八幡の朝は平和だ。
友人とのメールをやりとり。
コーヒーを飲み、婚約者とイチャイチャ
妹と婚約者と朝御飯
何気ない会話をして登校。
あれ?これだけ?
side比企谷八幡
じめじめした空気が校舎の中にわだかまっている。登校ラッシュの昇降口は人が密集していてなおさら不快指数が上がっていた。
ボッチという語感から暗がりの隅っこの方にいると思われがちだが、俺クラスのボッチともなるとむしろ堂々と振る舞ってしまう。そのため、俺の周りはさながら台風の目のごとく、ポツンと学校内でエアポケットを形成していた。
静「また無駄にボッチごっこしてる」
まぁ、こいつも一緒にいるんだけどね?あれ?最近はボッチじゃあなくね?
教室とかでも普通にアーシス仲間と話してるな。
昇降口て上履きに履き替えて顔を上げると、見知った顔に出会った。
結衣「あ、ヒッキー、ヤッハロー!」
由比ヶ浜は履きつぶしたローファーをつっかけて、人懐っこさ全開で声を掛けてくる。
八幡「もう大丈夫なのか?」
結衣「うん!何とかショックから立ち直ったよ」
静「そう言うならもう良いけど、そう簡単に割りきれるもんじゃあない。人を殺すってのはね。とはいえ、空元気も元気の内。徐々に受け止めることね」
ジョジョだけにな
言ったら流石の俺達の仲でも喧嘩が始まるから言わないけど。
結衣「……うん。ありがと、励ましてくれて。一緒に教室にいこ♪」
八幡「おう。じゃあいろは。また昼に」
いろは「うん。またね。ジョジョ先輩と結衣先輩も」
いろはと昇降口で別れ、俺達は教室へ歩き出す。
そして、目的の教室にたどり着いた。
そこには三浦、海老名、川崎、戸塚と同じクラスのアーシスがいる。
雪ノ下含めて俺がジョジョ以外の同級生と一緒にいるのが不快にならない日が来るとは思いもよらなかった。
徐倫「はーい、出席とるよー!席につきなー!」
姉貴分の声が響き、今日も一日が始まる。
キングクリムゾン!
楽しい6限目が終わった。
俺は実直で勤勉とは無縁の学生なので、授業中は仕事をするか、仕事疲れを癒すために寝るかのどちらかだ。
やべ、俺超フリーダム。思いだけでも、力だけでも。
だが、金曜の六限目は話が別だ。
オーラルコミュニケーションの授業だったので、隣の人と半ば強制的に英会話をしなければならないのだが、始まる前に隣の女子はジョジョと代わるように交渉して席を代わっていた。この授業での女子の間の鉄則ルールだ。
始まった瞬間、俺達はイタリア語で会話を開始する。しかも大半は仕事の内容。見回っている徐倫に見付かる前に英語に切り替えるのだが…
徐倫『テメェら悪のりでイタリア語話してんのはわかってんだよ!いつまでもイタリア語苦手だと思うな!』
八幡『え?じゃあ今度から先生に悪巧みするときは何語で話せば良いんですか?』
静『最近はドイツ語を材木座から教わってるからそっちでやれば良いんじゃあないかな?ハッチ』
ゴン×2
徐倫『英語で話せ!英語で!というか悪巧みするな!』
八幡&静『充分オーラルコミュニケーション取れるんだから良いじゃんか!』
徐倫『コイツら誰か何とかしてくれー!』
三浦&海老名&戸塚&沙希『無理!』
徐倫『川崎!お前、波紋の師匠だろ!』
沙希『屁理屈ではコイツらに敵いません。この数日で良くわかりました』
徐倫『師匠が諦めるレベルなのか…』
徐倫ががっくりと肩を落とす。
八幡&静『諦めが肝心ですよ♪空条先生♪』
ゴン×2
結衣「アハハハ。楽しそうなのに何を言っているかわからないから会話に入れない」
三浦「奉仕部での普段の光景が英語になっただけだから気にするなし。わかったらわかったで疲れるだけだから」
終始こんな感じで徐倫をからかえるからオーラルコミュニケーションの授業は大好きだ。徐倫も何だかんだで楽しんでいるように見えるけどな。実に楽しかった。
帰りのホームルームも担任が徐倫の為、そのまますぐに終わり(授業ののりで英語でホームルームを始めてクラス全員に爆笑されていた。俺達含む。本人は真っ赤になっていた)、誰に気付かれる事なくそっと荷物をまとめた。なにこれスパイかよ。
CIAとかからスカウト来るかもしれない。間違ってAICからスカウトが来たら大人しく天地無用のOVA作ろう。
うん、無理ですけどね。大統領、CIAに適正あったとしても財団以外の道は無いと言いそうだし。
そんな事を考えていると、後ろでは「これぞ青春」と言わんばかりの他愛もない喧騒が繰り広げられていた。
だらだらと部活へ向かう準備をしながら先輩や顧問の悪口でひとしきり盛り上がる運動部。
今日のおやつに何を持って来ただとかで、きゃいきゃい微笑みを交わす文化部。
そして、かったるそうに放課後遊びに行く計画を話し合う帰宅部。
如何に俺を逃がさないよう、窓や出入り口を塞いで捕まえる算段と準備に走る奉仕部。
最後おかしくね?
三浦達と大和が抜けた代わりに相模グループを加えた葉山グループはダーツに行くとか言っているが関係ない。
ここは早めに去るとしよう。比企谷八幡はクールに…
戸塚「戸塚彩加はクールに去るぜ」
八幡「いきなりどうした?戸塚」
戸塚「何故か知らないけど、基本世界(原作世界)で八幡が僕の前世のネタを使う気がしたから、先に僕が言わなくちゃいけない気がしたんだ!アイデンティティークライシスは阻止するんだ!」メタァ!
お、おう…。大変だな、戸塚も。クールどころか目が血走って、かなりヒートだと思う。
どのくらいヒートかと言うと、震えるハートが燃え尽きるほどだ。
うん。そっとしておこう。俺は戸塚とは反対側の方向へとクールに去ろうとして…
戸塚「逃がさないからね?八幡」
クールに戻った戸塚に捕まった。
俺の優しさを返せ。
奉仕部部活
特別棟の四階。奉仕部の部室。今日も我らがSPWが仕事をし、幹部以外の者は雑用をやったり、小説を書いていたり、勉強をしたりしている。特に川崎は遅れた勉強を取り戻すべく必死に勉強をしている。おや?雪ノ下は今日は勉強じゃあなく、ファッション雑誌を読んでいる。
三浦「あれ、雪ノ下さん。珍しいもの読んでるじゃん。何か欲しい物でもあるの?手伝おうか?」
雪乃「良いの?」
三浦「遠慮すんなし。で、どういう物が欲しいの?」
雪乃「実は………」
三浦「……ふんふん……え?…うん…なるほどなるほどそう言うことね?良く気付いたじゃん。そう言うことなら言ってよ。いくらでも協力するから」
三浦がバシバシと雪ノ下の肩を叩きながら何かを快く引き受けたようだ。流石は面倒見の良いおかん。
雪乃「ありがとう、三浦さん」
三浦「お礼を言われるような程の事でもないし」
結衣「何々?優美子。ユキノンに何か頼まれたの?」
三浦「それは言えねーし。あーしと雪ノ下さんの秘密だし」
結衣「何かイヤな感じ…あたしはユキノンの秘書を目指してるのに…」
海老名「まぁまぁ。最初に相談を受けた優美子が優先権があるってことで。案外、ジョジョハチのどの組み合わせに似合うか模索していたのかも知れないしぃ?愚腐」
ゾクゾク!
承太郎「海老名。頼むからそのジョジョハチはやめてくれ。本気で背筋に悪寒が走る」
珍しく承太郎からツッコミが入る。ジョセフ、仗助、ジョルノまでもが冷や汗をかきながらコクコクと頷く。
ちなみに、心の中のジョナサンとディオもだ。いや、一応ジョナサンと俺は一心同体だから、ある意味でジョジョハチ完成してね?
ジョナサン『やめてくれ、八幡』
うん。ごめん。想像したら吐き気がしてきたわ。自分同士の組み合わせって何?斬新すぎね?
しかもそういう腐の臭いには敏感な海老名は眼鏡を光らせて、邪悪な笑いをこちらに向けてきている。
もう俺、邪悪の化身も悪のカリスマも返上して君に譲るわ。勝てる気しないわ、その邪悪さには。
すると、ノックの後に徐倫が入ってきた。
徐倫「ちいっす。ねぇ、たまには集団戦訓練しない?」
集団戦訓練とは複数のスタンド使いが現れた時の対処訓練だ。
仗助「良いぜ。とはいえ、どこでやる?この部屋はパソコンや書類があるから駄目だぞ?」
承太郎「磯部スポーツセンターならどうだ?すぐ裏手にあるし、貸し切りにすれば大丈夫だろう」
そしてスポーツセンターへ。
八幡「ルールは。ザ・キング・オブ・ジョースターズ?」
徐倫「いえ」
そう言うと、徐倫はスッと目を細め、哀しそうな顔をして。
徐倫「君達には殺し合いをしてもらいます」
…………承太郎とイタリア組以外は全員ドン引きした。
最近は金曜ロードショーでもなかなかされなくなった当時は大ブレイクした映画の北野監督の名言だからだ。
もっとも、あのバトル○ワイヤルは俺達がまだ出会う以前の作品だから、最近の高校生は知らないだろ。
八幡「ジョジョ…」
静「ごめん……私が久々に見たくなって、昨日レンタルして見てたから影響されたのかも」
徐倫よ…。たまに前日見た映画やドラマの影響を受けて翌日みんなの前でそのネタをやる痛い奴がいるが、お前もそのタイプだったか。
あと、金ローはジブリ作品特集を年一で必ずやるよな?特にラピュタ。ゲドやれゲド。あれは買ってないから。
だが、ふむ。バトル○ワイヤル形式か…。悪くないかもな。自分以外は全て敵。モードサバイバーだな。
八幡「雪ノ下」
雪乃「何かしら?」
八幡「エンジェル・ダストで全員を触れ」
雪乃「え…そんなことしたら…」
徐倫「じょ、冗談だったのに!本当は二人一組のタッグ戦をやるつもりだったのに!」
八幡「教師なら自分の発言に気をつんとなぁ!やれ雪ノ下!いろはと仗助とジョルノは万が一を考慮して不参加な!後の人達にはちょっと殺し合いをしてもらいます!WRYYYYYY!」
承太郎「徐倫!後で説教だ!悪ノリしてはいけない奴が悪ノリしてはいけないネタにのってしまったぞ!」
八幡「さあ、宴の始まりだぁ!フハハハハハハ!」
その後の事は語るまでもあるまい。阿鼻叫喚の地獄絵図とだけ言っておこう。
いやぁ、今までは自己暗示でモードサバイバー訓練をしていた訳だけど、雪ノ下がいると自己暗示の必要がなくなるから楽だよな?
問題なのは雪ノ下が気絶すると解除されるのと、逆に解除されないといつまでもやり過ぎるところだけど、死にさえしなければベホマ使いが三人いるから大丈夫か。
ちなみに、東方家はしばらくTSU○AYA禁止になったのは言うまでもない。
そして、真っ先に悪ノリした俺はロープでぐるぐる巻きにされ、一色家に一晩放置された。
いろはの抱き枕にされて悶々としている。触れあっているのに身動き出来ないってどんな蛇の生殺しだよ!ある意味で一番キツイお仕置きだわ!
出来れば二人で大人の階段昇りたかったわ!
いろは「すぅ…すぅ…ハーチ君♪…ハチ君の臭いがするー…えへへへ……」
……………カワイイじゃあないか。
おのれ、これがお仕置きでなかったらどれだけ幸せだったか!ミノムシにしやがったジョセフめ!いつかは同じことして京華に熨斗つけてプレゼントしたる!
朋子さんが泣くからやめておこう。
ママはす「あらあら、ハチ君!いろはをもらってくれる覚悟ができたのぉ!?」
様子を見に来た一色夫妻だ。俺は普通に義父義母と呼んでいるし、夫婦は君意外の人間に義父義母とは呼ばせないと言われている。
いろはもうちの両親からそう言われてるし。
八幡「義母さん…とっくの昔にいろはと俺は婚約してますよね?ほとんどうちの嫁と化してますよね?」
パパはす「ぬううう。ハチ君…僕はね、僕はいつかいろはに彼氏が出来たとき、貴様なんぞに娘はやらん!と言って顔面を思いっきり殴るってやるのが夢だったのに…」
八幡「??やれば良いと思いますよ?義父さん。こうやって身動き出来ない状態で転がされてるんですし」
パパはす「貴様に義父さんと呼ばれる筋合いもない!もやりたかったのに…!ハチ君相手では素直に認めるしかないではないか!なぜ君は男の夢を二つも潰してくれるんだ!人生の楽しみを返せ!」
八幡「義父さん、酔ってますね?」
義父さんは酔うと必ずこの手の話題で絡んでくる。
未成年なのにこうして義理の息子と酒を交わすのが夢だったとか叫んで。
それ、うちの親父とやってくれません?うちの親父も義父さんと酒を交わして寂しい親父同士の飲み会ごっこをやるのが好きみたいだ。たまにジョセフか仗助が加わる。その時は小町の事について相談を受けるらしい。
ジョセフの場合は娘との距離感をどうすれば良いのか。仗助の場合はジョースケの影響で小町が男女レベルのブラコンになってしまったことについてどう責任を取ってくれるんだ!という説教を。
前者はともかく、後者は責める相手を間違ってるよな?
ジョジョを責めろジョジョを。
ママはす「あらあら。本当に身動き出来ないようにぐるぐる巻きにされているわね?」
八幡「縛る技の第一人者の海老名が大喜びしながら縛り上げやがったので」
ママはす「わたしも添い寝して良いかしら?」
パパはす「か、母さん!それは流石にダメだ!母さんは僕の妻だ!」
いくつになっても相変わらず小悪魔っぷりで義父さんを振り回すなぁ。基本世界のイロハが小悪魔チックだったのってこの人のせいじゃあないの?
あれ?なんか引っかかる。
ん?海老名?そうだ!いろはと海老名を合わせたから終わった気になっていたけど、まだこの人に会わせてないじゃあないか!
八幡「海老名といえば義母さん。あなたと海老名を一度会わせたいのですが、良いですか?花京院さんとも」
ママはす「ん?それって女の子?4号ができたの?」
八幡「女の子なのは間違いありませんが、4号でもなければ2合も3号も作った覚えはありません。義母さんは俺やいろはが転生者であることはご存知ですよね?」
ママはす「ええ。いろはとハチ君達が前世でも夫婦だったってことも」
パパはす「それがどうしたんだ?ハチ君」
八幡「花京院典明さんの転生が見つかりました。その海老名姫菜さんがそうです。今は同じ部活仲間なので、機会があれば…そうですね。夏の命日のお墓参りの時にでも連れて行きます。花京院さんもいらっしゃいますよね?」
ママはす「典明くんが!そう…花京院おばさんも喜ぶと思う。本当、ハチ君と出会ってからうちは幸せだわ」
パパはす「本当にだ君は我が家の福の神だ」
八幡「やめて下さい。俺は罪を償っているだけです。邪悪の化身だった者として…感謝ならジョースター家の方がよっぽど…」
その言葉を聞くと、義母さん、義父さんは俺の頭に手を置く。
ママはす「あなたが前世で何をしたかは知らないし知りたくもない。だけど、わたしたちにとってはハチ君は福の神なの。だから、私達の前ではカワイイ息子でいて欲しい。比企谷さんもそう思ってるわ」
パパはす「私達や両親の前でだけでも前世の事は忘れて、ただの子供でいてほしい。僕たちでは力になれないかな?」
比企谷父「そうだぞ、八幡」
比企谷母「まだ悩んでいたの?このバカ息子」
八幡「親父、お袋!」
比企谷父「俺達より稼いでいて、俺達より出世しても、そういうところはまだまだ子供だな?」
比企谷母「前世が何であれ、あんたはあたし達の息子。贖罪かなんか知んないけど、家族の前ではそんなこと忘れなさいよ。小憎らしいけど、それでもあんたは私のカワイイ息子なんだから。たまには辛いことや弱音を吐き出しなさい」
やめてくれ。涙が出てしまうじゃあないか。
親父とお袋も俺の頭を一色夫妻と同じように。頭を撫でてくれた。
何だ…この安心感は…。
だんだん眠くなる…これが両親の愛ってやつか?
ジョージ父さん……
さっきまで悶々とした気持ちも、贖罪の気持ちも薄れていき、深い安心感が俺の心を覆っていき、いつしか俺の意識は深い闇へと沈んでいた。
side東方仗助
小町「お父さん、お母さん。お兄ちゃん、眠った?」
比企谷父「ああ。やっぱり色々溜め込んでいた。まったく、このひねくれもの。家族の前でまで無理をしてやがって…俺が小町しか見ていないとでも思ったのか。まったく、コイツはジョジョちゃんやいろはちゃんがいなかったらどうなっていたのやら…」
比企谷母「ジョースターさんだけがあんたの家族じゃないって、いつになったら気付いてくれるのかね?このバカ。でも、こうして安心して眠ってるのをみると、二人ともかわいいわね。いつも八幡を支えてくれてありがとう。いろはちゃん」
八幡の両親や一色夫妻がが彼といろはを優しい目で見ながら二人の髪を撫でる。やっぱり、こういう時は本当の両親の力には敵わない。
八幡がブラッディ・スタンドの事で色々一人で抱え込んでいたのは気が付いていた。俺達でも良かったのだが、せっかくの機会だ。普段、疎遠になりがちな比企谷&一色夫妻との団欒も悪くないだろう。
まったく、本当に周りをもっと頼れよ。八幡。
比企谷父「社長。ありがとうございます。息子を良く見ていていただいて…」
仗助「良いってことっすよ。比企谷さん。それに、プライベートの時は社長はやめて下さいよ。溝を感じるじゃあないですか。ジョースター家にとってはコイツらは家族っす。家族が家族を気にかけて当たり前じゃあないっすかね?」
俺は照れながらもそう言うと、比企谷夫妻は深々と頭を下げた。だから今は社長と部下じゃあないっての。
息子や娘の部下では示しが付かないので、比企谷夫妻や一色夫妻は日本支部直属の…つまり俺の直属となっているが、今は弟分妹分の両親でしかない。
仗助「守っていきますよ。コイツらも。俺の大事な家族っすから。もちろん、お前もな。小町」
小町「仗助お兄ちゃん…」
仗助「もちろん、皆さんもそのつもりで接してますので、困ったときにはいつでも頼ってきて下さいよ。俺達も、今日みたいに頼る事があるんで」
そう言いながら、俺はいろはの部屋から出る。
最後にチラリと眠る八幡達を振り返る。
仗助「こんなに周りに愛されて何がボッチだ。お前は深く知れば知るほど、周りを虜にする何かがあるんだよ。あのDIOのようにな」
そう言って一色家を後にしたのだった。
←To be continued
はい、今回はここまでです。
由比ヶ浜との関係リセットエピソードがなくなったので、ストーリー再構築に苦労しています。
飛ばしても良かったのですが、第3巻は原作でもジョジョネタがいくつかあるので飛ばすのは惜しいので、今回みたいな日常を入れられれば良いなと思います。
あ、ワンニャンショー、遊戯部、ガハマさん誕生日は省きませんよ?サプレ登場回だったり、貴重なトラブルだったりするんで。
ガハマさんとの関係リセットに関してはやってしまうと、この八幡は関係リセットどころか関係ブレイクしてアリーヴェデルチしかねないのでカットしました。ガハマさんのアンチは外していますしね。
原作との相違点
由比ヶ浜との関係はリセット➡正式にアーシス入り
オーラルコミュニケーションは隣の女子は携帯いじりで八幡も終始無言➡静と悪ノリ
葉山グループの会話➡丸々カット
比企谷八幡はクールに去るぜ➡それは俺の前世の名言だ!やらせるか!戸塚彩加はクールに去るぜ
平塚先生のちょっと殺し合いを…➡徐倫が昨晩見たDVDの影響でネタに走る。
新入部員獲得➡既に一杯いるよね?カット。代わりにモードサバイバーの戦闘訓練
この八幡と両親の関係を追加。
八幡を一番気にかけている歴代ジョジョは仗助。
それでは次回もよろしくお願いいたします。