やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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神の聖地にて、最後の黄金の魂と再会せしとき、新たなる神が目覚め。世界と隠者は鎮魂歌を奏で、世界をあるべき姿へと戻し、原石は砕け、消える……


第3章最終話・原石の運命ー鎮魂歌ー

side比企谷八幡

 

柱の一族に目覚めた由比ヶ浜…。

そこに立っていたのは由比ヶ浜結衣であって、既に由比ヶ浜ではなかった…

何かに包まれて吸収を免れた雪ノ下を担いだ陽乃さん、眠そうなけーちゃんと負傷しているペットショップをおぶってアーシスの全員が集結する。

ジジイと小町は爆心地にいたせいか、ダメージが大きくて身動き出来ないようだ。

 

冬乃「覚醒が不完全ね。大和は遠すぎて吸収の範囲外。雪乃さんは何かに守られて吸収出来なかった。香澄は死んだ。少しの足しでもなるかしら?あなたたち、生け贄になりなさい。神の激流」

 

秋乃「冬乃様!うわぁぁぁ!」

 

夏樹「そんな!何故!」

 

葉山父「ああああ!冬乃様ぁぁぁ!」

 

汐華冬乃が放った流法で三人が流され、由比ヶ浜の体内に吸収されてしまった。

GDstで見たサンタナに吸収される死刑囚と同じだ…もうあれは…由比ヶ浜じゃあない……止められなかった。最悪の事態を止めることが出来なかった。

 

結衣「目覚めたわ…あたしが…」

 

由比ヶ浜だった女は自分の胸に手を置く。

 

結衣「バカな子…今まで散々抵抗して…さっさとあたしに意識を委ねればもっと早く、完全に覚醒できたのに」

 

意識が完全に柱の一族に成り下がってしまっている。

 

ザ……

 

いろは「……ハチ君…何をするつもり?」

 

八幡「………」

 

俺は前に出る。もうこれしか手がないから…

 

結衣「来るの?ヒッキー」

 

八幡「お前は俺が認めた由比ヶ浜結衣じゃあない。お前にヒッキーと呼ばれる筋合いはない」

 

結衣「………流法(モード)鬼の結界(オーガバリア)

 

八幡「っ!!時よ止まれ!」

 

いきなり俺達の足元から石柱が盛り上がる。

咄嗟に救えたのは雪ノ下と材木座。

他のメンバーは首から下を石柱に覆われてしまった。

 

もう……詰んだか……

 

雪乃「……出して。比企谷くん」

 

八幡「雪ノ下…何を…」

 

陽乃「雪乃ちゃん!まさか………ダメよ!」

 

雪乃「聞こえるの……由比ヶ浜さんの本当の意識は完全にはまだ死んでいない…」

 

雪ノ下は由比ヶ浜に呼び掛ける。

 

雪乃「由比ヶ浜さん!負けないで!柱の一族に意識まで吸収されちゃダメよ!」

 

結衣「うるさいなぁ、ゆきのんは黙っていてよ。ふふ♪でも、ゆきのんを吸収したらもっと完全になるのかな?あのカーズを越える存在に。そういえばスーパーエイジャは財団が持っているんだっけ?石仮面も探さなくちゃだよね?究極生命体になればアンチ知的生命体スタンドなんて目じゃ無くなるんだから」

 

八幡「ウルフス…目的は同じなのに…何故敵対するしかなかったんだ…」

 

俺の最後のターゲット…アンチ知的生命体スタンド…。ブラッディ・アローと同じような特殊な矢から産み出されるスタンド使い。これまでの物と違うのは太古の宇宙から飛来した隕石には宇宙の意思とも言える邪悪な意志が存在していたこと…。その邪悪な意思によって産み出されたスタンド使いは…本体がスタンドの意思に乗っ取られ、スタンドの使い捨てのパーツとなる。邪悪な意思のスタンドは死という概念はない。本体を倒して消滅させても別の本体が再び矢に貫かれて覚醒する。

そいつらが本来は人類と共存していた柱の一族を狂わせた。ブラッディ・アローに呪いをかけ、カーズを狂わせ、そして共存していた波紋の一族や人類と争わせ…知的生命体の根絶を目論んだ。

それがディオが覚醒する以前の汐華冬乃から聞かされたアンチ知的生命体スタンド…

unti Intelligent life form stand

閣下がウルフスと名付けた存在だ。

目的は…宇宙から知的生命体の根絶。ただそれだけだ。

俺達と柱の一族は目的は同じだった…しかし、ウルフスによって狂わされた柱の一族が、呪いを弾くことが出来なかった…この由比ヶ浜のように…

 

結衣「ウルフス…そう呼んでるんだ。クスクス……おかしい♪下等生物ごときがあたし達と目的が同じ?ふざけないで。人間は吸血鬼になってあたし達の餌になっていれば良いの。せっかくカーズが究極生命体になったのにそこのジジイが台無しにして……」

 

由比ヶ浜がジョセフを睨む。確かにカーズを宇宙に放逐したのは八十年前の若きジョセフだ。

 

結衣《違う!人間は下等生物なんかじゃあない!》

 

由比ヶ浜から聞こえる二つの声。由比ヶ浜本来の魂が必死に柱の一族と戦っている。

 

結衣「黙りなさい。下等生物の魂。まぁ、ゆきのんを食べればより完璧になるのかな?」

 

由比ヶ浜は一気に雪ノ下へと間合いを詰める。

速い!反応出来ない!

 

材木座「やらせん!」

 

材木座が雪ノ下を突き飛ばして由比ヶ浜の抜き手を生身で受ける。

 

八幡「材木座ぁぁぁぁ!」

 

結衣《中2ぃぃぃぃぃ!イヤだ!イヤだよぉぉぉ!》

 

結衣「滑稽。あんたこの男に仄かな恋心を抱き初めていたのね?安心しなさい。今からこの男もあたしの中に入るわ。食料としてね」

 

ズブズブと材木座が由比ヶ浜に吸収される!

 

材木座「………由比ヶ浜……負けるな……お前が……元に戻れるなら……俺の命など……」

 

そう呟いて、材木座は完全に吸収される。

 

結衣「ふふふふ♪美味しい!どう?好きな男を食べた感想は…」

 

結衣《あ………あ、ぁぁぁぁ…こんなのってないよ…中2…中2ぃぃぃぃぃ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!》

 

結衣「ぐぅ!まだ抵抗を続けるの?」

 

冬乃「より完全になりなさい。結衣」

 

結衣「ふふふ…そうね?じゃあ、今度こそいただき…」

 

結衣《ゆきのんをやらせるかぁ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!》

 

結衣「バカな……不完全な覚醒が…私の意思を飲み込んで…動けない!」

 

結衣《ヒッキー……波紋の力であたしを殺して…こんな悲しい事を…終わらせてよ……ヒッキー…》

 

由比ヶ浜……まってろ。完全に俺の覚悟は固まった。由比ヶ浜が柱の一族を押さえている今がチャンスだ!

 

冬乃「何をする気!DIO!」

 

雪乃「気化冷凍法!」

 

冬乃「く……体が……絶対零度に……」

 

ナイスだ雪ノ下…。

 

八幡「……みんな、やっぱり運命は変えられなかった…やはり俺の運命は……ここで消える運命だったらしい」

 

ジョセフ「何を……まさか!あれを既に盗み取っておったのか!やめろ!やめるんじゃ!八幡!」

 

俺は……スタンドを生み出す矢を懐から取り出す。

 

承太郎「馬鹿な!矢は全て第7倉庫にあったのを出発前に確認した!何故ここにある!」

 

八幡「お前らが運命を知る前に……いち早く運命を知った俺は、材木座に頼んで精巧に作っておいた偽物とすり替えておいたんだ。あいつはこれの意味を知らなかったからな。もしかしたらそれがお前を助けるかも知れないとはな…何が幸いするかわからないものだな」

 

承太郎「では……謹慎中にしつこく何度も第7倉庫に現れた理由は…まだ矢を手に入れていない演技をするためのフェイク……」

 

八幡「正解だ、承太郎。あそこまで完璧に入り口を破壊してくれたお陰で諦める演技も…簡単だった」

 

俺はザ・ジェムストーンを出す。後はこれに矢を刺せば良い。

 

仗助「やめろ!やめてくれぇ!」

 

陽乃「レクイエム……やめて八幡君!」

 

小町「お兄ちゃん!他に方法があるはずだよ!やめて!」

 

静「ハッチ!ダメぇぇぇぇ!」

 

徐倫「てめぇ!やめろハッチ!それをやったら…」

 

ジョルノ「暗示に出ていただろう!それをやったら君は消える!君はレクイエムをやってはダメだ!」

 

いろは「やめてぇぇぇぇぇぇ!ハチ君ーーー!」

 

八幡「じゃあな…消えるのは、輝かしい未来の奴等じゃあない。この邪悪の化身で良い。…大好きだったよ。みんな…後は頼んだ…おおおおおお!」

 

俺は……矢を………ザ・ジェムストーンに……

 

 

 

 

 

 

 

刺した。

 

仗助「はちまぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!バカ野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

ザ・ジェムストーンが………変質を始める……。

 

ブウウウウウン…

そして景色は白と黒に塗りつぶされる。

俺と由比ヶ浜と汐華冬乃を除いて……

 

レクイエム「久しぶりだな。比企谷八幡……」

 

八幡「白々しい。さっきも現れただろ?何が堕龍の黒曜石だ」

 

GSR「運命は……止められなかったか……」

 

八幡「ああ……しかも、そう言うことか…やってみて初めてわかった。ザ・ジェムストーンは…1つに融合したんじゃあなく、無意識にハーミット・パープルとザ・ワールドを同時に発現させて、バランス良く力を配分させて合体させていたんだな。もっと早く気付いていたら」

 

GSR「無理だな。長年使い続けていたザ・ジェムストーン…お前はもう、ハーミット・パープルとザ・ワールドを分けて使うことは出来ない。無意識に行っていた技術だからだ。それに、ハーミット・パープルでもザ・ワールドでも、どちらのレクイエムでもお前が望む真実には到達出来ない。二つが合わさってこそ、真実に到達できる」

 

八幡「なるほど。ちなみに、どんな能力なんだ?」

 

レクイエム「ハーミット・パープル・レクイエムは真実のあるべき姿を映し出す事が出来る。このようにな」

 

ザ・ジェムストーン・レクイエムからハーミット・アメジストが伸び、由比ヶ浜と汐華冬乃、雪ノ下を包み込む。そして、由比ヶ浜から本来の由比ヶ浜が現れた。

いや、由比ヶ浜だけじゃあない。材木座、平塚、葉山、戸部、大岡、相模、雪ノ下の両親と葉山の父親の姿もだ!そして、この場にはいなかった大和の姿も…汐華冬乃が持っていたブラッディ・アローも宙に浮かんで出現する。そして、それぞれから紫のもやが出現し、それぞれのスタンドへと変化する。

 

レクイエム「これが、ブラッディ・スタンドに関わる全てが変質した物の真実。奴等によって狂わされた呪い。液体はブラッディ・スタンドの特性。ドクロは死という事実。真実から外れるものは、黒く塗りつぶされる。ハーミットパープル・レクイエムが出来るのは見ることだけだ」

 

黒くなり、真実から弾かれた物は…柱の一族の由比ヶ浜、呪いのもや、材木座と由比ヶ浜と雪ノ下以外の

スタンド、ブラッディ・スタンドの特性、ブラッディ・アロー、死という事実…。

 

レクイエム「そして、ザ・ワールドのレクイエムは真実からの消滅。もしザ・ワールドのみのレクイエムだけならば助ける存在ごと消滅させていただろう…お前が求めるレクイエムの結果は、ザ・ジェムストーン以外になかったのだ」

 

そうか…どちらが欠けていても由比ヶ浜達が助からなかったのか…。みんなを助けてから消えられる…。贅沢を言うなら、もっとちゃんとしたお別れをしてから消えたかった…。

 

レクイエム「さぁ…始めよう。あるべき姿に戻す鎮魂歌を。真実の到達を」

 

八幡「ああ…」

 

俺は全員に近付く。

 

結衣「ヒッキー…ごめん……ごめんね!」

 

八幡「気にするな。こうなるのが運命だったんだ。お前は何も悪くない。今まで良く頑張った」

 

結衣「ヒッキー!うううう…あたしがヒッキーを…あたしがぁ!うああぁぁぁぁん!」

 

号泣する由比ヶ浜。お前のせいじゃあないのに…。根は優しいやつだから耐えられないのかも知れない。

悪いな。俺が選んだ道なのに責任を感じさせてしまってな…。

 

リバース・タウン「ヒッキー様……」

 

八幡「よう、リバース…。お前は弾かれなかったようで良かったな」

 

リバース・タウン「はい…ですが…ヒッキー様は…」

 

八幡「なるべくしてなったことだ。由比ヶ浜にも言ったが、気にするな。恩を感じているなら由比ヶ浜に尽くせよ。元気でな」

 

リバース・タウン「申し訳ありません……ヒッキー様……うう」

 

スタンドが泣くこともあるんだな。

 

結衣(柱)「やめろ…せっかく目覚めたのに…もう消えるのか…」

 

八幡「これがお前の運命だった。真実から弾かれたお前は、レクイエムによって消される。死でもないただの消滅…それがお前の真実。存在は…始めから許されていなかったんだ」

 

レクイエム「無駄無駄無駄無駄無駄!」

 

由比ヶ浜から弾かれた物が全て消滅する。

 

結衣(柱)「消える……あたしが…神であるあたしがぁぁぁぁ!」

 

八幡「安心しろ。消えるのは俺もだ…」

 

俺は次々と死を…ブラッディ・スタンドを…弾かれた持つべきではないスタンドを俺とレクイエムは消していく。

そして……

 

八幡「こんなものがあったから、悲劇は生まれたんだ。この呪われた矢は…ここで破壊する」

 

冬乃「やめなさい!自分が何をしているか、わかっているの!?私を見なさい…柱の一族が…世界を救う唯一であるのに!」

 

八幡「それならば、真実から弾かれる事は無かっただろうな…これは…破壊すべき物だ」

 

レクイエム「無駄無駄無駄無駄!」

 

俺はブラッディ・アローを完全に破壊した。これで呪われた存在が産み出される事は二度とない。

 

八幡「最後にお前だ。汐華冬乃…」

 

冬乃「いや……消えたくない……」

 

八幡「安心しろ。お前は消える運命では無いみたいだ。消えるのは柱の一族の呪い…リセットされ、正気にもどれ!柱の一族!」

 

レクイエム「無駄無駄無駄無駄無駄!」

 

ザ・ジェムストーン・レクイエムが全ての呪いを打ち消す。これで…俺の役目は…おわった……俺の意識が遠退く………

 

レクイエム「では、共に逝こう……比企谷八幡。もし奇跡が起きたのなら、次こそは真実の先に……」

 

その時が来たのならな……

 

レクイエム「ぬっ!こ、これは……川崎京華のアクアマリン!なぜレクイエムの世界で動ける!」

 

R・A「僕の中のもう一人の僕が言っていた!城廻めぐりが集めた幸せを届けろって!これではーちゃんの運命が少しだけかわるからって!」

 

……………

 

R・A「みんなが助けるから!だから待っててね!絶望しちゃダメだよ!はーちゃん!」

 

レクイエム「変わった……砕かれ、導かれし小道へ向かうはずだった比企谷八幡の運命が……望みは出てきた。確率は低いが、わずかな希望が……。頼んだぞ!5つの黄金の魂と5つの星の魂、そして5つ…いや4つの聖痕の魂よ!砕かれた原石を必ず……」

 

そこでレクイエムはおわる……。絶望の中に、一筋の希望を残して……。

 

 

side一色いろは

 

レクイエムが終わった…。あの時と同じで、何が起きたのかはわからない。わたしたちを拘束していた石柱はなくなっており、結衣先輩に吸収されていた人達はみな、意識を失った状態だが生きていた。

結衣先輩も柱の一族ではなくなっている。

結衣先輩が元に戻ったことは嬉しい。でも、問題はハチ君だ!ハチ君は静かに立っており、その隣にはザ・ジェムストーン・レクイエムが佇んでいた。

 

いろは「ハチ君!ハチ君!大丈夫!?」

 

わたしはハチ君に駆け寄り、その体を確かめる。心臓の鼓動は動いている。呼吸もしている。ハチ君は生きてる!運命に勝ったんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思っていた。なのに…。

ハチ君の体から、魂が浮かび出た…。

 

いろは「…………いや……………逝かないで……何で?体は正常なのに……魂が………」

 

ハチ君の魂は段々しわがれていき、ミイラのようになる!そして………

 

6つに砕ける…………

そして、砕けたハチ君の魂は……5つの次元の穴へと消えていった………

 

いろは「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

狂ったように叫ぶわたしの隣で…

 

仗助が…絶叫した。

 

仗助「何でだよ……何で八幡はこうならなければならなかったんだ…何が消えるのは邪悪の化身で良いだ!最期の最期まであいつは…前世の罪に囚われやがって…」

 

仗助は周りの木々を破壊し始める。

 

仗助「八幡のバカ野郎ぉぉぉぉぉ!運命のバカ野郎ぉぉぉぉぉ!神がいるなら教えてくれよ!なんでいつまでも八幡は前世の事で苦しまなくちゃあならないんだよ!いつまで罪を償わなくちゃならないんだ!バカ野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!はちまぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

神の聖地にて……原石は消えた。

 

比企谷八幡(ザ・ジェムストーン)…世界をあるべき姿に戻して救い、魂が何処かに消えた。肉体は生存。

 

第3章……完

 

第4章へ続く

 

←To be continued




運命は止められませんでした。
第3章完結です。
物語は第4章へ……

砕けた八幡の魂はどこへ消えたのか!?

次回からは一旦俺ガイル原作から離れ、その行方を追います!

それでは次回もよろしくお願いいたします!
まずはア○○○Qさん!お願いします!

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