛はアーチャーの様子を見にいくと、体中が切り傷だらけになっていた

 

「お互い、こっ酷くやられたみたいね…」

 

「ああ…遠距離戦に持ち込もうにも、やはり2対1では分が悪かったか…」

 

凛が士郎の元へ行こうとすると、そこには満身創痍の状態になったセイバーを担ぎながらこちらにくる士郎の姿だった

 

「衛宮君!」

 

「遠坂?無事だったんだな!」

 

「まあね、でもアーチャーがボロボロよ。…そっちもボロボロみたいだけどね」

 

こうして、聖杯戦争の第1夜が終わる

 

はたして、どちらの陣営が勝つのか?

 

はたまた、この話にまたギャグは現れるのか?

 

次回に続く……




戦闘回は苦手だけど、精一杯やってみたでござるの巻

そして、また更新は不明なのであった
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