キャラ図鑑①
比企谷八幡
原作、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の主人公。ほぼ五歳。
ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドー(DIO)の魂が融合し、転生した。
前世を持っている関係からか、大人の思考を持っており、子供らしくなかったのと、スタンド能力持ちで有ることから同じ前世&スタンド持ちの幼なじみのいろは、妹の小町以外とは馴染めずにいた。
また、前世ジョナサンの影響で生まれつき波紋の呼吸を扱うことができ、妹・小町の遊びと称した訓練の成果により、第二部ジョセフの全盛期並の波紋の錬度を持っている。
五歳の誕生日間近の夏に、いろはの親族で「ジョジョ第3部スターダスト・クルセイダーズ」の一人である花京院典明の命日に居合わせた際に二つの前世と記憶を思い出し、スタンドを暴走させる。
ジョースター家によって鎮圧され、DIOの関係者と疑われ(実際には関係者どころか本人だったのだが)拉致される。
幕張の「ホテルロイヤルオークラ」を中心にジョースター家と激闘を繰り広げ、いろはと共に和解。
以後、ジョースター家と家族ぐるみの付き合いとなる。
性格は真面目なジョナサンがベースだったのだが、「そして俺達の心は1つになる」でディオの性格も混じったのか、原作のようにひねた性格になった。(ついでに目も腐った)
とっさの機転、一瞬で覚悟を決めるのはジョナサン譲り。観察眼の良さは敵の良心ですら利用する策士ぶりはディオ譲り。
原作八幡同様、シスコンだが、一般的な家族愛程度に収まっている。
一色いろはとは相思相愛で、「夕焼けのエンゲージ」で事実上婚約する形となる。
ディオ時代から、何かを恐れ、天国を目指していたが、それは一体…?
スタンド…ハーミット・パープル・ネオ
【破壊力 - D / スピード - C / 射程距離- B / 持続力 - A / 精密動作性 - A / 成長性 - A】
八幡のスタンドその1。前世、ジョナサン・ジョースターのスタンド。
ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターとまったく同じ「いばらの蔦」の形のスタンド。
ジョセフとのハーミット・パープルとの違いは両手から同時に出現させる事が可能な事と、八幡の若さから故か精密性と成長性が高い。
その理由がジョセフは片手が義手だからなのか、元からの性能であるかは不明。
能力もジョセフ同様「念写」。
現在はデジカメが主流であるからか、はたまた精密性の違いからか、カメラをいちいち破壊しなくても念写が可能。また、波紋の技との相性が良い。
この成長性の高さが後に意外な形で役に立つ。
ザ・ワールド・ネオ
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - D / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - A】
ご存知八幡のもう1つの前世であるDIOのスタンド。
本来、精密性はBなのだが、幼少期での段階では最近自覚したばかりの能力なので、扱いに不馴れな為にDに落ちている。
能力はお馴染み時を止める能力だが、DIOは10秒止められていたのに対し、八幡は暴走状態で5秒、意識がある状態で3秒が限度。
これも不馴れな事が原因である。
ネオとついている割には弱体化しているが…
キャラ図鑑②
一色いろは
4歳。
本作のメインヒロイン。
原作、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の第3のヒロイン。
原作ではあざとさ全開の甘え上手なキャラだったが、本作では八幡以外に対しては出すことはない。
その正体はジョナサン・ジョースターの妻、エリナ・ジョースターの転生。
また、八幡の項目でもあるように、花京院典明の従妹の娘として生まれつきスタンド能力を持っている。
八幡同様、大人としての意識からか周囲に馴染めなかった事と、スタンド持ち=化け物という花京院家の悪しき風潮により、両親と花京院典明の両親以外の親族からは迫害に近い扱いを受けており、自分と似たような境遇を持つ比企谷兄妹以外には心を開いていなかった。
前世の事は物語が開始する丁度一年前に、花京院の命日の墓参りに訪れたジョセフ・ジョースターと再会することで思い出していた。
八幡が暴走した際にジョースター家に自分の素性を明かし、闘いの宿命に身を投じる。
人間関係については原作では異性を「ジャグリング」して同性にやっかまれていたが、本作では比企谷兄妹以外には深く関わっておらず、特に八幡に対しては前世の関係からわからないが、魂レベルで惹かれ合っており、4歳という年齢でありながら、異性として八幡が好き。
「夕焼けのエンゲージ」で事実上婚約。
第1章ラストで花京院の両親以外とは親戚関係が解消され、ジョースター家と比企谷家とは家族ぐるみの付き合いとなる。
スタンド…ナイチンゲール・エメラルド(N・E)
【破壊力 - C / スピード - B / 射程距離 - A / 持続力 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - B】
親戚である花京院典明のハイエロファント・グリーンに似たメロンのような外見を女性版にしたような外見。
能力も似たような能力で、宝石の弾丸を飛ばす「エメラルド・スプラッシュ」の下位互換技である「エメラルド・ストライク」を発射することが可能。
ハイエロファントのように触手を伸ばしたり、伸ばして編み上げた結界から弾丸を発射することは不可能だが、代わりにパワーはハイエロファントより上。
また、最大の特徴は自己治癒能力を最大限に高め、治療を行う弾丸を発射する、「エメラルド・ヒーリング」である。
回復能力については…自分自身○、切断・欠損△(切断面をくっつけていれば可能)、病気・対ウイルス○、非生物×、遠距離○、精神異常○
とかなり優秀。
これは前世のエリナが看護師であったという聖女の心の現れから。戦闘力は低い。
キャラ図鑑③
比企谷小町
3歳(!?)
名前の通り、八幡の妹で「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のサブヒロイン。
原作では八幡宛の見舞いのお菓子を勝手に食べる、兄の行動の予定を勝手に決める、などなど、アンチを受ける要素もあるが、作者は彼女なりの兄思いが間違った方向に飛躍したせいだと解釈している。
本作では第2部のある意味ではヒロイン、主人公ジョセフ・ジョースターの母親、「エリザベス・ジョースター」こと「リサリサ」の転生。
同じく前世を持つ八幡、いろは同様、思考の影響を受けているが、小町は持ち前のコミュ力で乗り切っている。
また、前世の事は自らのスタンドの特徴から自力で思い出している。
なお、原作以上にブラコン(前世のファザコン&マザコン)で、八幡といろはを第一に考えている。(物語開始までの話)
八幡の波紋の才能を早々に見出だしており、遊びと称して鍛えている。
前世では辛い半生を歩んだが、今世では両親や兄、幼なじみから沢山の愛を受けてすくすくと成長中。
激動の辛い前世の半生の反動か、波紋や戦闘の修行は真面目にやりつつも、その反面イタズラや兄いじりと人生を謳歌中。
スペックの上では本体、スタンド能力共に最強。
あくまでもスペックの上では。
スタンド…サンシャイン・ルビー(S・R)
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - C / 持続力 - A / 精密動作性 - A / 成長性 - D】
赤い宝石のようなものを胸や目、関節や指先等に散りばめた赤くキラキラ光る美しいスタンド。
その姿は前世のリサリサを彷彿させる外見。
その能力は波紋を体現したスタンドで、体中に埋め込まれている赤い宝石は、第2部キーアイテムである波紋の力を増幅させるエイジャの赤石そのもの。
八幡曰く、スペックの上では最強のスタンド。
なお、上記の多数あるAのスペックは、記述上Aであるが、実質はSと表記しても差し障りがない。
これはエイジャの赤石によって増幅されている波紋の能力がスタンド能力に上乗せされているからである。
代わりに、ほぼ完成されている能力はこれ以上の進化をしないことを示している。
ちなみに、この「エイジャの赤石」を使った禁断の奥義が存在するらしいが…。
第1章では出番はない。
キャラ図鑑④
ジョセフ・ジョースター
(84歳)
八幡の前世の片割れ、ジョナサンの孫。
ジョジョ第2部、「戦闘潮流」の主人公であり、第3部「スターダスト・クルセイダーズ」のサブ主人公。
アメリカの不動産王として名を馳せている。
2代目ジョジョとして生まれつきの波紋の能力と騙しの手品、そして咄嗟の機転で決して強くない能力で戦い抜いた歴戦の勇者。歴代キャラの中でも唯一、部を越えて単独で敵を撃破している。
例え63歳で浮気して隠し子が出来ても。
本作ではまだまだ現役を掲げており、実際まだまだ現役である。
本作のオリジナル設定でSPW財団の会長として(そうでもないとSPW財団があそこまでジョースター家に献身的な理由がわからない)ジョースター不動産共々経営している。
第4部で衰えてしまって何も出来なかった事を悔やんでおり、波紋の修行も含めて鍛え直しており、85歳を迎える今をもってしても戦えるスーパージジイ。
さらにいろはや小町と出会い、気持ちが若返ったのか、一時期は年相応に衰えていた体も第1章が終わる頃には精神に引っ張られるように第3部の頃の姿に若返っていた。
第1章の主人公というか黒幕というか…
近いうちに承太郎にジョースター家の当主の座を譲り、自分は日本に住む娘のホリィ夫婦の世話になる予定。
会社は仗助に譲るつもりらしい。
スタンド…ハーミット・パープル(H・P)
破壊力 - D / スピード - C / 射程距離- D / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - E
八幡のスタンド、ハーミット・パープル・ネオとほぼ同じスタンド。唯一、成長性と射程が低い。
キャラ図鑑⑤
空条承太郎
33歳
ジョセフ・ジョースターの孫。
ジョジョ第3部、「スターダスト・クルセイダーズ」の主人公。
歴代ジョジョの中でも一番登場する部が多いクールな男。
日本の学生からアメリカ海洋学者として博士号をもっている。杜王町の事件(第4部)の事件以来、家庭環境が冷えきっている。
本作ではジョセフから半ばジョースター家の当主の座を任されている。海洋学者としてのフィールドワークの傍ら、表には出せないスタンド使いの仕業らしき事件などを追っているSPWの特殊戦闘隊の陣頭指揮を取っている立場にある。
なお、義理の叔母にあたる静を娘の徐倫と重ねており、静が仗助になつくのが面白くない。
本作では幼少期編のラスボスを務めた。
海の中でも脱げない帽子は永遠に謎。
第4部以降の彼の素顔を見てみたいものだ。
スタンド…スター・プラチナ(S・P)
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - C / 持続力 - A / 精密動作性 - A / 成長性 - E(完成)】
最強のスタンドと名高いスタンド。
DIOや八幡のザ・ワールドと同様の性質を持つ。
時を止める能力は健在。現在は約2秒止める事が出来る。
近年加齢と共に衰えて来ており、若干基本的スペックが落ちてきている。
キャラ図鑑⑥
東方仗助
20歳。
ジョセフ・ジョースターと日本人女性の間に生まれた息子。
第4部、「ダイヤモンドは砕けない」の主人公。
リーゼントヘアーが特徴で、その頭の事をバカにされると理性を失うほどキレる。
第4部以降の原作の登場はない。
本作では高校卒業後にアメリカに留学。ジョセフの策略で次期スピードワゴン財団の会長として育てられている。また義妹の静・ジョースターの結婚相手としてスージーの冗談から始まった「ジョースター家光源氏計画」により外堀を埋められつつあるとか…
一応、八幡に一番身近なジョースターとして主人公的な立場にいるのだが、ジョセフと承太郎により主人公(笑)になりつつある。
スタンド…クレイジー・ダイヤモンド(C・D)
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - D / 持続力 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - C】
お馴染み治す力を持つスタンド。
全盛期のスタープラチナとほぼ互角のパワーを持つ。
治す能力は
自分自身×、切断・欠損○(ただし、消滅を伴う欠損は例外)、遠距離×、非生物○、病気・対ウイルス×。
特徴的なのは切断をナイチンゲールのようにくっつけなくても治すことが可能な事と、物を直す事が可能な事。
治すという能力をさまざまな応用力で強敵を倒してきた。
キャラ図鑑⑦
ジョルノ・ジョバァーナ
17歳。
八幡の前世の片割れ、DIOと日本人女性の間に生まれた長男。イタリア出身。
第5部、「黄金の風」の主人公。
第5部終了後はイタリア最大のギャング団、パッショーネのボスとなる。(17で!?)
本作では第5部の後を描いた「恥知らずのパープルヘイズ」の設定を少し改変し、SPW財団と協力体制➡ジョースター家と和解➡ジョースターの一員として受け入れられた➡SPWイタリア支部=パッショーネの構図が出来上がった設定になっており、この世界ではヨーロッパ最大のギャング団のボスとして君臨している。
普段は物腰が穏やかだが、自分に敵意を向けた相手には容赦せず、殺害も辞さない。
一方的に相手に覚悟を強いるような、覚悟を履き違えた人間にも厳しい態度を示す。
性格的に八幡と通じるものがあるらしく、第1章以降は日本に訪れた際は必ず八幡と小町に会いに来ている。
スタンド…ゴールド・エクスペリエンス(G・E)
【破壊力 - C / スピード - A / 射程距離 - E(2m) / 持続力 - D / 精密動作性 - C / 成長性 - A】
歴代主人公スタンドとしては若干スペックは低いが、無機物から生命を生み出す能力は多様性があり、その成長性の高さは戦う都度に能力が変わっていく。
相手に攻撃を反射させる➡相手の感覚を暴走させる➡体のパーツを作る。
ちなみに体のパーツを作る能力は一種の治療能力で、分類すると
自分自身○、切断・欠損○、遠距離×、非生物×、病気・対ウイルス△(患部を交換する等で対処できる病気などはOK)
特徴的なのは欠損に対して効果があること。
また。ゴールド・エクスペリエンスには条件が揃えば更に先の形態があるのだが…
キャラ図鑑⑧
静・ジョースター
五歳
第4部に登場した「透明の赤ちゃん」がジョースター家に引き取られ、成長した姿。
引き取られた当初はジョセフにしかなつかなかったが、現在は仗助になつきまくっている。
それこそ光源氏計画が成り立つくらいには…。
「静・ジョースターの奇妙な日常」はこの作品を書くにあたり、知らなかったので、このまま突っ走ります。
スタンド…アクトン・ベイビー
【破壊力 - E / スピード - E / 射程距離 - なし / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - A】
物体や生物を透明化させるスタンド。当初は本体自身を透明化しているだけであったが、ストレスによりスタンド能力が強く発現するようになると、本体を中心として球状に一定距離内のものを無差別に透明化するようになる。
一度半径内に入って透明になったものは、半径を出ても能力が解除されない限り透明のままである。見えなくなるだけで特に害はなく、手で触れたり臭いを嗅ぐことはできる。
スタンド…アクトン・クリスタル(A・C)
【破壊力 - B/ スピード - A / 射程距離 - B / 持続力 - A / 精密動作性 - C / 成長性 - A】
ストレスによってよく暴走するアクトン・ベイビーをジョセフらジョースター家が訓練させ、成長したスタンド。
妖精のような見た目で、フワフワ浮かんでいる。
射程は十メートル前後で、射程内のものを任意に透明化することができる。
透明化したものを本体である静は認識でき、オンオフは静の自由。
小柄な見た目に反してパワー等は強い。
キャラ図鑑⑨
広瀬康一
第4部のサブ主人公で仗助の親友の一人。
一見気弱で頼りないが、芯の強い性格で彼をよく知る人間は本当に頼りになる男として彼を語る。
本作では東京の大学に通いながら、バイトをして家族三人の生計を立てている。
その際、ジョセフから融通を利かせて貰っており、将来的にはSPW日本支部への就職がほぼ内定している。
スタンド…エコーズ
康一の成長に合わせて姿を変えてきたスタンド。
康一は任意で形態を変化させられる。
ACT1(アクトワン)
【破壊力 - E / スピード - E / 射程距離 - B / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - A】
卵から孵ったエコーズ。射程は50m程度。パワー、スピードはほとんど無いが、物体に文字(擬音)を貼り付け、その音を繰り返し響かせる能力を持つ。また、康一の気持ちを文章にしたモノを相手に貼り付ければ、相手の心に直に想いを強く訴えることができる。ただし、異常なほど思い込みの激しい人間には通用しない。
本作ではact2との併用で活躍をみせる。
ACT2(アクトツー)
【破壊力 - C / スピード - C / 射程距離 - B / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - A】
「ACT1」が進化した姿で、やや小型化したエコーズ。射程はACT1と変わらない。ACT1よりスピードが格段に上昇し、尻尾を切り離して変形させたしっぽ文字に触れた者に文字に応じた擬音の効果を体感させる能力を持つ。文字はACT1同様物体に貼り付けることも可能。
ACT3(アクトスリー)
【破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - A】
「ACT2」が進化した姿で、それまでのエコーズの姿とは異なり子供のような姿をした人間型のスタンド。自意識を持ち会話も可能であり、康一には従順で丁寧な言葉使いだが口汚く、「S・H・I・T(エス・エイチ・アイ・ティー)」が口癖。射程は短く5m程度だが、その分身体的強度とパワーが増し肉弾戦が可能となった。殴った物質を重くする「3 FREEZE(スリー・フリーズ)」の能力を持つ。重さは康一が対象に近づけば近づくほど重くなり、30cmくらいまで接近すればスタンドさえも地面にめり込みほとんど動けなくなるほど重くできるが、一度に一つの物しか重くできず、射程距離外に出てしまうと重さが消えるどころか能力自体が解除されてしまう。
キャラ図鑑⑩
ジャン・ピエール・ポルナレフ
故人。
第3部のサブ主人公だったが、第5部でディアボロに殺害されてしまう。
魂が天に上る前にココ・ジャンボのスタンドに捉えられ、幽霊として現世に留まっている。
現在はパッショーネのNo.2として活動中。
本来はシルバーチャリオッツというスタンドがあったが、死亡した際に無くなってしまった。