やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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前回までの八幡の冒険!

ジョルノの木の枝の攻撃を回避して彼の死角に入るものの、何故か居場所が特定されてしまう八幡。
それは康一に浴びせられたアルコールの臭いを辿られてしまっていたからだ!
それを見破った八幡はそれを逆手にとって持っていたワインで波紋のカッターを作り、反撃。
見事にジョルノの右腕を飛ばしたものの、自身も手痛い反撃を受けてしまう!
そんな中、康一が合流。
ピンチが訪れるが、八幡は康一の耳のよさと人のよさを逆に利用して康一をリタイアさせる事に成功した。
残るは手負いのジョルノ!
さぁ、どう八幡は切り抜けるのか!


勇気と覚悟

side 比企谷八幡

 

何とか広瀬康一を倒した俺だが、ダメージを承けすぎた。

だが、それは向こうも同じ…え?

ジョルノは腕をくっつけていた。

あれ?何で?why?

アイツの腕は確かに切り飛ばした。

飛ばした腕は向こうで転がっている。

 

ジョルノ「このまま…」

八幡「!?」

ジョルノ「このまま降参するのであれば、再起不能になってもらうが、何もしないと約束しよう」

 

…なにそれ?

めっちゃ矛盾してない?

 

八幡「…あのさ、それ、結局ボコボコにするってことなんじゃないの?矛盾しすぎてない?何もしないんじゃないの?」

ジョルノ「自分を知れ。君は余りにも危険すぎる。そんな都合の良い話があるわけないだろう?」

八幡「じゃあ降参するだけ損じゃあないか。安心させておいて痛い思いさせるなんて、その発想ないわー。まじで怖いよ。あと怖い」

ジョルノ「じゃあ、決着をつけよう」

八幡「イヤです。明日で良いですか?今日はもう眠いのでゆっくり寝たいです。ケガもしてるし」

ジョルノ「そうか、じゃあ僕が眠らせてあげるよ。こう見えても子供を眠らせるのは得意なんだ。やったことはないけど」

八幡「ないのかよ!せめて嘘でも言うなよ!不安しかねー…よっ!」

 

言い終わると同時に間合いを詰める。

軽口を叩き合いながらもお互いにわかっていた。

もう、完全に決着を付けなければこの場は終わらないと。

それに、もうじき俺は戦闘不能になる。

波紋法で出血は塞いだが、血を失いすぎたのは確かだ。

酔いも回っていたし、時間をかければかけるほど、こちらが不利になる。

 

八幡「ザ・ワールド・ネオ!」

ジョルノ「ゴールドエクスペリエンス!」

 

「「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」」

 

ラッシュの掛け声は互いに同じ。

今のパワーは互角。俺が負傷していなければわずかに上であったろうが、今は性能が落ちている。

 

だが、俺のスタンドはザ・ワールドだけじゃない。むしろ今の俺ではこっちの方が扱いなれている。

 

八幡「ハーミットパープル・ネオ!」

ジョルノ「スタンドが二つ!?」

 

同時に二つ出すのは厳しい。

ディオですらやらなかった荒業だ。

訓練すれば慣れるだろうが、ザ・ワールドを認識したのはついさっきだ。

まだ一時間も経っていない。

ならば囮として使って本命はハーミットパープル。

よし、絡ませた…ガァ!

 

ジョルノ「何で二つのスタンドが使えるのかはどうでも良い。二つのスタンドを同時に発動するのは良い考えだったが、無理は良くない。スタンドは精神のエネルギー。それを二つに分けてしまえばエネルギーが分散され、片方が弱まる。これは僕の想像の話だけど、間違いではないと結果が言っている」

 

見ればザ・ワールドが押し負けて拳を受けてしまっていた。

勢いで俺は殴り飛ばされる。

一旦ダウンするが、追撃が来る!

俺は倒れた反動で起き上がる。

 

…とそこで気が付く。おかしい。

走ってくるジョルノの動きがスローモーションに映る。

 

それに、体の痛みがない。治療された?

違う。わからないけど、そんな生易しい奴じゃあない!戦闘中に相手を治すなんて意味のない事をこいつはやらない!

俺の倒れた所に何かある。本能的にそちらを見た。

そこには今から起き上がろうとしている俺の姿があった。

あれ?俺ってこんな目が腐ってたっけ?

何か目付き悪くね?

…じゃない!

こっちが俺の体!?

じゃあ、俺は…

意識だけが暴走した状態だ!

ヤバい、ゴールドエクスペリエンスの拳が間近に迫っている!

 

ゴールドエクスペリエンス「無駄無駄無駄ァ!」

 

痛っっっっってぇ!

めっちゃ鋭くゆっくりとした痛みが襲いかかってくる!

 

一発でも相当に痛い、鋭くゆっくりした攻撃を3発ももらい、再びふっとぶ。

感覚は戻ったが、この攻撃は怖い。息が乱れる…

 

怖い?息が乱れる?

ふふ…そうか…そうだったのか…

 

コオォォォ…

 

ジョルノ「何を笑っている?恐怖で気が触れたか?さっき見せた覚悟は恐怖で消えてしまったのか?」

八幡「恐怖で消える覚悟?覚悟とはそんなものなのか?俺はお前が怖い…本当に怖かった。だから勇気に変わった。人間讃歌は勇気の讃歌。人間の素晴らしさは勇気の素晴らしさ。いくら強くても勇気を知らない人間に力を扱いきれない」

 

俺は師の教えを思い出す。

 

八幡「俺には夢がある。ディオが真に恐れた存在を倒して、今度こそ安心をもって大切な者と歩んでいきたいささやかな夢がある。その為ならば、いくらでも未来の恐怖に抗う為に、この身を捧げる!…働きたくないけど(ボソッ)」

ジョルノ「それが君の覚悟…いや勇気か。でも、それは自己犠牲だ。そんな自分を省みない精神は放ってはおけない!」

 

ジョルノは俺に再び拳のラッシュを叩き込もうとする。

寸前でザ・ワールドで時を止め、回避。

拳の恐怖を自分に植え付ける。

 

八幡「勇気とは何か!?」

ジョルノ「覚悟とは…」

 

恐怖を乗り越え、それを勇気へと変える。俺の力がより一つに集まるのを感じる。

 

ジョルノ「覚悟とは犠牲の心ではない!覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道筋を切り開くことだ!」

 

ゴールドエクスペリエンスのラッシュ。

 

しかし、それは俺の幻影。

慣れない二つのスタンドを同時に操る力は今はない。だが、慣れた二つの力を同時に使って新しい力を生み出すことが出来る。

ハーミットパープルと波紋。

波紋は時折、プラズマのような力を生む。それにハーミットパープルの念写でプラズマに俺の姿を投影させる。

さっきの時間停止で移動したとき、作ったものだ。

本物の俺はその少し後ろ。拳が当たらないギリギリの位置だ。

その距離が良い。もし当たっていたならば…ゾッとする恐怖こそが今の俺の力となる。勇気がでる。

 

ジョルノ「なっ!?……!!」

 

自ら波紋を浴びる形になったジョルノはそのままハーミットパープルに全身を絡み取られ、スタンドごと身動きが出来なくなる。

 

八幡「勇気とは何か、勇気とは怖さを知ること。恐怖を我が物とすること。呼吸を乱すのは恐怖、だが恐怖を支配した時、呼吸は正しく乱れない。波紋の呼吸は勇気の産物。今、俺はお前に対しての恐怖を支配し、勇気に変えた。誇り高きツェペリ魂の教えが俺の勇気となって波紋とスタンドに新しい力を与えた!」

 

このチャンスにさっきまでならザ・ワールドでラッシュを叩き込んでいただろう。

だが、前世の師の教えが力を与えてくれた今、ふさわしき技はこれだ。

 

八幡「くらえジョルノ!震えるぞハート!焼き尽くすほどにヒート!紫水晶色の波紋疾走(アメジストパープル・オーバードライブ)!」

ジョルノ「!!!」

八幡「そして、師の教え!ツェペリさん!」

 

ジョセフのクソジジイから食らった必殺技だ。

イヤでも体に刻まれた波紋のジャンピングアッパーでジョルノを浮かす。

コオォォォ!

手頃な位置に落ちてきたところで波紋を込めた渾身のジャンプキック!

 

ズガジャパアァァァン!

 

普通では聞こえない、変な効果音が響き、ジョルノはぶっ飛んだ。

 

八幡「現世でも我が胸に…これがツェペリさんとジョナサンが作り出した勇気の力だ。絆の力をゆっくり味わえ」

 

何か頭の中でディオが「俺はどうした!」とか、下の階からジジイの「ワシの技なんじゃからワシも絆の中に加えんか!」とか聞こえた気がしたが、気のせいだろう。

 

ジョルノ「父の恐怖が…何かはわからない…だけど、それに対する恐怖…それすらも…君は勇気の力に変えるというんだね……君と勇気の力を…僕は尊敬するよ…僕の覚悟の負けだ…君の勇気の…勝ちだ…」

八幡「お前の覚悟と俺の勇気…違うようで同じ。同じようで違う。具体的に何かはわからないが、そんな気がする…覚悟とは犠牲の心ではない。暗闇の荒野に進むべき道筋を切り開くこと…それは勇気も同じ。近い未来…その言葉が…俺に道筋を与える…そんな予感がした。覚えて…おく……よ…」

 

ああ…血を流しすぎた……もう、限界だ…。

 

バタッ!

 

迫ってくる床を眺めながら、俺の意識は途絶えた。

 

side ジョルノ・ジョバァーナ

 

僕は負けた。先に気を失ったのは彼の方だけど、先に負けを認めたのは僕の方だった。

もうスタンドの力を維持する力はない。

生み出した木は元の椅子やテーブルに戻っている。

酷く散乱してしまっているが。

そしてエレベーターのドアが開き、仗助さんとジョースターさんが走ってやって来た。

 

仗助「康一!ジョルノ!八幡!大丈夫か!」

ジョセフ「酷いありさまじゃのう。仗助、急いで逃げるぞ。じきに警察が来る!」

仗助「わかった!その前にドララララララ!」

 

仗助さんは僕たちと壊れた物を全て直した。

相変わらずチート能力だ。

指紋が付かないようにクレイジーダイヤモンドでドアを壊し、僕達は非常階段を降りてすぐにジョースターさんの部屋に逃げた。ドアはすぐに直した。

 

ジョルノ「助かりました。仗助さん」

ジョセフ「勝ったのはお前さんか?ジョルノ」

ジョルノ「いえ、僕は意識が保てていただけで、最後まで立っていたのは彼の方です。先に敗北宣言したのは僕の方でした。凄い子供です」

ジョセフ「ふ……さすがはじいさんじゃ」

ジョルノ「はい?」

ジョセフ「何でもないわい」

 

…勇気とは恐怖を支配し、我が物とすること…

…覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道筋を切り開くこと…

 

逆もしかり。

 

覚悟とは恐怖を支配し、我が物とすること

勇気とは暗闇の荒野に進むべき道筋を切り開くこと

 

ヒキガヤ君、いや、八幡君。君の勇気と僕の覚悟

同じようで違い、違うようで同じ

 

具体的に何かはわからないけど、僕もわかった気がするよ…

それ以上を考えるのは無駄なんだ

ただ、なんとなくわかればそれで良い

 

僕は何かがわかった気がして、ジョースターさんのベッドでスヤスヤ眠る勇気ある小さな勝利者を見た。

満足そうに眠る彼を見る僕の瞳は、きっと普段の荒んだ目ではなく、優しい瞳なのだろう。

腐った彼の瞳にも、いつか澄んだ瞳が戻り、大切な物を見守れる日が来ることを、僕は願いながら眠りについた…

 

side空条承太郎

 

ジジイとは別の部屋で俺とポルナレフ、そしていろははモニターを見ていた。

ジジイの部屋と上の階のバーでの監視カメラの様子は全てこれで見ていた。

音声は何故かジジイが壊したし、カメラ越しではスタンドはわからない。後でジジイに念写してもらえばわかるだろうが。

ポルナレフ「強いな、あいつ。とうとうジョルノまでやってしまった。残るはお前だけだ。承太郎」

承太郎「やれやれだ。とうとう俺にまで出番が回ってきたか」

ケンカを始めたジジイと八幡の姿に我慢できず、静が飛び出した後にジジイから携帯にメールが来た。

一人、または二人で逐次戦いを挑め…と。

何を考えているのかはわからないが、八幡の何かを見定めようとしている。

ジジイの考えに乗っても良いだろう。

 

だが、心中穏やかではないのが一人いた。

 

一色いろは。中の精神は俺のご先祖様らしいが、今は子供だ。感情のコントロールが上手くいかない所もあるだろう。

いろはは立ち上がり、ドアへと向かう。

 

承太郎「どこへ行く?」

いろは「ディオが目を覚ましたら、伝えて下さい。夕方に屋上で私が待っている…と、そうジョジョに伝えて下さい」

承太郎「待て、それでは…」

いろは「ジョジョのメッセージでは、ジョースターのスタンド使いが順番でDIOに挑め…でしたよね?私も心はジョースターのスタンド使いです。最強と言われているあなたが最後。私が先です」

 

これ以上は口を出すな。言外にそう言って、いろはは出ていった。

 

ポルナレフ「行かせて良かったのか?承太郎」

承太郎「一応、ご先祖様らしいからな。それに、いろはは気付いていないようだが、ジジイはあのガキから全てを聞き出せたようだが、今は話す気が無いようだ。何故かは知らんが、危惧していた事ではなかったらしいのと、ジジイが何か企んでいることしかわからん。だが、あのガキの正体が何であるかは気になる。あのガキはいろはになら、包み隠さずに語るかもな」

ポルナレフ「盗聴機でも仕込んだのか。承太郎、お前も何か企んでるな?」

承太郎「企んではいない。ただ、ジジイの思惑とは別に確かめたい事があるだけだ」

 

あのガキならば、もしかしたら俺に何かがあったとき…

いや、何を考えている?俺は…そんなことはあり得ないというのに…

やれやれだ。

 

 

side比企谷小町

 

夕方のSPW財団が管理する幕張の総合病院

 

お母さんが買ってきたお菓子を頬張り、小町は大して面白くもない音楽番組の再放送を見ていた。

自称スーパーなんちゃらギタリストの音石明がギター演奏を終らせて、その批評を空条貞夫という音楽評論家がコメントしている。

でも、その内容は私には入ってこない。

もっと大切な事があるからだ。

 

何で小町が病院にいるか。それはお兄ちゃんといろはお姉ちゃんの名前の書かれている病室にある。

 

絶対面会謝絶

 

昨日、お兄ちゃんは戻って来なかった。

いろはお姉ちゃんの家も誰も帰って来ていない。

いろはお姉ちゃんの親戚のお墓参りの途中で何らかの事故が発生し、集団で昏倒したという事件に巻き込まれ、SPW財団が急いで処置をしたらしい。

これはおかしい。

SPW財団がたかだか集団昏倒事件で動くのか?

答えはノー。そんな事で動くとしたら、ジョースター家に縁のある事しかない。

そして、もうひとつ。お兄ちゃん達二人が特に何かの症状で酷く、絶対面会謝絶となっているらしい。

昨日、家に来て説明してくれた空条承太郎という人(なんか聞いたことあるなぁ。たった今、テレビで。しかも体格からあの子の血を引いているのが何となくわかった)が言っていたが、嘘だ。

二人は今、この病室にはいない。

波紋使いの気配探知をなめないで。

 

小町(これは絶対にジョジョが絡んでいる!)

 

どこだ。どこにいるの?ジョジョ?

今の小町が一番大切なのはお兄ちゃんだ。

絶対にみつける…。

 

テレビ『ニュースの時間です。本日正午、千葉県千葉市にあるホテルロイヤルオータニ最上階、エンジェルラダーで銃の乱射騒ぎの通報が多数あり、近くの警察が駆けつけましたが、現場には何の痕跡もなく、付近は騒乱となっております。また、窓ガラスを割って子供が突入してきたという証言や、窓ガラスが落下してきたという情報や、太い木が客室から伸びていたという目撃情報もあり…』

 

これだ…。ホテルロイヤルオータニ…ここでジョジョ達は何かをしたんだ。こんな奇妙な事をするのはジョジョ達しかいない!現場はすぐそこだ…すぐに向かおう。

 

小町「待っててね?お兄ちゃん。小町がむかえにいくから」

 

小町は近くでテレビを見ていたお父さんを波紋で眠らせて、三階の窓から飛び降りた。

 

To be continue




いきなりですが……
ジョルノも八幡もらしくなさすぎる!
ツェペリさんの勇気論とジョルノの覚悟論はジョルノと戦わせる時には絶体にやりたかったネタですが、もうちょっと何とかならなかったのかと自己嫌悪に陥っています。

さて、久々にいろはの登場。そして回想ではなく、ついに小町本人が登場。
もう既に前世を思い出している状態のようです。
そして、ブラコンです(健全な)。
さて、八幡が天使と呼ぶ小町のその中身は…
怒れる小町を果たしてジョジョ(何代目?)は止められるのか!?

いろはも小町も何かヤンデレ入っている気がしますが、断っておくと、作者にヤンデレ属性はありません。

なお、小町がいた病院ですが、表向きは普通の病院ですので一般の人はSPW財団が関わっていることを知りません。
墓地での戦いの後にジョセフの指示でSPW財団が動き、謎の奇病だからという理由で最寄りの病院ではなく、最先端医療が集まる病院に運ばれたという名目ですが、一般の人はそれでだませても、小町にはしっかりバレてました。
説明に向かったのが承太郎だったから、ジョースター家の線からかもしれません。
なぜこのような形にしたかと言うと、小町はまだ三歳。
電車等の交通機関をこんな子供が使っていたら、誰かが必ず心配して通報することは確実です。
ですので、同じ幕張に小町がいたという設定にする為、こうなりました。八幡が行方不明なのに、どこかに行っている家庭はないでしょうし…(^_^;)
なお、比企谷家の件ですが、諸説は色々とありますが、八幡は別に虐待されていたわけではなく、普通に育てられていたと解釈しています。
上が息子で下が娘では親の対応も違うでしょうし…
なので本作では比企谷家は両親が共働きでなかなか家にいないことを除けば、ちょっと娘を猫可愛がりしているだけの普通の家庭ということにします。
ジョースター家に拉致されて行方不明(表向きは奇病で意識不明の入院)の八幡を凄く心配しております。

では次回もまたよろしくお願いします。

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