ワシントンDCを出発し、メリーランド州からバージニア州へ入った一行はリッチモンドでダービーと出会う。
決死の覚悟で挑んでくるダービーにJOJOが応える!
イカサマ勝負の見抜き合いにの結果、ダービーは自らの敗けを認め、清々しい気持ちで旅に出た。
一行はバージニア州を抜け、ノースカロライナ州に到着した。
ここに来て、新たな刺客が牙を剥いてくる!
side比企谷小町
リッチモンドでギャンブラーと戦ったあとから夕方、ロッキーマウントで今日は宿泊となった。
リッチモンドで刺客に襲われはしたが、今日の行程はおおよそ順調な旅だったと思う。
今日の車内の雰囲気を除けば。
原因はわかっている。私が原因だ。
昨夜のジョセフからの手紙を見たときから私の頭の中にはあることの存在が頭を占めていたのだから。
お兄ちゃん達が気を使って何も聞かず、普段通りに私に接してくれてはいるけれど。
微妙な雰囲気のまま、ノースカロライナ州ロッキーマウントの町で一泊することになった。
これまでのようなすごいホテルではなく、どこにでもある普通のホテルだ。
私達はツインの部屋を5部屋借りて、それぞれ宿泊することとなった。
部屋割りはお兄ちゃんと私、仗助と静、お姉ちゃんと陽乃さん、ジョルノとミスタ、承一郎と億泰だ。
夕食を終え、私は夜の散歩へと繰り出す。
気分転換の為だ。
小町「はぁ、気にしすぎてもダメだとは思っているんだけどね」
ついつい独り言でも出て来てしまうくらいには重症だと自分でも思ってしまう。
昨日からの私は私では無くなっている。
多分、前世のエリザベス・ジョースターの意識の方が表に出ているせいだと思う。
小町「だから、なんでしょうね?あなた達みたいな人に付け狙われてしまうのも」
小町は少し雰囲気の悪い裏路地で振り替える。
小町「今日の私は少し上の空たった。でもね、あなたがバージニア州から追ってきていたことくらいは気付くわ。そこまで舐められていたなんてね」
私は後ろを振り向き、刺客に言う。
私がそう言うと、足元に落ちていた空き缶が鋭利なナイフへと変化し、私の足へと飛んできた。
小町「甘いわ」
私はナイフを踏みつける。その際、波紋で足をガードするのを忘れない。
小町「鉱石を自由に操り、攻撃を出来るスタンド。女教皇《ハイプリエステス》の暗示のスタンド使い、ミドラーね」
女教皇『よくわかったじゃない。比企谷小町』
小町「舐めるな、そう言ったはずよ。その鉄屑を剣山のように変えて私の足を刺し貫こうとしたようだけど、波紋の基礎を修めれば、この程度の針山なんてつうようしない。私が誰だか忘れたの?」
この程度が私に通用するものか。
本当に舐めている。わたしはむしろ剣山になっている方の足に全身の体重を乗せる。
小町「小細工はもう終わりかしら?こんなものなら三流手品師の方がまだ売れるわよ?」
今度は横の壁から槍の穂先のようなものが伸びてきた。
小町「甘い!サンシャイン・ルビー!」
穂先をサンシャインルビーで穂先を受け止め、波紋の熱で溶かす。
女教皇『ギャアアア!』
小町「コオォォォォ!ゴミゴミゴミ!」ドゴドゴドゴ!
波紋を交えたサンシャインルビーのラッシュで穂先から変化した女教皇を殴り飛ばす。
女教皇『ガア!なんてパワー、ならこれならどうだい?』
女教皇は壁から数本のライフル銃の銃口を小町に向けた。
少しはましな攻撃が出来るじゃない。
それなら最初からやれば良いのに。もっとも、私には無駄だけど。
ポン!ポン!ポン!
銃口から弾丸が発射される。
サンシャイン・ルビーはその弾丸を難なく掴む。
小町「サンシャイン・ルビーを勘違いする人は多い。このスタンドはルビーレーザーが特殊すぎるだけで、サンシャイン・ルビーはスタープラチナ並の精密性は持っている。それに、光速を操るサンシャイン・ルビーが、銃弾の弾を見切れないとでも思ったの?」
そう、サンシャイン・ルビーが致命的に精密性が低いといわれるのは勘違いだ。
敢えて訂正してはいないが。
ルビーレーザーの照準と範囲指定、射程のコントロールが難しすぎるだけで、その他はスタープラチナと大きく変わらない。
むしろサンシャイン・ルビーの方が性能は上だ。
ルビーレーザーの照準が苦手な理由?
簡単に言うけれど、目から直接照準できないというのがどれ程難しいか、射撃をしたことがない人にはわからないだろう。
ルビーレーザーは一つ一つがマニュアルで狙いをつけないといけないから、感覚では狙いを付けたと思っていても、明後日の方向へ飛んでいってしまう。
あんなものを完璧に制御出来るのはガン○ムに出てくるニュー○イプだけだと思う。
小町「それで、これで終わりなの?ミドラー」
女教皇『バカだねぇ!本番はこれからさ!』
うるさいおばさんだ。
もっとも、前世の五十代の頃の私が若々しすぎただけだけど。
相手にするのもお粗末。
そう思って油断していたんだろう。
急に足元に穴が開いた。
そうだった。《ハイプリエステス》の能力は鉱石や鉄などと同化すること。
地面と同化するなど容易だったのだ!
私はハイプリエステスの口の中に飲まれる。
小町「くっ!」
女教皇『押し潰されな!ジョースターの仲間!』
ハイプリエステスの歯が私を押し潰そうと迫ってくる!
わたしはサンシャイン・ルビーで迫る歯を食い止めるが、それで精一杯だった。
ミドラー「私の歯は承太郎によって全部砕かれて無くなった。今の歯は全部入れ歯さ。それからと言うもの私の女としての人生はめちゃめちゃさ。歯がない女をめとってくれるイスラムの人間はいないからねぇ」
本体を見せたミドラーは数日前に見たマライアとは違い、美しい容姿を保っていた。
それでも女としての人生を謳歌出来なかったのは、イスラムの戒律は厳しかったせいなのだろうか。
ミドラー「まだ十歳そこらの小娘…いえ、小娘と言える年齢にすら届いていない子供…なのに、こんな戦いに駆り出されているなんて…」
小町「あなたの故郷は紛争が耐えない地方のはずよ。私の年齢で小銃を持って戦場に立っている子供も少なくないと聞いているわ。それに、私を年相応の子供と同じ扱いにして良いのかしら?」
ミドラー「そうね。あなたはジョースター共の中でも強力なスタンド使い。ここで潰さなければ…」
ミドラーは噛む力をより強める。
小町「うっぐぐぐ…」
落とし穴のように落とされたのがまずかった。
足が踏ん張れないうえに、私自身がサンシャインルビーの足にくっつく波紋同士でぶら下がっている状態だ。
このまま押し勝ったとしても、私は飲み込まれて死んでしまう。
小町「柱の一族との戦いの時でも、結局は私は戦力になれなかった…それが私の器だったの…ならば、足手まといに終わるくらいなら、ここで…」
いっそ終わった方が良い…
八幡「小町ぃーー!」
お兄ちゃん?
気付いた時には私は建物の上にいた。
お兄ちゃんが時を止めて助けてくれたらしい。
小町「ごめんなさい。お兄ちゃん。やっぱり小町は…」
八幡「何を勝手に諦めてんの?小町」
小町「お兄ちゃん?」
八幡「いつもの小町なら、ここで言う台詞は『ありがとう、お兄ちゃん。これ、小町的にはポイント高いよ?』とか最後のがなければと思う言葉出る」
小町「………」
八幡「確かに俺はお前よりは弱いかもしれん。けどな、お前は俺のたった一人の大事な妹だ!たとえ妹よりも弱くても、千葉の兄が、たった一人の妹を見捨てるか!」
小町「お兄…ちゃん」
私は…いえ、小町は心が暖かくなるのを感じた。
そうだ、小町にはお兄ちゃんがいる。
シスコンで、いつもアホなことを考えている兄だけど、いざとなったら誰よりも頼りになる小町にとっては最高のお兄ちゃん…
なにを小町は迷っていたのだろう?
例え奴等が相手でも、小町が一人で抱え込む必要はないんだ。
小町「ありがとう、お兄ちゃん!お兄ちゃんのおかげで目が覚めたよ!もう大丈夫!迷いは晴れたよ、お兄ちゃんのおかげでね!あ、これ小町的にはポイント高い」
八幡「やっといつものお前に戻ったな。どうする?一緒に戦うか?」
小町「たかが中1の小僧に労られるほど、やわな前世は送ってないよ!サンシャイン・ルビー!《ルビースカーフ》」
小町はサンシャイン・ルビーをスカーフのような帯状に変え、それを看板に巻き付けてターザンのようにロープアクションをする!
小町「ミドラー!」
ミドラー「はっ!」
ドゲシ!
小町を見失っていたミドラーはその小町のターザンキックをまともに受けた。
史上最強の波紋の戦士の勢いのついた蹴りだ。
下手をしたらスタンドのラッシュよりも威力が高い。
ミドラーは吹き飛び、表通りの路上に倒れた!
それでもミドラーは諦めず、スタンドで車を作って小町に突っ込ませる!
サンシャインルビー「ゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミ!ゴミぃ!」
ドガガガがガガガガ!
あわや車はサンシャイン・ルビーにのラッシュよってスクラップ!
ハイプリエステスのダメージによってミドラーも軽くはないダメージを負った!
ミドラー「こふっ…」
小町「とどめ!」
小町はミドラーにとどめを刺すべく飛び出す!
少年「だめー!」
少女「ママを苛めないで!」
その小町の前に二人の子供が飛び出てくる。小町くらいの年齢の子だ。
危なかった。もう少しで二人を巻き込んでしまうところだった。
ミドラー「ンドゥール!ネーナ!危ないから来ちゃダメだっていったじゃない!」
ミドラーは二人を抱き寄せ、小町から庇うような体勢に入った。
…どうしよう、ミドラーの子供らしいけれど、このままやっちゃったら小町の方が悪者になっちゃうよね?
小町「ミドラー、この子達はあなたの子供?」
ミドラー「血は繋がってないけど、私の大切な子供よ。だからふたりはスタンド使いじゃあない。やるなら私だけをやって!コマチ・ヒキガヤ」
いえ、だからこのままじゃどうしたら良いのかわからないんだけど…
八幡「どうやら、何か事情があるみたいだな。話せ、ミドラー」
ミドラーはしばらく迷った後に、観念したのか二人の子供を背に隠しながら頷き、事情を話はじめた。
二人の子供はストリートチルドレンだったところをミドラーが引き取り、育てていたらしい。
結婚することなく、ただのジプシーダンサーとして渡り歩いていたミドラーが、せめて子供だけでも…と思い、引き取ったということだった。
育てている内に情がわき、実の子供のように可愛がって普通に生活していたある日、綾瀬絢斗と名乗る女に出会った。
DIOの悲願を果たすために協力しろと。
だが、母として普通の生活に満足していたミドラーにとって、その話は何の魅力も意味もなかった。
当然断ったのだが、綾瀬絢斗はその子供を見て「子供達がどうなっても構わないのなら、好きにしろ」と言ったらしい。
ミドラー「だから、私が戦い、死ねばこの子達には何の価値もなくなる…だから私は…」
小町「戦って死ぬつもりだった…という訳ですね。わかりました…あなたの母親としての覚悟に尊敬します」
そう言って小町はスタンドを消した。
ミドラー「コマチ!私を殺して!そうすればこの子たちはもう…」
小町「あなたが死ねば、またこの子達は一人になってしまいます。小町にはそんなことは出来ません。小町には前世があります。ジョセフ・ジョースターに親の愛情を知らない子にしてしまった母親としての前世が…」
ミドラー「前世?ジョースターの?」
小町「ええ。仕方がなかったとはいえ、ジョセフを祖母のエリナ・ジョースターに預け、名前を変えて姿を消した女…それが小町の前世、エリザベス・ジョースター。あなたを殺してしまっては、小町はその二人を第二、第三のジョセフを作ってしまう。小町にはそんなことは出来ません」
そう言って小町はお兄ちゃんとは別の人間の方へ向く。
波紋使いじゃない人が、小町に隠れて覗き見するなんて百年早いよ。
小町「仗助お兄ちゃん。この人を日本支部で保護できる?」
ね?仗助お兄ちゃん?
すると、物陰から仗助お兄ちゃんが姿を現した。
大方、小町を探すのに飛び出したお兄ちゃんの後を追ってきたところだろうけど。
仗助「ああ、良いぜ。この件が終わるまで、その人と家族はウチで預かる。落ち着いたら、アラブ方面の支部の従業員にでもなってもらうが、構わないか?ミドラーさん」
仗助お兄ちゃんはミドラーを治療しながら言った。
ミドラー「良いのですか?私は一度のみならず、二度までもジョースターに牙を向いた女。それなのに…」
仗助「血の繋がらない子供の為に、命を張った尊敬できる人を見捨てるほど、うちの家系は鬼じゃあ無いっすよ。それに、うちの家系ってそういうのが多いんっすよね。例えばそのエリザベス・ジョースターさん…俺から見たら祖母なんっスけど、元々は孤児だったのを曾祖母が引き取って面倒を見たらしいですし、俺の妹もそうっス。だからわかるんスよ。ミドラーさんの覚悟が本物かどうか。だから俺達はあなたを保護するって決めたっスよ。グレートっスよミドラーさんの覚悟」
ミドラー「ありがとう…ありがとう!コマチ、ジョースケ!」
ミドラーは二人の子供を抱き締めて泣き崩れた。
…そうか、この人もダービーさんと同じで私怨ではない覚悟をもって、死ぬつもりで来たんだ…。
そんな人達まで利用して、関係のない人を巻き込んで。
許さない。プッチと綾瀬絢斗…。
仗助お兄ちゃんは財団の人を呼び、ミドラー一家を保護して貰った。
ミドラー…いえ、ミドラーさんは何度も何度も泣いてお礼を言って、財団の人と共に去っていった。
小町「お兄ちゃん。後でみんなにも話すけど、ジョセフおじいちゃんの手紙に書かれていた内容は…」
小町は意を決して二人に話す事にした。
小町「小町達が日本を出発したちょっと後に、メキシコ支部から連絡があったみたいだよ。財団が機密で管理していた旧ナチス基地が何者かによって壊滅させられた事と、そこで管理されていたあるものが奪われている事の報告、そして監視カメラが送ってきた情報。それがおじいちゃんからの手紙の内容…」
仗助「ちょっと待て小町!メキシコ支部がそんな旧ナチスの遺産を管理していたなんて初耳だぞ!それにそんな情報を何でお前が知っている!?」
仗助お兄ちゃんが驚きの声をあげる。
それはそうだよね?財団の支部長クラスは上級幹部。
とりわけ仗助お兄ちゃんは次期会長最有力候補なのだから、財団が保持する機密事項も知っている。
その仗助お兄ちゃんにすら秘密となるこの一件。
おじいちゃんと小町、そして関係者以外には最上級幹部にも知らされていない最重要機密。
小町「西の柱の一族、最後の男、『サンタナ』。それを管理していたのがジョセフおじいちゃん直属の旧ナチス軍基地。メキシコ支部の支部長も知らなかった事実だよ。そして、何故小町が知っていたかと言うと…小町がエリザベス・ジョースターの転生って事が理由。ジョセフおじいちゃんとエリザベス・ジョースターは西の柱の一族と戦っていたから、関係者として小町には知らされていたんだよ。約80年前の戦いの負の遺産を始末する継承者として」
ジョセフおじいちゃんの最後の心残り。
それが柱の一族、サンタナの処置。
このまま何も無ければ、成長した小町達…小町、お兄ちゃん、ジョジョお姉ちゃんの波紋の後継者がおじいちゃんから引き継ぎ、サンタナを始末する予定だった…
そう、始末する予定『だった』のだ。
仗助「ちょっと待てよ…そこが壊滅したということは」
小町「そうだよ。サンタナは奪われた。やったのは一人の女。後で承一郎さんにも監視カメラの写真で確認をとるけど、十中八九はダービーさんやミドラーさんから名前が出た…」
八幡「綾瀬絢斗…と言うことか」
うん。小町もそう思っている。
後で承一郎さんにも確認を取らないといけない。
ただでさえ色々と大変な時に、80年前の負の遺産が出てきたんだから、この件を話すかどうか迷っていた。
一応は財団が保持していた最重要機密として取り扱われていたんだし。
おじいちゃんから判断に関しては一任されていたけれど、もし綾瀬絢斗が絡んでいたのなら、この旅に絶対に絡んでくる可能性が高い。
もう会社や波紋の一族の体裁を気にしていられる場合じゃあないんだ。
だから小町はお兄ちゃん達に全てを語る事にした。
小町を守ってくれた二人を信頼して…
さぁ、覚悟は出来ているよね?プッチと綾瀬絢斗。
←To be continued
今回は以上です。
今回は小町が主役でミドラーと戦ってもらいました。
小町もここまでまともな主役を張ることがなく、ラバーズ戦でルビーレーザーをやっただけで目立っていませんでしたが、ここでやっと新技を含めて出すことができました。
リサリサと言えばエイジャの赤石と波紋のマフラーですよね?
ですのでサンシャイン・ルビーの変身形態としてスカーフに変身して波紋を流すという技を考えていました。
それ、必要?と聞かれれば、うん。正直微妙としか答えられませんが。
そして長いことギャグ要員だった八幡も今回は活躍してもらいました。
小町がピンチでしかも何かを抱え込んでいる様子なのに、元祖千葉のシスコン、八幡が黙っているなんて、そんなのは八幡ではありません(小町がアンチになっている作品はともかく)!小町が普段通りに戻せるのは八幡以外いない!なので久々にカッコ良く現れてもらいました!
さて今回の敵であるミドラー。
原作では顔も出ることがなく、格ゲーでやっと登場したかと思えばASBやEOHにも出ることがなかった不遇のキャラクターです。
最近、敵キャラへの扱いが酷かったこともあったので、ダービーに引き続き、綺麗な終わり方をしてみようと考え、こういう終わらせ方をしましたが、いかがでしたでしょうか?
原作でも「下衆」だったキャラクターには容赦しませんがねぇ!
さて、もうちょっと引っ張ろうかな?とも思っていたジョセフからの手紙の内容。それは原作でも置き去りにされたままのサンタナの件でした。いつまでも小町が大人しいのも何でしたし。
承一郎との訣別から不気味な沈黙を保っている綾瀬絢斗は一体何を企んでサンタナまで持ち出したのでしょうか?
今後の展開に期待して下さい!
それでは次回は長らくギャグ要因しかやっていなかった、もう一人の主人公に頑張ってもろおうと思います!
それでは次回もよろしくお願いします。