やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

483 / 731
勝利メッセージ&キャラ紹介3

キムチーム

(勝利)

一色「あー……キムさんのその異常な正義中毒はある意味で病気かもしれませんねー……ホン・フーさんの気持ち、わかりますよ。え?治して欲しいですか?すみませーん。ナイチンゲールと言えども精神の病気まではどうにもなりませんし、巻き込まれたく無いので帰らせてもらいまーす」

 

陽乃「レイレイちゃんって雪乃ちゃんと声がそっくりなのね?アイヤーとか、シェシェとか、もう一度聞かせてくれる?次にいつ雪乃ちゃんと会えるか解らないから」

 

アーサー「あれ?スカロマニアさんって女の人じゃ無かったでしたっけ?まぁどっちでも良いですけど、その格好で町を歩くのはヤバく無いですか?わたしの世界ででも通報されちゃいますよ?」

 

いろは「はぁ……帯刀しているのは悪……ですか?私共の世界ではこれが普通なのですけど……え?更正ですか?止めてください!私は旦那様の元へ帰るんです!」

 

(敗北)

キム「ほほう……鶴の娘はともかくとして、他の3人はそれなりに更正しがいがありそうだ……。私の目は誤魔化せんぞ?」

 

ホン・フー「に、逃げるっちゃよ!ワイがキムを押さえ付けてる間に逃げるっちゃ!更正から逃げられなくなるっちゃよー!」

 

レイレイ「私が妹に声がそっくり言うのはわかるけど、私は赤の他人ある。それもキョンシーあるよ?」

 

スカロマニア「私が女の子とは心外だな!私は愛と正義をこよなく愛する男、スカロマニア!良く覚えておくのだな!盗賊アーサー!ん?……盗賊?」

 

対貴族チーム

(勝利)

一色「あなたと石仮面が無関係であることは問題じゃあありません。吸血鬼という存在そのものがわたしにとっては不愉快なのですよ。わたしに似た声の吸血鬼もいたような気がしますけど……」

 

陽乃「波紋が効かないなんてあなた、本当に吸血鬼?吸血鬼にも色々といるものね……」

 

アーサー「貴族ってことは金銀財宝を沢山持っていますよねー?悪人3人のところには後でお邪魔するかもなので、よろしくでーす」

 

いろは「貴族?江戸時代の頃で例えるならばお殿様のような方々なのでしょうか?」

 

(敗北)

クラウザー「仮にも代々世界最強である暗黒の帝王と呼ばれたシュトロハイム家を知らぬとは。イギリス貴族だったようだが世間知らずだったようだな」

 

エリザベート「貴族のしがらみでこのような者達とチームを組んでいるが、光の導き手であるこの私まで悪人と見られるとは屈辱だ……」

 

バルログ「素材そのものは良いものを持っているようではあるが、もっと美と言うものを磨きあげなければ私の眼鏡に叶うことはない。命拾いしたな」

 

デミトリ「伊達に魔界三大貴族の当主をしているわけでは無いのでな……太陽の力など、とうの昔に克服しているのだよ」

 

対アッシュチーム

一色「アッシュ・クリムゾンさんって、主人公のわりには悪役っぽいですし、ネイルアートが趣味だったりで主人公らしくないですよね?何というか、キモいんですけど……」

 

陽乃「メキシカン・バスター?なんかジョジョちゃんが八幡くんにやった投げ技に良く似ているような……」

 

アーサー「キモッ!とにかくアッシュさんもアレックスさんも主人公らしくないです!キモッ!」

 

いろは「アッシュ様は悪に染まっているような感じではありながら、その実は………。私の思い込みではありますが、何故か根は悪いお方では無いように思えるのです」

 

(敗北)

アッシュ「前ならその力を奪っていたかも知れないけど、今の僕はそれが目的じゃ無いんだ。ゆっくり寝ていなよ。じゃあ、オ・ルヴォワール♪」

 

シェン「不思議な力を使っているけどよ、ただそれだけって感じでケンカの相手としては物足りなかったぜ。弱いものいじめは好きじゃねぇ。あばよ」

 

アレックス「おいおい。この大会は招待状なしでは参加できないはずだが?大方、その盗賊のお嬢ちゃんが誰かから招待状をくすねとった口か?」

 

サンダーホーク「このまま大人しく帰るんだな。お前達ではベガに捕らわれ、ジュリアのようになってしまうのが見えている」

 

対エンターテイナーチーム

(勝利)

一色「あのぉ……こんな大会に出てこなくてもダンスや伝統芸能、映画俳優にミュージカルスターとして十分に活躍されているじゃあないですか。何ならうちのエンターテイナーも紹介しますよ?ジプシーダンサーのミドラーさんという方がいますので」

 

陽乃「うーん……エンターテイナーとしては一流かも知れないけど、格闘家としてはちょっと……」

 

アーサー「ねぇねぇ、わたしも何かそっちの大道芸とかで使ってみませんか?わたしの技はそういうのに向いていると思うんですよ」

 

いろは「芸能と武術の両立ですか。そういうお方を知り合いの歌舞伎役者にもいらっしゃいますよ?千両抂死朗様というお方なのですが……ご存知ではありませんか?」

 

(敗北)

フェイロン「わたしのカンフーをただの役作りの為の見世物だとは思わないで頂こう。むしろ本業は格闘家なのだよ」

 

フェリシア「へぇ~、いろはちゃんって鶴の妖怪なんだ?あたしも猫の妖怪なんだよ?え?食べないって!逃げないでお友達になろうよ!」

 

ダック「ヘイユー達!良いリズムを持ってるぜ!特にハルノとアーサー!ユー達、本気でダンスに取り込んで見ないかい?」

 

ミアン「あれ?盗賊アーサー……たしかククリのバカが作り出した夢の世界に似たような奴がいたような気がしたんだが……気のせいか?」

 

聖職者チーム

(勝利)

一色「あのー、ダルシムさんのそれってスタンド能力じゃあないんですか?火を吹く能力も?え?ヨガの神秘?ヨガってそういうのでしたっけ?」

 

陽乃「神……神ねぇ。わたしのアビヌス神も神様扱いとかじゃ……やっぱダメ?だよねー?」

 

アーサー「別に望んで聖剣を抜いた訳じゃないんで、生き方を説教されても何も感じませんよ?まったく、聖職者は説教臭くてダメです!」

 

いろは「倒した相手を動物に変えてしまわれるのですか?アテナ姫様。旦那様を……いえ、やっぱり良いです」

 

(敗北)

アテナ姫「悪い人達は動物に変えちゃいます!あら?元から動物の方や、半獣の方もいらっしゃるようですねー」

 

ちづる「スタンド能力……それも世界を混乱させる力の1つです。その力、封じます!」

 

ダルシム「この力はヨーガの奇跡の賜物であり、この炎は我が信仰心が生んだアグニの力を借りて放っている物だ。決してスタンドという怪しい力ではない」

 

ボーマン「神を滅する神殺しの仲間だと?これだから信仰心の低い日本人は………やはり私のような強い信仰心のあるものが導かねば……」

 

対改造人間チーム

(勝利)

一色「まんま改造人間のネクロさんは一目瞭然として、K´さんやクーラちゃんが改造人間なのは驚きですけど……ブランカさんが一番改造人間にみえるんですが?」

 

陽乃「ちょっとちょっとクーラちゃん?一体何人で攻撃してくるの?アンドロイドにお姉さん二人の合計三人がかりで攻撃って……反則にしてもやりすぎじゃない?」

 

アーサー「うっわ………いるかもとは思っていましたけど、クーラ・ダイヤモンドまで大会に出場してるなんて……保護者としてどうなんですか?K´さん!」

 

いろは「キャアアアア!ブランカ様!私を食べても美味しくありません!頭をかじるのはやめて下さいまし!」

 

(敗北)

K´「大和?誰だそれは。あんまうざってぇ事を言ってるとぶっ飛ばすぞ。もう燃やしちまったが」

 

クーラ「ダイアモンドは砕けない?面白ーい♪じゃあクーラは砕けないんだね?」

 

ブランカ「クンクン……。お前からは鳥の匂いする。俺、鳥が大好物。でもお前は良いやつだ。だから俺はお前を食べない」

 

ネクロ「材木座という奴のスタンド能力に似ているだぁ?その材木座という奴を連れてこい!俺とどっちが上なのかを思い知らせてやる!」

 

対キング・オブ・マシーンズ

(勝利)

一色「すいませーん。どう考えてもこの人達は反則だと思うんですけどー。全員が全員、ロボットってどういうチームなんですかー?」

 

陽乃「ちょっとちょっと!全員がロボットってどういうチームなわけ?アヌビス神が刃こぼれしたらどうするのよ!わたしの体まで欠けるのよ?スタンドのダメージは本体に跳ね返るんだから!」

 

アーサー「勝ったご褒美としてそのロボット達のパーツとか貰って良いですよねー?お金になりそうですし。あとジュンペイさんですっけ?女難の相が出てますから悪い女には気をつけて下さいね?」

 

いろは「み、未来ではこんなカラクリまでいらっしゃるのですか……鉄の馬程度で驚いていた私が間違っていました。未来の世界は恐ろしいのですね?」

 

(敗北)

マキシマ「俺のデータベースを検索してもスタンドという能力はヒットしないな。お嬢ちゃん達は一体どこから現れたんだい?」

 

ゆず「ちょっと!サイバー・ウーを傷付けないでよ!修理費だってバカには出来ないんだからさ!」

 

ロックマン「ゼロやエックス、ダッシュのデータベースからも君達の存在は確認されていない……新種のイレギュラー…なのか?」

 

ジュンペイ「おじいちゃんの作ったキカイオーは無敵だぜ!例えお前達が未知の力を使ったとしてもな!」

 

←To be continued




キャラ紹介

キム・カッファン
曰く、韓国テコンドーの至宝。曰く、正義の使徒。曰く、悪人にとっては地獄より使わされし使者等々、地味な見た目とは裏腹にその強烈な中身でキャラが濃い。
餓狼伝説2の頃からその正義魂は健在で、あのクラウザーですら無理矢理捕まえて普通の仕事をさせるほど。
特にその被害者はチョイとチャン。最近では被害が拡大してテリー、ダック、ホワ・ジャイ、ライデンにまで及んでいる。
凶悪犯のチャン達を更正の修行として連れ帰っているわけだが、何故韓国当局からは何も言われないのかと言えば、キムの実績と人格を信用されており、また独房に入れても脱獄されるくらいならば、キムの所で預けた方が良いと判断したからだとKOFの謎で語られている。
KOFでのエンディングは全てギャグ。
他のKOF11で初めてキムチーム以外に出て餓狼チームに入るものの、それでもギャグエンドになることは変わらなかった(もっとも餓狼チーム自体がアッシュ編では何故かギャグエンドに終わっているのだが)。
本家餓狼伝説においてはほのぼのエンドが多く、リアルバウト2では息子達と共にサウスタウンを旅行していたり、帰国後は弟子や妻から迎えられ(チャンとチョイもいた)、リアルバウト2では秦兄妹をスカウトして幸せそうにしていた。
対戦格闘としてリリースされた業界初の乱舞系超必殺技(既にリョウ達がいたのだが、複数のキャラクターを使えるゲームの中では初)、鳳凰脚の使い手ということもあり、人気が高いキャラであった。
春麗や麻宮アテナからレイレイとスカロマニアを紹介してもらい、チョイ、チャン、秦兄弟の奪還、シャドルーやギースの打倒、ついでにホンフーの更正を目的に大会へと出場する。

ホン・フー
餓狼伝説3でリストラになったキムの代わりに登場したカンフー使い。キムと同門と言うことなのだが、出身国も流派も違うのに同門とはこれいかに?
当時は中国返還前の香港警察の刑事。山崎竜二を捕まえるのが任務でアメリカ・サウスタウンまで追ってきた。
見た目と技の系統は元キャラのキムと酷使しているのだが、親しみ易くしようとしたのか生真面目なキムと比べるとコミカルなキャラで、英語が苦手なのを強調してか博多弁で喋る(SNKの世界では基本英語を喋っているという設定。ロバートやホンフーが大阪弁だったり博多弁なのは訛りが強いというのを表現している)。
山崎を捕まえるチャンスがあったときにギックリ腰になったり、そもそも国外に山崎を捕まえに行くことそのものが命令違反の行動だったりと、結構な不良警官。
昔はキムに妻のミョンサクを紹介したりと仲が良かったのだが、その事に対してキムは過剰に恩義を感じており、恩返しを通り越した様々な行為に辟易したホンフーはキムを敬遠するようになる(リアルバウト以降、再登場したキムと対戦する掛け合いではホンフーは心底嫌がっている姿が見受けられる)。
既にキムの二番煎じ感が強い上に本家本元のキムがリアルバウトで復活した為か、キム程の人気はでなかった。全てはキムとお手軽永久コンボ(ハメともいう)が出来た事が問題となってリアルバウトという作品の登場を早めたテリー(共に当時の声優が橋本さとしさん)が悪い!
キムから預かっていた秦兄弟を拐われ、更に独自に動き始めたキム兄弟を止めなかった事に怒ったキムに更正が必要と判断され、強制的に大会に出場させられる。ホンフーの受難ははじまったばかりだ。

レイレイ
ヴァンパイアに登場する女性キョンシー。
不幸な境遇により死んでしまった少女のキョンシー。
ダークストーカーでありながらもダークハンターとして仕事をしており、中華服の袖には様々な暗器が仕込まれている。その姿は「らんま1/2」に登場したムースのようであり、某猫型ロボットのような扱いになることもしばしばで、ナムコやセガとのコラボではそれを良くネタにされている。
キョンシーでありながら明るく、前向きな性格で、悲壮的な面は全くなく、コラボでもチームのムードメーカーとして活躍。
エンディングでもカプコン(特にヴァンパイアシリーズ)にしては珍しく、幸せな転生をするというパターンが多い。
同じゾンビ属性のザベル・ロックからは一方的な求愛をされており、ストーカー紛いの行為を受けている。その都度に一緒に行動しているジルやらクリス、レジーナ(バイオハザード)やら春麗やら三島平八の協力を得て撃退するのはもはやお約束である。
ポケットファイターのエンディングでは大道芸役者となり、「死んでいるけど、人生楽しんだ者勝ちアル♪」とたくましく生きている。タバサのエンディングでは魔法アイテムの変身の杖の所持者として狙われ、負けた後にアナカリ商会製の不良品を掴ませ、ペンギンに変えて彼女から恨みを買う。更に豪鬼のラスボスとしても登場し、新たな修行場所を教えるなど以外に情報通である。
プロジェクトXゾーン以降の声優は雪ノ下雪乃でお馴染みの早見沙織さんである。「あいやー!」
春麗の紹介でキムとチームを組む。

スカロマニア
ストリートファイターEXに登場した遊園地のご当地ヒーロー。全身黒タイツにドクロの絵が書いてあるヒーロースーツなのだが、どちらかと言えば悪役っぽいかんじである。
中に入っている男は普通のサラリーマン……のはずで、スーツもただの仮装であるはずなのだが、その気になっているのかそれでリュウやケン達とも渡り合える凄い人物。正義の味方になりきっている為、キムと同様に悪は許さない。ただし、これで街中を歩いていたら通報やら職務質問ものである。
SNKヒロインズでは盗賊アーサーやミスX(八神庵)同様にDLCキャラクターとしてSNKとコラボ登場。テリーと同じく女にされて登場した。
EXシリーズが不人気(ほぼ同時期にストリートファイター3やZEROシリーズが展開中だったため?)だったせいもあり、キャラクターとしての人気は高かったものの、ヒロインズ以外での登場はなかった非常に残念なキャラクター。
春麗や麻宮アテナからキムを紹介してもらい、チームを組む。

ヴォルフガング・クラウザー・シュトロハイム
餓狼伝説2のラスボスを務めるドイツを拠点とした世界の裏を統べる暗黒貴族、シュトロハイム家の当主。
そしてギース・ハワードの腹違いの弟であるが、お互いに兄妹とは認めておらず、敵対している。
表社会を支配していたギースの死(偽装)により表社会に進出を企むと同時に、自分抜きで世界最強を名乗る宿命の三人に我慢がならず、キング・オブ・ファイターズを開催する。
KOF96ではギースの野望(オロチの力を手にいれること)の手駒として良いように利用され、チームを組まされた。もっとも、クラウザーはギースの野望など気にも留めておらず、大会を暇潰しの余興程度にしか考えていなかったのだが。
闇の帝王と言うからには基本的には悪なのだが、それほど作中では特に悪事らしい悪事はしていない。
もっとも、自分に挑んできた相手に対してはバトル後に近くの湖に捨てているようであるが。
テーマはモーツァルトの『レクイエム~怒りの日~』であり、餓狼伝説2のバトルステージでは楽団がそれを演奏している。もっとも、そのレクイエムは相手の鎮魂の為に演奏されているのではなく、単にクラウザーを讃える為の演奏。
超必殺技であるカイザーウェイブは本来、シュトロハイム家に伝わる奥義であるはずなのだが、今となってはルガールの代名詞になってしまった。
デミトリからの情報から貴族としての矜持の為に権力を使い、バルログとエリザベートを呼び寄せた。

エリザベート・ブラントルジュ
KOF11で登場したアッシュ編におけるライバル。オロチ編の八神庵、ネスツ編のクーラ・ダイヤモンド的な存在。
フランスの名門、ブラントルジュ家の若き女当主。光の導き手として民を第一に考える名君として代々領地を治めている。
アッシュのライバルとされているが、アッシュとは幼馴染みであり、ちづるや庵の3種の神器の力を奪ったり、人類の敵である『彼方より出ずる者達』に協力しているアッシュの行動を止める為に行動。
KOF13で先祖を消滅させた事によりタイムパラドックスで消滅したアッシュの事を皆が忘れる中、ただ一人だけエリザベートだけがアッシュの事を覚えていた(他の者は草薙京など一部の者はなんとなくアッシュがいなくなった事の違和感を感じている)。
KOF14ではエリザベート本人は登場しないが、大会オフィシャルチームのククリに消滅したアッシュの手掛かりを掴むように依頼しており、ククリは世界に起こった異変からアッシュを見付け出している。(もっとも、そのククリ自体はSNKヒロインズの騒動を巻き起こした元凶で、とんでもない変態である事がわかっているのだが)
クラウザーの召集により、貴族としてのしがらみに逆らえずにチームを組まされる。

バルログ
シャドルー四天王の一人。本人はスペインの名門貴族であるだが、自らは美の虜と公言しており、その行動もスタンド使いばりに変態的。
シャドルーのベガの部下であるのだが、それはベガが(バルログの主観では)美しい事であると言うだけで、本心からベガに従っているわけではない。
美しくないと判断した場合は簡単に裏切るような行為に走る。
ちなみにだが、真・三國無双の張恰はバルログをモデルにデザインされたようだが、段々と性格までバルログになってきてしまった。
クラウザーの召集により、貴族のしがらみもあるのだが、バルログの個人的な興味によりクラウザーとチームを組む。

デミトリ・マキシモフ
ヴァンパイアの一応主人公。ほとんどモリガンに食われている主人公。以後のシリーズもドノヴァンやジェダに食われている主人公。声が材木座義輝やジョー東な主人公(俺ガイルの文化祭編の『ぼーなすとらっく・うぃー・うぃず・ろっくゆー』のボイスCD版で材木座は低く、ねっとりとした声で八幡にウサギ派を説くのだが、明らかに喋り方がデミトリのオマージュ)
魔界三大貴族の一つであるマキシモフの当主であり、同じ三大貴族のモリガンのアーンスランド家とは魔界を覇権を争う敵同士であるのだが、ナムコやセガとのコラボでは三度に渡り、呉越同舟ながらもモリガンと手を結んでいる。
吸血鬼である為、当然ながら血を吸うのだが、女の血しか吸わない拘りがあるらしく、ヴァンパイアセイヴァー以降の超必殺技(スーパーコンボ)であるミッドナイトプリスでは何と男性キャラをも女の子にしてから(それも正装までさせて)吸うという荒業をやってのける。
その際、DIOのオマージュなのか手から血を吸う。吸われた相手はDIOに血を吸われたジョセフのように干からびるのだが、次の瞬間には元に戻っている。
ナムクロやプロジェクトXゾーンのエンディングでは仲間となった者達をあらゆる世界から自分の城に呼び寄せ、打ち上げのパーティーを主催するなど太っ腹な面もあったりする(もっとも前者の場合は魔界三大貴族の1つ、ドーマ家の影を察知しており、いずれ現れるドーマ家との戦いを予期して手駒にする根回しでもあったのだが。しかもそれは見事に続編で的中した)。
地獄門やドーマ家の戦いの延長としてKOSFに参戦。魔界貴族としてクラウザーと手を組む。

アッシュ・クリムゾン
草薙京、K´に続くKOF2003~13(アッシュ編)の主人公。
太古から続く王道系の宿命を背負った草薙京、悪の組織によって力を植え込まれた仮面ライダー系のダーク主人公(笑)のK´に続いて出てきたアッシュのコンセプトは常に何を考えているのかわからない原作の雪ノ下陽乃のような薄笑いを浮かべ、容姿はソバカス、矯正中のブリッジを付けている歯、趣味はネイルアートといった誰もがキモいと思う主人公(キモッ!)である。
その行動は悪役のそれであり、『かの地より出ずる者達』の手駒のような行動。チームメイトであるシェン、デュオロン、オズワルドを目的も話さずにノラリクラリと騙しながら手駒に使い、最終的には漁夫の利を狙うスタイル。2003では神楽ちづるのオロチを封印を守る力を奪い、97で再び眠りに就いたオロチの魂を復活させ、11では八神庵の封じる者を奪う。
そしてアッシュ編最終章である13では主人公でありながらエディット専用キャラクター(公式にチームを組んでいないキャラ)に!
おおよそ、主人公らしくないその真の目的は『かの地より出ずる者達』を完全に消すこと。リーダーである『サイキ(漢字を忘れた)』はアッシュの先祖であり、時を超えて現れた(目的はあやふや)サイキを不意打ちで倒すも最後はサイキに体を乗っ取られ、ラスボス化(黒い螺旋のアッシュ。通称黒アッシュ)。元の時代へ戻る扉を潜り、サイキの目的を果たす寸前のところをアッシュはそれを拒否。先祖を倒したことによるタイムパラドックスによって存在そのものが無かったことになり、消滅。エリザベート以外は存在そのものを忘れられてしまう。
が、14では謎の力により復活。KOSFでは復活し、エリザベートの元でリハビリを終えた状態として登場させている。
主人公の癖に必殺技はタメ系。主人公の癖にキモイ。主人公の癖の癖に悪役っぽい。主人公の癖にチームを組んでいない。主人公の癖にラスボス化など、主人公の型をことごとく破った主人公。
エリザベートが不在となった隙にシェンとコンタクトを取り、アレックスやサンダーホークを騙して大会に出場する。真の目的は語っていない。

シェン・ウー
KOF2003より登場した上海の喧嘩師。三度の飯よりも喧嘩が好きという男で、その戦い方はケンカのそれで技もへったくれもない。
周囲に喧嘩ばかりをしてきた関係で方々から恨みを買っており、オズワルドが探している秘薬の手掛かりを持つ者からも恨まれ、それが切っ掛けでオズワルドはアッシュチームに入る。それを承知で同じチームを編成するアッシュもアッシュだが。
良いようにアッシュに利用されたシェンは未だにその事を怒っているようだが、アッシュの事をどこか憎めないようであり、姿を消した彼の事を心配している節がある。最終的に消えてしまったアッシュの事を覚えていないながらも、デュオロンと共に何か大切な物を失ってしまったような虚無感を抱いて13のエンディングを終え、後は登場していない。
KOSFにはひょっこり現れたアッシュにまた口八丁で騙されているとわかっていながらも、結局は付き合って出場する。

アレックス
ストリートファイター3の主人公。プロレスラーで投げキャラでありながら主人公。一緒にリュウとケンも出ているので、「え?こいつが主人公だったの?」と言われている主人公。K´やアッシュ、ロックはまだ主人公だという認識がファンからあったのに対し、アレックスはサムライスピリッツの主人公達のように主人公扱いされていない本当の意味での主人公(笑)。
リュウのような重い宿命を持っていない事が原因か?
3サードストライクのエンディングではリュウとの戦いにより、本当のストリートファイターとして目覚めていく。
家族同然の付き合いの者達と楽しみにしていたピクニックを邪魔された挙げ句(シェンに車を破壊された)、アッシュお得意の口八丁でいつの間にかチームを組まされる。

サンダーホーク
スーパーストリートファイター2でキャミィやフェイロンと共に追加されたキャラクター。一般には使い辛いザンギエフよりも使いやすい投げキャラとして起用され、投げキャラを浸透させるのが目的のキャラクターか?
そのバックストーリーは非常に重く、かつてベガのシャドルーによって滅ぼされた一族の生き残りであり、ガイルのようにベガに復讐する事が目的。
ゼロ3では家庭用版で追加。一族を滅ぼされたストーリーは消えていたものの、シャドルーに一族の娘(ユーリ)を拐われ、彼女を取り戻す為に旅に出たというやっぱり重いストーリーを背負っている。
陽乃が言っている静が使った投げ技のメキシカンバスター(体育祭編のクロスカントリーで八幡の足を掴み、空中でブンブン振り回して勢いを付けてから叩き付ける)は、元々サンダーホークのメキシカントルネードを静がパク……もとい、参考にした技。
元ギースの部下、ライデンと目される男、ビッグベアに接触するべくザンギエフ達が参加していたプロレス大会に出場しようとしていたところをアッシュに声をかけられ、チームを組む。

フェイロン
サンダーホークと同様にスーパーストリートファイター2に追加されたキャラクター。モデルはブルース・リーで、動きも技も、そして映画俳優という設定もまんまブルース・リー。
スパ2のバックストーリーでは、自分が出演している映画の公開場所でシャドルーが麻薬の取引をしていると聞き、シャドルーに殴り込みに。エンディングではやはり自分は格闘家だという認識を強め、映画俳優を引退して自らの流派をたちあげる。(ジークンドー?)
逆にゼロ3の家庭用版のエンディングでは、フェイロンの動きを見た映画監督から声をかけられ、映画俳優としてデビューする。
ポケットファイターのフェリシアのエンディングにも登場しており、映画に出たがっていたフェリシアを映画女優としてデビューさせていた。本作のKOSFには新作映画のネタ集めという目的で出場したがっていたのだが、前述のポケットファイターのエンディングが縁で知り合ったフェリシアに付きまとわれ、なし崩し的にダックとミアンでチームを組む形になった。

フェリシア
ヴァンパイアに登場した猫の妖怪。妖怪でありながらミュージカル界のトップスターとして活躍しており、ナムコとのコラボではそれが縁で鉄拳の2代目キングとメーカーを越えたチームを組んでいた。
また、ダークストーカーでありながらもダークハンターとしての活動もしているようで、レイレイとは友人関係である。
ヴァンパイア等のエンディングでは後にシスターとなり、孤児院を経営。
一方ポケットファイターでは恋愛映画に出演したいとケンに接触を図るも、紹介してもらったのはフェイロンで、出演したのはカンフー映画。乙女の怒りをケンにぶつけていた。
KOSFにはナムコ&セガとのコラボを映画化しようとフェイロンに持ちかけるもハリウッド映画は専門外と断られる。が、フェイロンが新しく映画のネタを求めてKOSFに参加しようとメンバー集めの旅に出ることに興味を持ち、ダックやミアンと出会ってチームを結成する。

ダック・キング
初代餓狼伝説より登場していたブレイクダンサー。
テリーとは幼馴染みの関係で、幼少よりマーシャルアーツを修得しており、テリーに勝つために格闘を続けている。
ダック・キングと言うように、ヒヨコのPチャンを常に引き連れている。
餓狼伝説シリーズでは人気が高く、深くストーリーに絡んでいないのにも関わらずリストラにされては何度も復活しており、とうとうKOF11ではアンディ、ジョーを差し置いて餓狼チームに参加。更正が絡んでいない事で元気がない同じチームメイトのキムを焚き付ける為にいつまでも定職に就かないテリーを更正させるように唆して売った(テリーはテリーでいつまでも奇抜な格好をしているダックは更正させるべきだと言っていたので、どっちも相手をキムに売ったのだが)。
餓狼伝説2では格闘で世界一になったから、今度はダンスで世界一を取ろうと目標を新たにした。
ストーリーが餓狼伝説1をリメイクした餓狼WABでは家庭用版の追加キャラとして登場。ラスボスはギースではなくテリーだった。
本作ではKOSFの招待状は届いていたのだが、組むチームメイトがおらず、中国四川省地下格闘技場にてミアンと対戦中に何故かダンス対決になってしまい、ノリノリで踊っていたところを乱入してきたフェリシアと、それに巻き込まれたフェイロンと四人セッションに。そのままフェリシアと意気投合してチームを組む。

ミアン
KOF14で主催者である自称KOF初代チャンピオンのアントノフが選出し、オフィシャルチームに依頼された四川武真流の使い手の少女。
ククリとネスツの改造人間の残党であるシルヴィ・ポーラ・ポーラ(一昔前の「きゃりーぱみゅぱみゅ」のようなキャラ)と共にチームを組む。
中国四川省に伝わる伝統芸能、変面で有名な川劇の踊り手であるので常に仮面を被っている。その素顔を見れるのはクライマックス超必殺技という最終奥義を使った時のみ……なのだが、SNKヒロインズでは常に素顔で戦っていた。
いろは(サムスピ)同様に新キャラであるため設定はあまり深く掘り下げられていない。
ダック同様に招待状は届いていたのだが、組むチームメイトがおらず(シルヴィはともかくククリに対しては相当怒っていた為)、地下闘技場で目ぼしい選手を探して以下略。ダックやフェリシアとは違い、ミアンは流されてそのままチームを組んでしまった。

アテナ姫
「アテナ」に登場した麻宮アテナのご先祖様。
ヴィクトリー王国の王女で、超能力と魔法を駆使して魔物の進攻を止めた。
その功績を讃えられ、天界の門番を任されていたのだが、カプコンとSNKのコラボ、SVCカオスにおいて下界の者の侵入を許してしまった罰の為、下界の異変を解決する役目を押し付けられて放逐されている事がネオジオバトルコロシアムで語られている。
SVCカオスではSNK側の真ボスであるのだが、その前に出てくる「本気を出したMr.KARATE」の方が鬼畜な気がするのは気のせいだろうか?
対比されるCAPCOM側のラスボスは魔界村のレッドアリーマー。
アテナ姫に敗北するとプレイヤーキャラクターは動物に変えられてしまう。
天界に帰る為にアテナ姫に課せられているノルマはまだまだ足りず、KOSFにもその一環で登場した。

神楽ちづる
KOF96の中ボスとして初登場。彼女の正体は京や庵と同じ三種の神器の一人。
代々双子の女児が生まれ、その双子がオロチの封印を守る神楽神社の当主となる。
が、物語が始まる以前に姉のまきはゲーニッツにより殺害、1800年封印を守ってきたオロチを解放されてしまう。
残されたちづるはKOF96の大会を主催。ゲーニッツを呼び寄せ、姉の仇を取ることと、遠くない将来に甦るであろうオロチと戦う戦力を整えること、そして京と庵に和解させ、一族の使命を果たす説得をことを。
結局は京と庵を和解させることは不可能だったのだが、ゲーニッツの撃破には成功。見事に姉の仇を討ち取る。
続く97ではオロチ復活を目論むオロチ八傑集を誘き寄せ、倒すために再びKOFを主催。自身も舞とキングを誘い、女性格闘家チームを結成して出場。その際に藤堂香澄に行方不明である藤堂竜白の誤情報を流したのでは無いかという疑惑がある(99の女性格闘家チームのストーリーにて。ずっとチームを組みたかったと香澄がこぼしている)。しかし、思惑は完全に裏目に出てしまい、逆に大会をオロチ一族に利用される羽目になる。
奮闘虚しくオロチは復活。しかし、目覚めたばかりのオロチは自らを再び封印してオロチ騒動が終結。
エンディングではオロチを封じて元の生活に戻るも、姉がいなくなったことで一人でオロチの封印を守らねばならない不安に駆られるちづる。しかし、ちづるの隣には力強い仲間がおり、一人ではないと感じる。そして、幻聴なのか、仲間を得たちづるに姉のまきが優しい言葉をかける。
ネスツ編では一切登場せず。
アッシュ編では2003に再びKOFを開催。しかしそれはちづるの意思ではなく、「かの地より出ずる者達」のぼたんによって操られた形である。
ちづるは中ボス戦で鏡の力を使い、京のクローンであるKUSANAGIの幻影を呼び、けしかける。そしてトゥルーエンドルートでは更に中ボスとして姉のまきの幻影を呼び、タッグで戦いを挑んでくる。幻影のまきであるが、ちづるの姉を美化したものであるため、その強さはめっぽう強い。
三種の神器チームを組んでストーリーを進めた場合、最後にはアッシュに力を奪われて終わる。
そのストーリーが公式になっており、続く11では力を失った自分の代わりとして矢吹真吾に京と庵を託す。
紅丸とは良い感じらしく、12では紅丸のストーリーでデートをしている姿が描写された。
本作では二度によるオロチ封印を守れなかった事による自信の喪失から、大会に出ないつもりでいたが、ダルシムの説得に応じて大会に出場する。

ダルシム
ストリートファイター2に登場したインドの僧。ヨガの奇跡と称しているが、宙に浮き、伸びる手足にテレポーテーション、炎を吐く能力はスタンド使い……いや、スタンドそのものと疑われても仕方がない。
特に伸びる手足についてはもはや関節がどうなっているのか、軟体動物のように自由自在に曲がり、絡み付く。タコが嫌いなユリ・サカザキの天敵のような人物である。
貧しい集落の為にストリートファイターとして稼ぎを得ているが、人を傷付けて糧を得ている自分の姿に苦悩している。
そんなダルシムを支えているのが妻のサリーと息子。特にサリーについては本当にこんな美人が本当にダルシムの奥さんかと疑いたくなるレベル(かなり失礼)。
本作では地獄門により死人の復活が危ぶまれる中で、三種の神器の力を必要と見てちづるを説得。ボーマンとアテナ姫を加えて出場する。

ボーマン
私立!ジャスティス学園にてアメリカの上流家庭が留学するパシフィックハイスクールに通う聖職者の息子。
ボクシングをファイトスタイルにする。
無神論者が多い日本人を見下していたが、雹が起こした事件を切っ掛けに日本人を見直すようになる。
続く燃えろ!ジャスティス学園では前作で帰国したロイとティファニーの代わり太陽学園の生徒、委員長(本名不明)とひびき蘭とともに事件解決を目指す。
KOSFには神の信徒として降臨してきたアテナ姫の元に馳せ参じ、彼女の助けとなるべくちづるを頼る。

K´
オロチ編が終わり、ネスツ編に移行したKOF99~2001までの主人公。
秘密結社、ネスツによって草薙京の力を移植された少年。
右手に京の力を移植されたものの、制御グローブが無ければ暴走してしまう。
過去の記憶は一切持たない少年で、組織の命令でサイボーグのマキシマ、紅丸、真吾とチームを組んで大会に出場。しかし、優勝し、主催者である組織の下級幹部、クリザリッドによって下された命令は京のクローン達にどうやって人を殺すかのデータを転送させるために死ねという内容。マキシマと共にクリザリッドとネスツを裏切り、逃亡生活へ。
中間デモでクリザリッドから、クリザリッドのクローンであると言われてショックを受けるが、実は逆であり、クリザリッドこそK´のクローンであり、K´の消された過去の記憶がクリザリッドに移植されたという事実を怒チームのウィップが彼に告げる。
2000ではマキシマと共に逃亡生活を送りながらネスツの施設を破壊するという活動をしているが、反抗作戦としてKOFに参加。エージェントのヴァネッサ、ラモンとチームを組む。そこでクーラ・ダイヤモンドと出会う。そして二人は怒部隊を離脱したウィップと合流して再びネスツ叩きをしながら逃亡生活へ。
KOF2001ではついに表舞台へと出てきたネスツと決着を付けるためにマキシマ、ウィップ、鱗と共にKOFへ。組織のボス、イグニスを倒してネスツとの決着を付ける。
そこでマキシマとウィップ、クーラ、お目付け役のダイアナと共に生活をすることとなる。
K´の本名は恐らくはクリザリッド。ウィップはK´の死んだ姉、セーラのクローンで、クーラとも記憶を失う以前は何らかの関係があったようだが詳細は不明。ネスツを倒すことで過去の記憶を戻して貰ったようだが、本人からしてみたら何かの映像作品を見ているような感覚らしい。また、マキシマ、クーラ、ウィップ共々ネスツの技術の結晶であることからネスツの遺産として様々な組織から狙われており、結局、逃亡生活は変わらないまま。
アッシュ編ではサイコソルジャーチームの鎮元斎によってクーラを通じて良いように利用され、結局は嫌いなKOFに何度も出場する羽目になる。
なお、K´の姉、ウィップは本作でもかなりネタにしており、広瀬由花子のラッシュかけ声である「デラ、デラ、デラデラデラデラデラデラ!デラックス」はウィップの超必殺技のかけ声である(CVは菊地志穂。声優が一新された14でも変わらず)。
KOSFも結局はクーラを利用されて鎮元斎の良いなりになり、ブランカと会うことになる。

クーラ・ダイアモンド
ネスツによって改造された改造人間。K´に対する対抗手段として、氷を操る能力を持つ。コードネームはアンチK´。KOF2000に投入される。
その肉体の改造の代償として14歳という年齢にしても幼すぎる精神年齢になってしまい、彼女の面倒を見るためにネスツの幹部、フォクシーとダイアナが監視を兼ねて常に共にいる(もっとも、二人はクーラの事を娘のように可愛がっているので関係は非常に良好)。また、お友達としてアンドロイドのキャンディーも渡されており、クーラをストライカーにするとキャンディーが代わりに攻撃をする。また、特定の超必殺技ではフォクシー、ダイアナ、キャンディーの四人がかりで攻撃をしてくるので、反則を叫ぶ陽乃のツッコミは至極当然である。
KOF2000では組織の裏切り者であるK´を倒す為に投入……と見せかけ、実は衛星ビーム兵器、ゼロキャノンを独占してネスツを離反しようとしていたゼロ(のクローン)を粛清する為に動く。
2001ではフォクシー、アンヘル、大人の事情で今は登場させられなくなったK9999と共にネスツチームで出場。ネスツチーム以外でボス戦に到達すると、アンヘルとK9999がもう用済みという事で組織から裏切られる。その際、フォクシーが急襲され、再起不能(リタイア)になるが、一命は取り留めたようであるのが後のシリーズでも見てとれる。四人がかりの超必殺技で……。
ネスツ編終了以降はK´達と行動を共にし、よく鎮元斎にお菓子やアイスなどで釣られてはK´を利用される形となるので彼等の頭痛の原因となる。
今回もバッチリ鎮元斎に釣られております!

ブランカ
ストリートファイター2シリーズに登場した野生児。
幼い頃にジャングルに墜落した旅客機の生存者であり、そのまま野生で育った。
因みにその旅客機の墜落はシャドルーが関連するゲリラ戦の流れ弾が原因であり、ブランカも立派にベガの被害者だと言える。
その課程で肌の色が緑になり、牙が生え、や爪が進化する、果ては電気ウナギとの戦いで電撃が出来るようになるなど、適応性の一言で済ますには色々とツッコミを入れざるを得ない生物へと進化。正に自然が生み出した改造人間であり、一色いろはで無くともネスツが生み出した改造人間を疑いたくなるレベルである(ちなみにネスツの生み出した電気を使う改造人間はシルヴィ・ポーラ・ポーラ)。本物の改造人間であるK´やクーラ以上に改造人間らしいとまで言える。
ストリートファイター2では足に付けていたアンクレットでブランカを息子だと見抜いた実の母と再会。感動の親子対面を果たす。……のだが、変わり果てた息子を見ても驚きもしない彼の母親の愛はかなりの深さだろう。そこで彼の本名がジミーだと判明。
ゼロ3ではまだストリートファイター2以前の話ということもあり、野生児のまま。ジャングルでダンを助けた事が縁で、彼やさくらと友達になる。
当時は唸り声しか出せなかったが、ダンが言葉を教えたのかカプエスでは濁点つきでながらも言葉が話せ、ストリートファイター2以降の時間軸ではしっかりと会話も出来るようになっている(しかも母親が登場した時は「え?あなたは誰ですか?」と敬語まで使っている)。実は天才なのかも知れない。
KOSFでは既に鎮元斎とは友人関係にあり、別の組織の改造人間であるネクロを保護し、匿った事で鎮に相談。K´を巻き込む形となる。

ネクロ
ストリートファイター3に登場したギルが総統を務める秘密結社の改造人間。本名はイリア。女の子タイプの改造人間、エフィーと愛し合う形となり、組織を裏切って逃亡。
K´達と同様にギルの組織の追っ手を倒しながら逃亡生活を送っている。
そんな形でありながらもネクロとエフィーは互いに一緒にいられれば満足らしく、どのエンディングにおいてもイロモノキャラであるという点にさえ目を瞑れば、心暖まるラブラブのエンディングを迎えている。バッドエンドが多いカプコンとしては本当に珍しい事である。
本作ではギルの組織以外からもK´達のように狙われている所をエフィー共々ブランカに保護される。

マキシマ
KOF99からK´の相棒として登場したネスツに改造されたサイボーグ。そのゴツい体格と老け顔、冷静かつ飄々として落ち着いた性格から誤解されるが、本人曰く、まだ20代。クーラからおじさんと言われて傷付くくらいにはナイーブな一面も持ち合わせている。なお、クーラにおじさんと呼ばせているのはK´であり、その仕返しとしてクーラに「今度、K´の事をお兄様と呼んでやれ。そうすればアイツは泣いて喜ぶぜ」と吹き込んでいる(その事からK´とクーラは兄妹だという説も浮上しているが、やはり不明)。
自ら望んでサイボーグになったのだが、その目的は親友を殺害したネスツへの復讐。自分達が改造した力で復讐を果たすことがマキシマの目的である。
その時に本当の名前を捨てており、マキシマという名前は改造を施した型式から。因みに開発した博士の名前も巻島博士。
マキシマムインパクト等でのストーリーではネスツ崩壊後、自己メンテナンスでは追い付かない程のガタが来ているらしく、行方不明の巻島博士の行方を追っている。
KOSFでもガタが限界に来ている所をK´に見抜かれ、知り合いの巻島工場へ行くことを勧められる。そこで出会った巻島工場のサイバー・ウーを作り出した技術でオーバーホールを施され、その代金代わりとしてちょっかいが酷くなったシャドルーやハワードコネクションをネスツに対してそうしたように、直接乗り込んで黙らせる為にKOSFに参加する。

サイバー・ウー&巻島ゆず
巻島ゆず
ネオジオバトルコロシアムで登場した巻島工場の主、巻島はっさくの娘。工場(こうば)と言っても差し支えのない程の小さな工場の娘。そんな工場を自身のオーバーホールに紹介されたマキシマが不安がるのも無理はない。まだ小学生かそこらの少女だが、父譲りのメカニック技術と操縦技術を持ち、マキシマを人目でサイボーグと見破る。
「巻島」という姓をもっているが、マキシマを改造したネスツの巻島博士とは全くの無関係。
サイバー・ウーの背後から、どうやって浮かんでいるのか全くわからない外部コックピットでサイバー・ウーを操縦する。
最近嫌がらせが激しくなったシャドルー等に対抗するため、マキシマに付いていく。

サイバー・ウー
元はキング・オブ・モンスターズというウルトラマンと戦うような怪獣バトルのゲームに登場したモビルスーツのような人型ロボット(黄色いザク、又はハイザックっぽいデザイン)だが、ネオジオバトルコロシアムで登場したサイバー・ウーは地域活性化の為に作られたロボット。
本作ではプロトタイプと言うことになっており、完成型はキング・オブ・モンスターズのようなモビルスーツサイズになると語る。(マキシマ曰く、何と戦うつもりなのか……)
型式番号はW00。
スパロボシリーズの無限のフロンティアに登場したシャドウミラーの人工受精生命体であり、レモン・ブロウニング(オリジナルジェネレーション世界の平行世界におけるエクセレン・ブロウニングのクローン)が作った試験管ベイビー(父親の遺伝子は恐らくはアクセル・アルマーだと思われる。アクセル本人もアインストが生み出したエクセレンのクローン、アルフィミィとペアで登場)のハーケン・ブロウニング(CV・材木座でお馴染み檜山さん)もそんな型式番号だったような………。

ロックマン
ご存知カプコン発売のアクションゲーム、ロックマンシリーズの主人公。正義のアンドロイド。
ロックマン自身(とロールちゃん)はマーブルVSカプコンで格ゲーデビューしており、ロックマンにとってみればワイリー博士を倒す為のステージ攻略の一環に過ぎなかったらしく、ラスボスであるオンスロートの武装を他のワイリーロボのようにパワーアップアイテムとして取得し、次のステージへ。隠しキャラであるロールちゃんでクリアすると、ロックマンを出し抜いて次のステージへ向かい、遅れてやって来たロックマンが泣き崩れる。
一方でロックマン達のプロトタイプにあたるロックマン・ゼロはSNKとのコラボであるSVCカオスに隠しキャラとして登場(どういう経緯でリュウや京と関わったのかは忘れました)。他にもエックスと共にプロジェクトXゾーンで登場し、リュウやデミトリ達と共闘している。是非ともゲシュペンスト・ハーケンと戦ってもらいたかったが、残念ながら本物のゲシュペンスト・ハーケンはその前に登場して去ってしまっている。
更にロックマン・ダッシュとその敵キャラである空賊トロンはナムコXカプコンでリュウ達と共闘……と、何気にシリーズ全般通してリュウやデミトリ達との縁は深い。
本作では未来の世界からナムコとのコラボのようにゆらぎに巻き込まれ、故障していた所を巻島はっさくに発見され、修理された。その恩義と未来へ帰る為の手段を探す為にゆずやマキシマと共闘する。

轟ジュンペイ&キカイオー
轟ジュンペイ
カプコンのロボット格闘ゲーム、キカイオーの主人公。
そのキャラ設定はマジンガーZの兜甲児のオマージュで、巽シンドロームという研究所の娘のさおりと幼馴染(当然ながら弓さやかポジション)であり、祖父の作ったキカイオーというロボットを譲り受け、悪の侵略者であるゴルディバスというロボット軍団と戦うという王道主人公。
キカイオーはどのキャラクターも設定、時代考証、物語背景が異なるのだが、ジュンペイのキカイオー編は正にマジンガーZ。これまたキカイオー全般に共通するところでエンディングが最低2つは存在し、キカイオー編はさおりと恋人のような関係になって終わるパターンと、最終決戦でラスボスと刺し違えるパターンに別れる。どういうパターンになるかはプレイヤーの行動次第で分岐する。
面白いのがポロン編であり、敵の娘であるポロンに一目惚れされたジュンペイの元に押し掛け妻として現れたポロン。その度にさおりから誤解され、ビンタされるジュンペイ。ジュンペイが行動する度に登場女性キャラクターがジュンペイの元に集まり、次第にハーレム状態になるのだが、それに伴い深まる本命さおりとの誤解は見ていて爆笑ものである。盗賊アーサーが忠告している女難の相は、ポリン編の事を指している。
KOSFでは巻島工場と同様にシャドルー等から圧をかけられた巽シンドロームからプロトタイプ・キカイオーと共に巻島はっさくに預けられている形で登場。プロトタイプ・キカイオーにサイバー・ウーの操縦技術を搭載してマキシマ達に協力する。

キカイオー
キカイオーの主人公機。設定はマジンガーZのような設定だが、版権問題から見た目はマイトガインやダンクーガを思い起こせるデザイン。
本来はサイバー・ウーと同様、巨大人型スーパーロボットなのだが、今回は人間サイズに造られたプロトタイプのキカイオーであり、それにサイバー・ウーの外部コックピットシステムを搭載してジュンペイが操縦する機動実験機という設定にしてある

それでは次回もよろしくお願いいたします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。