やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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比企谷八幡対???

side比企谷八幡

 

葉山の到着を待つ間、窓からぼーっと街並みを眺めていた。

既に街はどっぷりと日が暮れていて、次第に歓楽街としての顔を見せ始めていた。

向かいのカラオケ店の看板にはネオンサインが躍り、上空を見上げればモノレールが宵闇を裂いて走る。道行く人も若者が多いのか、横に広がってだらだら歩いている姿が見受けられた。

やがて、店内の階段を上がってくる足音が聞こえる。

 

陽乃「お、来たかな」

 

陽乃さんが上体を反らして階段の方を覗き込むと、果たして葉山隼人はやって来た。

部活帰りにそのまま寄ったのだろうか?制服のまま、エナメルバックを肩にかけている。葉山も俺たちの姿を認めると、ちょっと………いや、かなり……いや、もうギリギリというレベルで疲れた表情でループタイを緩めた。

今日も今日とてサッカー部ごと小町に相当しごかれたのだろう。それでも外面を崩さないのは流石と言うほかない。

 

葉山「陽乃さん。これは?」

 

葉山は陽乃さんをじっと見て、ついでに折本と仲町に目を向けた。そして、最後にその視線を俺へとスライドさせ、そこでぴたりと止めた。

 

陽乃「隼人を紹介して欲しいって子がいたから」

 

陽乃さんは両手を広げると、その手をすいっと動かして折本たちを指し示す。

折本達はまさか本当に葉山が来るとは思っていなかったのか、二人してきゃいきゃい色めき立ち、顔と顔を寄せあって何事か囁き合っている。

 

葉山「………そう」

 

葉山が短い短い、ともすれば見逃しそうなほどに小さな嘆息を漏らす。

だが、すぐにニコッと微笑んだ。

疲れきっているのに……以下略………。

 

葉山「はじめまして。葉山隼人です」

 

まるでスイッチでも入れたかのように、いつもの葉山隼人の顔を見せた。あれだな。俺達が仕事の時に入れるスイッチみたいなものだな。個人の感情を隅に追いやってロールプレイをするあれ。

そのままごく自然に自己紹介と談笑を始める。折本も仲町も先程よりもよほど可愛らしく話し始める。

興味関心が俺から葉山へと移動してくれたおかげで、俺もそのまま気配を消して対象を観察することができる。

軽く暖房がかけられた室内の空気が窮屈に感じる。なんだ……このヤバい空気は……寒川が近くにいたから感じていたものと思っていたが、何かがおかしい。

当初は葉山も来たから、後は若い人たちに任せて逃げ…もとい、帰ろうかなとも思っていたのだが、そうもいかないようだ。戦いの年季による勘とでも言うのかね?些細な違和感がどうしても気になってしまう。結局映画も観られず終いになりそうだな。というか、今の状況で映画館に入ったら一般人も巻き込みそうだ。

ドンパチ脳になっている段階で、もはや確定的だな。勤務後のフリータイムもゆっくり出来ないのかよ。

気配を殺して観察を継続すると、四人はなんだか盛り上がっていた。

 

仲町「あ、今度どっかに遊びに行かない?」

 

折本「あ、それある!」

 

折本がサムズアップして発言。

ピクッ!

反応したのは俺だけ。驚かせるなよ折本……。お前、安易にそれをやるべきじゃあないだろ?ポーズを変えたと言うことは自覚とコントロールが出来たということだろうが。

折本と仲町が言うと、葉山も軽く頷いて笑っていた。

イエスともノーとも言わず、ただの一応の態度では示すという雰囲気で語るイケメンのみに許される技だ。これを普通以下の男がやると、優柔不断と言われたり、あるいは完璧に無視されるかする。ちなみに承太郎クラスともなれば頷く仕草すら不要。醸し出す雰囲気だけで肯定も否定も周囲にそれとなくわからせるとかコワモテイケメンは得だとしか言わざるを得ない。

俺?他人が混じると大半は空気だ。こういうときはそれで助かるけどな。

 

陽乃「うんうん、遊びに行くってのはいいね。みんなで行くといい。とてもいいことだ」

 

陽乃さんは腕を組んで真面目くさってそう言う。まぁた何か良からぬ事を考えてるな?この人。

賛同者がいれば、折本たちが盛り上がるのも当然のことで、あそこに行きたいとかここ行きたいとか何やら話し合いが始まっていた。

で、陽乃さんはみんなでとか言っているけど、これ俺は誘われていませんねぇ……。

まぁ、当然か。

いまだに油断はできないんだよなぁ……。

向こうからしたら、俺は葉山を召還するための供物でしかない。柱の一族を召還したければ吸血鬼を餌にしないといけないもんね?前世が吸血鬼だったんだし。ルールを守って楽しく奇妙な冒険!

笑えねぇ……。

既に食され墓地に送られた吸血鬼ぼっちとしては、事の成り行きを見守る事しかできない。

アーシス用のスマホをハーミット・アメジストで絡ませてデータを送信することしか……ね。

しばしご歓談の十五分と経たないうちに葉山が如才なく女子二人をするっとかわし、上手く立ち退かせるタイミングを作ったようだ。

 

仲町「じゃあわたしたちそろそろ……」

 

折本「うん、葉山くんまたね!メールするね!あ、比企谷も!」

 

取って付けたように言わんでも良いぞ。

振られる手に、葉山も手を挙げて応える。去っていく間も折本と仲町はあれこれ葉山について「ヤバい」「かっこいいッ!」「ヤバいッ!」と談義していたようだが、階段の下に消えていくとその声も聞こえなくなる。

二人の姿が完全に見えなくなるのを見届けると、それまでずっと微笑みを浮かべていた葉山がすっと冷めた表情になる。

そして、陽乃さんをちろっと睨んだ。

 

葉山「どうしてこんな真似を?」

 

陽乃「だって面白そうだし」

 

陽乃さんは悪びれることもなく、ころころと笑った。それは無邪気と呼ぶには程遠く、あからさまな悪意が透けて見えた。

 

葉山「変わらないな……。昔とは違うと思っていたんだけど……」

 

違うな葉山。陽乃さんは変わっていない。そう思っているのはお前だけだ。

 

陽乃「そんなことないよー。あの子、あ、パーマの子ね。あの子、八幡君と昔何かあったみたいでさ!超面白いじゃない?」

 

そして、最後に俺に微笑みかけてくる。面白い……か。確かに面白いな。

俺も面白くなってきたよ。葉山が驚いた表情になる。俺がいたことを忘れていたな?気配を消してステルスヒッキーになり、黙りこくっていたからな。目の前にいても存在感が消せる。久々に使ったし、葉山の能力なら見抜ける可能性もあったから実験していたんだが、オーラル・シガレッツの弱点をまた発見したな。

ニヤリとする俺の顔を見て、葉山は少し嫌そうな顔をする。

会話が途切れると、陽乃さんもつまらなそうにふっと短い息を吐く。そして気分を変えるように立ち上がると、葉山の肩を軽く叩いた。

 

陽乃「ま、取り敢えず遊びに行ってごらんなさいな。案外、楽しくて上手くいくかもしれないし」

 

言われて葉山がチラッと俺を見る。俺は葉山に対して鋭い視線を向けると、すっと葉山が肩を落とす。

 

葉山「それはないさ……」

 

陽乃「そう?わかんないよ?」

 

力なく返した葉山の言葉を軽く受け流して、陽乃さんはくいっと袖口をめくる。そこにはピンクシルバーの可愛い腕時計が光っている。

 

陽乃「うん、いい感じに時間もつぶれた。じゃ、わたしはもう行くね」

 

言うが早いか、陽乃さんはさくっと荷物をまとめる。

 

陽乃「八幡君、付き合ってくれてありがとね」

 

こしょっと俺の耳元に口を寄せ、秘密めかして囁いた。だからそう言うのは勘弁しろって。瑞々しいフローラル系の香りが漂い、柔らかい吐息が耳にかかる。そのせいで思わずのけぞってしまった。

早急に陽乃さんから距離を取ろうと二、三歩後退すると、ちょうどそこを通って陽乃さんは颯爽と階段へ向かった。

去り際、くるっと振り返って手を振ってくる。

 

陽乃「進展あったら教えてね~」

 

何か俺にいってるっぽいけど、進展も何もない。俺も会釈して見送った。

さて………行くか。俺が葉山を無視してそのまま目標に対して尾行を開始するべく動く。

 

葉山「待てよ。気が付いているんだろ?」

 

背中に消え入りそうな声がかけられた。

葉山が俺を睨む。

…………ああ、あの時にわかった感じか。

 

葉山「君は………一人で行く気か?」

 

八幡「………ああ。お前が気が付いていなければそのまま帰るふりして行っていたな。お前とは相性が悪いと思うしな」

 

葉山「何故君はそうなんだ……。何故俺も頼りにしない」

 

八幡「アホか。そんなヘトヘトな状態で行くつもりかよ。勝てねーよ。お前じゃあ」

 

俺なら対処できる。だが、葉山とは決定的に相性が悪い。万全な状態での葉山であってもだ。

 

葉山「だが万が一の事もあるだろ!修学旅行の時、君は何度負けた!?そんなに俺は頼りないか!」

 

頼りになるさ。だが、タイミングと相手が悪い。それにな?誰も一人で行くとは言っていないだろ?

 

八幡「違うな。間違っているぞ?葉山。違和感を感じた時から、既に応援は頼んである。あれを相手にするのに最適な人物をな」

 

葉山「最適な人物?」

 

八幡「そう。一番最適な人物だ。ドンパチに参加しないというのならば、来るか?驚くぞ?」

 

葉山「あ、ああ………」

 

俺は葉山を担ぎ、目的の人物を追った。

 

ーキング・クリムゾン!ー

 

???「どうでした?彼は?」

 

??「なんか拍子抜けだねー。府抜けてるって感じかなー」

 

目標は仲間らしき者達二人と合流し、雑談をかわしている。場所は……へぇ、ここでか。

でも確かに最適だな。ここでなら彼女がいても不思議ではない。その仲間である二人がいても……つうか、マジかー。やりにくいなぁ。葉山だと余計にキツいぞ。

 

葉山「ヒキタニ………これは………」

 

八幡「………大丈夫だ。あいつらがいるのは想定外だったが、偶然にも最適な相手はこっちにもいるから」

 

偶然って怖いな……。

しかし、確信が持てたわ。これは違和感を感じていてもおかしくは無かった。

残り二人の仲間を見てたら最初から気が付いていただろう。

 

??「もう仕掛ける?」

 

??「そうだねー。多分、そのまま帰るだろうし、通り道で待ち伏せしちゃおっか?」

 

ほう?

三人はそのまま俺の家と千葉駅の間にある道へと向かおうとする。

 

八幡「動くみたいだ。おえつらえむきに来たな?応援の方も。葉山、お前は来るなよ?あの三人が相手ではお前は不利だからな。お前の仕事はドンパチが終わってからだ」

 

葉山「あ………ああ。確かにそうだな……」

 

八幡「幻影の波紋……」

 

俺はハーミット・アメジストで姿を消し、近付く。

 

??「驚くでしょうねー♪そして絶望するかもです♪」

 

八幡「いや、驚くのはお前らの方だ」

 

??「え?」

 

G・S「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」

 

バキ!トガガガ!ボキッ!

 

??「キャアアアアアアアア!」

 

先制の不意打ちは上手くいった。

無防備の状態でザ・ジェムストーンのラッシュは堪えるだろ?さしものお前でもな!

 

八幡「ザ・ワールド!時よ止まれ!」

 

吹き飛んだ相手に追撃を仕掛けるべく、俺は時を止めてそれを追う。

 

八幡「お前は真っ先に倒すべき存在!この俺の攻撃に耐えられるか!?」

 

誰のどんな能力かは知らないが、俺にこいつを攻撃させやがって……許さねぇ。

 

G・S「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!WRYYYYY!無駄無駄無駄無駄無駄!無駄ぁ!」

 

八幡「そして時は動き出す……」

 

ドオオオオン!

敵の1人は完全にボロボロになり、俺の足元に転がっていた。

 

??「あ、あなたは……」

 

??「何で………何で………こんなことが出来るの?」

 

うるせぇよ。こんなことはしたくなかったよ。だが…。

 

八幡「何でだろうな?」

 

??「何でじゃあないよ!そんな事が出来る訳が無いじゃんか!答えてよ!」

 

虫酸が走るから止めろ。もうバレてるんだからよ。

 

小町「ゴミぃちゃん!」

 

陽乃「何で……八幡君がいろはちゃんを……」

 

そう、俺が無駄無駄ラッシュを叩き込み、徹底的に攻撃をして足元に転がしているのは……いろはだ。

場所は千葉大学。陽乃さんの母校だ。

千葉駅から俺の家までの間で、俺の待ち伏せ地点に最適な分かりやすい集合場所はここである。

 

八幡「確かに心が痛む。俺はいろはを攻撃するなんて、とても心が痛んで仕方がない。でも、仕方がないだろ?お前らは……敵なんだからよ」

 

小町「……何で……何でゴミぃちゃん!お姉ちゃんを攻撃するのさ!いくなんでもポイント低すぎるよ!」

 

八幡「黙れチンチクリンども」

 

小町「ゴミぃちゃん!チンチクリンって何さ!」

 

小町は殺気を放出し、サンシャイン・ルビーを出現させる。ヤバいな……。

 

八幡「チンチクリン……だろ?お前らは本物じゃあない。陽乃さんだけならその演技も通用するが、お前らは違う」

 

小町「もう怒ったよ………何さ!その言い草!ルビーレーザー!」

 

シュウウウウ………

 

腕が溶かされた。これは相当痛い。

ヤバいな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで上手く行くとは。

腕を溶かされたのは俺じゃあない。

ルビーレーザーを食らったのは……小町自身だ。

 

小町「何で………小町の腕が溶かされてるのさ」

 

??「先に撃ったのがこっちだからだよ」

 

小町「!?」

 

千葉大学の植樹から、チンチクリンを攻撃したであろうそいつが姿を見せる。

それは………妹エンジェル、小町だった。

ややこしいのでチンチクリン小町を小町αと呼称しよう。

 

小町「ゴミぃちゃん。チンチクリンって何さ……後で正座だからね」

 

さて、不意討ちが二連続も続けばそろそろ動くだろ?お前が。

だかな………

 

A・C「ドラララララララララ!」

 

静α「ぐうううううう!」

 

お前が姿を消して奇襲してくる。そんなことはわかっている。いつもの手段だからな。

わかっているなら逆手に取るさ。

 

静α「何で……奇襲が………」

 

頭にカチューシャを付けたジョジョαが苦痛そうな顔で現れた。

 

静「わかるっつーの。自分のやり口くらい」

 

俺の隣にサングラスを頭に付けたジョジョが現れる。

 

陽乃「うりゃぁ!」

 

陽乃α「!?」

 

ギイイイイイインッ!?

アヌビス神とアヌビス神がぶつかり合う。

先ほどまで会話していたオサレな陽乃さんに攻撃を仕掛けたのは紺色のスーツを着込んだ陽乃さん。つまり俺が呼んでいた戦力の陽乃さんだ。

そして………

ブウウウウン!時が止まる。

止めたのは俺じゃあない。だが、誰が止めたのかはわかる。承太郎の仕業でもない。

このメンツが揃っていて、こいつがいない筈がない。ましてや俺の足元には総武中学の制服を着たいろはαが転がっているのだ。それを許すこいつではない。

大方ジョジョαのアクトンで消されていたのだろう。

 

??「無駄ぁ!」

 

八幡「無駄ぁ!」

 

拳と拳がぶつかり合う。

相手は……俺αだ。

 

八幡α「くっ!」

 

総武中学の制服を纏った俺αは不利を悟り、距離を開く。俺のザ・ジェムストーンと同じ性能なら、同じ8秒しか止められないならば、時間停止が先に終わり、動けなくなるのは俺αだ。先に時間を止めた方が不利だからな。

 

八幡「そして時は動き出す」

 

しかし、俺が体勢を変えた事により、足元のいろはαが動き出す。

 

いろはα「エメラルド・ストライク!」

 

倒しきれなかったか……。

 

G・S「無駄無駄無駄無駄ぁ!」

 

ザ・ジェムストーンでストライクを弾くが、至近距離から食らえば全てを弾ききれない。ダメージを負い、弾き飛ばされる俺だが心配はしていない。

 

いろは「エメラルド・ヒーリング!」

 

総武高校の制服の下に、愛用の桃色のカーディガンを着た俺のいろはが回復の弾丸を撃ち込んでくる。

 

いろは「ハチくぅぅぅぅん?いくら偽物のわたしとはいえ、頭を踏ん付けるとか酷くないですかぁ?」

 

八幡「チンチクリンいろはなら、明らかに分かるからな。それにしてもチンチクリンのいろはの下着姿もなかなかそそるなぁ」

 

自らやったこととはいえ、いろはαの制服はボロボロになっている。

 

いろはα「何を見てるんですか?キモいんですけど」

 

いろは「偽物のわたしに欲情しないで下さい。ホントにキモいんですけど」

 

八幡「本物なら良いの?後でおにゃしゃす!」

 

いろは「うわ………そう来ますか……」

 

八幡「冗談はさておき、出てこいよ。仗助ども。偽物のいろはとはいえ、下着姿を他の奴に見られるのは嫌だからな。あと俺のも頼む」

 

ボロボロになった制服の俺といろはα。そのボロボロになった服をクレイジー・ダイヤモンドが治してくれる。双方ともだ。

 

仗助α「グレート!俺がいることまで見抜きやがったのかよ!」

 

仗助「当たり前だぜ。このメンツなら、俺がいないわけがねぇじゃあねぇかよ?」

 

二人のオールバックの仗助が出てきた。家の近くだからな。来てくれていると思ったんだよ。

対峙する幼なじみーズと幼なじみーズ。

 

陽乃α「いつから気が付いていたのかな?そっちの八幡君?」

 

八幡「いつだろうな?」

 

時期の特定も出来ていた。何故か?

さて、ネタばらしは次回までってね?

 

←To be continued




はい、今回はここまでです。

何が起きているんでしょうか?それは追々わかります。ちなみにこの偽物は4-4の偽物とは存在そのものが違います。


原作との相違点

八幡と折本との関係は原作とは違う。が、別に折本は八幡に対して好意を持っているわけではないし、八幡も昔からいろはがいたので折本に好意(勘違い)をしていた訳でもない。

当然ながら偽物の陽乃など登場していない

葉山は状況に対して少し疲れている→奉仕部ブードキャンプ+波紋の修行により疲れている

八幡は自分から葉山に興味対象が変わった為、安心している→既にキナ臭さを感じている

折本は「それある!」をやっていない→折本の「アースブルース63」に関連している

遊☆○☆王ネタ→吸血鬼ネタ

折本は立ち去る際、八幡には声をかけていない→多少はDIO八幡の本性を知っているので忘れていない

陽乃は日常的に葉山を振り回している→陽乃と葉山の関係は四年間の空白がある

葉山は陽乃を責める際に八幡の存在のことも引き合いに出して責める→八幡は暗殺者の技術を使って気配を意図的に消していたので、葉山もいつの間にか八幡の存在を忘れていた。偽物の陽乃は八幡を意識しているので忘れていない。

葉山が八幡へ「陽乃に気に入られている」のシーンはカット。既に八幡が陽乃が偽物であることに気が付いていたため

それでは次回もよろしくお願いいたします!

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