屍生人の彼らと同じに見てはいけません!
sideシーザー・A・ツェペリ
シュルルルルル!
ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!
毎度お馴染みシャボンカッターが吸血鬼達を切り裂き、煙に変える。
千葉村の戦いとは違う。
落ち着いて、そして確実に敵を減らす。
シーザー「ふん!いくら屍生人よりも強い吸血鬼だからと言って、波紋とトリオンの敵じゃあない!」
吸血鬼「貰ったぜぇ!」
ザシュッ!
熊谷さんの弧月が俺の背後から来た吸血鬼を切り裂く。
シーザー「ありがとうございます!熊谷さん!」
熊谷「順調だからって油断しちゃダメだ。順調だからこそ、警戒しなくちゃね。勝って兜の緒を締めろって言うだろ?」
まるで姉ちゃんのような人だな…惚れそうだ。
でも……
シーザー「熊谷さん!那須さんは…」
熊谷「由比ヶ浜をサポートしているよ。あの子も危なっかしいからね。シーザー、あんたと由比ヶ浜は那須隊の指揮下に入りな。あんたは玲のバイパーの特訓を思い出してシャボンで戦うんだ」
シーザー「はいっ!ビッツロール・トパーズ!」
どごぉん!
俺は横から来る吸血鬼の頭を殴る。すると、吸血鬼の頭は圧縮されていき、密度に耐えられなくなった頭が潰れる。
熊谷「北○神拳のようなスタンドだね…。敵はスタンド使いじゃないから、ゴーグルは要らないと思ったけど、訂正するわ…巻き込まれたら終わりだもの。やっぱりあんたら、ブラックトリガークラスだわ…」
シーザー「袖の白雪のようなバカげた力は無いですよ?」
熊谷「触れられたら終わりという意味じゃ、どっちもかわらないわよ」
俺と熊谷さんは背中合わせになりながら、互いに共闘する。
side由比ヶ浜結衣
結衣「少しでも確実に拳を当てるように動く!」
那須「右よ!由比ヶ浜さん!」
結衣「はい!」
R・T「うわああああああ!」
ドバババババババババ!
凄い…コレが本当のリバース・ダウンの力…。スター・プラチナみたいに速くてパワーもあって正確だ…
結衣「凄いよ!あたしのact3!」
R・T「動きを止めないで下さい!次々と来てます!」
結衣「分かってるよ!アステロイド!」
タン!タン!
いつまでもリバースに頼りきっているあたしじゃあないよ!色んな人に習って基礎的なトリガーの使い方は教わっているんだ!
波紋に適正のないあたしはトリガーを使いこなすだけのトリオン量はない。だから、活動限界にならないように気を付けながら戦う。
シーザー「由比ヶ浜先輩!コォォォォォ…はっ!」
大志君があたしに波紋の力を注入する。アステロイドで減ったあたしのトリオン量が回復する。
那須「バイパー!」
二人が重なったところに来る吸血鬼達。それを那須さんのバイパーがあたし達を器用に避けて吸血鬼を倒していく。
吸血鬼「ギャアアアアア!」
本当にトリオンって波紋と同じように吸血鬼を倒す力があるんだね。
いろは「はぁ!アステロイド!」
バババババババババ!
結衣「いろはちゃん!」
いろは「大物が来ます。恐らく柱の一族!」
いろはちゃんの援護射撃で多数の吸血鬼が倒れる。
ワムウ「神砂嵐!」
シーザー&結衣「逃げて!」
大志君は那須さんを、あたしはいろはちゃんをスタンドで掴んで横に飛んでくる旋風を回避する。
近距離パワー型で助かった…。少し前までのリバースなら避けられなかった…。
シーザー「ワムウ……ここに来てまたお前か…」
ワムウ「ぬ?俺を知っているとは…貴様は向こうの世界の者か?」
シーザー「さあ……な!」
大志君はビッツロールでワムウを殴る。しかし、それは避けられた。
ワムウ「見えない攻撃が飛んで来た…トリガーか?」
シーザー「スタンド使いじゃあないのに何故避けられた…」
ワムウ「闘気で分かった…その力、是非とも物にしたい」
いろは「やらせません!バウンド!」
ドバババババババババ!
いろはちゃんがキューブの弾を発射する。しかし、ワムウは手に纏った風でトリオン弾を弾く。
ワムウ「この程度の攻撃など通用せぬ。舐められたものだな」
結衣「リバース!」
R・T「はいっ!うわああああああ!」
ワムウ「ぬううう…」
音速のリバースの拳がワムウに迫るけど、ワムウは自分に風砂嵐を当てて後退して避ける。直ぐに射程から逃げられた。
うう…パワーアップした分、射程が下がってるよ…。
進化するのも良いことばかりじゃあ無いんだね。
シーザー「シャボンカッター!」
シュルルルルル!
大志君がシャボンカッターを投げるけど、一発腕にかすっただけで全て風に阻まれる。
ワムウ「ぬぅ!何だこのカッターは…少し触れただけでダメージが……これは…伝説の波紋?」
ワムウは自身の腕から出る煙を見て驚く。
ワムウ「まさか伝説の波紋の戦士にこんなところで出くわす事になるとはな…お前達相手に姿を晒したままでは危険だ。姿を消させてもらうぞ」
ワムウは体から管を出し、そこから空気を出して徐々に姿を消していく。
いろは「これは……カメレオンの効果と同じ!」
結衣「大志君!波紋の気配は!?」
シーザー「俺はそこまで波紋のレベルは高く無いですよ!水がなければ……あれ?わかる……何で?いろは先輩!右です!ワムウに触れないで!吸収されます!」
いろは「逃げるんですよォォォ!」
グラスホッパーで大ジャンプした後にいろはちゃんはそのままスパイダーを起動させ、ジョセフさんのように適当な電線に引っ掻けてターザンのようにロープアクションをした。
あのスパイダーの使い方、ハーミット・パープルみたい…。
ワムウ「く……伝説の波紋の戦士…まずは貴様から叩かねばならんようだな!神砂嵐!」
ステルスを解除してワムウは大志君に神砂嵐を撃ってきた!でも、大志君はニヤリとする。
シーザー「その技は既に対策済みだ!俺の世界と同じように、自分の技を自分で食らえ!ビッツロール・トパーズ!」
ドアアアアアアアアア!
ワムウ「何かを狙っているのは分かっていた!ならば、逆回転で相殺するのみよぉぉぉぉ!」
シーザー「何っ!」
逆回転の神砂嵐が大志君が跳ね返した神砂嵐を相殺する。僅かに圧縮した分だけダメージが入ったようだけど、致命傷には至っていない。
ワムウ「はぁ…はぁ…
ワムウは体の管から空気を取り込む。
いろは「それを…待っていました。ジョセフさんから聞いていましたから!那須さん!結衣先輩!トリオンをワムウに向けて撃つんです!命中率重視!ハウンド!」
那須「バイパー!」
熊谷「メテオラ!」
結衣「ハウンド!」
いろは「空気を取り込むと言うことは、波紋に似たトリオンも取り込むということ!ハウンド連続発射!いっけえ!無理無理無理無理!」
ワムウ「ゆううう!この程度のトリオンなどきかぁぬ!」
いろは「ならば、限界まで射ち続けるまでです!わたしがベイルアウトするのが先か!あなたが倒れるのが先か!根比べですよ!無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!」
いろはちゃんはありたっけのトリオンでワムウに攻撃をする。
ワムウ「ぬぅ!何故だ…何故これしきのトリオンでダメージが…何故何をやっても上手くいかぬ!」
何をやっても上手くいかない?まさか……
結衣「リバースの拳が……当たっていた?」
シーザー「運を極限まで落とすリバース・タウン。当たれば無敵ですね……」
ワムウ「ぬおおおおおおおお!」
シュウゥゥゥゥゥ……
ワムウは自らの技の特性で体が崩壊する。倒したのはいろはちゃん…
でも、いろはちゃんも……
いろは「ここまでのようですね……。もう…限界です。先輩あるところにわたしあり…それが誇りだったのに…こんな大事な場面で……後はお任せします…ベイルアウトです……」
いろはちゃんはトリオン供給限界でベイルアウトする。
大金星だよ…いろはちゃん…。
この世界のいろはちゃんも最高だね…。
後は…頑張るよ。いろはちゃんの分まで…
シーザー「とどめだ…ワムウ。お前にとどめを刺すのはこの川崎大志……でも、お前を倒したのは一色いろは。伝説の波紋使いでも、ブラックトリガー使いでも、スタンド使いでもない、ただのボーダー隊員の一色いろは。…あの世に名を持っていくのは…一色いろはだ。覚えておけ」
ワムウ「一色いろはか……。強き少女に敗れた誇りをもって、私は消えよう。伝説の波紋の戦士よ。介錯を頼む」
シーザー「ああ…
シュウゥゥゥゥゥ……。
シーザー「いろは先輩…あなたの覚悟、俺は尊敬します。誇りを捨ててまで、勝利をもぎ取ったあなたの執念に…」
ワムウ…死亡
一色いろは…
sideルドル・フォン・シュトロハイム
SH「トリオンブレードぉ!」
ザシュッ!シュウゥゥゥゥゥ……
俺の弧月を模したトリオンを纏ったメタルブレードが吸血鬼を切り裂く。
斬った吸血鬼は煙となって消滅する。
これよこれ!これが剣豪大佐の本領よぉ!
俺はトリオン体の状態でガンズ・アンド・ローゼズを展開する。自分のガンズ・アンド・ローゼズは絶対的な無敵性を誇るが、先の屍生人との戦いにおいてもそうであったように柱の一族に対しては有効打はUVライトしかない。
それも一度腕を刀に変形させ、メタルブレードで刺してから更に紫外線照射装置に変形させる必要がある。
それに対してトリオン体でガンズ・アンド・ローゼズに変身し、メタルブレードの先をトリオンに変換させて行うこのトリオンブレードはその手間を省いてくれる。
欠点は抜刀している弧月やスコーピオンと同様にトリオンが駄々漏れになることだ。
何でも都合よくはいかぬものだな。
まあ、最悪トリオンを解除して生身のガンズ・アンド・ローゼズになっても問題は無いのだが、今回は屍生人の親玉である吸血鬼が相手だ。
あの時倒した柱の一族もサンタナという柱の一族の中では雑魚とも言える存在だ。トリオンを無駄遣いするのも不味いだろう。
だが、剣豪大佐の面目躍如となったのは嬉しいぞ!
SH「我がスタンドのトリオンは世界一ぃぃぃぃ!」
二宮「戦場で無駄に雄叫びを上げるバカがいるか。油断するなとリサリサに言われていただろうが。
キイイイイイイン!
ドバババババババババ!
吸血鬼「GYAOOOOO!」
木虎「フォローする身にもなって下さい」
スパァァァァン!
ペットショップ「くえええええええ!(身内の恥を晒すなよ!)くえええええええ!(
ぬう……何故か隼のペットショップにまでバカにされた気分だ…。
しかも、俺よりも嵐山隊や二宮隊の方が撃破率が高いではないか!
SH「俺だって前世ではナチスを率いて吸血鬼をやっと倒せたというのにぃぃぃぃ!なんでこいつらは初めて吸血鬼と闘うのが初めてなのにこんなに動きが良いんだぁ!しかも二宮隊の隊服はなんだ!背広のスーツとかなめておるのか!アーシス隊の隊服なんてSPW財団の強化プロテクタースーツだぞ!エンブレムもSPW財団のロゴだし!背中のSPWとか要らんだろ!この世界に財団はないだろうがぁぁぁぁ!」
二宮「知るか。文句なら隊長のリサリサに言え。もしくはジョースターさんに。良いから敵を倒せ。
木虎「頭の悪い相手が対戦相手の場合のチームランク戦みたいなものですよ。というか、下らないことでグダグダ言っている暇があるなら攻撃なり指揮なりしてください。ナチス将校の質が疑われますよ?」
彼女はそう言って自分の隊の連携に戻っていった。
ぬううう…確かに余裕ぶってはいられん。
相手はあの吸血鬼の親玉、カーズだ。柱の一族を一度倒した事があるだけで慢心もしてられん。
陽乃「ええい!しつこいわね!」
陽乃殿は弧月を振るい、次々と吸血鬼をほふる!
じゃが、次から次へと現れる吸血鬼の勢いは止まらない。
ぬぅ!まだあれは出せぬ!柱の一族がカーズ一人だけとは限らぬ!それまではトリオンで倒さねば!
エシディシ「ふん、情けない吸血鬼どもだ。トリオン戦士にこうまで良いようにやられるとは…」
きおった!資料に載っていたエシディシとかいう柱の一族!この威圧感はサンタナとはけた違いだ!
陽乃「はぁ!」
ザシュッ!ぬるん。
陽乃「!!!効いてない!」
SH「無理だ!陽乃さん!柱の一族には生半可なトリオンは効かない!弱い波紋では吸収されないですり抜ける程度が限度なんだ!そして、トリオン体ごと柱の一族に吸収されれば中にある本体もそのまま吸収される!攻撃手とは相性がわるいんだ!」
陽乃「早く言ってよね!そう言うことはさ!」
陽乃さんは韋駄天を使って退却を始める。
二宮「くっ……弱いトリオンが効かないのなら…これはどうだ!メテオラ!」
ドオオオオオオン!
二宮「やったか……」
二宮殿!それはフラグだ!
エシディシ「弱い爆発と炎だ。爆発するダイナマイトを飲み込んでもケロッとしている俺に、そんな物が効くわけがないだろう。本物の炎とはこういうものだ。俺の熱血針を送り込みぃ、貴様をグツグツのシチューにかえてやるぅ!
二宮「ぐっ!なんだ!この血液は!一気にトリオンがなくなって…ぐああああ!」
エシディシの血管が二宮さんに伸びる。
摂氏500度の針にやられ、二宮さんは吹き飛ばされ、一気にベイルアウトさせられてしまった。
エシディシ「ほおぅぅぅぅ?この世界の人間もいつの間にトリオン兵を開発できる技術力を持ったのか…だが、表情をコロコロ変えるとは、中々面白いトリオン兵だ。捕らえてペットにでもしてやろうか…なぁ!」
おのれ…言わせておけば!
SH「なめるなぁぁぁぁ!トリオンブレード!」
ぬるん……
くぅっ!波紋に適正がない俺ではやはりトリオン量が少ないか!
SH「だが、これならどうだ!」
今度は腕に突き刺してそこをUVライトに変える。そして腕を削ぎ落とす!
エシディシ「ああああ!俺の腕がぁぁぁ!」
エシディシは消滅した腕を抱き抱え!絶叫を上げる。
エシディシ「う~~うううあんまりだ…HEEEEYYYYあァァァんまりだァアァAHYYY AHYYY AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!おおおおおおれェェェェェのォォォォォうでェェェェェがァァァァァ~~~!!」
何故かいきなり泣き出した…。おい、今二宮さんを爆殺しといて「あんまりだ!」って……
ぬう、だが俺のトリオンもあとわずか…。
一旦生身に戻らねば!やはり都合よくはいかんな。
これならば生身の俺の方が強い!肝心な時にベイルアウトしてしまっては元も子もない!
一旦退いてトリオン体を解除し、生身でガンズ・アンド・ローゼズを使わねば!
SH「トリオン解除!」
俺はトリオン体を解除する。すると、案の定スタンドまでも解除されてしまった。
エシディシ「どこへ行く?」
SH「!!」
エシディシ「泣いてスッキリした。俺は頭に血が上りやすいタイプでな。ムカつくと落ち着く為にまずは泣くことにしているんだ。さて、何をやったかは知らないが、この場でお前が一番危険なのはわかった。お前程度のトリオン使いなど、2000年前から飽きるほど出会って食らってきたが、それ故に危険だ。俺がダメージを受けたんだからな」
ちぃっ!エシディシは泣けば落ち着いて逆に強くなると言うことか!今は生身!まずいっ!やられる!
ペットショップ「クエエエエエ!(世話が焼けるな!オメェはよ!)」
ペットショップ殿はトリオンの氷塊を作ってエシディシに落下させる。
エシディシ「ぬぅ!トリオンで出来た氷の塊だと!俺の流法とは相性が悪い!」
ペットショップ「ニヤリっ(不意討ちじゃあなければテメエなんて敵じゃあねぇんだよ)。クエエエエエ(早くスタンドに変身しろ!シュトロハイム!)」
SH「感謝するぞ!ペットショップ!ガンズ・アンド・ローゼズ!」
俺は再びスタンドに変身する。生身ならばトリオン残量を気にせんでも戦えるからなぁ!
エシディシ「クソ鳥がぁ!」
エシディシはペットショップに血管を伸ばす。が、そんな事は俺がさせぬ!
俺はその血管を纏めて鷲掴みにする。相棒は隼だけどな。
エシディシ「何故だ!何故俺の熱血針を掴める!通せぬ!」
SH「所詮、貴様の操れる高温など500℃程度が限度!鉄が溶ける温度は最低でも1500℃と言うのは知っておるか?フライパンを溶かすには2000℃の温度が必要らしいぞ?それよりも特殊な金属で、遥かに厚みがある俺を溶かすには、一体どれだけの温度が必要なんだろうな?」
溶かされたところで無駄だがな。合体して再生できるから。
SH「いずれにしても生身の俺は貴様にとっては天敵よ!食らえ!エシディシ!サンタナのように太陽に耐性の無い貴様ではこれは防ぐ手段はあるまい!」
俺は体の胸や腹を投光器に変える。全て紫外線照射装置よ!完全に捕まえておるから避けられまい!終わりだ、エシディシ!
SH「UVライトォ!」
エシディシ「こ、これは太陽と同じ輝き!同じ性質!ぬあああああ!」
エシディシの
俺の勝ちだ……。
陽乃「と、思うじゃん?最後に油断しちゃったね?シュトロハイム君?うぐぅぅぅぅぅぅ!」
陽乃殿!
陽乃「ジョースターさんが言っていたのよね。エシディシは生命力が強いから、脳だけでも暫くは生き長らえるって…そしてこうやって人間の体に取り付いて操れるって……」
まさか、陽乃殿は俺の代わりにエシディシに!
陽乃「言っておくけど、犠牲になるわけじゃないわよ?このままベイルアウトすれば
済まぬ…陽乃殿。俺が油断したばかりに…。
俺は陽乃殿にUVライトを照射し続ける。
エシディシ「何ぃ!止めろ!」
陽乃「カーズって奴もこいつと同じ種族なんでしょ?だったら私よりもシュトロハイム君が残った方が役に立つわ。効率的に考えてね。後は頼んだわよ!シュトロハイム君!……死になさい!エシディシ!ベイルアウト!」
陽乃殿のトリオン体はベイルアウトし、跡にはエシディシの脳だけが残された。
エシディシ「おのれトリオンの戦士!そしてトリオン兵器の生命体めぇぇぇぇぇ!」
エシディシの脳は完全に灰となって消滅し、今度こそエシディシはこの世から消滅した……
ありがとう…陽乃殿。
貴殿が気付かなければ誰かが犠牲になっていたやも知れぬ…自分もまだまだだな。
さあ、吸血鬼共……。大物は倒したぞ。
もうトリオンに頼る必要もない。
リタイアした二宮殿や陽乃殿の分まで吸血鬼を葬ってくれるぞ!
エシディシ…死亡
雪ノ下陽乃…
二宮匡貴…
←To be continued
このコラボでいまいち目立って無かった四人(特にシーザーとペットショップ)にスポットを当てた戦いでした。
また、ベイルアウトしながらもボスをそれぞれ倒したいろはと陽乃にもスポットを当てました。かっこよく書けてれば良いなと思います。
次回、ワールドトリガーの戦闘潮流の最終決戦です!
それでは次回もお願いします!