やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

523 / 731
特殊チーム4

弥七&九尾陽乃(N陽乃)、ウィップ、ムイムイ基軸

 

会社を超えた必殺技チーム

一色いろは(デフォルトは弥七)(弥七&九尾チーム)

ルガール・バーンシュタイン(ボスチーム)

火引弾(弟子チーム)

ユリ・サカザキ(空手家チーム)

 

怒鳴り合っているユリとダン。呆れ顔のルガール。少し離れた位置で腰に手を当てながらため息を吐いている弥七。

 

ユリ「だからその我道拳は虎煌拳(こおうけん)!晃龍拳は虎咆(こほう)!断空脚は飛燕疾風脚(ひえんしっぷうきゃく)飛燕龍神脚(ひえんりゅうじんきゃく)!どれも極限流の劣化コピーだっち!」

ダン「舐めんじゃねぇぞ!サイキョー流には極限流にねぇ数々の挑発技がある!サイキョー流こそオリジナル!極限流はサイキョー流のパクリだ!」

弥七「ヒビキさんの言い分って、まるで起源説を唱える韓国みたいですねー。わたしにはまるで理解できないです」

ルガール「そういう貴様こそ、私のジェノサイドカッターやゴッドプレス、ギガンティックプレッシャーを使っているではないか?」

弥七「完全にパクリですが何ですか?悪いんですか?まぁ、わたしがパクったわけじゃありませんしカプコン、SNKから可能な限り有用な技をパクりまくりまくったそうで、ジェノサイドカッターにはお世話になっております♪ありがとうございます♪」

ルガール「開き直ったな………小娘が………盗人猛々しいとはまさに貴様の事よ………」

弥七「そういうルガールさんこそ、烈風拳はギース・ハワードから、カイザーウェーブはヴォルフガング・クラウザーから、瞬獄殺や阿修羅閃空は豪鬼からパクってますよね?」

ルガール「瞬獄殺や阿修羅閃空ではない!ゴッドレーンやGエンドだ!間違わないで頂こう!」

弥七「単に名前を変えただけじゃないですか。どっちが盗人猛々しいのかわかったものじゃないですよ。おや?あっちの方で口論が更に激化してますねー」

ユリ「だったら勝利ポーズの多数決で決めようよ!さぁ、いろはさんもルガールさんも一緒に!」

 

ダン「余裕ッス!」

ユリ&弥七「余裕っち!」

 

ユリと弥七が同時に余裕っちポーズ。ルガール無反応。

 

ダン「裏切ったな!一色!」

弥七「え?だって『余裕ッス』より『余裕っち!』の方がかわいいですし、わたし極限流の技は使ってもサイキョー流の技は使っていませんし教わってもダサくて弱くて使えないんで無理ですごめんなさい♪」

八幡✕3「早口お断りの切れ味がエグい件について………」

 

 

大乱闘ブ○ザーズIN KOSFチーム

一色いろは(デフォルトは弥七)(弥七&九尾チーム)(必須)

リュウ(空手家チーム)

ケン(空手家チーム)

ロックマン(キング・オブ・マシーンズ)

テリー・ボガード(アメリカンヒーローズ)

一色いろは+上記3人

 

I小町(比企谷白良の実娘)がプレイしているSwitchの画面にスマ○ラのロゴとチームメンバーが笑いながらサムズアップポーズをとっている。

BGM『燈火の光』

 

弥七「よくこのチームを見つけられましたね♪白良さんの旦那さんが作ったス○ブラ繋がりで構成されたチームです♪」

ロックマン「KOSFでまたこのメンバーが集まるなんて、思わなかったね」

テリー「リュウと俺はDLC専用キャラクターだけどな」

リュウ「思えばいろはは、この時に波動拳やパワーゲイザーを修得したんだな」

弥七「はい♪おかげでこの世界の技を難なく修得できました♪」

ケン「俺の昇龍裂破も完璧に修得しやがって。ショーンなんかよりもよっぽど弟子に欲しいぜ」

リュウ「今度は俺と戦って欲しいものだな。いろは」

テリー「モテモテだな!いろは!」

弥七「わたしがモテたいのはわたしの世界の先輩だけですから無理ですごめんなさい」

弥七「とにかく、これからも『はるのんと八幡くん』をよろしくお願いしまーす♪あ、『異常なまでの女性恐怖症』もでーす♪………あっ」

 

I小町がSwitchをスリープモードにする

 

I小町「お母さーん!小町もこのKOSFに参戦したいんだけどー!」

白良「うふふふふ………♪でも、手加減しないと駄目よ?」

I小町「はーい♪」

 

魔界四大貴族?チーム

雪ノ下陽乃(N陽乃基準)(弥七&九尾チーム)

モリガン・アーンスランド(異世界姉妹チーム)

デミトリ・マキシモフ(貴族チーム)

ジェダ・ドーマ(魔界チーム2)

 

アーンスランド城内で優雅にパーティーをしている4人。N陽乃だけが引き攣った笑みを浮かべている。

 

N陽乃(えっと………なんで私、ここにいるのかしら………吸血鬼の王デミトリ、夢魔の女王モリガン、ザ・デーモンを絵に書いた魔界のサイコパスのジェダ………本来ならばこの人達を討伐する側のはずなんだけど………でも、デミトリとモリガンは人間側についた事もあるみたいだし………判断に迷うわ………)

デミトリ「魔王と呼ばれた我々がこうして手を組むことになるとはな………」

モリガン「面白い存在が仲間入りしたようだし………私達を滅する事が出来る妖怪だなんて、刺激的で面白いじゃない?」

ジェダ「オロチ一族よりも、より魂の救済しがいが有りそうだ」

陽乃(そうだったわ………魔界三大貴族は不倶戴天の敵同士だったわ!何で私、この中にいるの!?)

デミトリ「丁度良い。こうして集まっているのだから、今ここで魔界の覇権をかけて戦おうではないか………レッツ・プレイ」

モリガン「あら?もうちょっと余韻に浸っていてもよかったんじゃない?楽しみは取っておく主義なのに………」

ジェダ「三大貴族を統一し、一気に魔界の魂の救済をするのも面白そうだ………」

N陽乃(ちょっ!いきなり!?やめてー!一人一人がリアル魔王なのに!それが四つ巴とはいえ、三人相手なんて無理!せめて八幡くん達のチームがいないと!)

 

この日、新たな家が魔界貴族を立ち上げ、魔界四大貴族時代が始まる事になる。

新たな家の名前は「雪ノ下家」。

九尾の狐が治めるこの家が、マキシモフ家、アーンスランド家、ドーマ家に並び、やがて魔界を統一する事になるのだが……

それはまた、別の話である………

 

 

ヴァンパイアハンターチーム

雪ノ下陽乃(N陽乃基準)(必須)

バレッタ(アンチダークストーカーチーム)

レイレイ(ジャスティスチーム)

フェリシア(エンターテイナーチーム)

 

明るく手を振るポーズを決めているN陽乃、フェリシア、レイレイ、バレッタ。

 

フェリシア「正義のダークストーカーチーム!プレイしてくれてありがとう!」

レイレイ「ダークストーカーでも良い人達がいるってこと、わかってくれたアルか?」

N陽乃「私もダークストーカー扱いなのね………レイレイちゃんって雪乃ちゃんに声が似てるわね。ところでこのチーム、一人だけ人間が混じってない?」

レイレイ「アイヤー!バレッタは人間だったアル!でも大丈夫アルよー?このチームはジャスティスダークストーカーチームじゃなくて、ヴァンパイアハンターチームアル!」

フェリシア「細い事は気にしない気にしない♪仲良し女の子チームで良いじゃん!」

バレッタ「え?私は優勝賞金目当てなだけで、別に仲良くしようとは思ってないよ?」

 

バレッタの目がダークサイドに変わる

 

N陽乃「ねぇ、一人だけどちらかと言うと、ジャスティスと言うよりはダークストーカー側の人がいるんだけど?」

フェリシア「優勝もしたし、悪人退治も終わったし、ついでに地獄門の封印も出来たお祝いに、パーッとパーティーしようよ!」

レイレイ「賛成アル!満漢全席なんてどうアルかー?」

バレッタ「そんな無駄遣いはダメだぜ………それよりも………」

 

パーにしていたバレッタの両手にナイフとアサルトライフルが握られる。

 

N陽乃「ねぇ、一人だけ明らかに雰囲気が変わった人がいるんだけど………というか、今にも襲ってこようとしているんだけど。大丈夫なの?この赤ずきんちゃん」

バレッタ「KOSF優勝、地獄門の封印、ベガやギースの悪人退治と充分に稼がせて貰ったけど………最後の最後にもう人稼ぎさせて貰うぜ………世界的なミュージカルスターの猫又フェリシア、逢魔を倒したキョンシーのレイレイ、そして九尾の狐………これを倒せば報奨金が跳ね上がるってもんだぜ………」

 

人外3人に襲いかかるバレッタ

逃げるフェリシアとレイレイ

同じく逃げながらため息をつく陽乃

 

N陽乃「お気楽娘二人に単なるサイコパスの賞金稼ぎ………ノスフェラトゥの新戦力として考えていたけど、こんな人達はいらないわ………これならばモリガンの意識から生まれたリリスの方がよっぽど良いわね………サキュバスならいろはちゃんがいるからどっちにしてもいらないけど………」

 

陽乃が○で囲まれて終わる。

 

 

真ノスフェラトゥチーム

雪ノ下陽乃(N陽乃基準)(弥七&九尾チーム)

一色いろは(エリナ、弥七基準)(異世界女性格闘家チーム)(弥七&九尾チーム)

比企谷八幡(N八幡基準)(ノスフェラトゥチーム)

材木座義輝(ノスフェラトゥチーム)

 

陽乃が手をかざし、その合図で駆け出すナイフを手にしたN八幡、スナイパーライフルを手にしたNいろは、刀を手にした材木座。

その陽乃の両隣で居心地悪そうにして立っているエリナいろはと弥七いろは。

 

N陽乃「やっぱり、このメンバーが一番落ち着くわね」

N八幡『しばらく訳のわからないメンバーで格闘ごっこをやらされていたから、すごくよくわかりますよ。陽乃さん』

材木座「うむ!しかし、我々はデフォルトチームでもいつものメンバーでいたから、大して違和感が無かったであるがな」

Nいろは「そういう事は言わない方が良いですよ?」

エリナ「えっと………わたし達はどうすれば………」

弥七「凄い場違い感があるんですけど………」

N陽乃「ほら、このチームを作るにはシステム的に………ねぇ」

Nいろは「わたしは餓狼伝説の一色いろはさんと同じで、材木座先輩がストライカーに回った時だけ交代で参戦するストライカー専門キャラクターでしたから。弥七さんかエリナさんが入ってくれないと純正ノスフェラトゥチームが組めなかったんですよ♪」

エリナ「その時点で既に純正じゃあないような………」

弥七「っていうかその場合、キャラクター性能的に確実にわたし一択じゃあないですか!豪鬼的な性能なんですから!」

N陽乃「そんな!私達は仲良しチームメイトじゃない!一緒に悪の3トリオと豪鬼を倒した仲じゃない!」

N八幡『またこの人は………雪乃の爪の垢を煎じて飲ませたい』

材木座「うむっ!陽乃殿と弥七殿とエリナ殿は放っておいて、我らは我らの仕事をするぞ!八幡!」

Nいろは「弥七さんとエリナさんには後でサキュバスの力で精神を安定させてあげますから、落ち着いて下さいね?」

N八幡『いくぞ!材木座、一色!』


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。