やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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前回までのアーシスの活動!

ジョセフが大志に勝利した頃、八幡と川崎沙希の戦いが展開されていた。

朝露の水滴の波紋勝負の後、続く肉弾戦。
格闘の能力は八幡に分があった。
続くスタンドの戦い…しかし、八幡は既に負けていた。

戦いの開幕当初から、既に八幡は沙希の術中にはまってしまっていた。
沙希は最初から八幡に催眠術をかけていた。
観察して相手の技や弱点を見切るスタイルを逆手に取られていた!
そしてスタンド能力…サマーハプノ・サファイア。
使用者である沙希すらもショボいと言っているが、術にはまってしまえば命に関わるその能力とは?


ジョースターとツェペリの戦い3

sideジョセフ・ジョースター

 

ジョセフ「さて、とりあえずは二人の再起不能者をアルプスに運ぼうかのぅ?特に八幡はやばそうじゃ」

 

沙希「応急処置はしておいたけどね。まぁ、しっかり処置しておいた方が良いんじゃない?」

 

ワシらは大志と八幡を仗助といろはに渡す。

 

ジョセフ「八幡は歯を治した後は、いろはに処置させるんじゃ。そして食べ物を速やかに用意せい。あといろはよ」

 

いろは「何?ジョセフ」

 

ジョセフ「八幡からMAXコーヒーを預かっておるな?」

 

八幡のことだ。あの甘党ならいろはに必ず預けておるじゃろう。いろはとMAXコーヒーは八幡の癒しじゃからのう。

 

いろは「う、うん。確かに預かってるけど…」

 

ジョセフ「早急に飲ませるんじゃ。歯の治療よりも早くに。症状を見てわからんか?」

 

ワシに言われていろはがハッと気が付く。

 

いろは「ハチ君!待ってて!すぐに飲ませるから!気を失っちゃダメ!」

 

エンポリオ「え……こ、この症状は!」

 

徐倫「わかるの?!エンポリオ!」

 

エンポリオ「冷や汗…異常なまでの空腹…眠気…もうひとつの症状があるから分かりにくかったけど、間違いない!治療よりも早くMAXコーヒーを!ただの水分じゃあダメだ!スポーツドリンクも買ってきて!」

 

流石じゃな。エンポリオ…だてに知識を幅広く蓄えてきただけはある。

いろははすぐにバックからMAXコーヒーを取り出してベンチに八幡を寝かせると、膝枕をして八幡にMAXコーヒーを飲ませる。

 

京華「ジョーちゃん、さーちゃんの能力がわかっちゃったの?」

 

ジョセフ「そうじゃぞ?けーちゃんじゃったな?君の知ってのとおり、スピードワゴン財団と医療研究は深い繋がりがあるからのう?ここまで分かりやすい症状じゃあすぐにわかる。違うかな?けーちゃん?」

 

京華「じょーちゃん……もしかしてけーかの事を…」

 

ジョセフ「他の奴にはわからんじゃろうが、ワシがわからんわけがなかろう?気付いておっても意地悪くサプライズしようとしているバカもおったようじゃがのぅ?」

 

ワシはそう言っていろはに膝枕をされてMAXコーヒーを飲む八幡を睨む。ボトルのMAXコーヒーか…。相変わらず好きじゃのう?じゃが、それだけ飲まさなければ危なかったやも知れん。

 

八幡「ングング…プハァ…わりぃ、いろは…助かったわ」

 

いろは「次はエメラルド・ヒーリングです。そんな危険な状態になるまで我慢して……。こんなデモンストレーションで命を落としちゃう所だったじゃあないですか!わたしを心配させないで下さいよぉ!」

 

いろはがポタポタ涙を流しながら八幡に抗議する。

まったくじゃ。このアホめ。

医学を多少でもかじっとる者がおったから良かったものを、仗助やジョルノでは間に合わなくなるところじゃったぞ。静もこの辺の知識は疎いようじゃしな。

 

八幡「流石だな……的確な処置で助かったぞ…ジジイ」

 

ジョセフ「間抜けめ。自分の観察能力を過信しておるからそうなるんじゃ。まぁ、初見で見破れと言うのは無理じゃろうがな」

 

あれは中々気付かない。八幡が間抜けじゃというよりも、むしろ巧妙に誤認させるこの若者が凄いのじゃ。

医学をかじっとらんかったら食らっている本人も気が付かん。八幡は最後の最後で気付いたようじゃが。

 

ジョセフ「確かにショボい能力じゃのう?むしろ、そういう使い方に気がついただけでも大したもんじゃ」

 

沙希「へぇ…じゃあ、あたしの能力を当ててみなよ…と言いたいところだけど、処置が完璧すぎるから見破られたようだね。あたしの能力」

 

ジョセフ「知識と言うのは知っておるだけじゃあダメじゃ。きちんと活用せんとのう。ましてや自分の能力ならなおさらじゃ」

 

わかっておる二人だけがクックックッと笑い合う。

 

エンポリオ「ハッチは気付くべきだったんだ。多分、途中から既に症状は出ていたんだ。異様な空腹や意識の低下があったはず…なのに無理して動いて…」

 

徐倫「エンポリオ、いろは。どういうこと?いい加減、教えてよ」

 

いろは「川崎先輩の能力は…糖分を自在に操る能力…ハチ君が陥った症状は低血糖症状。血液に含まれる糖分を奪われたから、ハチ君はこうなったんです。更に、わずかに残った糖分もアルコールに変えられたんですね。だから普通なら蒼白になるはずの顔色が、酔っていてむしろ赤みがさしていたせいで、すぐには気付けなかった…ショボいと言いながら、何て危険な攻撃…さらに低血糖時のアルコール接種なんて更に危険」

 

海老名「糖分を操るぅ?そんなんでヒキタニ君はこうなっちゃったの?信じらんないだけど」

 

いろは「低血糖症状を甘く見ちゃダメですよ?典明おじさん。最終的には意識を失って、死に至るケースも少なくありません。さっきまでのハチ君の症状は危険域に達していました」

 

そうじゃ。低血糖症状。ワシがすぐに気が付けたのも、この症状は処置を間違えれば命の危険があるから覚えておったのじゃ。一見、ただの熱中症にも見えなくはないからのう。お嬢ちゃんが八幡に放ったそれを見て、ピンときたのじゃ。

この娘が作るカクテルやワインが旨かったのも気が付く要因があった。ワインやカクテルは糖度やアルコールの調節が命じゃからのう。

 

沙希「流石だね。ここまで医学に強いのがいたなんて。一色いろは。いや、エリナ・ジョースター。流石は元看護師なだけはあるよ。ジョセフ・ジョースターも、専門外なのに何て知識なの?それで、その危険な能力と知っていても、あたしとやる?」

 

ジョセフ「糖分を操る……それが一見ショボいようじゃが、確かに恐ろしい能力じゃ。じゃが、勝てんとは言っておらんぞ?お若いレディ」

 

京華「ジョーちゃん、勝てるの?サーちゃんに」

 

ジョセフ「お前さんもイタズラ好きは相変わらずじゃのう?まだそんな事を言っておるのか。ワシを誰じゃと思っとるんじゃ?ワシがお前さんの前でカッコ悪いところを見せた事があるか?」

 

京華「ん~~…ある!特に…」

 

八幡「けーちゃん。黙ってような?後が面白いから」

 

京華「わかった!はーちゃん!」

 

八幡「偉いぞ~けーちゃん」

 

ジョセフ「八幡…お前さんは本当に性格がひねくれとるのぅ。負けてカッコ悪い姿を晒したばかりじゃと言うのに」

 

八幡「ぐ………忘れろ…クソジジイ」

 

いろは「ぐすっ!忘れませんよ……忘れられません…こんな無理をして…」

 

八幡「ぐっ…悪かった…いろは」

 

今日はいろはは八幡から離れんな?覚悟するのじゃな、八幡。ああなったらエリナお婆ちゃんは怖いぞ?ワシがよく知っておる。

さて、おしゃべりはここまでじゃ。

 

八幡「わかってるよな?ジジイ」

 

ジョセフ「ああ、お前さんの敗北を無駄にはせぬよ。黙って見ておれ」

 

八幡「流石はジジイだ…」

 

そう言って八幡は小町が買ってきたスポーツドリンクを煽る。

糖分の吸収が一番良いのはスポーツドリンクじゃからのう。

 

沙希「どうしてもやるの?ジョセフ・ジョースター」

 

ジョセフ「弟子がやられて指をくわえて見てるなどできんわい。ましてや、お前は前世の八幡の師匠じゃったと言うではないか。今現在の師匠が、元師匠にしっぽを巻いて逃げる訳にはいかんじゃろ。ワシはな?戦略上逃げることはあっても、戦いそのものからは逃げた事はないのが自慢なんじゃ」

 

三浦「夕べは逃げたじゃん…」

 

あれは逃げた内には入らんわい。最初から参加してはおらんし、ただの家族団欒なんじゃからな。

 

沙希「そう、じゃあ始めるよ。ジョセフ・ジョースター。実はあたしも、アンタとは一度やりあいたかったんだよね。柱の一族を全滅させ、波紋の一族の悲願を達成したアンタを」

 

このお嬢ちゃん、意外とバトルマニアじゃのう。

 

ジョセフ「良かろう。ジョセフ・ジョースターの戦いの年季を見せてやる」

 

沙希「それじゃあ、ジョジョにやった……って、アンタもジョジョか…ややこしい。比企谷にやった小手調べからいくよ」

 

ジョセフ「良いじゃろう。来るがいい」

 

沙希お嬢ちゃんは水滴を浮かび上がらせようとするが。

 

………無駄じゃ無駄。

 

沙希「水滴が浮かばない!?」

 

ジョセフ「タネがわかっちょる攻撃なんぞ、通用するわけないじゃろう?波紋の力は、必ず背反する力をもっちょる。ましてやそれに催眠が施されておっとるなれば、このワシがやらせるわけがなかろう?」

 

沙希「ならば…こっちの催眠ならばどう?」

 

ジョセフ「やって見るが良い」

 

ワシは目を瞑る。催眠とわかっていて見るバカはおらんじゃろ?

 

沙希「やっぱりそう来たね。ハッ!」

 

シュルルルル!ザクッ!

 

ジョセフ「ぐうっ!シルクハットのカッターじゃと!」

 

沙希「カッターの元が元々あたしが身につけていたものならば、妨害の波紋は関係ない。パパウパウパウ波紋のカッター!」

 

シュルルルル!ザクッ!ザクッ!ザクッ!

 

川崎沙希はワインを口に含んでそこから波紋のカッターを射ってくる!

 

ジョセフ「未成年の飲酒はいかんぞ!お若いレディ?」

 

沙希「糖分をコントロールしてアルコールは抜いてあるから大丈夫よ。ピョッ!」

 

ドカッ!

一足飛びで一気に間合いを詰め、波紋を足先に集中させたキックをワシの腹部に当ててくるお嬢ちゃん。

 

ジョセフ「ぐふぅっ!」

 

バリバリ

 

沙希「ちっ…お得意のカウンターの茨か…あたしも感電しちゃったよ。抜け目のないジジイめ…」

 

ジョセフ「ハーミット・パープル!」

 

沙希「ちっ、掴まった…」

 

ジョセフ「今度はお前さんがカッターを食らう番じゃ!食らえ、リーフスラッシャー!」

 

沙希「くっ!」

 

八幡が昔ジョルノにやった葉っぱに波紋を通して鋭い刃に変えて切り刻む技を人工芝でやる。天然芝でないからいまいち波紋は伝わりにくいが、背中から首筋にかけて彼女に切り傷を作る。

波紋で体を固くしたのか、服と皮膚を切り裂く程度じゃったが、意識を一瞬そちらに回せれば良い。少しだけ挑発出来れば良いんじゃ。ブラジャーまで切ってしまったのは申し訳ないが、後ろ側なら問題はないじゃろう。

 

沙希「女の恥じらいはとっくに捨ててるよ。クソジジイ。師弟ともどもバカじゃあないの?サマーハプノ・サファイア!」

 

ついに来たか!わざと怒らせたのはこいつを早く出させる為じゃ!こいつの能力を打ち破らねば勝ち目はない!

 

沙希「比企谷と同じく、低血糖に苦しみな!ジョセフ・ジョースター!」

 

S・S「パパウパウパウパウパウ!」

 

スタンドの速度は大したことがないので、ワシはその拳のラッシュをバックステップで避けるも、一発だけ左腕で受けてしまう。

しまった!

 

ジョセフ「ぐうぅぅぅぅ…」

 

ワシの体から糖分が奪われる…。

 

 

side川崎沙希

 

ふぅ…勝負は着いた。催眠術は防がれたから、予想外に苦戦した。大志との肉弾戦を見たけれど、このジジイ、本当に百歳間近の、それも一度はヨボヨボになったとは思えない身体能力と格闘センスだった。下手をしたら比企谷以上かも知れない。

だが、一度サマーハプノ・サファイアにふれてしまえば身体能力は関係ない。ジョセフ・ジョースターはゴロゴロと転がって暴れだす。低血糖の特徴の一つに理性を失って暴れる症状がある。それに陥っているのだろう。

 

沙希「低血糖には抗えない。ましてや血糖のコントロールが難しい老人ならばなおさら…降参する?ジョセフ・ジョースター」

 

ジョセフ「うわぁぁぁぁ!くそっ!ワシの…ワシの血糖値が…血糖値が…ある!ワシの血糖値がある!」

 

何だって!?確かにあたしのスタンド攻撃はジョセフ・ジョースターに命中し、能力を使った。なのに効いていないなんて…。

不用意に近づいたのはまずかった!コイツの抜け目の無さは一級品だ!

 

ジョセフ「ワシの鋼鉄の左を受けろ!ズームパンチ!」

 

やっぱり関節を外してパンチのリーチを伸ばすズームパンチが来た!だけど、微妙に遠い!あたしはズームパンチの射程からギリギリ避ける。

 

ジョセフ「からの、ロケットパンチ!」

 

沙希「がふっ!」

 

更にパンチが延びてきて、あたしは右ほほにパンチを食らってしまう。何故……

そして、あたしの胸ぐらを掴むジョセフの拳。

これは…この左腕は…鋼鉄の義手!?そうか、さっきこのジジイが低血糖にならなかったのも、スタンドの拳をこの義手で受けたからか!直接体に触れていないから、血糖を奪えていなかった?いや、それでも多少は奪えているはず。なのに、何で無事なの?

それに、ロケットパンチって…見るとワイヤーが腕の欠損部分と義手で繋がっている。これが伸びて来たのか!

 

沙希「まずい!」

 

ジョセフ「そうじゃよ。血糖値はあってもワシの左腕は無くなっておるのじゃ!約80年前の柱の一族との戦いでのう!そして、材木座とエンポリオ、東北支部の技術部の川尻隼人君とで合同で開発したワイヤーハンド…気に入ってくれたかな?」

 

材木座「うむ!前世でサイボーグになった経験が役に立てて嬉しいぞ、ジョジョ」

 

エンポリオ「ナチスにあんな技術があったなんてビックリだったよ。それに川尻隼人さんのロボット工学の知識と僕の医療研究の脳波信号の知識…それが合わさって出来たのがあのワイヤーハンド。頼まれた時は何に使うんだろうって思っていたけど、あんな使い方を…」

 

小町「そう言えば昔から言っていたね。もっと便利な義手が欲しかったって。それがあれなんだ…」

 

材木座「そんなものでは無いぞ!比企谷小町!貴様のスタンドも参考にしておる!」

 

小町「サンシャイン・ルビーを?ま、まさか…」

 

ジョセフ「みんな!」

 

ジョセフが右腕を空に向かって人差し指をかざす。

 

アーシス一同「あれのサイン!?ふざけるなジジイ!」

 

な、何を…義手とアリーナの沿線上の人間が大騒ぎして逃げているんだけど…あれ?比企谷八幡がスーパーエイジャを、比企谷小町がスタンドを出して構えている。

 

ジョセフ「銀色の波紋疾走(メタルシルバー・オーバードライブ)!お前さんがバカにした小町に鍛えられたバカ力を受けるが良い!ランク分けにしたら中級程度の波紋で、更に上のワシの波紋を受け流すことが出来るかな?そして、エイジャの赤石の威力を食らうが良い!刻むぞ!波紋のビート!…ルビーレーザー!」

 

シュウゥゥゥゥゥ…。

 

沙希「かはっ……」

 

の、喉を……

 

八幡「ふざけんなジジイ!本物のエイジャの赤石じゃあ小町のルビーレーザーと違って射程は絞れねぇだろうが!町を壊す気か!材木座もなにやってくれちゃってんの!?あんなもの食らって平気なのはお前くらいだ!エイジャの赤石を義手に付けるなよ」

 

小町「そのエイジャの赤石は没収だよ!ジョセフおじいちゃん!大志くんに使ったように射った先が地面なら良いけど、真横に射たないで!射程を絞れないルビーレーザーなんて危なすぎる!」

 

比企谷が腕を溶かしながら叫んでいる。スーパーエイジャでレーザーを上にそらしたけど、持っていた手が耐えられなかったようね。比企谷小町も肩の一部が溶けている。あのスタンドでレーザーを吸収して逸らしたんだ。

なんて危険な技を…。

 

ジョセフ「とどめじゃ!」

 

ハーミット・パープルで雁字絡めにされるあたし。

 

ジョセフ「灼熱地獄を味わえ!!紫水晶の波紋疾走(アメジストパープル・オーバードライブ)

 

まさか、電子を揺らし、水だけを高温にする電子レンジの技術を波紋で…。

 

沙希「!?!?!?!?」

 

喉を潰され、悲鳴にならない悲鳴をあげるあたし。

服についた水分と、血の水分で体の内側から灼熱地獄を味わう。負けだ……あたしの……。

騙しのテクニック…見事だったよ。ジョセフ・ジョースター…やっぱり、あたしが育てたかった…ジョセフ・ジョースターを……。

この天才に、あたしの技術が加われば、どんな波紋使いになってたのかな……。少なくとも、ディオに負ける事はなかったはずだ……。残念で…仕方がない…。

そう思いながら、あたしは意識を失った。

 

川崎大志(ビッツロール・トパーズ)…エイジャの赤石により両足を撃ち抜かれ、降参。

 

比企谷八幡(ザ・ジェムストーン)…低血糖症状により再起不能

 

川崎沙希(サマーハプノ・サファイア)…ロケットパンチからのエイジャの赤石により喉を撃ち抜かれ、更に紫水晶の波紋疾走により焦がされ、気絶。再起不能

 

←To be continued




はい、ジョセフ無双終了です。

シュトロハイムと再開したことにより、かねてより夢だったもっと便利な義手が手に入ったら…をイメージしたジョセフの戦いでした。
やってしまった…ジョセフにルビーレーザー…ろくな事にならなそうだ…。
鬼に金棒、死神に鎌、ジョセフにエイジャの赤石とはこの事です。
ジョセフのルビーレーザー。じつはオリジナルがジョセフで、実は小町のルビーレーザーの方がパクリなのです。
ジョジョ第3部の格ゲーの隠しキャラクター、第2部ジョセフ(誇り高き血統ジョセフ)のスーパーコンボの1つが「エイジャの赤石」(別名、刻むぞ!波紋のビート)。これが本作におけるルビーレーザーのオリジナルです。
やっとオリジナルに使わせる事が出来ました。
性能は発射までに0.5秒の時間はかかるが、発射したら横1列が一瞬で射程に入り、そしてガード不能。KOFで言う無敵時間のある緊急回避以外に逃れる術はない技でした。逆をいえば、タイミングさえわかればちょいとばかり驚きはするが、実際に試してみてもう問題はない技なのですが…。

それでは次回、川崎兄弟編のラストです。
また、よろしくお願いいたします。

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