自我を手に入れた少女達の翼   作:わんたんめん

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んー?最近字数が増えてるぞー?


第39話 戦火の先に

「全砲門、目標戦艦棲鬼!!斉射、初め!!」

 

大和の主砲であり、代名詞でもある『46㎝三連装砲』の砲門が切られ、砲弾が発射される。三基九門の砲塔から放たれた砲弾は敵艦隊の一番先頭にいた二隻の戦艦棲鬼のうち、片方に集中する。

軽いキノコ雲が上がる。大和の主砲はそれほどの威力なのだと、ヒイロ達は舌を巻いて見ていた。

 

「すっげえー・・・長門や金剛より主砲の威力が高えな・・。」

「初弾を命中させる技術にも脱帽ものだな。」

「だが、相手はあの戦艦棲鬼だ。そう簡単に行くとはーー」

 

ガロード、刹那が大和に対し、感嘆の声を上げるが、アムロは反面、厳しい目で戦艦棲鬼を包んでいる爆煙を見つめていた。アムロの想像通り、爆煙から姿を見せたのはダメージは見受けられるものの、健在な戦艦棲鬼の姿であった。

 

「やはり、一筋縄ではいかないか。」

 

アムロは当然といった表情で見ているところに空母棲鬼が指示を下しているいるのが目に入った。その指示が深海棲艦の艦隊に伝わり、敵の艦載機が発艦される。ヒイロ達の目にもその光景は写っていた。

 

「赤城さん達空母も艦載機の発艦を始めています。どうします?」

「もはや定型化してきていますが、発艦される艦載機の援護を。いくら激しい戦闘となってもまずは制空権の確保を優先してください。満足にアイオワさん達も撃てませんし。」

 

アリスがヒイロにそう尋ねると、ヒイロはそう指示を行った。

 

「敵の艦載機の発艦を確認!!数がヤベェぞこれ!!」

「空母の皆さんは艦載機の発艦を急いでください!!」

 

横須賀の摩耶が対空兵装を準備しながらごねる。大和はその報告に対し、艦載機の発艦を促した。そこに呉の扶桑から意見具申が入った。

 

「あの、ヒイロさん達に制空権確保の援護をしてもらうのは、どうでしょうか?」

「ヒイロさん達に、ですか・・・。そうですね。彼女らには申し訳ありませんが、そうしてもらいましょう。佐世保の皆さんは構いませんか?」

 

大和はアイオワ達にそう聞いた。なぜかというと、ヒイロは他の艦娘達とは違い、提督の身でありながら戦場に出ている。提督が危険に陥るのはあまりアイオワ達が良い気はしないのではないかーー。そんな気かがりから大和は確認を取った。しかし、帰ってきたのは予想に反するものでーー

 

「通信の必要はNo thingだと思うわ。Admiral達もそれは分かってるはずよ。」

 

アイオワの言葉に佐世保の艦娘達は笑顔でうなづいた。それとほぼ同時に、ヒイロから通信が入る。

 

『こちら、ヒイロ・ユイ。これより制空権確保の援護を行います。そちらは艦載機の発艦を急いでください。』

「ほらね♪」

 

アイオワが大和に対し、ウインクをした。それを見た大和は顔を綻ばせながら、通信機を口に回す。

 

「お願いします。ですが、数はかなり多いです。お気をつけて。」

 

大和が通信を終えると、戦艦棲鬼に目を向ける。本体と思われる人型の後ろに豪腕を持つ艤装が立っている。その姿は見たものに恐怖を感じさせる。

 

大和が主砲を放とうとした時、爆音と爆光が戦場に轟いた。山吹色の爆光は敵艦載機が墜ちたと思われる小さな爆発を起こしながら、一直線に進んで行った。

 

「な、なんですか!?い、今の光と音は!?敵の新兵器か何かですか!?」

 

大和が驚いた様子で空を見上げる。しかし、そこには先ほどの規模に見合うほどの大きさを持つものは見えなかった。困惑の表情を挙げていると、再び、ヒイロから通信が入る。

 

『お気遣い感謝します。ですがこの通り、敵の艦載機はそれほど問題はありませんので、ご心配はなさらず。むしろそちらが気をつけてください。』

 

ヒイロからの通信が終わると、大和は引きっ面で佐世保の艦娘達に尋ねた。

 

「えっと・・今のは、ヒイロさんが?」

 

それに対し長門はその光景に驚きながら答えた。

 

「いや、我々もあの威力は初めてだが、あれは提督の仕業で間違いない。」

「Oh・・・やっぱりとんでもパワーデース・・。」

 

金剛が顔をひくつかせていると艦隊の周辺に水柱が上がった。戦艦棲鬼からの砲撃が飛んできたのだ。

 

「お姉様!!無事ですか!?」

「問題ナッシングね!!ワタシに構わないで比叡、ユーが決めるデース!」

「はい!!気合い、入れて、撃ちます!!」

 

金剛からの期待に応えるべく、比叡は損傷を受けている戦艦棲鬼に向け、砲撃を開始する。しかし、比叡の持つ『35.7cm連装砲』では戦艦棲鬼の硬い装甲を貫くことは出来なかった。

 

「ううっ・・・!!か、硬いっ!!こ、こんなのを、提督達は・・!!」

『・・・ああいう強敵に関してはただ闇雲に撃っても弾の無駄ですよ?』

「ひ、ひゃい!?て、提督・・?か、艦載機と戦っているんじゃあ・・!?」

 

突然のヒイロからの通信にびっくりした反応を見せる比叡。

 

『言いましたよね?特に問題はないと。艦載機は上を取ってしまえばこちらのものです。』

「ひえー・・・そうですかぁ・・・。」

 

驚きを通り越して若干呆れ気味の比叡を尻目にヒイロは通信を続ける。

 

『戦艦棲鬼のように硬い装甲を持つ敵と戦う時、取るべき対策は主に二つです。一つは内側から攻撃する。しかし、これは巨大な敵ーー要塞とかと戦う時に取れる手法なので今回は置いておきます。』

「も、もう一つはなんですか〜!?もったいぶらずに教えてください!!戦艦棲鬼の攻撃が激しいんですよ!?こっちは!!」

 

戦艦棲鬼の砲撃を辛うじて避けながら戦う比叡。金剛も砲撃を行うが二人とも大和ほどの火力はないため決定的な一撃が入らない。わずかにアイオワと長門の砲撃がダメージになる程度だ。

 

 

『もう一つは一点を徹底的に攻め続けること。いくら硬いとはいえ、耐久力が無限にあるわけではありませんので。ついでですが、相手の弱点、ないしは損傷を受けた箇所ならなお良しです。』

 

損傷を受けた箇所、そう言われて比叡は戦艦棲鬼のある一点を見つめた。あるではないか、大和の砲撃により損傷を受け、煙を上げている部分がーー

 

「わっかりましたぁ!!比叡、全力で、狙い撃ちます!!」

『各員にも通達をお願いします。こちらはこちらでやらなければならないことがあるので。』

 

ヒイロからの通信が切れると、比叡は長門に早速、ヒイロと話した内容を伝える。それを聞いた長門は、

 

「なるほど、一点集中か・・・。わかった。各艦に告ぐ!!大和の作った損傷箇所に徹底的に攻撃を続けろ!!」

 

長門の号令のもと、佐世保の艦娘達は戦艦棲鬼の損傷箇所に向けて砲撃を行う。しかし、これ以上やらせないというように、戦艦棲鬼の艤装が豪腕な腕を用いて飛来する砲弾を振り払った。

 

「うっわー、なにあれ。あんなのってありなの?どうする?大井っち。」

 

北上が戦艦棲鬼に苦笑いを浮かべながら大井の方を見ると大井は何か怖い顔をしながらブツブツと言っていた。

 

「ちっ、魚雷が入らないじゃないの・・・。硬すぎんのよ・・。魚雷ぶち込んで中から爆破してやろうかしら・・。」

「大井っちー?」

「はぁい♪北上さん♪どうかしましたかー(≧∇≦)」

 

北上に呼び掛けられたからか怖い顔から一転、満面の笑顔になる大井。

それに北上は特に気にしない様子で話しを続ける。

 

「んー、いや、どうする?あいつ、ホントに硬いんだけど規格外だよってーーおりょ?」

「どうかしましたか?北上さん・・って、なにあれ。」

 

北上の視線につられるように空を見るとオレンジと緑、二つの光が急激なスピードで戦艦棲鬼の後ろから突っ込んでくるのが見えた。

 

「刹那!!遅れんなよ!!」

「問題ない。このまま切り裂く!!」

 

ハイネと刹那だ。アロンダイト、GNソードⅢからそれぞれビーム刃を形成する。

気づいた戦艦棲鬼が迎撃を行おうとするが、時すでに遅し。

 

ハイネと刹那が一閃すると、戦艦棲鬼のあの砲弾を弾いた豪腕が両方とも斬り落とされる。

 

「今だ!!早く撃て!!」

 

ハイネからの急かすような声に長門達は言われるがままに一斉砲撃を行う。放たれた砲弾は防ぐものがなくなった損傷箇所に直撃。戦艦棲鬼は大爆発を起こして海に沈んでいった。

 

「や、やりましたぁ!!」

 

比叡が喜びながらハイネ達に目を向けると、刹那が笑顔を、ハイネはサムズアップをしていた。しかし、ハイネが軽く胸を抑える素ぶりを見せると刹那が心配そうに近づく。ハイネは刹那に笑顔を向け、そのまま再び空へと戻っていく様子が見えた。

 

「提督が向かわせてくれたのかもな。全く、あれほどの敵艦載機を相手にしながらハイネと刹那を寄越せる余裕があるとは・・。」

 

不意に長門がいくつもの爆発が起こっている空を見つめていった。

赤城達空母の艦載機を加えた制空権の確保はヒイロ達の優勢で進んでいた。

 

「うわー、向こうの戦艦棲鬼よりもっとえげつないのがいたわー。」

「本当にそうですよね〜・・・。アムロさんなんかときおり後ろを見ずに敵艦載機を落としている時もありますし。」

「あーわかるー。どうやったらあんな芸当ができるんだか・・。」

 

大井は北上とともに苦笑いをして空を見上げていた。

 

「あの、倒したのは構いませんけど・・もう一隻の方は・・?」

「あ、そうだった。長門さーん、もう一隻はどうなってるー?」

 

神通からの指摘で思いだした北上は長門に確認を行う。

 

「大和や扶桑といった横須賀と呉のチームが戦っているようだが・・。」

 

長門はもう一隻の戦艦棲鬼と戦っている横須賀と呉の艦隊を見据える。

そちらは大和を攻撃の基盤としてうまく連携を組んで戦艦棲鬼を圧していた。

 

「問題はないようだ。さすがは横須賀と呉の艦隊だ。我々とは練度がまるで違う。」

「まぁこっちはまだできてばっかりだしねー。提督達のついでで出されてもらってるっていうのが9割がただろうし。」

「それならme達はme達なりにできることをやりましょう。例えば、アイツを相手取るとか。」

 

長門と北上が話している中、アイオワが指を指す先には空母棲鬼がいた。艦載機の統括をしているのを倒せば、戦局は幾分かこちらに傾くであろう。

 

「ええ、そうですね。私達にできることを成しましょう。」

 

赤城が頷きながら空母棲鬼を見据える。艦載機は発艦させてしまっているため、できることは少ない赤城だが、それでもなにもしないよりはマシだろうと考えた。

 

「よし。ならば、佐世保鎮守府の艦隊は空母棲鬼の討伐に移る。各員、やられるなよ。」

『了解!!』

 

「はぁっ!!」

 

ヒイロは飛来する敵の猫型艦載機をビームサーベルで真っ二つにする。味方の艦載機の突入コースを確保しつつ、敵の艦載機を徐々に減らしていくが、いかんせん数が多い。

 

「ヒイロっ!!」

 

呼びかけに咄嗟に反応し、その場を離れると五つの光が敵の艦載機だけを狙い落とす。キラの『フルバーストモード』による超精密射撃だ。

落とした数は今のだけで40はくだらない。

 

「敵の艦載機だけを・・。さすがです。」

「そんなことはないよ。もう一回撃つから合わせてくれる?」

「了解です。タイミングはそちらに任せます。」

「わかったよ。ターゲット、マルチロック・・。」

 

キラ、もといフリーダムガンダムに搭載されている『マルチロックオンシステム』により、一度に複数機をロックすることが可能だ。キラは目を閉じながらも意識を集中させる。

 

「今!!撃って!!」

「攻撃開始。」

 

キラのフルバーストによる砲撃は正確に敵艦載機を貫く。中には溢れものもあったが、それはヒイロのバスターライフルにより消滅した。

 

(くっ・・・ツインサテライトキャノンが使えたら・・・。)

 

ガロードは空を覆い尽くす赤い雲を睨みながらごねる。

太陽光発電をすることで真昼間からツインサテライトキャノンが撃てるのはありがたいが反面、逆に夜や太陽が隠れてしまっている状況では使えなくなってしまった。

 

(いや・・・あれは、そう易々と使っていい代物じゃねぇな・・。そう考えると自分の武装の貧弱性がヤベェな・・。)

 

ツインサテライトキャノンが使えない時にガロードが扱えるのは専用バスターライフルとハイパービームソードが二振りの合計三つしかない。バルカン等々は人の体を持った際にオミットされてしまっている。

 

ガロードが敵艦載機の多さに手を焼いていると、下方からミサイルが飛来する。緑色の粒子を出しながらソレは敵艦載機に着弾し、複数巻き込みながら爆発する。

 

「GNマイクロミサイル・・?刹那かっ!?」

「無事か?手を焼いているようだったから援護させてもらった。」

「長門達の方はどうなった?」

 

長門達の援護から戻ってきたハイネと刹那だ。戻ってきたということは長門達の方は問題なくなったのだろうが、確認のため一様聞いておいた。

 

「アイツらもうまくやっている。心配はいらねぇよ。」

 

ハイネが手短に伝える。ガロードにはそれで十分であった。

 

「もう少し援護してくれねぇか?武装の少なさもあってちょっと手が回らなくなってきたからよ。」

「元よりそのつもりでこちらにきた。遠慮は必要ない。」

「そういうこった。気にすんな。」

 

刹那が背中のオーライザーから『GNビームバルカン』をばら撒き、敵艦載機を牽制する。

 

「こいつで・・・!!」

 

ハイネが艦載機が集まったところにちょう距離ビーム砲を叩き込み、一網打尽にする。

 

「ガロード、残ったやつを頼む!!」

「あいよ!任せなぁ!!」

 

ガロードが撃ち漏らした敵艦載機を殴る蹴るといった近接格闘で粉砕していく。爆弾を抱えているものもあったが、ガロードの強靭な装甲の前にこれといったダメージはガロードにはつかなかった。

 

「あれは・・味方の艦載機?」

 

アリスがふと視線を向けると一機の味方艦載機が三機の艦載機に後ろをつけられている様子が視界に入った。

 

「寄ってたかって・・。見過ごせない。」

 

アリスはブースターを蒸し、ドッグファイトに乱入する。突然のアリスの介入に敵艦載機は味方艦載機へのターゲットをやめざるを得なくなった。

 

「行って。ここは引き受けるから。」

 

味方艦載機の妖精さんはコックピットの中からアリスに対し敬礼をすると、空域を離脱して行った。

アリスはそれを見届けていると、敵艦載機が獲物を逃した腹いせと言わんばかりの軌道でアリスに攻撃を仕掛ける。

 

「機銃程度なら避ける必要もないけど・・・。」

 

アリスは上昇することで、機銃を避け、敵艦載機の頭上を取った。そしてそのままアリスの巨大なバックパックに搭載されている『ビームカノン』で艦載機を撃ち落とす。

 

「勢いはこちらに分がある。でも、数の差は向こうのが圧倒的・・。やっぱり空母を叩きに向かった方が能率がいいのかな・・。」

 

空母を叩けてば必然的に動ける艦載機も少なくなるはず。そう考えたアリスは高度を落とし、空母の撃破へと向かう。

そんな中、高度を下ろしている時、敵の編成について気になる点があった。

 

「上空から見て初めて気づいたけど・・姫級、鬼級が見当たらない?どういうこと?最初の3人で全員?」

 

編成を上空から見ていると奥に行けば行くほどーーつまり光の柱に近づけば近づくほど戦力が脆弱になっていく。普通は主力というか、本隊長は後ろにいるものだ。てっきりアリスは光の柱の中に本隊長がいると思っていた。

 

(でもこの陣形を見る限りそれはありえない。つまり、この部隊は私たちに向けるための戦力じゃない。むしろーー)

 

アリスは視線を未だに遠くにそびえる光の柱に目を向けた。

 

(あの光の柱に対して、戦力を向けているようなーーとなるとあれは・・敵、なんでしょうか?)

 

そこまで考えが至ると、アリスはヒイロに通信をかける。

 

『アリスさん?どうかしましたか?』

「敵の陣形についてなんですが、少し気になることがあってなんですが。」

『敵の陣形・・?あまりよく確認してはいないので詳しくは言えないと思いますが・・』

「いえ、別に構いません。ただ私が考えたことについてヒイロさんがどう思うかを知りたいので。」

 

アリスはそういい、ヒイロに自分が思ったことを話し始めた。

 

「ーー以上です。どう思いますか?」

 

アリスがヒイロにそう確認を取ると、ヒイロは通信機の向こう側でうーん・・と唸っていた。そして少し時間が空いて返答が返ってくる。

 

『結論として現時点ではその判断のしようがありません。あの光の柱の現象は今回が初めてであり、危険度も未知数です。もしかしたらそういう陣形を元から取っているのかもしれませんし、様々な憶測が飛んでしまいます。』

「そう、ですか。」

 

少し沈んだ声を出すアリスに対しヒイロは話しを続ける。

 

『でも様々な憶測の中には貴方の言う通り、敵ではないと言う可能性も含まれています。ですので、まずはこの状況を切り抜けてから考えましょう。私も一緒に考えますから。』

「・・・はい。ありがとう。ヒイロさん。」

『感謝するのはこちらですよ。アリスさんが気づかなければそのまま敵を撃破していたところでした。』

 

アリスとの通信を終えるとヒイロはキラと顔を見合わす。

 

「キラ、貴方はどう思います?」

「僕は・・・アリスの言う通りだといいなって思ってる。」

「やっぱりそうですよね・・。私もそちらの可能性に賭けてはいます。でも、もし、私達に仇を成す存在であるならーー」

「その時はその時だよ。だから、今はーー。」

 

キラからそういわれヒイロは無言で頷いた。

 




今回も楽しんで頂ければ幸いです^_^
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