やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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八幡の敵に対する扱いは酷いです。

というか、激怒具合が加速しています。

さて、何に対してでしょうか?


フランスの冷たい突風と新ニセコイ偽装

side比企谷八幡

 

?「待っていたわ、毒蛇(ヴァイパー)

 

プラントの屋上、そこで待っていたのは承一郎に投げキッスをしてきた女だった。うん、ビッチっぽい。

 

承一郎「…ドルザエフはどこだ?」

 

承一郎はあえて言われたのを無視して質問する。

 

ビッチ「つれないわね。レディより男を選ぶの?」

 

承一郎「デスペラードの指揮官、ミストラルだな?」

 

ビッチ「あら、あなたほどの男に知ってもらえるなんて光栄ね。その通り、私はミストラル。フランスに吹く冷たい突風…」

 

ミストラル(笑)を象徴するかのような冷たい風が吹いた。雪ノ下の方が冷たそうだしな。

 

ビッチ「あなたの事は聞いているわ。四年前にあらゆる内戦に突如現れて傭兵達を圧倒的なカリスマで纏め上げた傭兵の王。そして『堕ちた英雄』ザ・ボスの息子…」

 

承一郎「母を侮辱するな。それだけは許さない」

 

あ?家族を侮辱?テメェはジョースター家を敵に回したぞ?

 

ビッチ「私はアルジェリア生まれよ、フランス人の血も半分入ってる」

 

だからビッチっぽいのか?

 

承一郎「ほぅ?」

 

ミストラル「アルジェリアでは90年代に内戦が起こった。どう?似てないかしら私達」

 

承一郎「あんたになにが…」

 

ビッチ「私は、家族も何もかも失った」

 

ちょっとだけ同情する……とでも思ったのか間抜けがぁ!

 

承一郎「……」

 

ビッチ「ぶち殺してやったわ…犯人をね。それで気付いたの、私にも人殺しの才能があるって事にね」

 

それは個人の自由だ。だが、それと他人を重ねるな。

このヴィッチが(元々少ない好感度が更に低下) 

承一郎は守るべき人達と出会えた。だからこうしてビッチとは違う道へと進んだ。

俺も違う。前世で全てを体験してきた。ジョナサンとしても、ディオとしても…。このヴィッチが立っている位置は既に俺が通り過ぎた道。

ジョナサンは乗り越えた道であり、ディオは更に堕ちた道に進んだ。

中途半端なんだよ。ヴィッチ。

 

ヴィッチ(ミストラル((笑)))は、未来の可能性の一つかもしれないと、そう思ってしまったようだが…疑似体験とはいえ、更に堕ちた道を知ってるだろ?承一郎。変な同情はするなよ?

 

ヴィッチ「この仕事(PMC)は天職だった。イラクでもアフガンでも大勢殺した」

 

承一郎「自慢げに話す事か?」

 

仕事なんだろ。中途半端なんだよ。

兵士としては未完成だな。

 

ヴィッチ「ただの事実よ。…でもね、退屈だったの」

 

ヴィッチはコートを脱いで、サイボーグのボディをあらわにする。クソヴィッチか。(みるみる下がる好感度)

 

カズが『すごい巨乳だな!』と無線から騒いでいる。

クソヴィッチの巨乳なんてどうでもいい。巨乳なら陽乃さんで間に合ってる。バランスならいろはが最高だ。まな板は小町だな。

何が言いたいかというと…ただの脂肪の塊にしか見えない。

 

クソヴィッチ「私の前で敵は自動的に死んでいく。身の危険と感じた事もない。それに、私には目的もなかった」

 

で?

クソヴィッチの後ろのパイプから丸い胴体に三本の腕が生えたような無人兵器、仔月光の群れが現れた。

 

クソヴィッチ「ただ仕事として敵を殺すだけ。使命に殉じている敵が羨ましいくらい。そんな時あの人に出会った」

 

随分とまぁ…当たり前の事を。

仕事なんてものはそんなもんだろ。未熟な。

実際に使命に殉じてる兵士なんていねぇよ。

傭兵や兵士に何を求めてるんだか…。

で?そのあまちゃんが何だ?あの人って?クソヴィッチがドグソヴィッチになったのか? 

仔月光の一機が後ろから襲いかかってくるが、承一郎は振り向かずに仔月光を『村雨』で斬る。

 

承一郎「…誰の事だ?」

 

クソヴィッチ「あなたの知らない人。彼が理想をくれた…理想というものは心地よいものね」

 

これはわかる。エンヤ婆にそっくりだ。

これはあかんやつだわ。そして兵士失格だわ。

クソヴィッチが斬られた仔月光を撫でる。

 

クソヴィッチ「…あなたは?理想はあるの?」

 

承一郎はあの連中を思い出しているのだろう。

まぁ、俺も似たようなもんだ。

いろは、小町、ジョジョ、仗助、陽乃さん、ジジイ、承太郎、ジョルノ、徐倫…他にも康一さん達アーシスの面々…。

ただ、承一郎と俺とでは決定的に違うことがあるがな。

俺は暗殺者。承一郎は兵士だ。

まぁ…兵士の中にもこんなのがいて良いんじゃあねぇの?兵士が人に戻ったって奴もな。

 

承一郎「僕は…弱者を守る」

 

俺もだ。家族と共に進む。

クソヴィッチは仔月光の三本の腕の内二本を両手で持った。

 

クソヴィッチ「下らない」

 

………あ?

そして、もう一本を足で踏み付けて腕を引きちぎった。

 

クソヴィッチ「理想ね」

 

殺せ、承一郎。お前がやらんなら俺が殺る。 

仔月光が取られた腕の箇所からスパークをあげる。

 

承一郎「…そのために敵に容赦はしない。あんたみたいな女でもな」

 

死刑確定ドグソヴィッチ「…ふーん」

 

ドグソヴィッチは仔月光の丸い胴体を踏み付け、砕いた。

 

ドグソヴィッチ「失望したわ、毒蛇」

 

俺は失望するほど最初から好感度は無かったがな。

 

承一郎「そいつは光栄だ」

 

ドグソヴィッチ「仕方ないわね、我が理想のために死んでもらう!」

 

ドグソヴィッチが仔月光の腕を繋ぎ合わせ、一つにする。

おい変われ、やっぱり俺が殺る。

と思ったが、既に承一郎がやる気でやんの。

たまには俺に殺らせろよ~。(完全に暗殺者&DIOモード突入)

適当な重機で踏み潰させてよ~。

時間止めてブスブス刺してぇよ~。(暗殺者思考)

 

仔月光達がドグソヴィッチの体にまとわりつき、自分のアームを引き抜き、ドグソヴィッチの背中にマウントしていく。

 

そして、クソヴィッチは千手観音や女郎蜘蛛のようにアームが何本も付いていた。

 

承一郎は『村雨』を抜刀した構える。

もうさ、ブラッディ・シャドウでその位置から空間繋げてブスブス刺したら?億泰さんやミスタさんにやったじゃん?承一郎の奴、いつまで遊んでんの?

首チョンパして頭をグリグリ殺れよぉ♪

天の声《こいつがブラッディ・シャドウの本体じゃなくてホントに助かったわ……暗殺者の外道め》

 

 

太腿のナイフをアームに持たせると、アームが次々と他のアームへ渡していき、ドグソヴィッチが持つ仔月光の腕を繋ぎ合わせたポールウェポン、エトランゼが掴んだ。

 

ドグソヴィッチ「おいで、坊や!」

 

 

BGM『Crazy Noisy bizarre Town』

 

ドグソヴィッチのエトランゼが承一郎へ迫るが、承一郎はそれを凌ぐ。途端に仔月光達が襲いかかるが、承一郎が次々に斬っていく。

 

承一郎「シッ!」

 

承一郎は横に回り込み、ドグソヴィッチを斬ろうとするが、

 

ガシィッ!と背中にマウントされたアームが白刃取りをする!

 

承一郎「なっ…⁉︎」

 

ドグソヴィッチ「すごいでしょ?こんな事も出来るのよ?」

 

他のドグソヴィッチのアームが承一郎に掌底を叩き込む。

 

承一郎「ぐっ!ハァッ!」

 

やっぱ俺がやろうか?

承一郎は掌底をくらいながらも水圧カッターで白刃取りをしていたアームを斬って距離を取る。

 

ドグソヴィッチ「ハァッ!」

 

ドグソヴィッチのエトランゼを承一郎が防ぐ。そしてそのままギリギリと膠着する。

 

突如、ドグソヴィッチのエトランゼがグニョン!と曲がった(・・・・)

 

承一郎「いっ⁉︎」

 

ドグソヴィッチ「フンッ!」

 

突然の事でバランスを崩した承一郎をミストラルがエトランゼで攻撃するッ!

 

承一郎「ぐあっ!」

 

エトランゼはそのまま承一郎の足を掴む(・・)

 

そう、ドグソヴィッチのエトランゼは仔月光の人工筋肉アームが複数連結した武器。つまり、さっきのような柔軟な動きも可能なのだ!

 

ドグソヴィッチは承一郎を掴んだエトランゼを振り回す!

 

承一郎「くっ…!このっ…!」

 

承一郎は振り回しているエトランゼを切断する。パイプに向かって突っ込む承一郎だが、パイプを掴んでそのまま一回転、

 

承一郎「スネークキィークッ!」

 

遠心力を使ってライダーキックをお見舞いする!この掛け声を素でやってのけるのが承一郎である!

 

ドグソヴィッチ「ぐあっ!」

 

ドグソヴィッチはキックの威力で吹っ飛ばされる。承一郎はそれを追う。

 

ドグソヴィッチはパイプにしがみつき、承一郎は着地した。

 

ドグソヴィッチ「気持ちよくなってきたわ!」

 

ドM?

 

Ms.変態はパイプから柱に飛び乗り、側にいた仔月光のアームを引き抜いて斬られたMs.変態に連結させる!

 

承一郎「なるほど、仔月光がいれば破壊されても換えがきくって事か!」

 

Ms.変態「その通り、私からのプレゼントよ!」

 

Ms.変態は全てのアームが引き抜かれた仔月光達を爆弾として承一郎へ飛ばす。承一郎は一機ずつ切断していく。

 

ところが、前に集中していた承一郎の背後から、仔月光達が襲いかかる。

 

承一郎「何ッ⁉︎」

 

仔月光達は承一郎の体にしがみつき、電撃を浴びせる!

 

承一郎「ぐあっ!」

 

承一郎の体に黒い仔月光達が覆い被さり、一斉に電撃を浴びせる。しかし、

 

承一郎「闇を破る雷光(ブレイク・ダーク・サンダー)ッ!」

 

承一郎の体が光を放ち、仔月光達に電撃を放った。

 

八幡『すごいな!なんなんだ?』

 

ブランカチックな放電にちいとばっかし驚いた。

 

ジョニィ『体細胞から発生される生体電気を直列にして放出、放電する技だ。吸血鬼の細胞は人間よりも強力だからな。前に承一郎が「吸血鬼の技でオリジナルの技を作りたい」って言っててよ。最高電圧は60000ボルトだ』

 

人間レッド・ホット・チリペッパー?

 

Ms.変態「へぇ、面白い技を使うのね」

 

Ms.変態の背中にマウントされたアームがムチのように承一郎の足元に伸び、収縮する事によってMs.変態が承一郎に迫る!

 

承一郎はMs.変態の一撃をどうにか防ぎ、距離を取るが、Ms.変態のエトランゼがしなり、一気に伸びた。

 

承一郎「『ブラッディ・シャドウ』ッ!」

 

承一郎は『ブラッディ・シャドウ』で背後に避けて回り込み、ナイフを投げるが、ミストラルのアームが掴み、逆に投げ返す!

 

承一郎はそれを弾く。

 

承一郎「あんたのスタンド能力、二重思考(ダブルシンク)よりもさらに上、多重思考(マルチプルシンク)といったところか!」

 

Ms.変態「あら、私のスタンド能力が分かったの?それがどうしたの?」

 

Ms.変態のアームが一斉にナイフを構え、投げる。承一郎はそれを避けるが、その先を読んでいたようにミストラルはナイフをアームで投げながら迫る!

 

Ms.変態「こっちよ!」

 

Ms.変態のアームが一気に伸びてパイプを掴み収縮、パイプに突撃する。ミストラルはパイプから降りていく。

 

承一郎も壊れたパイプからパイプへ飛び乗り、プラント内部へ降りる。

 

Ms.変態「ここに終わりにしてあげるわ!」

 

仔月光達を従えたミストラルのエトランゼが地面に潜り、承一郎に迫る!

 

承一郎は回避、仔月光達を斬りながらMs.変態へ攻撃する。アームはまた白刃取りを行うとするが、剣速が加速する。

 

Ms.変態「なっ⁉︎」

 

承一郎はMs.変態のアームを『村雨』の水圧カッターで切断する。

 

Ms.変態「これで…終わりよ!」

 

Ms.変態がエトランゼを振りかぶる。承一郎はそれを防ぐ。

 

『村雨』を滑るようにMs.変態へ鍔迫り合いで寄せて、弾きながら柄の部分を顔面にお見舞いする。

 

Ms.変態「くっ…なめるなガキめ!」

 

Ms.変態はエトランゼで承一郎を刺そうとするが、承一郎は目の前のタンクを足で登るように一回転して回避、エトランゼはタンクに突き刺さる。

 

承一郎「ハァッ!」

 

承一郎はエトランゼの上に乗り、そのタンクを『村雨』で斬り裂く。そのタンクには液体窒素が入っていたようで、エトランゼを抜こうとしているMs.変態を氷漬けにした。

 

承一郎「斬ッ‼︎」

 

承一郎は氷漬けになって身動きの取れないMs.変態を滅多斬りにする。

 

最後の一撃によって、Ms.変態の体は粉々に粉砕した。

 

←To be continued

 

 

おまけコーナー♪

「新ニセコイ偽装」

 

ある日の休日である。

普通に買い物に行こうとしていた承一郎に恐るべき人間が現れた。

静・ジョースターである。

しかし、一目見た承一郎は警戒を緩めた。

少し癖があるセミロングの髪型はこの世界…というよりは、大抵の平行世界の静・ジョースターだ。

 

アーシスの世界の静・ジョースターは他の世界の静・ジョースターとは違う。

髪型にクセは無いし、ストレートロングだ。

同時に性悪なのもアーシスの静・ジョースターだけだ。

 

大抵の静は徐倫や仗助のような性格だ。

普段はヤンチャで荒々しいが、根が優しいしアメリカ育ちらしく人懐こい。

対してアーシスの静は一見礼儀正しいが、その実性格はどっかの邪悪な化身のせいで性格が悪い。

二人揃うと性悪コンビとも言われるくらいに。

 

承一郎「あ、静さん。どうしたんですか?」

 

静「あ、承一郎じゃん。いやさ、兄貴のダチと一緒にこの町に旅行に来てんだよ。それでちょっと散歩にね」

 

静さんは手を差し出し、握手を求めてくる。

承一郎もアーシスの静でないなら拒む必要がないので握手を返す。その時に静の口端がニタァっと歪んだのに気が付いた。

そして気が付く!そう、静・ジョースターの見分け方のもう1つの方法。女性のスタイルをジロジロ見るのはマナー違反だが、こと静・ジョースターに関してはそれは適用外にしなくてはいけなかったのだ!

大半の世界の静は貧乳だが、アーシスの静はスタイルが良い!成長期を遺伝子に合った日本の食事と水が体型を変えたのでは無いかと言われているようだが…。

そう、この世界の静にしてはスタイルが良いのだ!

髪型などどうにでもなる!少し癖毛っぽくパーマをかけてセミロングのように透明にすれば良いのだから!

 

静「今頃気が付いても遅いっつーの」

 

やられた!

承一郎は思った。

アーシスは対スタンド使い等の特殊事件対策部隊であると同時に暗殺者の側面もある。

 

何故か。理由はいくつもある。

 

 

1 暗殺されない為である。

 

スピードワゴン財団はアーシスの世界では大企業。その中核であるジョースターともなれば常にヒットマンを寄越される。それを防ぐにはどうするか。

自ら暗殺者になって暗殺の手段を知り、いざ暗殺者と対峙すれば対処できるからだ。

暗殺者はあらゆることに精通する必要がある。幼なじみーズがやたら強いのも暗殺者としてあらゆる事に精通しているからだ。

承一郎達クリスタル・ファングとアーシスは集団としてはクリスタルファングの方が強いが、個としてはアーシスの方が強い。

そもそも戦いの場となれば面と向き合う事の方が実は少ない。不意討ち、騙し討ちは日常茶飯事なのである。戦いに対するモラルがまずない。

ゲリラみたいなものだ。勝つためなら何でもする…卑怯汚いと罵られようと。むしろそれが本質だ。

 

 

2 ブラッディ・スタンドやウルフス、アーシスとしての任務

 

スタンド使いの戦いはそれこそ暗殺者のそれだ。

そしてスタンド使いはスタンド使いと惹き合う。その宿命がある以上、強くならなくてはならない。スタンド使いの戦いは暗殺者のそれだ。

 

3 パッショーネ

 

元々が医療集団のSPW財団とパッショーネは麻薬を酷く嫌う。どこの世界でも承太郎とジョルノを通じて財団とパッショーネが同盟関係なのは共通して麻薬撲滅を目指しているからだ。

とりわけアーシスの世界のジョースター家ははジョルノを家族として受け入れ、パッショーネは財団と完全に融合した。パッショーネの任務はアーシス結成前から格好の実戦訓練だった。

 

つまり…承一郎と言えども一人一人が簡単にはいかないのである。特に子供の頃からどっぷりとその身をその世界に浸からせている幼なじみーズは本当に油断がならない。次の瞬間には首筋に刃物が当てられている場合もあるのだ!

 

承一郎「CQ……」

 

静「甘い甘い♪CQCは中国拳法と柔術を軍隊格闘術にして広く浅くを効率的に末端まで習得させることには優れているけれど、極めてはいない事が弱点♪力抜き♪」

 

柔術の小指から体全体の力を抜く技をやられ、体勢を崩す承一郎。更に…。バリバリバリバリ!上級波紋使いの…カーズの約1/3の波紋を流されればひとたまりもない。更に……

 

静「露伴先生!お願いします!」

 

露伴「了解だ。静君。ガチの修羅場のリアリティーを追及させて貰うよ。承一郎君」

 

ヘブンズ・ドアーで承一郎の顔を本にし、露伴は承一郎に「今日一日、スタンドの使用は出来ない」「抵抗は出来ない」と書き込む。

鬼畜暗殺者に一瞬にして打つ手が無くなる承一郎。

毎度ながら外道なやり口だ。いっそ清々しい。

 

承一郎「し、静さん…何を…」

 

静「イーハ、由比ヶ浜、戸塚。仕込みは良い?」

 

いろは(CV佐倉綾音)「春ちゃん(CV佐倉綾音)の振りして千棘ちゃんと鶫ちゃんには電話しましたよ?ジョジョ先輩」

 

結衣(CV東山奈央)「千棘ちゃん(CV東山奈央)の振りして小野寺さんの所にも声をかけたよー!」

 

静「トリッシュ姉さん(CV東山奈央)でも良かったんだけど、協力してくれそうに無いしね」

 

戸塚(CV小松未可子)「僕も鶫(CV小松未可子)さんの真似をして橘さんに電話したけど…僕、男なんだけどな…」

 

静「大丈夫大丈夫♪向こうは男みたいな女だから」

 

承一郎「……まさか!やめろア○レちゃん(CV川田妙子)!」

 

静(第四部赤ちゃん時代のCV川田妙子)「あ?」

 

いろは「あ、死にましたね。これ」

 

実は静は地の声が○ラレちゃんに似ているのを気にしているのだ!

 

静「そう……(精神的に)死ぬしかないなぁ!一条承一郎!私にアラ○ちゃんと言ったからには覚悟はできてるよねぇ?私は(イタズラの準備が)出来ている!」

 

静は承一郎に波紋を流し、操る波紋で直立不動にする!

 

そしてアクトン・クリスタルで共犯者たちを透明にしたあとに承一郎に抱き付き再び操る波紋で承一郎に抱き返させる。

 

承一郎(打つ手がない!喋ることも波紋で封じられた!)

 

千棘「じょ、承一郎?」

 

鶫「貴様…用があると思って来てみれば…」(ジャキ!)

 

小咲「えっと……この人は…」

 

春「静・ジョースターさん…だよね?」

 

万里花「この古いサングラスは間違いないですわ」

 

指定された時間ピッタリに来るように言われた5人は顔面蒼白になっている。

更に静の操る波紋が!

 

静「愛してますよ?承一郎さん♪同じジョースターとして」

 

承一郎「ボクモサ、ハニー(操る波紋)」

 

承一郎(最悪だ……今までで一番最悪の攻撃だ…)

 

5人「どういうこと?」

 

承一郎に詰め寄る5人。

 

静「酷い!私の事は遊びだったのね!バカー!」(幼少期より変わらぬ迫真の演技&金縛りの波紋要りのビンタと言うよりは横綱級の張り手)

 

承一郎「タコスッ!(約10分は身動き不可能な金縛り)」

 

静「酷いわ!私の全てを捧げたのに!」

 

涙を散らしながら(←笑い涙だが、5人からは後ろ姿しか見えない為、ガチの涙に見える。もはや顔を見られていないため、ガチ笑いの表情)で走り去る静(ついでに共犯者を抱えてヴァレンタインとの合流地点へ走る)!

 

倒れる承一郎を取り囲む5人。それを透明になったまま観察する露伴。

 

承一郎(許さん…!あいつらはそんなに天国の外側(アウター・ヘブン)に行きたいわけか…(ガチギレ)動けるようになったら覚えてろ!フルトン回収してやる!見敵必滅だ!)

 

この後、承一郎がどうなったのかはわからない。

ただし、八幡の魂の遺体を拾った際の一言から性悪コンビがやらかすイタズラの中でも最悪の出来事であるというのは間違い無いようである。

 

一条承一郎&ジョニィ・ジョースター…再起不能(リタイア)




はい、今回はここまでです。

私は書いてもらっている状態なので、オマケコーナー位です。

それでは次回もよろしくお願いいたします。

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