side一色いろは
さて、女子会も佳境に入ります♪
ここで最初に聞くのは……
いろは「リアスさん達って丈城さん達の事をどう思ってるんですか?」
リアス「もちろん、好きよ」
それはわかりますよ。
嫌いな人を身近に置こうとは思わないですものよね?
でも聞きたいのはそう言うことじゃあ無いのです。
いろは「違うんですよ。男女としての…」
リアス「そういう意味で好きと言ったのよ。しかも、少なくともここにいる全員が」
はい?
ちょちょちょ!なんてすごいことをさらっと自白してるんですか!?幻想郷とは逆でハーレムが完成してるんですか!?流石に理解が追い付かなくて無理ですごめんなさい!
ゼノヴィア「小猫くらいじゃあないのか?ジョジョへの好意をカミングアウトしていないのは。私は子供さえ授かれば順番とかは気にしない方向でカミングアウトしている」
小町&陽乃&B陽乃&Aいろは&Bいろは「同士!」
意気投合しないでください!いえ、何となくそんな気もしていましたが!マチちゃんとハルさんは阻止しますよ!何が何でも!
わたしと同様に決意している八幡正妻(A陽乃と綾辻)軍団が息巻いてます!
わたし達は円陣を組んで手を重ねます。
あれ?Aオーフィスちゃんも?なるほどなるほど。
白良さんの比企谷八幡とは違う比企谷八幡の正妻みたいなものなんですね?
………つまり、駒王の世界にも比企谷八幡が存在している世界があるということですか?
ゼノヴィア「ああ。お前達もそうなのか。しかし意外だな。静・ジョースターやめぐりなんかもそうだと思っていたのだが」
三浦「ねーし」
海老名「わたしも無いかな?」
雪乃「さっきも言ったけれど、比企谷君はアーシス仲間としての信頼関係しかないわ」
結衣「あたしも。好きな人が別にいるし…」
めぐり「私には露伴ちゃんがいるから」
静「私はお兄ちゃんと婚約してるし」
沙希「あたしはそれどころじゃあない」
留美&京華「まだそんな年じゃあないから…」
意外にも、ハチ君を恋愛対象にしている人は少ないのです。
それは先ほど言いましたからわかると思いますけどね。
けーちゃんや留美もなついてはいるけれど、どちらかと言えば兄を慕う感じですかね。
川崎先輩は弟があれですから疲れてそうです。
リアス「ゼノヴィアや朱乃には苦労してるわ。オーフィスやアーシアは認めてるのよ。お兄様も丈城との仲を応援している……と言うよりは、外堀を埋めてくれているわ」
兵藤さん……既に仗助みたいになってますね。
仗助もジョセフやスージーの策略でジョジョ先輩とは今みたいな関係になったわけですし、決定打はジョルノでしたし。あ、セト神に嵌まって前世帰りしていたわたし(エリナ)とマチちゃん(リサリサ)も絡んでました。
朱乃「あらあら、私が一番最初にジョジョと出会ったのよ?」
いろは「そうなんですか?」
朱乃「レッド・ホット・チリペッパー越しではあるけどね」
兵藤さんは複数のスタンドを任意で使えるようですからね。承太郎さんが持っていた漫画に出てきたスタンド限定のようですけど。
小猫「……違う。朱乃さんじゃあない」
え?違うんですか?
ゼノヴィア「そうだな。今回の事件には関わらなかったが、ジョジョにも幼馴染みがいる」
アーシア「イリナさんですね?」
わたしの前世みたいな名前ですね。エリナですから。
リアス「私の勘ではあの子もジョジョの事を……はぁ」
小咲「幼馴染み率が高いですね…」
春「私達の場合はほとんどが幼馴染みですけどね」
そう言えばうちの世界でも一条楽さんを巡る争いが勃発してましたね。誰が将来を約束した本物の幼馴染みなのかで。
リアス「更に四大魔王のセラフォルー様もジョジョと意気投合しているし」
オーフィス「……時々木場やギャスパーも怪しい」
めぐり「え?木場君はあそこにいる彼だよね?それにギャスパー君って一色さんに声が似ている男の子の吸血鬼だった……戸塚君みたいに女の子みたいな子だったけど」
あっ!その情報はいりません!そんな事したら……
あ、三浦先輩が既に片一方のスリッパ脱いでスタンバイしてます。
海老名「………愚腐………ジョジョキバ&ジョジョギャスキマシタワー!」
三浦「海老名!擬態しろっていつも言ってるっしょ!」
スパァァァーン!
三浦先輩のスリッパが海老名先輩にヒットします。
信じられますか?この人、花京院典明の転生なんですよ?しかも花京院典明はわたしの母の従兄ですし。
それと、別に文句言っても仕方ないですけど、わたしと声が似ている今回不参加の人は吸血鬼の男の娘ですか。
……そうですか。
よりにもよって吸血鬼なんですか……。(共にCV佐倉綾音)
リアス「ちなみに神器は時を部分的に止める力を持っているわ」
ザ・ワールド持ちですか!ディオなんですか!?
それにしても、幻想郷とはまるっきり逆ですね。
無自覚フラグか自覚フラグなのかの違いですけど。
これはこれで疲れる関係ですね。
あ、そう言えば気になる事が……
いろは「リアスさん。さっきラブ・デラックスに反応してましたよね?何でですか?」
リアス「ディスクのせいで暴走したのよ。ラブ・デラックスのディスクをジョジョに差し込まれて……」
ラブ・デラックスのディスク?
………!
ホワイト・スネイク!
リアス「それで何か暴走しちゃったのよ。元の持ち主の影響なのかしら……」
小町「元祖ヤンデレです」
リアス「え?」
魔理沙「これなんだぜ」
魔理沙さんが仗助の時代の事を題材にした漫画のシーンを見せます。
そう、康一さんの奥さん、広瀬由花子さん(旧姓・山岸由花子さん)の影響ですね。間違いなく。
小猫「……こ、このスタンドって…」
小猫ちゃんはジョジョの漫画を読んであることに気付きました。
リアス「小猫?」
小猫「……このスタンド…見覚えがあるような…」
リアス「危ないスタンドね。それがきになるの?」
小猫「はい」
小猫ちゃんはめぐり先輩を見て黙りました。気になったので小猫ちゃんに小声で聞きます。
いろは「どういう事ですか?」
小猫「…何故か懐かしいような…そんな気がするんです…」
それは……キラー・クイーン!
そうですね。めぐり先輩の前世、杉本鈴美さんはキラー・クイーンの本体の吉良吉影に殺されました。
……そうですね、言っておきましょう。
いろは「兵藤さんが使ったことがあるかはわかりませんが、『クリーム』『キング・クリムゾン』『ホワイト・スネイク』『メイドイン・ヘブン』は口にしない方が良いかも知れません。それらのスタンドによって前世が亡くなったり、仲間が殺されたりした方がここには多いのです。かく言うわたしやマチちゃん、ハルさんもクリームに殺されかけましたし、ホワイト・スネイクは四年前の戦いの元凶ですから、良い思い出は無いんですよ」
小猫「……わかりました。私も記憶が曖昧なので。今は黙っておきます」
でも、兵藤さんが関係していそうですね。時がくればわかるかもしれません。
リアス「ゼノヴィアにとってのクレイジー・ダイヤモンド、私にとってのラブ・デラックスみたいなものね」
アーシア「クレイジー・ダイヤモンドやザ・ハンド、レッド・ホット・チリペッパーの使い手の方と共闘するとは思いませんでしたけどね」
ゼノヴィア「東方仗助が二人も現れた時はビックリした」
アーシア「それを言ったらこの世界で空条承太郎さん、ジョルノ・ジョバァーナさんにお会いした時は身構えました」
リアス「本当ね。東方仗助さんは偽物とは髪型からして違ったし、この世界の空条承太郎さんは年齢が違いましたから別人ってすぐにわかったけど、幻想郷の空条承太郎は偽物にそっくりだったから…」
本当に偽物は何者なのでしょうね?
ウルフスみたいなものでしょうか?(この段階では第5章に突入していないため、『ハーメルン』『マンティコア』ら十二支スタンドと戦っていない)
ハルさんはもう一人のオーフィスちゃんを見る。
Aオーフィス「………我の八幡は、元々我の世界の八幡じゃない。普通に千葉にいて、普通に生活していた。我が我の世界の次元の狭間で1人だったときに、たまたま八幡を見つけた。なぜだが気になって我が八幡の世界に向かったのが最初のきっかけ」
ふむふむ……無限の龍神も孤独にはたえられないんですねぇ。
Aオーフィス「それから我と八幡で色々なことをした。おやつを食べたり、ご飯を食べたり、ゲームをしたり、無人島に行ったり…とても楽しかった。そのままこれが続くと思っていた。でも、あることがきっかけで八幡は…」
多分、凡矢理の人から聞いた内容ですね。
Aオーフィス「だから、我は八幡を我の世界に連れてった。あの世界の千葉はこの世界のアーシスが嫌いそうな千葉だった。でも、我の世界では八幡のことをきっと認めてるくれると思ったから。そうして今がある」
なるほど、それがあって今のオーフィスちゃんがあるということですね。そのハチ君にも会ってみたいですね。あれ?そういえば何か忘れてるような…?
Aオーフィス「…あと我が八幡を連れてったほぼ同時に、白良がそこの自分を回収しつつ、その世界の八幡を害したものを粛清していった」
そうです、白良さんです!あの規格外な人がいました! しかも異世界とはいえ娘の小町を始め自分の家族を粛清するって怖すぎます!
Aオーフィス「それから、白良に見つかって…。我全力で逃げたのに…」
ああ…、心中お察しします。無限の龍神が全力出してもダメだなんてあの人どうなってるんですかね?もう人やめてません?
Aオーフィス「でも、我が知っているのはそれだけじゃない。例えばリアスの兄、サーゼクスの子供だという八幡もいれば、赤龍帝だったり、逆に白龍皇だったり、とにかく規格外の八幡がいる世界もある。近くに比べようもない規格外もいるけど…」
どこの世界でも大変ですね。わたし達もですけど。
でも………赤龍帝とか白龍皇とかはともかく、種族まで完全に変わってるって何ですか?
無理がありすぎませんか?
それって既に比企谷八幡じゃあないですよね?
天の声『いや、お前らが言うな』
……何か聞こえた気がしますが、無視します。
リアス「ち、ちなみにオーフィス…あなたのところの八幡は規格外とかじゃないわよね?」
た、たしかに!あり得ない話じゃないです!もしかしてさっきリアスさんがいっていたような神器を持っていたり!?
Aオーフィス「違う、それに神器持ちじゃない」
ほっ、よかっ…
Aオーフィス「我が特訓してあげてるだけ」
くないっ!?無限の龍神が直々に特訓なんかしたらそれだけでもうやばいです!オーフィスちゃん、そこでなんでって?って頭傾けてない!
白良さんが規格外すぎるためか自分が何をしてるかよくわかってない顔ですよ、これは!
天の声『いや、だからお前らが言うな』
……だから何も聞こえませんっ!
リアス「それって私達も……」
Aオーフィス(プイッ!)
ああ……そう言うことですか。
もうパターン的にわかりました。
どこかずれた基本世界、ボーダー、幻想郷、凡矢理…
他にもありますよ?六花、SAO、魔法学園…etc
どの比企谷八幡もそうだったようですが……
ハーレム、またはそれに近い状況を作ってるパターンが多いんですよ!
わたしのハチ君はさせませんよ?させませんからね?
ハルさん!マチちゃん!
小町(⌒‐⌒)
陽乃(⌒‐⌒)
小町&陽乃( ゜∀ ゜)ニタァ
いろは&A陽乃&遥&G霊夢&リアス&小咲「あ?」
小町&Aいろは&B陽乃&魔理沙&朱乃&千棘「お?」
正妻VS側室大戦勃発?(嘘です)
←To be continued
はい、今回はここまでです。
女子会は残すはあとニセコイのみですね♪
第四章集結編は息抜き編みたいなものなので、更新不定期です。
第5章以降が隔日なのはそのためです。
もしくはpixiv版の編集してたりとか…。
pixiv版は第2章から分岐しますので。