やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。   作:本城淳

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前回までの奉仕部の活動

材木座のガンズ・アンド・ローゼズは強かった!
基本的能力は近距離パワー型!
しかし、パワーもスピードも大したことがない代わりに、その驚愕の防御力と再生能力に手を焼く八幡、仗助、小町、静、徐倫!
そんな中、戦う力があるのにただ震えているだけの雪ノ下雪乃に失望する八幡は、ついに彼女を見捨て、絶縁状を叩きつける!
戦いはどうなるのか!?そして、雪ノ下と由比ヶ浜はそのまま精神的に再起不能となるのか!?
ガンズ・アンド・ローゼズ戦、ここにて決着!


認められ始める覚悟

side由比ヶ浜結衣

 

ヒッキーは行ってしまった。

最後に言ったアリーヴェ何とかの意味は分からなかったけど、このままだったら二度とヒッキー達に合わせる顔が無くなっちゃう!

ヒッキーは言っていた。二度と関わるなって!

そんなのイヤだ!

あたし達はクラスメートだから、もし無事だったらまた明日にでも会えると思うけど、二度と口を開いてくれなくなるのはなんとなくわかる!

普通にするんだったら、ヒッキー達が言うように二度と関わらないのが良いんだとは思うけれど、まだあたしはヒッキーにありがとうもごめんなさいもしていない!

ここで終わったら、二度と謝ることもお礼をすることも出来ないまま、後悔するんだって思うと、悲しくなってしまう。

そんなの、絶対イヤだ!

そして…

 

結衣「ユキノン!」

 

雪乃「うう……」

 

結衣「ユキノンは良いの!?本当はユキノンだってわかってるんでしょ!?ヒッキーに謝りたいんでしょ!?なのにヒッキーに見捨てられてて、このまま黙っていられるの!?」

 

雪乃「由比ヶ浜さん……」

 

ユキノンの瞳に力が戻ってくる。

 

結衣「行こうよ!ユキノン!あたし達もやれるんだって、ヒッキーに見せようよ!スタッチを見返そうよ!」

 

雪乃「由比ヶ浜さん…あなた…」

 

ユキノンがあたしを見ながら、驚きの表情を浮かべた。

 

 

side比企谷八幡

 

由比ヶ浜を振り切り、着地した特別棟の下のアスファルト。既に材木座の姿も仗助達の姿もなく、それどころか周囲に人の姿は無かった。

多分、いきなり金属生命体ミみたいなのが降ってきたのだから、普通の人間は逃げ出してしまったのだろう。

また変な噂は立つが、今という状況では却って好都合だ。

周りを見渡すと、理科室の窓ガラスが割れており、「ドララララ!」と仗助の声が聞こえる。

急いで俺も割れた窓ガラスから理科室に突入した。

状況はあまり変わっていない。

相変わらず材木座は「ターミネート!」だの「抹殺!」だの叫んで攻撃を仕掛けてくる。

体の一部を刃物や鈍器に変えて攻撃を仕掛けて来ては、仗助達も色々な手段で迎撃する。

しかし、迎撃はどれも効いているようには見えず、攻撃を受けながら反撃をしてくる。

相変わらずの驚異の防御力だ。サンシャイン・ルビーのパンチを食らってものけ反りすらしない。

クレイジー・ダイヤモンドが寸剄をやっても内側まで金属なので意味がなし。

ガンマナイフ現象を利用して仗助、ジョジョ、小町の3方向から一点に衝撃を集中させる同時攻撃、それすらも効果を確認できない。

 

八幡「ガンマナイフ攻撃も駄目なのかよ」

 

小町「お兄ちゃん!遅いよ!小町的にポイント低いよ!後で抱き枕になってもらうからね!」

 

八幡「welcome。と言いたいが、これはマジでうちらには手が余るタイプのスタンドだな。で、何で仗助の奴は教室の備品をぶっ壊しながら、材木座を攻撃しているんだ?ガスバーナーのガスを充満させてガス爆発でも狙っているのか?」

 

徐倫「それが全然わからないんだよね。仗助兄さんのスタンドなら、父さんのスタープラチナ程では無いにしても周りを壊すほど、精密性が低いわけが無いのに」

 

仗助はそんな無駄な事はしない。

クレイジー・ダイヤモンドでしか出来ない直す能力を使って何かを狙っている。

今度は黒板ごと破壊を始めた。

何を狙っているのかはわからないが、仗助の狙いに協力しよう。

 

八幡「仗助!代わるぞ!目的の物を壊して回れ!」

 

仗助「八幡!助かるぜ!しばらく時間稼ぎを頼むぜ!」

 

仗助が退くのと同時に俺が乱入し、材木座に攻撃を開始する。

 

材木座「八幡!ターミネート!八幡!ターミネート!」

 

八幡「いい加減に目を覚ませ!材木座!」

 

材木座「無礼な!八幡!このナチス将校のこの俺に指図をするか!?」

 

ちぃっ!益々暴走を強化してやがる。

それとも、念願の異能を手に入れて舞い上がっているのか?最悪なのはスタンドの開眼と共に力に魅せられしまい、正気に戻りながらも元に戻らなくなった場合だ。

どちらにしても状況が平行線のまま攻防を繰り返す俺と材木座。

 

仗助「待たせたな!八幡!こっちにそいつを飛ばせ!」

 

八幡「あいよ!無駄ぁ!」

 

俺は仗助のいる方向へ材木座を殴り飛ばす。

 

仗助「クレイジー・ダイヤモンド!」

 

仗助の掛け声と共に部屋に散らばった色々な磁石製品が1つに纏まり、纏まった強力磁石が材木座にくっついた後に黒板のあった壁にめり込む。

 

仗助「くそっ!ここならマグネットがいっぱいあるんじゃあ無いかと思ったが、足りなかったか!」

 

材木座が行動不能になるほどの磁力には足りず、若干動きが鈍りつつも磁石から離れようとする材木座。

すると……

 

???「うわあああああ!」

 

見たことのない女性型の人型スタンドが材木座を殴り始める!

 

八幡「な、なんだ!新手のスタンド使いか!」

 

結衣「助けに来たよ!ヒッキー!」

 

仗助「由比ヶ浜!そのスタンドは…」

 

結衣「あたしにも出来たよ!自分の力を出すことが!これがあたしのスタンド…リバース・タウン!やれえ!」

 

リバース・タウン(R・T)「うわあああああ!」

 

まるで悲鳴のような掛け声をあげて由比ヶ浜のスタンドが材木座を殴る!

だが、スペックをランク分けするなら…

 

破壊力B、スピードC、精密性B、射程距離C

 

なんとも微妙なスペックだ。人型になったばかりだから不馴れというのもあるのだろうが。

 

八幡「バカ野郎!逃げろと言っただろう!」

 

結衣「あのままお別れなんてイヤだ!あたしだってやれるんだってヒッキーに見せるんだ!」

 

八幡「超近距離パワー型でもダメージが通らねぇんだぞ!来てくれた勇気は尊敬するが、そんな微妙なスペックじゃあ足止めも出来ねぇ!」

 

結衣「そんな事ないし!あたしのリバース・タウンはスゴいんだから!ね?リバース?」

 

R・T『私の能力は、成長前であったやる気を空回りする能力を成長させ、殴った相手の運を最悪にまで落とす能力。見てください』

 

リバース・タウンが指差した方向から…

 

徐倫「うわぁ!学校中の磁石がぁ!」

 

仗助「なんじゃありゃ………」

 

大量の磁石が飛んで来て、仗助が作った強力磁石と一体化し、更に磁力を増す。

 

八幡「今まで色んなスタンドを見てきたが、お前も材木座も一風変わりすぎて付いていけねえよ」

 

R・T『お褒めに預り光栄です。ヒッキー様』

 

八幡「誉めてねぇよ!あと、ヒッキー言うな!」

 

康一さんのエコーズact3かトリッシュさんのスパイス・ガールのような意思を持つスタンドか。

 

結衣「ヒッキー!あたしだけじゃあないよ!ユキノンだって!」

 

雪乃「そうよ!あなたに見下されたまま、黙っていることなんて出来るものですか!液化窒素に浸かったように、カチカチに固まりなさい!エンジェル・ダスト!」

 

E・D「ウリャウリャウリャウリャ!ウリャァ!」

 

流石は姉妹。ラッシュの掛け声が良く似ていることで。

エンジェル・ダストはそのアイスマンのような見た目に違わず、凍気の拳を材木座に叩き込む。小町の太陽光線紅の波紋疾走とは真逆の性質の拳は、材木座を次々と凍結させていく。

元々のスペックは由比ヶ浜のスタンドと大差はない。だが、破壊力はCクラスと非力ながらも、その凍結の力にかかれば防御力は関係ない。

材木座の体は首から下が氷像と化して行く。

うわぁ…四年前、アイツに気化冷凍法を食らった時の事を思い出したわ。

本当にこの女は俺の地雷やトラウマを的確に踏み抜く奴だな。

だか、少しは見直したぞ、二人とも。

もっとも、雪ノ下はプラマイゼロだがな。

 

小町「これで、終わってくれれば良いんだけど…」

 

八幡「小町…それはフラグだ」

 

立てちまったよ…立ててはならない、やったか?的なフラグを。

大抵の場合、その後は…

 

材木座「はち…まん…ターミ…ネー…ト」

 

バリバリ!

がじゃん!

 

凍結しながらも歩いて来やがった!しかし、無理矢理磁石を引き剥がそうとするので、体が維持できず、体が崩れ去っていく!そして、ついにバラバラとなって砕け散った!

すまん……材木座…助ける事が出来なかった…

 

雪乃「私が…私が…私がやってしまったの!?私が人を殺してしまった…イヤアァァァァ!私が殺してしまったアアアァァァァ!」

 

結衣「ユキノン!仕方がないんだよ!」

 

ああ…だから言ったんだ…引き返すなら今の内だって。

一度人を殺してしまったら、引き返す事なんて出来ないんだ…

 

泣き叫ぶ雪ノ下。それを慰める由比ヶ浜。

それを黙って見つめる俺…

 

小町「お、お兄ちゃん……」

 

八幡「どうした?」

 

小町「あ、あれ…」

 

ん?なっ!

 

なんと材木座はバラバラになった体を液体金属化し、それが1つに集まって今度は見たことのない外国人の姿になって立ち上がった!

 

材木座「アイ シャル リターン」

 

私は戻って来る!じゃあねぇよ!既に戻ってんだろ!

材木座が死なずに済んだのは良いけれど、これで益々打つ手が無くなったよ!

バラバラにしても殺すどころかダメージにもなってないなんてチート過ぎるだろ!

 

仗助「くそっ!後は溶鉱炉か溶岩に突っ込まなきゃ無理じゃあないか!」

 

材木座「よ、溶岩!?ううっ…」

 

材木座が溶岩と聞いて苦しみ出す。

 

いろは「何の騒ぎ!?ハチ君!無事っ!?」

 

ジョセフ「小説の内容を聞いて来てみれば、とんでもない事態になっておるのう」

 

露伴「八幡君!君が用があるからと聞いて来てみれば、無事なのか!?」

 

今日出勤だったいろはがジジイと露伴先生を連れて騒ぎがある理科室へとやって来た。

いろはは材木座の小説を読んで、ジジイに連絡を入れていてくれたらしい。

一方俺は俺で、畑は微妙に違うものの、プロの視点で材木座の小説を評価してもらうべく、露伴先生に協力を仰いでいた。

このタイミング…丁度良かった!露伴先生の能力ならば材木座を止めることができる!

 

ジョセフ「こ、この顔は…お前は…お前はシュトロハイム!シュトロハイムじゃあないか!?」

 

材木座「シュトロハイム…そうだ、それが自分の…俺の前世の名前だ…俺の名を知るお前は誰だ?」

 

ジョセフ「そうか、お前も転生したのじゃな…ワシじゃよシュトロハイム…。ジョセフじゃ。ジョセフ・ジョースターじゃ!」

 

材木座「ジョジョ…ジョジョだとぉ!貴様、生きておったのか!」

 

材木座は金属の体から生身の体に戻り、姿も元の材木座に戻っていた。

 

材木座「生きていたのかぁ!てっきりあのカーズとの戦いで死んだと思っていたぞぉ!」

 

ジョセフ「そうじゃ!生きておったんじゃよ!お前にはあの時助けてもらった礼を言おうと思っておったのに、再会することなくスターリングヤードで死んでしまいおってからに…会いたかった…会いたかったんじゃぞ!シュトロハイム!」

 

ジジイは材木座に抱きつき、材木座も「ジョジョー!」と言いながら、ジジイに抱きつき、ワンワン泣き始めた。

知っているはずだ。材木座の前世がジジイの戦友だったなんて…。それにしても、手強い相手だった…

偶然だったとはいえ、ジジイが来てくれて助かった…それに、やはり偶然だったが…

 

雪乃「良かったわ…前世とかは信じられないけれど、こんな感動的な場面に立ち会えるなんて…」

 

結衣「良かったね…ざい…ざい…中二さん…スタッチおじいちゃん…」

 

雪ノ下と由比ヶ浜は俺の視線に気付き、泣きながらその胸を張る。

 

雪乃「比企谷君、私はいつか、あなたをひざまつかせてみせるわ!見ていらっしゃい!」

 

八幡「言ってろ。お前には無理だ。だが……まぁ、今日見せた僅かな覚悟に免じて、あの失態はチャラにしてやるよ。そして、由比ヶ浜。良くやった。いい覚悟だったよ。少しだけ認めてやるよ。だが、ヒッキーは許さん」

 

結衣「いつかは認めさせるし!」

 

二人はそれぞれの反応を見せる。

この二人が材木座をシュトロハイムの姿に変えてくれたのも大きい。ほんの少しだけ、感謝してやるよ。

 

材木座「八幡、そして奉仕部の皆の衆。我を失っておったとはいえ、迷惑をかけた!今後は我も八幡達の力となることを約束しよう!ジョセフ老とスピードワゴン氏との八十年前の友義に応えるべく、我の能力、ガンズ・アンド・ローゼズの力を存分に振るうと約束する!また小説を読んで貰いたいしなぁ!」

 

仗助「ああ、大した能力だったぜ!宜しくな、材木座義輝!」

 

静「パパの戦友だった方が仲間になって頂けるのなら、頼もしいことはありません。こちらこそお願いします、材木座さん」

 

二人が代表して材木座と握手を交わす。

そして…

 

露伴「これは、君が書いたものかい?材木座君」

 

材木座「あ、あなたは!あのピンクダークの少年の作者の岸部露伴先生!お会いできて光栄です!自分は先生の大ファンで…」

 

露伴「そんな事はどうでもいい!僕はこれは君が書いたのかと聞いているんだ!答えろ!」

 

材木座「は、はい!もっとも、自分が考えたと思っていたストーリーですが、かすかに残っていた前世の記憶を書いていただけだったようですが…」

 

露伴「ふむ。だが、それはそれで一つのリアリティーだ。材木座君。作家に必要な物は一体何だと思う?」

 

材木座「発想力…だと思います」

 

露伴「確かにそれも必要だが、何よりも必要なのはリアリティーなんだよ、材木座君。特にこういった想像の世界を作り出すには、体験したものを余すことなく、真に迫力を押し出すことが大切なんだ!わかるかい!」

 

露伴先生は材木座の肩を掴み、顔を近付けてまくし立てる。

 

材木座に「そうでした!確かに先生の作品は絵やストーリーの精巧さだけではなく、虫の習性や動き、刃物で刺してから死ぬまでのもがき方や味に至るまで、すべてがまるで体験してきたかのような迫力に感動を覚えます!そうか、あれがリアリティーと言うものなんですか!」

 

露伴「そうだ!流石は八幡や静の盟友を名乗るだけはある!全ては自分で見て、聞いて、そして体験する!そしてそれを余すことなく表現し、そして読んで貰うために考えることなんだ!文法、技法、構成等は数をこなせば自ずと身に付く!材木座君、君は自分のリアリティーを世にだして追求していこうという覚悟はあるかい?他の全てをなげうつ覚悟はあるかい?」

 

材木座「もちろんです!前世の体験!そして今日の体験!それを自分は世に伝えて行きたい!」

 

露伴「良いだろう!合格だ!君は八幡や静の盟友!畑違いではあるが、僕は君を弟子として鍛えてあげよう!八幡、良いかい?」

 

八幡「何言っているんですか!もちろんですよ、露伴先生!是非とも鍛えてあげてください!本来なら俺が先生の弟子となりたい…でも、その夢はこの男に託すとします!なに、逃げだそうものならば、SPWジャパン総力を上げて、草の根をかぎ分けてでも探しだして捕まえますよ!普段俺がやられているように!おいっ!材木座!露伴先生の弟子になるなんていう、俺の夢を託すんだ!絶対に成功しろよ!でないと、第3のカーズになってもらうからな!宇宙に打ち上げるからな!わかったな!」

 

材木座「うむっ!八幡よ、自分と露伴先生を引き合わせてくれた感謝は、作家として大成をなす事で恩を返す!見ていてくれ!」

 

露伴「もし、プロデビューすることになったならば、僕が絵師となろう」

 

材木座「本当ですか!?露伴先生が絵師に…ウオオオオオ!燃えて来たぞぉ!書いて、書いて、書きまくるぞ!さぁ、八幡!お前のリアリティーを自分に寄越してくれ!」

 

露伴「ダメだ!八幡のリアリティーは僕のものと決まっている!君はさしずめジョースターさんからリアリティーを提供してもらい、今の作品を完結させるのだ!それが師としての、最初の課題だ!」

 

材木座「わかりました!さぁジョジョォ!貴様のリアリティーをこの俺に寄越すのだぁ!我が材木座義輝のリアリティーと小説は世界一ぃぃぃぃぃ!」

 

ジョセフ「死んでも化けても生まれ変わってもお前さんは変わらんのぅ。ヤレヤレじゃわい…」

 

この日、総武高校に新たな一人の転生スタンド使いの戦士(兼作家見習い)が誕生し、また奉仕部の二人はまたひとつ、覚悟の意味を知った。

彼女達はいつか、覚悟の意味を知ることが出来るだろうか?

それは、彼女達次第である。

 

材木座義輝(ガンズ・アンド・ローゼズ)…シュトロハイムとしての記憶を取り戻し、アーシス入り。岸部露伴の弟子となり、作家人生を本格的に歩き出す

 

雪ノ下雪乃(エンジェル・ダスト)…八幡に見捨てられかけるが、何とか現状を維持することができた。

 

由比ヶ浜結衣(リバース・タウン)…少しだけ八幡に認められる。リバース・タウンが成長した。

 

総武高校都市伝説

 

メタルスライムが現れる!倒せば経験値が貰えて異能が手にはいる!という噂が出回る。その噂を聞いたオカルト研究部と科学部が信じて虫取網を片手に校内を探し回る姿が散見されるようになった。

 

学校中の磁石という磁石が消える事件が発生する。磁石泥棒が入って盗まれたという事で、警察の捜査が入るが犯人は捕まらず、翌日にはSPW財団が黒板から何から全ての磁石製品を何故か寄付した。新聞部とミステリー小説研究会が捜査に乗り出すが、成果は出ていない。

 

「うわあああああ!」というギャルっぽい叫びに気を付けろ!逆座敷わらしの噂が発生する。

 

作家の世界に激震が走る!あのアシスタントも取れない、岸部露伴に弟子が出来た!謎の弟子は最近オカルトやミステリーの世界でちょくちょく名前が出る総武高校の生徒!全てはPTA会長による高齢化社会に対する生徒確保の為の自作自演か!?総武高校の漫画研究会が真相の究明に乗りだし、件の生徒が誰なのかを探し始める。

 

←To be continued




御愛読ありがとうございました。

本城淳の次回作にご期待ください。







エイプリルフールの嘘です。
誰だ!やっと終わったか!この駄作とか思った奴は!
Σ( ̄▽ ̄;)
まだまだ続きますので見捨てないで!謝りますから!
ブクマ解除はやめてぇ!

冗談はさておき…

はい。材木座が仲間になりました。

もっとも、奉仕部ではないので準レギュラーではありますが。
というか、レギュラーキャラにするには強すぎるんですよね。ガンズ・アンド・ローゼズ。

一方、ユキノンとガハマさんが少しだけ…ほんの少しだけ成長しました。

もっとも、原作を見る限りでは本当の仲間になることはとても難しいキャラですが…


それでは恒例の原作との相違点…といっても少ないですが。

八幡が材木座を見直す➡露伴の弟子となる夢を託すくらいに大きく見直す。逃げたくても逃げられない仲間を増やしたとも言う。

材木座は独学で作家を目指す➡正式な師匠が出来る。


今度はどういう冒険になるのだろうか!
次回もまた、よろしくお願いします!


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