やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

252 / 731
前半は雪乃視点です。
中盤は陽乃視点です。
終盤は八幡視点です。

激怒の招待がわかります。


真のエンジェル・ダストの恐怖

side雪ノ下雪乃

 

一条君が敵を引き付けている間に私達は石油プランターに侵入したわ。

ミスタさんは銃身に何かを取り付けているけれども、何かしら?

 

雪乃「ミスタさん。それは?」

 

ミスタ「サプレッサーと呼ばれる射撃音をある程度押さえる消音器さ」

 

雪乃「あら、完全に抑えられる訳じゃあ無いんですね」

 

ミスタ「オーバーテクノロジーが進んでいるこの世界はどうだかわからんねぇけどよぉ、少なくとも俺達の世界ではそんなものはねぇな」

 

ミスタさんは私に対して淡々と答える。

私の認識不足だったわ。

 

ミスタ「大方、本の知識とかだろうけどよぉ。そんな夢のような道具だったら全世界の軍隊が使用してるぜ。代償もあるしな」

 

雪乃「代償が?」

 

何かしら?私には想像が付かないのだけれど。

 

ミスタ「見た目通り、銃身の先に付けているから銃の取り回しに小回りが効かねぇ。それに銃のバランスが悪くなるし重くなる。こういう潜入とかでない限りは使いたくない代物だ」

 

そういえば前にも教えて貰ったわね。部品が1つ変わっただけでもまるで別の銃を扱っている気分になるって。

 

ミスタ「けど、潜入の時なんかは非常に有効だ。場所の特定をされることが少なくなるのと、銃を発射したような音に聞こえさせない効果がある。あと、雪乃。お前、耳栓を持ってきてるか?あるなら付けておけ」

 

雪乃「持ってきてないですね」

 

何に使うのかしら?サプレッサーを使うのなら要らないとは思うのだけれども。

 

ミスタ「そうか。ティッシュは?」

 

雪乃「それなら持っています」

 

ミスタ「ならそれを丸めて耳に詰めておけ。無いよりはましだからよ。銃を使う者と行動するときは常に持ち歩いておけよ?特に今回は屋内だ。難聴になってジョルノに怒られるのは勘弁だぜ?」

 

銃を射つのに耳栓?わからないわ。

私は言われた通り、ティッシュを耳に詰め込む。

 

ミスタ「おいおい。わからねぇって顔だな。銃の音がバキューンとか想像してる訳じゃあないよな?」

 

違うのかしら?

 

ミスタ「もっと爆発の音に近い。護身用の小型ピストルだってジェット機が通過したような音が響くんだ。俺の銃なんてマグナムだぜ?護身用のよりももっと大音響が響く」

 

ジェット機の通過音ですって?そんな音が響いたら耳が潰れてしまうわ。

 

ミスタ「屋内ならもっと音が反響する。だから…」

 

雪乃「フリージング・ビーム」

 

ミスタ「おい、俺のマグナムを冷たくしてどうす…」

 

雪乃「その銃の音の概念を凍結させました」

 

勘違いしているようね。ミスタさん。

私がしょっちゅう凍結させていたのは人の絆。

だからサバイバーという仲間割れスタンドと同じだと思われていた。だけど、比企谷君に指摘されたの。

 

八幡『なぁ雪ノ下。お前の能力って概念を凍結させるんだよな?感情とかじゃなくて』

 

雪乃『そうよ。それがどうかしたのかしら?』

 

八幡『あのさ、世界が一巡した基本世界の八代目のジョジョに東方定助っていう奴がいるんだけど』

 

仗助『あいつか。EOH事件で会った。それがどうかしたのか?』

 

八幡『間違っているかも知れないから憶測なんだけどな?もしかしたらエンジェル・ダストの真の能力ってソフト&ウェットなんじゃね?概念ってだけで見れば』

 

雪乃『ソフト&ウェット?』

 

八幡『例えば地面の摩擦、例えば人の視力を奪う能力。それがソフト&ウェット。もしそうならば…』

 

私の話を聞いたミスタさんは冷や汗を流し始めたわ。

それはそうだもの。指摘されるまで私も考えた事が無かったのだから。

そして、比企谷君の言うとおりだった。

私のフリージング・ビームの真の能力は…。

ソフト&ウェットと同じだった。

 

ミスタ「まて雪乃!あの資料でのソフト&ウェットがフリージング・ビームの正体だったのなら、何でお前は八幡達に負けたんだ?ソフト&ウェットで奪われた概念は決して覆されない!絆の力で負けたんじゃあなければ…はっ!モード、サバイバーに従った…積み重ねて来た訓練を信じる教えの絆に…」

 

そう。絆の力に。だけどそれは…世間一般の絆とは違うのよ。

 

雪乃「そうです。私があの時に凍結させたのは互いの絆だけです。アーシスの教えと積んだ訓練の成果を凍結させていたのでは無かったのです。能力に気付いていなかったので、それしか知らなかったのですけど、サバイバーという特性のスタンドに対する訓練に忠実に対処した…という意味で負けたのです。それはあの時からわかっていました。比企谷君、一色さん、ジョースターさん、空条先生は本気で互いを憎んで仲間割れをしていました。ただ、空条先生はモード・サバイバーを発動させた」

 

ミスタ「だからそれに従った。隅に散り、従わなかった奴を始末しろ。多分それが敵だ…という教えと、互いを憎み合う訓練を続けてたという絆…分かりにくいぜ」

 

でしょうね。サバイバーの恐ろしさを知らない人には異質な訓練だもの。

だけどサバイバーの訓練をした結果、絆を凍結されたままでも比企谷君達は私に勝てた。私の力を見せてあげるわ。こういう時こそ、真のフリージングビームが役に立つわ。

 

まずは入り口の歩哨にフリージングビームを射つ。

凍結させたのは忠誠心と使命感。

フリージングビームが一度に凍結できる概念は3種類。

決して戦い以外に使うなと厳命されたこの技。

歩哨は警備管制室に向かっていった。

そして…パンパンパンパン!

銃声。

これで監視カメラは無駄になるわ。だって監視する人がいなくなったんですもの。

 

ミスタ「こういう監視カメラの無力化は初めてだな」

 

雪乃「次はプラントの更衣室ね。敵の服が手に入れば敵を欺くのは楽だもの」

 

服を手にいれ、職員を装って中を闊歩。

部署が違えば誰がいたかなんてのは基本スルーされる。

たまに気が付く人がいても、使命感を凍結させる。

仕事に対する使命感を失われたら人間、まぁ良いか…程度のものよ。

 

ミスタ「えぐいな…これが概念を凍結させる能力かよ」

 

雪乃「ええ。だから戦闘以外での使用は禁止されています」

 

ミスタ「何でまた……」

 

雪乃「ヘブンズ・ドアーと変わらないから…と言われました。確かにその通りです。アレ程器用には出来ませんが、確かにそうですね。だからこそ、これと言う場面以外では使わないように指示されたのだと思います」

 

私達はつつがなく目的地へたどり着く。既に騒ぎはあちこちで発生しているわ。この騒ぎの中で誰が侵入者なのか特定するなんて多分無理だと思う。

一条君が示した目的の物はこれね。

石油プラントに仕掛けられている爆弾…これが爆発でもしたならば大変だわ。

この建物全体が吹き飛んでしまうもの。私は3つ目のワードを込めたフリージングビームを発射した。

3つ目のワードは…炸薬が起動する概念を凍結させる事よ。

どんなに凍結させても爆弾の炸薬が起動すれば爆発は避けられない。だけどその概念を凍結させてしまえばこの爆弾は起動しない。

 

ミスタ「戻ろうぜ。雪乃。しかしよぉ、俺の出番がまるっきり無かったな」

 

雪乃「まだわかりませんよ。ワードは全てを一旦解除しないとキャンセル出来ないのですから、ここを無事に脱出出来てこの爆弾が絶対に起動しないことを確保してからではないと安全ではないのですから。それまではミスタさんが頼りです」

 

ミスタ「ソフト&ウェットみたいな能力を使わなくてもかなり強いクセしやがって…ほれ、行くぜ雪乃」

 

脱出もかなり楽に終わらせられたわ。同士討ちの結果は悲惨としか言い様が無かったのだけれど、相手はクーデターを企む者達。これで1つの悲劇を終わらせる一手に繋がれば良い。

比企谷君……見てるかしら?私だって成長しているの。

成長した私を見せて…その上で助けてくれてありがとうって言うわ。由比ヶ浜さんと一緒に!

 

ミスタ「脱出成功だぜ。お、例の奴が爆発のリモコンを掲げていやがる。行け!ピストルズ!」

 

No.1「ソノ指ヲ吹キ飛バシテヤルゼ!」

 

パアンパアン!

 

ドルザエフ「がああぁぁああぁぁああぁぁああ⁉︎」

 

ミスタさんの銃撃がドルザエフ氏の指を飛ばす。

まぁ、押されても大丈夫なのだけれども、私はそれよりもその銃声に驚いた。

少し離れていたら気にならないけれども、至近距離だと音が…と言うよりも、音による衝撃で確かに耳の鼓膜が破られそう!

 

雪乃「!?確かに凄い衝撃……ティッシュを詰めていて正解だったわ」

 

ミスタ「だろ?」

 

さて、仕上げよ。

 

雪乃「フリージングビーム」

 

私のフリージングビームがドルザエフの腕と足を凍らせる。

 

雪乃「作戦は成功ね。私の『エンジェル・ダスト』で爆弾を冷却したわ。これで起爆は出来ないハズよ」

 

そんなに単純では無いのだけれど、説明するのも面倒だから止めておくわ。

 

承一郎「上出来です。後の処理はこちらに任せて下さい。爆発物のスペシャリストがウチにはいるんでね」

 

それまで能力解除は出来ないのかしら?

起爆装置を抜くまでは無理そうね。

 

ミスタ「さすがだな承一郎。いい作戦だったぜ」

 

ドルザエフ「クソッ!いったいどういう事だ⁉︎」

 

承一郎「僕達は二手に別れて行動していたんだ。ミストラルは絶対に僕達の行く手を阻む。だから二手に別れて僕がミストラルを、二人にはあんたがプラントの破壊工作をお願いしたんだ」

 

ミスタ「お前はミストラルが倒されたらプラントを道連れに自爆する事は予想されていた。俺達はそれの阻止を、承一郎はミストラルの排除を担当していたんだぜ」

 

彼女がこっちが三人だって言う情報を言っていないかは賭けだったが、上手く事が進んた。

 

雪乃「私は爆発物を冷却出来るからそれも担当していたのよ。適材適所ってやつかしら?」

 

正確には概念を…だけど、凍らせたのは変わらないものね。

 

承一郎「とりあえず、これで任務は完了です。ドルザエフは後でICPO(国際刑事警察機構)に引き渡して一件落着ですね。カズ、ピークォドをLZへ」

 

カズ『了解!』

 

一条君……ICPOには捜査権はあっても逮捕権はないわよ?主に怪盗の三代目の刑事のとっつぁんのせいで勘違いされがちだけど。

 

 

side雪ノ下陽乃

 

カポーン……

 

雪乃「お風呂と言うよりは温泉みたいね」

 

マザーベースに帰還した私達はいま、雪乃ちゃんと留美ちゃんと一緒にお風呂に入っている。

私は別の理由で驚いているかな?

自衛隊とかなら珍しくないんだよね。この位の規模のお風呂って。

でも多国籍の傭兵部隊としては主流はシャワーなんだけど、こうしたお風呂っていうのは…それも大人数が入れる規模ってのは珍しいんだよね。

 

陽乃「留美ちゃん。頭を洗ってあげよっか?」

 

留美「良い」

 

陽乃「いいじゃん。留美ちゃんって雪乃ちゃんの小さい頃みたいで構いたくなっちゃうんだよねぇ」

 

雪乃「気を付けて…鶴見さん。姉さんはどうでも良いのを徹底的に壊すか構いすぎて壊すかのどちらかよ」

 

陽乃「昔の話じゃない」

 

留美「大丈夫。パッショーネではわりと普通の方」

 

雪乃「それが普通と言うのもどうかと思うのだけれども…」

 

陽乃「八幡くんの中身をギャングにしたくらいだもんね…」

 

留美「そんなことよりも陽乃。あれを何とかしてくれない?」

 

どうしろって言うのかな…

私の胸を見て湯船でブツブツ言ってるこのエヴァって人を見た。

雪乃ちゃんも「同じ遺伝子なのに…」とさっきからうるさいしね。小町ちゃん以下なのを実は気にしているんだよねぇ…あ、エヴァって人の胸は豊きょ……いや、これ以上はそっとしておこう…。

 

留美「陽乃…無理してる」

 

陽乃「そんな事ないよぉ♪」

 

ペロッ…

留美ちゃんが私の頬を舐めてきた。

 

留美「これは嘘をついている汗の味」

 

……敵わないなぁ。その能力には…。

 

陽乃「ごめん。先に上がるね♪バレちゃったんなら一人になるところに行かないと♪」

 

私は脱衣所に向かって浴場を出ていく。

 

side雪ノ下雪乃

 

雪乃「昔みたいな仮面を被るくらい無理をしなくても良いのに…」

 

私は深いため息を吐いた。何だかんだで姉さんだって意地っ張りじゃない……。

 

 

side比企谷八幡

 

よぉ、何気にあっち(GIOGIO)側で初めて俺視点になった八幡だ。←メメタァ!

 

とかあっちでは言ってるけど、そんなキャラじゃ無いんだよなぁ~。

ハイテンションなのはDIOモードのドSモードな時か、何らかの特訓を見ている時くらいなんだ。

普段は如何に社畜から逃げるかを考えているくらい静かなまである。静かすぎて家ではたまに小町といろはから存在を忘れられるまである。あ、魂の目から汗が…。

 

承一郎『君っていつもメタいよね?』

 

いや、君が勝手にメタしてるだけだからね?

俺、本編ではなるべくメタは避けてるからね?

俺は早速あいつらの所へ向かう。海風が心地いい。

 

承一郎『ついでにサービスだ。持ってけ泥棒』

 

歩きながら承一郎俺の体を跳ねが覆う。覆われた姿は…

 

八幡「俺の…姿に」

 

そう、魂が砕ける前の姿になった。手鏡を見ると、懐かしの我が腐り目が。あれ?それほど懐かしくないはずだよな?なんか二日くらいしか経過してないはずなのにもう2、3ヶ月は経っているような…。メメタァ!

天の声《言ってるそばからメタるな!》

 

承一郎『さぁ、行って来い八幡。一回皆と話して、覚悟を決めろ』

 

八幡「おいおい。勘違いしてるようだが、覚悟を決めた先があれだったんだ。お前でも、あの状況はどうしようもない…ああする以外は方法がなかった。犠牲になったわけじゃあない。全滅よりかはましな結果を取っただけだ。ついでに言えば覚悟を決めるのはお前だこのボケナス!」

 

承一郎『へ?』

 

ゴゴゴゴゴ……

 

俺は四年前に自己紹介したときに承一郎が傭兵と言ったときに一兵士だと思っていた。そしたならば総司令と来たものだ。大した奴だと思った……が、とんでも無かった!何で総司令が一兵士の戦いをやってんの!?

 

承一郎『いや、どうも後ろでふんぞり返ってるのはちょっと…』

 

八幡「アホか!今はこの作戦に全力を注いでいるならなおさら全般指揮に力を入れろよ!リアルタイムで情報を加味して戦術練れよ!ふんぞり返ってるだけだと思ってるんじゃあない!むしろ一番責任重いわ!なに責任から逃げてんの!?そりゃ一兵士としては大した戦果だが、司令官としては最低だわ!」

 

ほんと、そこ。指揮官が歩兵をやるとかありえんから。

 

承一郎『ぐぅ!』

 

八幡「まぁ、お前なりに一生懸命だったんだろうが、お前はここの司令官だ。立場に見合った仕事をしろよ?」

 

実際は他にも色々あるんだが…。生きていたから目を瞑ろう…。瞑ってる領域が広すぎるがなぁ!

 

八幡「…明日はジョルノに指揮を執らせろ。そう言うのは一番慣れてるからな」

 

厳しいことを指摘した反省だ。

俺も怒られてくるか。

 

陽乃「八幡くん…!」

 

陽乃さんは涙をこぼしながら俺に抱きついてくる。そして顔を近づけるが、俺は制する。

 

八幡「待って下さい、陽乃さん。この体は承一郎のなんだ。外見は骨の鎧の応用らしい。だからキスはアウトだ」

 

それに、俺の一番はいろはだ。

元に戻ったときはまずはいろはとだ…。

 

陽乃「ホントに…ホントに八幡くんだよね…?」

 

ボロボロと涙が溢れる陽乃さんの頭を撫でる。

おいおい。魔王はるのんはどこへ行ったんだよ。

けど…助けてくれてありがとう……。それしか感謝の言葉が浮かばない。

 

ミスタ「承一郎のやつ、ホントに粋な奴だな。さすがジョルノの弟だ」

 

ジョルノ「そうだね。世界は違えど、彼は僕の弟だよ。だけど八幡…彼は…」

 

八幡「ああ。わかってる。明日の総指揮はお前に任せるように進言した」

 

ジョルノ「僕がやるのは普通の用兵だよ。それにスタンドの力を加味させたものだけど良いのかい?」

 

八幡「まあな。とんでもないものを飼っているわ…。だから闘争本能を抑えられずにあんな戦術をやってるんだろ?明日は…ジョルノに任せた」

 

そう言われている承一郎とジョニィは精神世界で眠っている。お前の本物に囲まれている幸せな夢でも見ていれば良い。

そして…承一郎達が嫌な思いをしたんだ。俺も約束を果たさなければフェアじゃあない。

 

八幡「ジョルノ…陽乃さん…皆…済まなかった」

 

これだけは言っておかなければならない。

だが、ジョルノは首を振る。

 

ジョルノ「それは僕たちだけに言うことじゃあない。君は知らないだろうけど、君の魂の欠片が飛んでいった先々では戦いが起こっているようだ。その言葉は本体に戻った君が全員に対して言う言葉だろう。もちろん、彼と彼の本物に対してもね」

 

それは了解だが、あの予言には先があった…だと?

 

ジョルノ「君が飛んでいった5つの世界にはそれぞれ異変が発生する。そこでは僕たちの力が必要となるらしい。こんな戦いはどこでも始まっているんだ。ゲリラの真似事をする事になるとは思わなかったけどね」

 

八幡「しょっちゅうだろ。芥子畑に対して正規軍の振りをしてゲリラを仕掛けるのは。無意味に用兵術や一般戦術が身に付いたわ。それに5つの世界でもドンパチねぇ…。ここはマジでドンパチ始めるし」

 

だからこの世界にはジョルノや陽乃さん達しかいないのか。

異変……ねぇ。

承一郎の闇とその原因……。

だったら、その闇は俺がある程度持とう。

さて、明日は俺がドンパチだ。鋭気を養うか。

 

←To be continued




はい、今回はここまでです。

次回もよろしくお願いいたします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。