side空条徐倫
承太郎『何だと……?新幹線の中でウルフスに襲われた!?確かか!?』
徐倫「ええ!間違いない!現に車内全員が眠らされていて、葉山が殺されかけた!問題は列車!JRに連絡して走行中の列車を停めさせて!ダイヤ通りにはこの列車が走らない可能性がある!あたし達が失敗したら、事故は確実!急いで!」
承太郎『わかった。お前も無事でいろよ、徐倫!』
徐倫「わかってる。じゃあ京都で!父さん」
あたしは大惨事を防ぐ為に、まずは父さんに連絡を取った。万が一にもあたし達が失敗したときの為の保険だ。
あたし達が失敗したら、どのみち総武高校の人間は助からない。それよりも、まずは巻き込まれる可能性がある人間を少しでも減らす必要があった。
危険なのは名古屋だけじゃあない。この電車は既に制御を失っている。
つまり、本来でならスピード調整などをして、追い付くはずのない列車に追い付いて追突する…なんて事もあり得る。
さしずめ危ないのは小田原から三島までの間にいる列車だ。父さんからの連絡を受けたJRの行動次第だろう。
頼んだわよ!父さん、おじいちゃん、兄さん達!
side広瀬康穂
今日から修学旅行♪行き先はハッチ達と同じ京都・奈良!楽しみだなぁ♪あっちでハッチに会えたら嬉しいな♪ペイズリー・パークの力で会いに行こうかな?
富士山にお祈りでもして願っちゃお♪あれ?なんで列車が三島で停まっちゃったんだろ?今日はうちの学校の貸しきりで京都まではノンストップだったハズだよね?(康穂の学校は私立)
嫌な予感がするなぁ…。
そして電光掲示板に流れるニュース。え?ダイヤの乱れ?
break down!break down!
そしてパパからの着信。
康一『康穂!無事だよね!?』
康穂「う、うん。どうしたの?」
康一『アーシス、スクランブルがかかった!徐倫ちゃん達の新幹線がウルフスに襲われてるんだ!新幹線は今、暴走状態にある!くれぐれも気をつけて!あと、乗り込もうなんてするんじゃあないよ!?悔しいだろうけど、乗り込めなんかしないから!』
え!?ハッチ達が!?
でも、そんな事が……そう思った矢先に、例の暴走新幹線らしき列車が通りすぎた。
悔しいけど、あたしはハッチ達の無事を祈ることしか出来なかった。
神様!さっき富士山に祈ったんだから、京都で会わせてよ!?頼んだからね!?
side葉山隼人
徐倫「突入するぞ!葉山、雪ノ下!」
葉山「わかりました!」
雪乃「ええ!」
バンッ!と空条先生が扉を開ける。すると、そこは既に魔窟と化していた。
羊毛が通路を埋め尽くしており、乗客の生徒達を蚕のように閉じ込めている。ここはD組とC組のいる車両。どこに材木座君がいるかわからない。
でも、少しでも戦力が欲しい!一人一人確かめるんだ。
彼がいるとすれば、多分前方の隅だとは思う……。以前にヒキタニから聞いていた、ボッチが選ぶ場所の理論だ。
考えていると、羊毛が襲ってくる。
徐倫「ストーン・フリー!」
S・F「オラオラオラオラオラオラオラァ!」
空条先生のオラオララッシュが羊毛を殴るが、繊維というのは一本一本は大したことが無くとも、重なるとそれだけで衝撃を吸収する緩衝材となる。
徐倫「厄介だな!大志がいたら楽だったってのに!」
雪乃「フリージング……」
葉山「止めるんだ!閉じ込められている生徒達も凍ってしまうよ!」
雪乃「くっ……!せめて姉さんや材木座君がいたら楽だったのに!」
陽乃さんのアヌビス神や彼のガンズ・アンド・ローゼズなら剣で切り裂いていただろう。やはり、早く材木座君を助けるのが一番の鍵だ!
O・S「オラオラオラオラオラオラオラァ!」
俺のオーラル・シガレッツも空条先生のラッシュに加勢をする。
しかし、やはり敵のスタンドの力は尋常じゃあない。いくら殴っても押し戻される。
葉山「くっ!」
打つ手がない!力押しではこの羊毛の中を進むのは不可能だ……考えるんだ!何か無いのか!?この状況を打開する方法が何か!
雪乃「キャア!」
しまった!正面の羊毛ばかりを気にしすぎていて回り込んでくる糸に気が付かなかった!
葉山「雪乃ちゃん!」
雪乃「エンジェル・アルバム!」
雪乃ちゃんが氷のプロテクターを纏う。
首締めなどの攻撃から身を守るためか!
雪乃「生徒の皆さん!巻き込んだらごめんなさい!気化冷凍法!」
パリパリパリパリ
羊毛が次々と凍り付く。そして、生徒達に影響が無いところで気化冷凍法を止める。
雪乃「空条先生!隼人くん!今よ!」
そうか!羊毛の防御力は弾力性!それを凍らせてしまえば!
S・F&O・S
「オラオラオラオラオラオラオラァ!」
俺と空条先生のオラオララッシュが固まった羊毛を砕いていく。固いことは砕けないんじゃあない!トリッシュさんの柔らかいことが砕けない!ならば柔らかさを奪ってしまえば良い!
流石だよ、雪乃ちゃん!
雪乃「概念の凍結!その弾力性を……凍結させる!今度こそ、フリージング・ビーム!」
エンジェル・ダストの冷凍ビームが羊毛の変幻自在の動きを凍結させる!そして……。
E・D「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃあ!」
固めてしまえばパワーは要らない。エンジェル・ダストのパワーで次々と破壊する。
だが、相手も一辺倒ではない。再び回り込んで来る羊毛がフェイントを交えて攻撃してくる。
……フェイント?フェイントは…一種の嘘!それならばオーラル・シガレッツで……。
信じるよ!雪乃ちゃん!君が見極めた俺の能力を!
葉山「フェイントという嘘を!消す!」
O・S「オラァ!」
雪乃ちゃんに伸びていた羊毛は、そのまままっすぐに俺の方向へと伸びてくる。そして、捕まれる。
徐倫「葉山!」
ズブズブズブズブ……
怖いな……敵の体内に入っていくような気分だ。
それに、状況に反比例してこの抱かれ心地の良さ…思わず眠ってしまいそうだ。
だけど、気を引き締めないとな。能力という偽りの力ではなく、このぬくぬくもふもふ感は本当に眠気を誘われてしまう。
徐倫「諦めるな!葉山!すぐに助ける!」
諦めてなんかいないですよ。空条先生。
あのままチマチマやっていたんじゃあ、名古屋までに間に合わない。
慌てる空条先生。でも、それで良い!そのまま俺を引き込め!
大分奥まで引き込まれただろうか?ウルフスは俺を引き込んで、単体ずつ倒す算段かも知れない。
現状で敵にとって厄介なのは俺の能力。俺さえ倒してしまえば空条先生や雪乃ちゃんを眠らせてしまえばそれで終わり。だから俺を引き込んだんだろ?ウルフス…。
だけどな!
俺は回りを観察する。そして、前の方へと…彼がいるであろう場所に到達した。ここだ!あの体型は間違いない!
葉山「偽りの眠りを消す!目覚めろ!材木座!」
O・S「オラオラオラオラオラオラオラァ!」
ただ引き込まれていただけじゃあない!このチャンスを狙っていたんだ!
材木座「む、むごー!」
葉山「材木座!敵だ!ガンズ・アンド・ローゼズでその蚕の繭のようなものを切り裂け!」
材木座「むごっ!?むごー!」
ザクザクザクザク!
内側からいくつもの刃が彼の繭を切り裂く!そして中からガンズ・アンド・ローゼズに変身した材木座が出てきた。
材木座「おのれ!いつの間に攻撃を!助かったぞ!葉山殿!こんな糸など、切り裂いてくれるわ!メタルブレード!抹殺抹殺抹殺抹殺抹殺抹殺ぅ!」
目論見通り、材木座の刃が俺の拘束を取り除き、そして内側から雪乃ちゃん達の道を切り裂いて合流を果たす。
葉山「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」
キツかった。いくら波紋で強化していたとはいえ、あちこち絞められたりとかしてダメージを負っていた。これが闘いか……。そして、覚悟を決めるというのも楽じゃあないな…。
雪乃「隼人くん?行動力は大したものだったけど、これでは比企谷君と変わらないわ。本当に焦ったのよ?」
雪乃ちゃんが凄く怒っている。確かに、こんなやり方は誉められたものじゃあない。
だけど、コレが最善の手だと思ったんだ。
葉山「ハハハハ……気を付けるよ。でも、彼さえ助け出せれば、この羊毛は何とかなると思ったんだ」
材木座「うむっ!大した覚悟だった!葉山殿!敵までの道は我に任せよ!」
材木座が次の扉を開き、前の車両へと入る。
材木座「我を阻もうなどと無駄無駄無駄無駄ぁ!ターミネート!」
それはヒキタニの掛け声だろ、材木座。
だが、スタンド能力とは本当に相性であるとつくづく思う。俺の能力だけではこの羊毛は苦労するし、材木座だけならばそもそも眠らされたままだった。
徐倫「結果だけで言えば良くやったわ!葉山!材木座!油断しないで前まで行け!その先にウルフスはいる!前の車両か運転席にそいつはいるはず!急いで前まで行くぞ!」
O・S「回り込んで来るのは俺が囮になる!材木座は気にせずやれ!」
雪乃「少しでも楽に進ませるわ!フリージングビーム!」
徐倫「材木座が打ち漏らしたのはあたしらが防ぐ!オラオラオラオラオラオラオラァ!」
四人一体で進む俺達。
即席のチームワークとしてはいい感じだ!目的の運転席まではあと少し!このまま……
「ふんっ!」
材木座「ぐああっ!」
ウルフスのスタンドと思われる山羊のような角を生やした物が材木座に突進する。
それを受けた材木座は吹き飛ばされ、そして入り口の方まで飛ばされた。
ダメージは無いようだが、距離を離された!
相手のウルフスの本体を確認する。
それは………こともあろうに列車の運転手だった。
葉山「お前は………」
ヨハネ「俺はヨハネ。宇宙意思の南南西を司るヨハネ。元の持ち主は……何だったかな。どうでも良いから忘れてしまった」
運転手のネームプレートには座間と書かれている。元の持ち主が座間さんだったのか、それともこの本体が攻撃して座間さんの制服を奪ったものなのかはわからない。だが、ウルフスとなった以上は南のような例外を除いてはあの世に飛ばされてしまう……。
ご冥福をお祈りします。座間さん。
ヨハネ「テメェはブラッディ・スタンド使いの葉山というやつと、雪ノ下じゃあねぇか。俺らの眷属の柱の一族、更に下の眷属であるテメェらが、何で主である俺達に楯突くんだ!?ああっ!」
ヨハネはスタンドから黒いもやを出して魔方陣を展開してくる。
葉山「あんな呪いをかけられたのが、そもそも僕達柱の一族の眷属やジョースターの悲劇の始まりだった。柱の一族は本来ならば人間と共存するべき存在だった!それをお前らが…」
ヨハネ「カーズは最高の逸材だったぞ。そしてカーズがやられた今、貴様らが柱の一族となり、そして知的生命体を滅ぼせば良かった。それを失敗するどころか楯突いて来るとは……もう一度、俺達の眷属になりやがれ!パフォメット!」
あの黒いもやは呪いの力……そうか、あの力が柱の一族を狂わせたんだ!ならば、こいつがジョルノさんのお母さんを狂わせ、そしてカーズやワムウを狂わせた元凶!こいつだけは……
俺は一か八かでオーラル・シガレッツでもやを消す。
上手くいった……そして悔やまれる。この力があの時にあったのならば、もしかしたら千葉村の事も別の結果に終わったかも知れない。ジョルノさんのお母さんを、助けられたかも知れない。
葉山「雪乃ちゃん!行くよ!こいつが……こいつが汐華の仇だ!呪いの偽りの力は、俺が消す!」
雪乃「ええっ!」
俺達がヨハネを攻撃しようと迫るが…
ヨハネ「アホめ!俺が弱いとでも思ったのか!ほうりゃああああああ!」
ドカドカドカドカドカ!
俺と雪乃ちゃんはまとめてラッシュ攻撃をくらい、吹き飛ばされる。
く………多彩な能力な上に、これはスター・プラチナ並みの攻撃力………。
多彩能力型は、パワーが弱いんじゃあ無かったのか!
徐倫「させるかよ!オラオラオラオラオラオラァ!」
ヨハネ「ほうりゃああああああ!」
同じ近距離型のストーン・フリーが五角にヨハネと打ち合うが……。
徐倫「ぐう!僅かにパワー負けしている!」
ヨハネ「宇宙意思に楯突く一族の代表、ジョースターの一族!テメェらとDIOだけは楽には殺さねぇ!よくもアルミラージをやりやがったなぁ」
奴等にも仲間意識があるのか…。
ヨハネ「お陰で手駒が減っちまっただろうが!あんなんでも立派な手駒だったのによぉ!どうしてくれるんだ!」
徐倫「ぐぅ!」
空条先生はとうとう力に負けて、殴り飛ばされる。
ヨハネ「邪魔なジョースターやDIOは後で始末するとして…まずはテメェらだ。ブラッディ・スタンド使い」
材木座「やらせぬぞ!ウルフス!」
ヨハネ「テメェは石にでもなってやがれ!」
ドオン!
殴られた材木座のガンズ・アンド・ローゼズ。すると…ピシピシピシピシ………
材木座の体が金属から石へと変化する。
しまった!土の五行の力はこういう形だったのか!材木座までやられるなんて………。俺は、無力か……。
ヨハネ「葉山隼人。雪ノ下雪乃。もう一度俺らの手下になるか、ここで死ぬか………選ばせてやる」
雪乃「死んでも………ごめんよ……」
葉山「あんな事になるくらいなら……ここで殺せ……」
雪乃ちゃんがペッと唾をかける。
人間の意地だ。二度と……人類の敵になってたまるか!
ヨハネ「ならば、しねっ!雪ノ下雪乃!」
ヨハネから拳が振るわれる。だが、先にやられるべきは……俺だ!
葉山「オーラル・シガレッツ!庇え!」
俺は雪乃ちゃんと迫る拳の間にスタンドを割り込ませて攻撃を受ける。
葉山「らぁふ………雪乃ちゃん……」
気を失いそうなくらいに痛い。だが、東方会長が言っていた。受ける覚悟があれば、一発くらいは何とかなるって……。俺はオーラル・シガレッツでヨハネの腕を掴む。少しでも雪乃ちゃんの体勢を立て直す時間が稼げれば……。
雪乃「隼人くん!よくも……フリージング・ビーム!」
激痛に耐えながら、雪乃ちゃんが概念を凍結させるビームを放った。
雪乃「あの世界のあの議員のように、あなたからは再生の概念とスタンドパワー型の概念を奪ったわ……こうして油断して近付いて来るのを待ってたのよ……ありがとう、隼人くん……あなたがいなければ……このチャンスは生まれなかった……初めての実戦なのに、本当にあなたは凄いわ……」
そして、空条先生のストーン・フリーがヨハネをぐるぐる巻きにして動きを封じる。
徐倫「ナイスだ葉山、雪ノ下。パワーが下がったのならば、ストーン・フリーの縄で縛り付けられる!」
雪乃ちゃんがエンジェル・ダストと共にダウンから立ち上がる。
雪乃「フリージング・ビーム。隼人くん、今だけはあなたの痛覚の概念を凍らせたわ。後で凄い痛いとは思うけども、今回はあなたにフィニッシュを譲ってあげるわ。あなたがいなければ、みんな眠ったまま終わっていた。あなたがいなければ、材木座君を助けられずに時間切れになっていた。あなたがいなければ、このチャンスは生まれなかった……すべてがあなたのお陰……。だから、あなたがやる権利があるわ」
そうか。後で物凄く痛むのか…。だが、雪乃ちゃんのお陰で確認したいことが確認できる。
葉山「雪乃ちゃん、気化冷凍法を」
エンジェル・ダストがヨハネに触る。同時にストーン・フリーが撤退した。
雪乃「わかったわ」
ピキーーーーン!
ヨハネ「くそっ!解除しろ!俺にこんなことをして、ただで済むと思っているのか!」
がなりたてるヨハネ。だが、そんな事はもうどうでもいい。俺は、ある可能性にかけてみたい。
俺はオーラル・シガレッツでヨハネに触る。
葉山「ウルフス……お前達と人類は、共存することは出来ないのか?」
それだけが気がかりだ。犠牲になった座間さんや松田さん、愛甲さんや、鵠沼さん達は気の毒だけれど、ウルフスと共存できるならば、それに越したことはない。
だが………
ヨハネ「はんっ!テメェら知的生命体そのものが宇宙にとってはウイルスなんだよ!ウイルスにはワクチンや抵抗体が必要だろうが!お前らは存在するだけで悪!絶対の悪なんだよ!はっ!適当にぶちまいてお前らを始末するはずだったのに!何で本音が出る!」
やはりな……。オーラル・シガレッツの能力は、やはり雪乃ちゃんが教えてくれた能力だったみたいだ。
そして、わかってしまった。
………不倶戴天の敵同士。ウルフスと人類は、互いが滅ぶまで戦うしかない。残念だ。意思の疎通が可能ならば、もしかしたらと思っていたのに……。
葉山「ならば、姫菜の言葉を君に送るよ……」
俺と同じく肉の芽に冒された、花京院典明さんの言葉をこのウルフスに贈ろう……。
葉山「悪とは……敗者だ。互いが互いの正義でぶつかり合うならば、最後は絶対的な勝者が正義で、敗者が悪。理解したくは無かったけど、君達ウルフスが相手ならば、それも仕方がない。今回は……俺が正義だ……そういう事だろ?ウルフス」
俺はもう、ウルフスに対して慈悲の心は持たない…。犠牲になった人達への最大の手向けは……。無念を残してウルフスに悪用される本体を解放してやることだ。それがわかっただけでも、この戦いで勝利した甲斐がある。
葉山「アリーヴェ・デルチ。ウルフス、羊のヨハネ」
ヨハネ「ちくしょおおおおおおお!覚えていやがれ!次こそは……次こそはテメェらをぶっ殺してやるぞ!葉山隼人ぉぉぉぉぉ!」
O・S「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ヨハネ「ギャアアアアアアア!」
バリィィィィィィィィィィン!
ヨハネは氷の欠片となって散っていった。
早く………南を貫いたという黄金のスタンドの矢を破壊しなければ、ウルフスはまた現れる……。
人類は……決して滅ぼさせないぞ……。
ウルフス・ヨハネ(座間)…死亡
←To be continued
はい、今回はここまでです。
初陣を乗り越えた葉山。そしてついに本気でウルフスと戦う姿勢を取りました。
今回、大金星だった葉山。彼なくして今回の勝利はあり得ませんでした。
今後もチビチビ活躍してくれると思います。
それでは次回もよろしくお願いいたします。