やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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定められた邂逅②

side 兵藤丈城

 

木場とゼノヴィアの報告を受け、俺達は急いで彼らのところへ向かっていた。

迷路のように入り組んだ路地を第5部、「黄金の風」に登場する初期の敵、暗殺チームに所属するギアッチョのホワイト・アルバムの氷のプロテクターを纏った俺が猛スピードで駆けてゆくと、暫くして見慣れた二人組の背中が見えてきた。

木場とゼノヴィアだ。

 

丈城「おった!」

 

滑る音に気が付いたのか、木場とゼノヴィアが振り返って俺の到着を視認する。

 

木場「ジョジョ君! …ってあれ? 部長とアーシアさんは?」

 

木場は俺だけしかいないのを不審に思ったのか、尋ねてくる。

イヤだなぁ。置いてくるわけが無いじゃあないか。

 

丈城「へ? あぁ、ここにおるよ。ちゃんと」

 

俺はホワイト・アルバムを解除し、背を彼ら向ける。そこには着ぐるみのように後頭部から右足首にかけてジッパーが取り付けられていた。

スタンドの2つ同時使用は無理が生じる。ごく一瞬だけ使用するならともかく、長時間使用することなど無理だ。

何故なら精神が1つに対してそのエネルギーを2つ使うのだからな。精神への負担が大きくてすぐに倒れる。

もっとも、スタンドを2つ使える奴なんて原作を含めて俺くらいしかいないから、俺だけしか出来ない芸当だけれどな!(その例外が存在している事を忘れてる…というよりも、最初に存在したほうのはあまり知られていない)

例外はスーパーフライとかチープ・トリックのようなスタンドが一人歩きするタイプの奴くらいか?あんなものは危ない上に使う価値も無いから使う気にならないが。

背中ジッパーがひとりでに開くと、中から息の上がったリアとアーシアが顔を出す。

 

木場「わぁっ! 二人とも何でそんなところに!?」

 

フハハハハハ!驚いているな?実に恐怖したろ!?なぁぁぁぁ!?(DIO・エシディシ風)

 

リアス「ハァ…ハァ…じ、ジョジョがこっちの方が速いって言うから……」

 

アーシア「ぷはッ、ちょっと暑かったですぅ」

 

木場「そりゃそうだろうねぇ……」

 

第5部の覚悟のアリーヴェデルチで人気が高いブローノ・ブチャラティのスタンド、スティッキー・フィンガーズだ。実に汎用性が高いスタンドだ。

こういう時には非情に役に立つ。

中身二人を出して背のジッパーを閉じると、俺は早速本題に入った。

 

丈城「で、現状はどうだ?」

 

ゼノヴィア「勝負は継続中だ。今はあの民家の中でやりあっている」

 

ゼノヴィアの指し示す方向には、その勝負で壊れたと思しき民家の塀があった。俺達はそこまで足を進め、塀に密着する形で身を潜ませる。

 

??「おいコラ……てめー何者なんだよ!? なんでクレイジーダイヤモンドを持っていやがる!?」

 

間違いなくクレイジー・ダイヤモンドといったな。

だが、どういうことだ?クレイジー・ダイヤモンドだけが2つ現れるなんて…。

 

丈城「やっぱクレイジーダイヤモンドが二つもあんのか……信じがてぇ話だ」

 

ゼノヴィア「私も見た。我々が探していた不良姿の男ともう一人、スーツ姿の男がたしかにクレイジーダイヤモンドを操っていた。ジョジョ、この世に二つも同じようスタンドがあるものなのか?」

 

丈城「ない…と言いたいところだが、例外があったりするんだよな。つってもごく稀だし、俺も話に聞くだけで会ったことはない」

 

木場「ジョジョ君が複数のスタンドを扱える事と同じくらいレアなケースって事……なのかな?」

 

丈城「まぁ、そういう認識でいいと思うな」

 

空条承太郎のスター・プラチナとDIOのザ・ワールドのように同じ特性が出ることもあるし……。

 

丈城の場合は転生特典、ニセ仗助はいつものことと捨て置いて問題はない。だがもう一人のスーツ姿の男に限っては不明な点が多過ぎる。新手の神器を使った人外なのか、それとも虫食いと虫食いでないの『ラット』と同じニセ仗助の別個体か……。

 

色々と思考を巡らせていると、民家の中から何かが飛んできた。

 

木場「!」

 

いち早く気が付いた木場は使い魔の小鳥を放ち、向かいの民家の奥へ消えていったそれを回収させた。

 

リアス「どうしたの? 裕斗」

 

木場「いや、一瞬何かが飛んでいったような気がしたので……」

 

戻ってきた小鳥が持っていたのはガラス片であった。

血液が付着したそれは破片にしては綺麗なハートを象っており、リア達は不思議そうに首をかしげている。

 

俺を除いて、だが。

 

丈城(仗助の……"自動追尾弾"!?)

 

それに見覚えがあったのは丈城だった。

原作でも吉良吉影に対して使っていた技だからな。

思い切って塀から顔を出し、現場を確認してみる。

やはり撃ち抜かれて倒れていたのはスーツ姿の男であった。

いくらクレイジーダイヤモンドを扱えるとしても、相手はサジを再起不能(リタイア)に陥らせたニセ仗助。

優勢に立つのは難しい。

 

アーシア「中の様子はどうですか? ジョジョさん」

 

丈城「………………」

 

アーシア「ジョジョさん?」

 

これ以上の傍観は無意味と判断した俺は、決断を済ませる。

 

丈城「……アーシア、皆、俺があのリーゼントヤローを引きつける。奥の男を頼んだ」

 

オールバックはともかく、匙をやりやがったのは間違いなくリーゼントのほうだ。

 

木場「ジョジョ君が何をやろうとしているのか、大体わかったよ……OK、サポートは任せて!」

 

気分はポルナレフとコンビを組む承太郎って所だな。

 

丈城「そういうことだからアーシア、『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』の準備をしておいて」

 

回復の能力を持つ神器(セイドリックギア)、聖母の微笑。死んでさえいなければ大抵はこの能力で治癒できる。問題のクレイジー・ダイヤモンドの生命限定版って奴だ。

 

アーシア「は、はい!」

 

ゼノヴィア「ジョジョ、一人だけで大丈夫か?」

 

丈城「フッ…愚問だな。俺を誰だと思ってんだよ? ゼノヴィア」

 

ゼノヴィア「……無用のようだな。ならここは、大人しく引き下がっておくとしよう」

 

あとは、突入するのみ!!

相手はニセ仗助だ。派手に行くぜ!

 

丈城「突入ッ!!」

 

俺の合図に合わせて、全員が脱兎の如く現場に切り込んだ。まずは塀をくぐると同時に第4部のサブ主人公の一人、虹村億泰のザ・ハンドを繰り出し、自身手前の空間を削り取る。

 

丈城「こっちに…来いッ!」ガオン!

 

一瞬、オールバックの男が反応した気がしたが、放っておいていいだろう。

ザ・ハンドによってニセ仗助の位置が丈城に近づいた。間髪入れずザ・ハンドの拳でニセ仗助を殴り飛ばし、壁に大穴を開けてその向こうに奴は消える。

 

丈城「削り取ってやる…『ザ・ハンド』ッ!」

 

さらる追撃のために、俺はザ・ハンドを従えたまま壁の向こうへ突貫した。

 

少し後に、そのレアなケース…。俺も忘れていた原作ファンでもよく忘れられるDIOのもう1つのスタンド、ジョナサン・ジョースターのハーミット・パープルと出会う事となるとは思いもしなかった。

 

side東方仗助

 

仗助「億泰…それとさっきの声は康一か…?」

 

俺は億泰と康一の名前を呼ぶ。

あの音は間違いなく空間の削れる音。だが、康一にしてはやけに荒々しいというか…。

けど、最期に見るのがオメェらだなんてのは粋だな…。高校時代からの親友二人ってのはよ。

俺の小さな声は直後に聞こえてきた複数の足音にかき消されてしまう。

露伴達も来てくれたのか?

こいつらに看取られて導かれし小道に行くのも乙だな。

心残りなのは八幡を連れ帰れねぇ事だけどよぉ…。

 

少年の声「大丈夫ですか!?」

 

誰だ?仲間達の声じゃねぇ…。駆けつけて来た男は俺の体を抱き起こしてくれる。

俺は薄目を開けて見てみると、シスターみたいな金髪の少女がしゃがみ込み、俺の容態を確認するようにしている。

俺の最期を看取るのはシスターか…。

他の奴らも仲間じゃなかった。赤いロングヘアーの子は誰かと連絡をとっている。

救急隊でも呼んでくれてるんだろうな…手遅れだが。

 

ゼノヴィア「仲間はいないようだな。アーシア、その男の容態は?」

 

アーシア「お腹の傷さえ塞ぐことができれば問題ありません。私の神器で治してみせます」

 

シスターの声はめぐりにそっくりだな…治すって…クレイジー・ダイヤモンドみたいなスタンドでももってるのか?ははは……だとしたら嬉しいけどよぉ。

あれ?緑色の光が……ナイチンゲール・エメラルドか?

エメラルド・スプラッシュの弾丸そっくりの回復弾を打つのがナイチンゲールだしな…。

何だっていい。徐々に体が楽になってくる。

マジでエメラルド・ヒーリングみたいな力だ。

 

リアス「間一髪っていったところね……それにしても、この男もジョジョのクレイジーダイヤモンドを持っているのが不思議でならないわ。彼もこれまでの謎のスタンド使い達と一緒なのかしら?」

 

は?この女、今何て言った?

クレイジー・ダイヤモンドが誰かのスタンド?あのニセ者じゃなくてか?

ふざけるなよ?クレイジー・ダイヤモンドは俺のスタンドだ。俺という人間を見て承太郎さんが命名してくれた俺だけのスタンド。

見た目や能力も全く同じスタンドでも名前までが同じと言うのはどういう訳だ?

例外は俺は2つ(・・)しか知らない。

ジジイ…ジョセフとDIOの…今の八幡のハーミット・パープルと承太郎さんと二人で狩った二匹のネズミぐれぇだ。

ネズミの場合は「ラット」って名前を俺達でその場で付けだ。

ハーミット・パープルは(正確にはジョナサン・ジョースターのスタンドだと八幡は語ってるが)DIOが名付けなかったのを八幡に転生してからジジイとまったく同じスタンドだからという理由でジジイが同じ名前を名付けた。

ザ・ワールドと融合してからはハーミット・アメジストとジジイが技名として改名したがな。

これはそういった因果関係が存在している例外。

 

能力はわからねぇけど、同じ見た目のスタンドが別々場所で同じ名前を付けられる?あり得るのか?

平行世界の自分同士だって全然違うケースがあるのに?

 

いい例が妹の静だ。

大抵の平行世界の静はワイルド・ハニーだが、うちの静はアクトン・クリスタル。赤ん坊だった頃のビジョンが無い頃はアクトン・ベイビーという名前で共通していたけどよ。

能力はほぼ同じだがアクトンはワイルド・ハニーにくらべて基礎性能が高い反面、透明にした物を認識する能力能力がない。何より見た目がアクトンは女神のような(act1はエコーズのような妖精型)女性型スタンドであるのに対してワイルド・ハニーは蜂人間のようなスタンドと全然違う。

同一人物ですらこうなのに、クレイジー・ダイヤモンドを持つスタンド使いが二人も現れた。

もう混乱の極みだぜ…。

 

それにしてもよぉ。治療されて冷静になって観察してっとよぉ、こいつら油断がならねぇな。戦いなれしてやがる。いろはのナイチンゲールみたいな力を使う女の子以外は実戦も殺人も経験してやがるな。

 

仗助(助かったけどよぉ、こいつは応対を気を付けねぇとよぉ、ちっと不味いことになりそうだぜ。

閣下や博麗霊夢とかいう巫女が言ってたよなぁ、

この世界が一番過酷で、本来なら人間の力が及ぶ世界じゃあねえってよぉ。

確か天使と堕天使と悪魔が争う世界だとか言ってたな。コイツらがそうなのか?助けてくれたのも助けてくれたシスターは善意っぽいがよぉ…他の連中はどちらかと言えば尋問態勢にちけえじゃあねぇか…ジジイお得意の逃げ出す隙も無さそうだしなぁ)

 

ちっ!八幡があんなことになって腑抜けいて良い訳がなかったのに何を悲しみに酔ってたんだ。バカか俺はよ!

ヒットマンがいねぇからって油断してんじゃあねえ!ワザワザ閣下があんな警告をしてきたって事はよぉ、ヒットマンなんか訳ねぇ相手って事なんだよなぁ。

俺も相手も……特に紅髪の少女は警戒をしながらにらみ合う。

どうやらもう大丈夫のようだ。俺は自力で起き上がり、リラックスした体勢を取る。素人目にはそうだろうが、これが実は一番最大級の警戒をする姿勢だ。

相手もそれがわかるのか、似たような警戒をより深める。

 

シスター「もう大丈夫ですよ。但し、無理に動かしてはダメですからね」

 

仗助(聞けば聞くほど城廻に声が似てるな。雰囲気までグレートに似てやがるぜ。まだ一般人の領域にいるってところまでな。この三人に混じるには異様だぜ)

 

仗助「あ、あぁ……助かったよ。誰かはわからねぇが感謝するぜ」

 

とは言え、致命傷を助けてくれたんだ。感謝はしてるぜ。

俺はコォォォォ…と波紋の呼吸をする。つい数時間前に気が滅入る数の屍生人と闘うため、露伴の能力で使えるようになった呼吸だ。まだ意識的にやらないと無理だけどな。つまり、意識的にやらないといけない状況とも言える。

 

紅髪「ごきげんよう、スタンド使いさん…とお呼びすればよろしいかしら?」

 

あ?ってことはこいつらもスタンド使いってことか?

 

仗助「まぁ、間違いないッスよ。スタンド使いっス」

 

内心混乱しているし、スタンド使いと見破られて動揺しているが、疚しいことはねぇし、俺は平静を装って答えると紅髪は少し困った顔をした。

 

紅髪「話せば長くなるのだけれど……まぁ、少なくともあなたが使役しているスタンドなら知っているわ。破壊されたものを修復する能力を持つ、射程距離1〜2メートルの近接パワー型のスタンドクレイジーダイヤモンドのスタンド使いさん?」

 

仗助「能力までバレてる!?」

 

こればかりは流石にポーカーフェイスを保つのが不可能だった。初対面の…それもこの世界に来たばかりの人間に自分のスタンド…。それも概略のスペックと能力…それに名前まで当てられる…。余りの異様さに俺は今度こそ動揺を隠せなかった。こんなことは承太郎さんやジョルノでもポーカーフェイスを保つのは無理だろう。

……無理だよな?俺だけが間抜けじゃあねぇよな?

 

仗助「俺のスタンドがわかるってことは、あんた達もスタンド使いなのか?」

 

間違いなくそうだとは思うけどな。

俺はクールにフッと…ニヒルに笑う。

スタンド使いはスタンド使いと惹かれ

 

紅髪「いいえ、そういうわけではないわ。詳しい事を話したいところではあるのだけれど……今はそれどころではないはずよ」

 

違うのかよ!返して!俺のドヤ顔返して!

ってそうだ!億泰と康一!【ここから康一も加えます】

 

仗助「…ハッ、そうだ奴だ! 早いとこ億泰と康一に加勢しねぇと!!」

 

助かった事で安心してたが、終わってねぇ!

それに康一が付いてるから大丈夫だとは思うが、億泰は妙な負け癖が付いてるから心配だ。

 

紅髪「億泰と康一?」

 

仗助「俺の仲間だ。俺はわけあって仲間とともにここに来たんだけど、別行動してたら奴に襲われちまって……億泰と康一も俺と同じスタンド使いなんだ。だけど奴の強さは尋常じゃねぇ。あいつら二人じゃ危険すぎる!」

 

腑抜けていたとはいえ、あいつらよりも実践経験が上の俺ですらこのザマだ。

再びドンパチに戻ろうとするが、その行く手をずっと黙っていた青髪の少女が遮る。

どことなく露伴に似た雰囲気の女だ。頼むから雰囲気だけにしてくれ。邪魔だ!

 

青髪「待て、その必要はない」

 

仗助「なんでだよ! 仲間を放っておけるわけがねぇじゃねぇか!」

 

もう素で応対する。ポルナレフさんのように取り繕った態度が素に変わるほどまでには熟達してねぇんだよ!

 

青髪「そうじゃない。それ以前に、お前は最初から大きな勘違いをしている」

 

仗助「何……!?」

 

青髪「今あの不良と戦っているのは私達の仲間だ。第一、それが億泰や康一とかいう輩だと何故言い切れる?」

 

甘く見るんじゃあねえ。

 

仗助「……奴が視界から消える時、確かにガオンって音をこの耳で聞いた。あいつがスタンドを使うと必ずその音がするんだ。それに、さっき俺は康一の声をここで聞いた。だから俺は億泰と康一が助けに来てくれたと思ったんだよ……!」

 

男「ザ・ハンド……空間を削り取る能力、かい?」

 

仗助「それも知ってんのか!?」

 

おかしい。

クレイジー・ダイヤモンドにザ・ハンドは知っているのに俺や億泰の事は知らねえってよぉ。

 

(ドガン! バキバキィッ! ドスンドスン!)

 

上から破壊音が響く。

 

紅髪「まだやりあっているみたいね、彼」

 

仗助「……加勢しなくていいのかよ?」

 

俺はコイツらに恐る恐る尋ねた。その表情は複雑で、疑念や焦りが見られる。

あ、八幡やジョジョの奴が敵を罠にはめてるのを見抜いたアーシスの奴らがたまにする困った表情だ。

二人が黒くニヤリとするような表情を思い出した。

 

シスター「加勢、といいましても……」

 

青髪「あの程度の相手如きに引けは取らん。寧ろ加勢すれば逆にこっちが不利になってしまうだろう。彼の足を引っ張るわけにはいかない」

 

男「本人が任せろって言ってるんだから大丈夫ですよ。僕らは信じるだけです」

 

赤髪「負けることはないわ。彼の脳内辞書に敗北の二文字は無いんだから」

 

仗助「…………………」

 

ますます似てやがるぜ。似てる奴がいるのか?八幡や静、それに俺やジジイ達ジョジョと呼ばれた人間ににた奴が…。

上を見上げながら、さも勝利することを当然に語る不思議な奴ら。その自信の出所を知るべく、俺は更に質問を投げかけた。

 

仗助「その根拠は、一体どこから……?」

 

赤髪「んー、そうね……」

 

 

 

赤達が口を揃えると共に。

 

(ドゴォォォォン!!)

 

若者達「「「「だって、ジョジョだから」」」」

 

仗助「!?」

 

な、何ぃぃぃぃぃぃぃっ!ジョジョ…だと!?

この世界にもジョースターに縁のある奴がいるのか!?

 

康一に似た声「WRYYYYYYY────────ッッ!」

 

何だ!?

康一に似た声のような奴が八幡やジョルノがたまに無駄無駄の間に入れるかけ声のような声を張り上げてニセ者の俺と一緒に降ってきやがった!

茶色の髪、DIOモードに入っている八幡を彷彿させるような邪悪でありながら見ている者を惹き付ける何かを持つ男がニヤニヤと黒い笑顔を浮かべながら。

 

これが俺・四代目ジョジョと、この世界の黄金の魂を持つ者の代名詞であるジョジョの名を持つ男…。

 

 

後に初代ジョジョと邪悪の化身の転生の欠片である八幡の聖なる遺体と融合する男、兵藤丈城との出会いだった。

 

←To Be continued…

 

 

 

おまけ

 

丈城「おい八幡」

 

八幡「あれ?俺達まだ出会ってないよな?しかも何で俺、魂が砕けてるのに体があるの?」

 

丈城「そんな細かい事はどうでも良い!今回の俺のようにお前が…というかDIOが何故ハーミット・パープルを持っているかジョジョ原作を忘れている奴がいるかも知れねーぞ」

 

八幡「げ、原作…?どういうこと?」

 

幻想郷編八幡「これの事だ。ハイスクールDXD編の俺」

 

八幡「おい……幻想郷編の俺。型破りな事をするんじゃあない」

 

幻想郷編八幡「そんな細かい事はどうでも良い。これを見てみろ」

 

 

八幡「『ジョジョの奇妙な冒険』?何々?」

 

読書開始。

 

八幡「うおっ!メイドインヘブン阻止が失敗した基本世界の事が全部書いてあるじゃあないか!これをどこから持ってきた!」

 

幻想郷編八幡「幻想郷の空条承太郎が持っいたのを持ち込んだ」

 

八幡「それってパクって来たんじゃ」

 

幻想郷編八幡「パクったんじゃあない。死ぬまで借りてきたんだ」

 

八幡「それなら…」

 

丈城「泥棒じゃないな」

 

イヤー

パアンッピシッガシッ!グッ!グッ!

 

ー4-3の幻想郷ー

 

幻想郷承太郎「野郎……あの悪霊と静・ジョースター…俺の愛読書を…胃薬10ダースなんてとっくに使いきったぞ!」

 

4-1、アルス界比企谷白良「お届け物でーす!」

 

メモ「胃薬6箱贈呈します。はちまんくん編比企谷八幡(はちまんくん)、ワートリ編比企谷八幡(比企谷八幡隊長)、一条承一郎より共同出資

DIO比企谷八幡被害者の会の招待状を同封します

これからも頑張って下さい」

 

幻想郷承太郎「………………ーーもちろん入会だ」

 

ー場所は戻ってー

 

幻想郷編八幡「原作13巻の163ページ、第3部の『幽波紋の戦士達』を見てみ?」

 

八幡「ああ、確かにDIOの時にハーミット・パープルを使ってやったな。飛行機に乗っているジョセフと承太郎を念写したっけ」

 

丈城「こっちの方がカメラを壊していないから優秀だな」

 

幻想郷編八幡「だな。だから完全にジョセフのハーミット・パープルと同じというわけじゃあ無いんだが」

 

八幡「これはジョナサン・ジョースターのスタンドとして公式でも語られているらしい。作者はジョセフ好きだが、だから根拠もなくハーミット・パープルを俺に設定した訳じゃあなく、根拠を調べて設定したんだ」

 

幻想郷編八幡「第二章で胎児レベル以上にアレッシーに若返らせられ、前世返りした時にジョナサンがハーミット・パープルを使っているのもこれに基づいている。ある意味ではジョナサンも前世の段階でスタンドに目覚めていたから…というのが理由だ」

 

丈城「両手で1本ずつ使っているのは?」

 

八幡「これにも根拠なしでやっているわけじゃあない。ディオは163ページで右手でカメラを叩き、164では左手で写真を持っているのだが、どちらからもハーミット・パープルを出していた。両手が同時に出ていないから2本同時というのは想像の領域だが、両手で扱えるのは間違いじゃあない。荒木神の書き間違えだった可能性もあるけどな」

 

ヴァレンタイン「どジャアアアン!」

 

ダブル八幡「閣下!」

 

アルス界編八幡(DIO)「あれ?」

 

ボーダー編八幡(ジョジョ)「ここは?」

 

ニセコイ編八幡「どこだ?」

 

幻想郷承太郎「てめぇ……八幡。やってくれたじゃあないか…」

 

幻想郷八幡「げっ!」

 

幻想郷承太郎「ついでに客も連れてきた…」

 

はちまんくん「この悪霊ども…」

 

比企谷隊長「よくも好き放題やってくれたな…」

 

承一郎「俺はこれから胃をやられるだろうから先払いで殴りに来た」

 

はちまんくん・比企谷隊長・承太郎・承一郎

「覚悟は出来たか?俺達は出来ている!」

 

忍「やれやれだわ」

 

四人の別世界八幡「(ダラダラダラダラダラダラ)」

 

くるっ♪シュゴォォォォ!×4

 

八幡×4「逃げるんだよォォォ!」

 

ダダダダダダダダダダダ!

 

四人の主人公(被害者)「待て!この悪霊!」

 

だダダダダダダダダダダ!

 

丈城「お前、随分と好き放題やったんだな……」

 

D八幡「俺はまだやってないから知らん。それにお前は胃痛にはならんだろ」

 

丈城「むしろ周りが胃を痛めるだろうな。俺達によって」

 

仗助・康一・億泰・露伴・めぐり・音石・カマクラ

「ウワァァァァァァァァァァ!(ニャアアアア!)」

 

リアス・アーシア・朱乃・子猫・木場・ゼノヴィア

「ヒイイイイイイイイイ!」




はい、今回はここまでです。

八幡がハーミット・パープルを使っている理由はこういう事だったのですが、皆さんは納得出来てましたか?

比企谷八幡被害者の会には丈城は含まれなさそうですね。
むしろリアス達が入会するかも……。

それでは次回もよろしくお願いいたします。
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