やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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京都の夜

side比企谷八幡

 

清水寺の後は南禅寺まで行き、何故か銀閣寺まで歩かされた。確かに紅葉は綺麗だった。

だが、川べりの哲学の道を歩くのは、普段だったら散歩すらならない物だったが、今日の場合はそろそろ辛かった。

で、夕方。ホテルに到着した俺達がロビーに到着した瞬間。

ガシッ!

え?

 

仗助「待ってたぞ?八幡。早速治療だ。アーシスの連中と葉山と相模も来い。ヨハネとマンティコアの話を聞かせて貰おう」

 

といって連行された。

そしてジョースターが予約した部屋に連行されると、そこで待っていたジョルノに早速寝かされる。

そして……

 

八幡「ああ!ジョルノ!もっとやさしく!そこはダメ!ダメ!ダメッ!ダメッ!ああ!やさしくしてやさしく!服をぬがせないでッ!感じる!うああああダメもうダメ~~ッ!」

 

ジョルノ「ダメだ。治すべきところはしっかり治しておかないと、次にいつまたウルフスに襲われるかわからない。失った血の補充もしなければならないからね。ほら、八幡、力を抜いて。僕に全てを任せるんだ。天井の染みを数えている間に終わるから」

 

例の体のパーツをくっ付けられる治療の開始である。

これ、正確には治療ではないので、えらく痛い。思わず変な声が出てしまっても仕方がないだろう。

 

海老名「こ、こ、これは!これですよ、これ!これこそが最大のジョジョハチ!この部屋は桃源郷!?メイドイン・ヘブンはここだったのか~!」

 

うるせぇ!何でこいつらのいる前で治療が始まるんだよ!せめて別室でやってくれよ!特に海老名は隔離してくれっての!更にジョルノの野郎……わざと誤解の招く言い方を選んでやがるな!ざけるな!

 

いろは「エメラルド・ヒーリング!エメラルド・ヒーリング!」

 

いろはは毎度の如く泣きながらエメラルド・ヒーリングを俺に施す。何でもいつ出血多量で倒れてもおかしくないくらいに血を失っていたらしい。

血の補充を兼ねてジョルノの治療の痛みを緩和してくれている。

 

陽乃「やれやれだね。会社の用事なんて無視して、そっちに合流しちゃえば良かったかな?二度も同じ日にウルフスに襲われるなんて」

 

小町「ホントだよ。お姉ちゃんだけでもお兄ちゃんのそばにいれば肩を抉るなんてマネはしなくて済んだんだしさ」

 

承太郎「だが、それだといろはは学校の教師にみつかり、強制的に帰されるだろうな」

 

徐倫「さすがに学年単位の行動中に見つかれば、あたしもフォロー出来ないわね」

 

ジョセフ「今さらじゃ。好き勝手やるのは」

 

一番好き勝手やってくれる奴がよく言う。

しかし、今日は意外にヘビーだった。新幹線での襲撃と洞窟での襲撃。

いずれもすぐに片付いたし、犠牲らしい犠牲も俺が肩をやられた程度で済んだのは不幸中の幸いと言ったところだ。

 

承太郎「しかし、三浦、海老名、由比ヶ浜、葉山、八幡は少ない戦力で良くやった。特に海老名。マンティコアの弱点を見抜いたのは大きい」

 

承太郎は海老名の頭をちょいちょいと撫でる。

お父さんスキル、全開ですね。そして他のメンバーの頭も撫でる承太郎。

無自覚たらしめ……。

 

ジョルノ「終わりました。幸い、酷かったのは肩だけで、他は大したダメージではありませんでした」

 

八幡「肩が自由に動く。腕が回せる。音羽の滝のご利益に感謝だ!」

 

ジョルノ「僕がいなかったら、一生あのままだったという自覚はあるのかい?君は」

 

八幡「ゴールド・エクスペリエンスには感謝してもしきれません。兄貴」

 

不機嫌になりかけたジョルノに土下座して感謝の言葉を紡ぐ俺。プライド?なにそれおいしいの?

 

小町「それでさ、この勢いだとまた来るよね?ウルフス」

 

小町がお茶請けの八つ橋(硬い方)を頬張りながら喋る。

やってる事はアレだが、内容は至極真面目だ。

 

静「ゆっくり観光って気分でも無くなっちゃったね」

 

もとよりそのつもりだったが、それは修学旅行にジジイ達が混じってくるという事くらいだった。それが一気に雲行きが怪しくなる。

 

相模「これ、ヤバイんじゃあないの?」

 

八幡「大分ヤバい。葉山が聞いた、ヨハネの言葉から察するに、向こうは大した連携は取れてないみたいだが、それでも単体であの強さだしな。1体で複数の能力って何だよ……スタンドのルールを完全に無視してるじゃあないか」

 

ジョセフ「あのカーズ達、柱の一族をも狂わせるやつらじゃからのう。ヤバいのは分かっておったが、ここまでとは思わんかった」

 

仗助「毎度必ず誰かが大ダメージをもらうしな」

 

ハーメルンの時は陽乃さん、雪ノ下、めぐり先輩、徐倫、露伴先生。

最初のマンティコアでは俺、ジョジョ、小町。後でいろはもジジイも含めて全員が風邪をひいた。

横牛の時は相模が死にかけ、戸塚、三浦、康一さん、川崎、大志が重傷を負ったし、俺、いろは、雪ノ下、由比ヶ浜、葉山、めぐり先輩、ジョジョも事前にやられた。

アルミラージとの戦いでは康穂、戸塚、海老名がやられた。

ヨハネでは葉山、材木座が重傷。俺達も敵の能力にはまって眠らされていた。

二度目のマンティコアでは俺と巻き込まれて戸部が重傷を負い、早々に再起不能。海老名、三浦、由比ヶ浜、葉山もダメージを負った。

スタンド使い同士の戦いで誰かがダメージを負うことは少なくない。しかし、これだけ沢山のスタンド使いが揃っていてこの負傷率。

やつらがどれだけ厄介なのかがわかる。

 

葉山「これは追加の情報ですが、ウルフスは本能レベルで俺達人間を滅ぼすつもりらしいです。前からわかっていたことですけど、改めてヨハネから聞きました」

 

ジョセフ「和解の道は無いということじゃな」

 

わかっていたことだったのか、ジョセフは特に表情を変化させずに言う。もっとも、意思の疎通が出来る存在である同族たる人間相手でも、必要ならば殺し合いをしてきたジョースター家だ。

 

仗助「とにかく、本格的に奴等が動き出したと判断して良いだろう。おめぇらも、ハメを外したいところを申し訳ねぇけど、心してかかれよ」

 

報告と治療というミーティングを終え、解散となる。

これから夕食だしな。

 

八幡「じゃ、みんな気を付けろよ~♪また明日」

 

俺はいろはの隣に座布団を敷き、ジョジョも仗助の隣に座布団を敷いて座る。うん、ヤッパリこのポジションが一番落ち着く。もう修学旅行とかどうでも……

 

ゴン×2

 

徐倫「あ・ん・た・ら・も・だ・よ!修学旅行中だろうが!」

 

八幡「後生だ!いろはリウムの補充を!」

 

静「ジョウスキウムの補充も要求するであります!」

 

ズルズルと引き摺られる俺達。

 

徐倫「それを言うならあたしだってアナスイオンが欠乏してるっての!オラオラオラ!つべこべ言わずに自分の足で歩け!じゃないとそのまま引き摺って部屋まで運ぶわよ!」

 

八幡&静「ケチー!」

 

結局抵抗は無駄無駄無駄無駄だった。俺達が部屋から連行される直前に……

 

ジョルノ「雪乃、結衣、葉山、相模。君達に会いたいという人物が夜にやって来る。自由時間になったら、ロビーに来て欲しい」

 

ジョルノが四人に声をかける。珍しい組み合わせだな?一体誰が来るんだ?

俺は不思議に思ったが、徐倫に引き摺られたままなので立ち止まれず、そのまま部屋に連行された。

ちくしょう……相棒は解放されたのに……。と、思ったら川崎が徐倫の後を引き継いだ。

 

ーキング・クリムゾンー

 

気が付いたら布団に倒れ込んでいた。

 

八幡「知らない天井だ……」

 

記憶を整理する。ホテルに入って、飯を食って…それで。

それで何故俺は今ここで寝ているんだ?

 

戸塚「あ、八幡、起きた?」

 

俺の横で体育座りをしていた戸塚が、立て膝になって俺の顔を覗き込んでくる。更に俺の額に手を置く。

 

八幡「あ、ああ。いや、これは一体どういう……」

 

キング・クリムゾンは俺の能力じゃあない。それなのに何故俺は寝ていたんだ?

 

戸塚「八幡。自分でも気が付かない内に相当無理していたんだよ。ご飯を食べて部屋に戻った瞬間に高熱出して倒れちゃったんだよ。すぐに空条先生や東方会長を呼んだら、疲れとダメージと急激な回復が重なった反動なんだって。僅かに毒も受けていたんじゃあないかな?」

 

そうかも知れないな。それにしても、病人が眠る部屋の近くでじゃらじゃら麻雀をするか?

 

戸部「っかー!マジやられたわー」

 

大和「隼人くん強すぎぃー!」

 

声のする方をチラッと見れば、ポンとかカンとか色々言っては、楽しげに笑ううちのクラスの男子たち。

戸塚の言うとおり、わずかながらにマンティコアの毒を受けていたのかも。だから、いろはのエメラルド・ヒーリングを受け、超回復の反動で体が睡眠を欲したのかも知れないな。

 

戸塚「もうお風呂の時間過ぎちゃったけど、先生が内風呂使って良いって」

 

八幡「あ、ジジイ達の家族風呂を使うわ」

 

戸塚「だから何で普通にアッチに合流しようとするかな……」

 

だってアッチにはいろはがいるじゃあないか。近くにいるなら会いに行くのが当たり前だ!

戸塚が部屋の出口の方を指を指す。もしかして脱走に力を貸してくれるのん?

 

戸塚「ユニットバスならあっちにあるよ。脱走したら空条先生にアーシス・スクランブルをかけて貰うからね?さっき静ちゃんもやろうとして女子の方でアーシス・スクランブルがかかったみたいだし」

 

相棒、考えることは同じだな……つうか、何で俺らを捕まえる時にはアーシス・スクランブルがかかるんだよ!

なに、修学旅行はあと二日ある。しかも3日目は嵐山に宿泊することになっているから、温泉だ!露天風呂だ!いろはが入っているタイミングで家族風呂だ!最高だ!

ルンルン気分でシャワーを浴びた。

風呂から上がると戸部が寝転んでいて、俺と目があった。負けてやる気をなくしているようだ。が、ガバッと起き上がると俺に声をかけてくる。

 

戸部「お、比企谷くん。起きてたん?熱下がったん?なら、麻雀やんね?こいつらみんな強くてつまんねーんすわー」

 

ほう?俺なら弱そうだから勝てる的な意味で言っているのなら、その考えは甘いという他ない。

が、まぁ、こうやって誘ってきたり、話しかけてきたりすんのは戸部の良いところなんだろう。俺とはイマイチノリというか、反りが会わないのであって。

 

葉山「戸部。止めとけ。南から聞いたが、比企谷はプロのギャンブラーが認めるレベルらしいぞ。しかもイカサマとか当たり前らしいから」

 

はて……何で相模がそれを知ってるんだ?

 

八幡「何で相模がダービーさんの事を知ってる?」

 

葉山「南が弟から聞いたらしいんだ。何でも比企谷、以前に南の弟をゲームでコテンパンにしたようじゃあないか。間違ってもトランプとか麻雀で勝負を挑むなって言っていたらしいよ?」

 

八幡「相模の弟?はて……?」

 

覚えがない。

 

戸塚「八幡。遊戯部の事じゃあ無いかな?ほら、遊戯部にも相模っていたよね?」

 

遊戯部………?あっ!?材木座が煽られて、そこから露伴先生絡みでトラブルになった!(第3章、遊戯部編を参照)

いた!確かに遊戯部に秦野と相模っていうのがいたわ!あいつ、相模の弟だったのか!じゃあ相模の家族を強制的に引っ越させた煽りをアイツも受けたんだなぁ…。

そりゃ、同じグループになったんなら忠告は受けるわ!というか、財団が絡んだ段階で情報を回されるわ!

 

戸部「いいっ!プロのギャンブラーお墨付きぃ!?比企谷くん、まさか積み込みとか出来ちゃう系!?」

 

八幡「むしろ、そのくらいじゃあなければジョセフとかジョジョとかにハコテンにされるわ」

 

戸部「べー、マジかー。哲とかカイジとかの世界だわー」

 

あんなんよりも過酷だわ。相手がヤクザとかだし。

 

葉山「とにかく、君は麻雀禁止。プロはお断りだよ」

 

プロじゃあ無いんだよなー。おのれ、相模弟め……。

 

葉山「その情報が無かったにせよ、俺が君にイカサマをさせる訳が無いじゃあないか」

 

オーラル・シガレッツか!確かにシガレッツの能力を使われたのならイカサマが出来ない!ダービーさん殺しの能力だな!おのれ葉山ぁ!

でもな?俺ばかりに構ってると、思わぬダークホースにやられるぞ?戸塚だって前世のスピードワゴンはロンドンのチンピラで、財団の創始者だったんだぞ?面白そうだから黙っておくけど。

 

材木座「はちまーん、そんなことよりウノしよーぜー!」

 

材木座が磯野を誘う中島みたいな軽い感じで誘いに来た。

 

八幡「お前、自分のクラスの方はどうしたんだよ」

 

あまりに普通に部屋に入ってきたので、聞いてみる。すると、材木座は口を尖らせて俺にすがってきた。それを空気投げで投げ、座らせる。

 

材木座「聞いてよ、ハチえもん。あいつら酷いんだ。『悪いな材木座……俺らは楽しくゲームがやりたいんだ。プロはお断りだよ』と言って我は追い出されたんだ!」

 

何をやったんだ?こいつは。

 

戸塚「何のゲームをやってるの?」

 

戸塚に問われて、材木座が胸を張る。

 

材木座「夢のドカポン王国!」

 

そりゃ、お前……追い出されて当然だ。

ドカポン王国、桃鉄、人生ゲーム、ダウンタウン熱血行進曲……。それらは友情破壊ゲームとして名高い。

性格が浮き彫りに出るのだ。本城淳のように底意地の悪い人間がえげつない戦法をするまでは良い。アーシスがそうであるように、戦いとはえげつないものだからだ。

問題はゲームに対してマジギレする輩と一緒にやった際の空気の悪さだ。あれが本当に友情にヒビを入れかねない。

材木座は底意地の悪い戦法をやってマジギレされたか、それともやる気を無くされて微妙な空気になったかのどちらかで追い出されたのだろう。

ダービーさんが言っていたじゃあないか。エンターテイナーとしてのギャンブラーは客を楽しませてこそナンボだと…。

 

材木座「そういうわけで、ウノをやろう」

 

戸塚「ウノも性格出るとは思うけど……」

 

材木座は胸ポケットからウノを取り出すと、マジシャンよろしく、パラパラと切る。

そしてそれを配り始めた。

素人としては大した腕なんだけど、ダービーさんやジジイの腕前を見てしまうとなぁ…。あと、三浦も上手い。

 

材木座「ふむぅ、先手はもらうぞ」

 

言うと材木座はいきなり複数のRと書かれたカードを出してくる。なにこれ?ルガール?

 

材木座「リバリバリバ!リバァ!」

 

うぜぇ!お前はスタンドか!いや、変身するタイプのスタンドだけどさ!ガンズ・アンド・ローゼズの掛け声とは違うだろうが!

そこからはウノらしい白熱した戦いを繰り広げる。

しかし、俺は材木座の策略により、定番のウノを言っていないという反則で負けをくらった。

一発負けって厳しくね?ローカルルールによってはペナルティとして山から二枚引くとかある。ドロトゥをドロトゥで次の人に上乗せしてパスするとか。

遊戯部の名前が出てきたからか、カードゲームのローカルルールについて考えさせられるな。ちなみにトランプを使ってウノのルールをやる『ドボン』というゲームもある。

 

戸塚「八幡、罰ゲーム罰ゲーム」

 

材木座「そうだ、八幡!罰ゲームだ!内容を考えるからちょっと待つが良い!」

 

八幡「ちっ!イカサマしないで真面目にゲームをやってれば……」

 

二人とも修学旅行の夜でテンションが上がっているのか、えらいはしゃぎようだ。

それは他の連中も同様で、向こうの麻雀組も同じように罰ゲームで盛り上がっていた。

 

大和「じゃあ、次負けた奴は……」

 

言った大和が大岡の顔をちらと見る。

 

大岡「女子の部屋行ってお菓子もらってくるー!」

 

命知らずな……。あのメンツ相手にそれをやったら貰うのはお菓子じゃあ無くてオラオラだぞ?

 

葉山「ああ、それなんだけど、上に上る階段の下には厚木がいて、上には空条先生がいるってさ」

 

大和「マジか……」

 

大和がぐうっと黙る。体育教師の厚木はその威圧感と謎の広島弁で強面として通っている。体育教師という立場上、運動部には強く当たる傾向があるので、彼らにとっては苦手な存在なのだろう。

そして徐倫は噂の性悪コンビのストッパーとして今や生徒の英雄であるとともに、コンビを止める黄金のゲンコツはクラスのみんなが知るところとして恐れられている。ジョースターという立場上、性悪コンビには強く当たる傾向があるので、俺らにとっては苦手な存在だ。

 

大岡「じゃあ、女子に告白な!始めようぜ!」

 

大岡がすぐに代案を出して、さっさと開始してしまった。戸部も大和もぶーぶー文句を言いながらそれに続く。葉山も苦笑いしながらも牌を切った。

どうでも良いけど、麻雀って振り込みならともかく、ツモ上がりだと一人だけ勝ちの後の三人は負けなんだが?あ、その場合は親が子の倍払いだから親の負けか。

あれ?じゃあツモ上がりしたのが親だった場合は誰の負けになるの?

 

戸部「あ、ツモ」

 

戸部が牌を倒すと、皆がため息を漏らす。

 

大和「なに上がってんだよ、ヘタレ。告れよ」

 

大岡「殺すぞ。告白してこい」

 

大岡と大和が毒づく。

 

戸部「その扱いないべ!?」

 

戸部が反論すると、葉山が牌を崩しながら笑った。

 

葉山「いや、戸部はヘタレだろ。罰ゲームは親だった俺か?流石に告るのは無しだけど、ジュースでも買って来るよ。良い頃合いだし、俺は1抜けで」

 

葉山が立ち上がり、持ってきていた私服に着替える。そういえばジョルノに呼ばれていたっけな。

 

戸塚「あ、僕達も喉が乾いたね?」

 

材木座「うむ、では八幡、貴様の罰ゲームも買い出しにしよう」

 

八幡「はいよ。何が良い?材木座はラーメンで良いか?」

 

材木座「うむぅ、魅力的な提案ではあるな…」

 

八幡「真剣に考えんなよ」

 

戸塚「八幡のお任せで良いよ」

 

八幡「あいよ」

 

立ち上がり、部屋を出た。

 

←To be continued




はい、今回はここまでです。
少し長くなりましたが、次回に続くために引き伸ばしました。

原作との相違点。

八幡が眠ったのは普段から帰宅したら一眠りする習慣が出たから→マンティコアのダメージ回復の副作用による超回復の為に眠った

八幡は戸塚との風呂を逃した為に残念がる→それほど戸塚スキーではないのでジョースター一行の風呂に行こうとして止められる

麻雀の誘いに対して計算が出来ないから断る……のだが、誰か一人が計算できれば良くない?→13巻ネタを入れます。遊戯の相模弟~相模南のルートで八幡がダービーに認められていることを知っている葉山が八幡参戦を断る。テレンス戦でもイカサマで勝っていたしね♪(第2章参照)

材木座はゲーム敗者待ちの順番待ち→性格が出て追い出された

麻雀組の罰ゲームの買い出しは戸部→親の負けを理由に葉山が行く。ジョルノからの呼び出しもあったので。

そして……次回はあのお方の再登場です!
そして、あのお方も出てきます!

それでは次回もよろしくお願いします!

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