2年F組 戸塚彩加
出席番号 20番
あなたの信条を教えて下さい
初志貫徹
卒業アルバム、将来の夢なんて書いた?
看護師等の医療関係
将来の為に今努力していることは?
男らしく振る舞えるように頑張る
先生からのコメント(空条徐倫)
看護師という言葉で君のナース姿を想像してしまった先生を許してください。ですが、あなたの将来も比企谷くんと同様にほぼ確定してしまっていると思いますので財団の医療研究部に進むことを考えた方が一番の近道に思えます。残念ですが、先生もジョースター家の関係者なので止められません。
男らしく振る舞えるように、とありますが、先生には見た目はあれですが、もう十分に男らしいと思えますよ?
自らジョースター家の事情に首を突っ込める人が男らしくはないはずがありません。
なので君は君らしく、先生の義弟、エンポリオのように可愛いままでいてください。
前世のように向こう傷を作ることがないようにお願いします。
材木座「いい加減、メキシコの事は許せ!そのカワイイ顔で恨まれるのはキツいのであります!」
八幡「戸塚、お前はお前らしい範囲で強くなれ。俺が守るから」
仗助「財団管理の病院の看護師ならばありだぜ?」
ジョセフ「スピードワゴンのじいさんが可愛くなって転生しておる!こりゃ人類の夜明けじゃわい!」
side比企谷八幡
そんなこんなで数日が過ぎ、俺達のテニスは第2フェイズに突入していた。全員にそれなりの体力と精神力が付いたと判断したためだ。ついでのアーシス候補生達の基礎体力強化訓練もだ。
テニス部の練習指導には戸塚も加わり、技術指導。他は引き続き体力作りだ。
雪ノ下は意外なことに体を動かす事に関しては陽乃さん同様に才能があった。もしかしたら波紋の才能もあるかもしれないが、それはさせない。
理由はブラッディ・スタンドだ。
もし、吸血鬼の性質がブラッディ・スタンドにあるとしたら、波紋の力は猛毒になりかねない。
雪ノ下のナチュラルな見下しな性格の矯正で殺すとか言うことはあるし、基本的に好きになれない女だが、別に死んで欲しい訳ではない。こいつの育った環境には同情できるところはあるし、性格に難があるだけで、中身は普通の女なのだと思う。
俺が言うな?ワハハハ。今更だ。
だが、運動神経と体力の有無はまた別な話だ。
基本的に体力がない雪ノ下は、数日が経過した今でもグロッキーになって木陰で死んだようにうつ伏せで転がっている。
由比ヶ浜?こちらも体力が無いのは同じだ。テニス部の技術指導の時は大の字になってコートの隅で寝ている。
女の子がその格好ってどうなの?とか思うが、まぁ、それだけ余裕が無いのだろう。
波紋の修行を始めたばかりの人間は、アスリートでもああなるのだし。
材木座と戸塚は波紋の才能はあまり無かった。
もっとも、戸塚はともかく、材木座はスタンドがあれなのだから、波紋は必要ないように思える。
実際、メタル化すると俺達とダッシュで鬼ごっこ出来るわけだし。
最近では戸塚から回転のエネルギーを学んでいるようだ。小説のネタにでもするつもりだな?
俺達?休憩の時間は大抵仕事をするか、波紋の修行をしていますが?
暇潰しに蟻の観察なんてする余裕なんてあるわけがないじゃあないか。
今は道具なしで校舎の壁を匍匐しているよ。上に下に右に左に。
たまに前世でディオがジョースター邸でやったようにくっつく波紋で壁を歩いて鬼ごっこをする。
一般生徒達も慣れたのか、「またジョースターさんや比企谷兄妹か」で終わってしまい、最近では一部を除いては誰も驚かなくなった。
波紋の修行で思い出したのが、去年は入院して花見が出来なかったので、桜の花を波紋で満開にしてゴールデンウィークのあとに承太郎やジョルノ達を呼んでやったっけ。
承太郎に「俺達の為にやってくれたのだから、怒りはしないが、流石に生態系を崩すのはやめろ。学者として止めさせてもらう」と微妙な顔をされたが。
そう言えば、今日は承太郎達が来日する予定だって仗助とジジィが迎えに行っていたっけ。直接ここに来るのか?
そんな事を思いながら、無意識に壁を匍匐して降りていると、いい具合に回転が入ったテニスボールが俺の顔面を捉え、俺は波紋の呼吸を乱して二階の高さからまっ逆さまに落下した。
ドサッ!
八幡「………中々痛い」
結衣「あれで中々痛いで済んじゃうんだ……普通なら命に関わる落ち方だったよね…」
材木座「ふむ、さすがは波紋の達人だな」
見ると材木座がラケットを片手にウンウン頷いている。
こいつの仕業か…
八幡「ざ~い~も~く~ざぁ~…覚悟は出来ているか?俺は出来ている」
材木座「ま、待て八幡!事故なのだ!良い回転が中々できずに…」
八幡「そうか…事故ならば仕方がないよな?ならばこれも波紋の修行で起こってしまった事故だ!」
材木座「が、ガンズ・アンド・ローゼズ!」
八幡「戦友の直伝の技だ!ジジイー!」
材木座「タコスっ!」
ちょうどジジィの事を考えていたんだ。材木座に食らわせるのなら、ジジィの技が一番だろう。
俺はメタル化した材木座をアッパーで浮き上がらせ、続いて波紋の呼吸を最大にし、落ちてきた奴に波紋のストレートを叩き込む!
八幡「久々の師の教えを味わえ!無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」
ドゲシッドゲシッドゲシッドゲシッ!
材木座「ほげぇ!パンチは痛くないが、波紋の電流がぁぁぁぁぁ!痺れる!憧れるぅ!」
と言いながらメタル材木座が吹き飛んでいった。
本気の波紋を叩き込んだから、しばらくは感電して動けないだろう。ざまみろ!
結衣「あ、あれが波紋の戦士の力……スタンドがなくてもかなり強い…」
由比ヶ浜が顔を真っ青にしてぶるぶる震えていた。
姫菜「なんか、変なスタンドが飛んできたんだけど、あれってヒキタニくんの攻撃?」
三浦「ここであーしらと決着つけようって訳?面白いじゃあない」
材木座が飛んでいった方向から、三浦、海老名、葉山、戸部、大和、大岡がやって来た。
ちっ…面倒な奴等が…
承太郎達が来日するから、この問題が片付くと思っていたのに、よりによって因縁をつけられるのは今日なのかよ。
三浦「わざわざ因縁つけに来た訳じゃあねーし。クラスメートの戸塚がテニス部の強化合宿を昼休みにやっていると聞いたから、あーしらも力になれるかもと思って生徒会から許可を貰ってきたのよ。あーし、女子全中のチャンピオンだったから」
違った。まさかのテニス部の協力者だった。
そう言えば、承太郎もアヴドゥルは面倒見の良いやつだったって言ってたっけ。
前の教室の時も思ったけど、案外おかんだな、三浦。
姫菜「まさかヒキタニくん達が一枚噛んでいるとは思わなかったけどね。どうする?ここで決着付ける?ヒキタニくん…いえ、DIO」
怖いのがこっちだよな。
海老名姫菜。
DIOが直接手をかけた花京院の転生。
眼鏡の奥の笑顔が笑っていない。
本気の殺意をこちらに向けてきている。
八幡「ジョジョ」
静「オッケー」
八幡「ちょっと着替えて戻ってくるから待っててくれ」
静「ハッチ!5分で支度しな!」
八幡「おうよ!」
俺達は奉仕部の窓までジャンプをして中に侵入した。
三浦「別にジャージでよくね?」
姫菜「二人して何てジャンプ力…」
徐倫「嫌な予感しかしないわ…」
side戸塚彩加
比企谷君と静さんは奉仕部の部室まで跳んで入っていった。あれ、完全に人間辞めてるよね?小町ちゃん含めて波紋の戦士達って。
それに着替えるって…
ああ、あの服に…
比企谷君の服って多分あれだよね?
何でわざわざ動きにくい服に着替える服装に着替えるのかなぁ…。
三浦「で、肝心の比企谷がいなくなった訳だけど、戻ってくるまでどうする?」
葉山「ならばせっかくだし、どちらがテニス部に協力出来るか勝負するって言うのはどうだい?」
………何を言っているんだろう?
いつも教室でうるさい葉山君だよね?
三浦「葉山。何を言っているの?あーしらは正式に許可を取って来たけど、あんたらは勝手に付いて来ただけじゃん?」
姫菜「許可をもらったのは優美子と私のふたりだけだから、邪魔だから来ないでって、何度も言ったのに。それでも無理矢理付いてきて、その上でそんな事を言ってくるなんてさ。どういうつもりなのかな?」
三浦さんと海老名さんは本気で怒ってくれている。
普段、教室で見ていて思ったけれど、この二人も比企谷くん…というよりは東方会長達と同じ感じがする。
太陽の精神を持つ人達。
対する葉山君達は、どちらかというと見た目が爽やかなだけの腐った精神だね。
スケールはだいぶ小さいけれど、ディオのような精神だと思う。
前世から受け継いだ嗅覚は健在だ。
比企谷くんと話すようになってわかったけど、ディオはディオなりに誇り高い精神の基準という物があったのだけれど、この人達はどうなんだろうか?
戸塚「悪いんだけど、葉山君。真剣にテニス部の事を考えてくれている奉仕部や三浦さん達ならともかく、遊び感覚で来られると僕たちも不愉快かな。君達も国立や甲子園を真剣に狙っているというなら、わかるよね?」
葉山「まぁまぁ、そんな喧嘩腰になんなって。みんなでやった方が楽しいしさ。そういうことで良いんじゃあないの?」
葉山君…いや、葉山のその言葉がカチンと来た。真剣にやっていると言ったじゃあないか!それなのに、なんだこの男は!
戸塚「ふざけるな…」
葉山「は?」
戸塚「ふざけるなと言ったんだ!何が楽しいだ!やっぱり遊び半分で言っていたんじゃあないか!何なんだ君は!こいつはクセェ!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜ!」
僕の怒りは極限にまで達した。見た目は爽やかなイケメンで勉強もスポーツも何でもこなす。男女問わず人気の高いみんなの葉山隼人。
だけど、この人の精神は改心する前のディオと同じ。
いや、自分が悪であることを理解していないだけディオ以上に性質が悪い!
結衣「隼人くん…友達だと思っていたのに、それはないよ…ごめん、一色さん、小町さん、空条先生…少し前まではあたしもこんなんだったんだ…本当に反省するよ。比企谷君があたし達を認めなかったのも、こういう事だったんだね」
雪乃「由比ヶ浜さん…」
由比ヶ浜さんと雪ノ下さんも何か思うところがあるのかも知れない。
特に由比ヶ浜さんは最近、どんどん変わってきている。
もしかしたら、到達するかも知れない。
比企谷くんの…いや、ジョナサン・ジョースターさん達が持つ太陽の精神に。
僕の前世、スピードワゴンが変われたように。
だから、僕達の心も変わるんだ!テニス部のみんな!
戸塚「いいよ…ならば勝負だ、葉山隼人。三浦さんや一色さん達の力は借りない…僕達テニス部が受けてあげるよ。そして見せてあげる!ジョースターの精神と誇りを僕達が見せるんだ!青葉君、泉君、伊勢崎君、関内君、瀬谷君!それに、雪ノ下さん、由比ヶ浜さん、材木座君!一緒にやろう!」
僕の言葉に、呼ばれたテニス部とアーシス以外の奉仕部三人(いつの間にか材木座君が戻ってきていた)も僕の隣に立つ!
青葉「部長!よく言ってくれた!」
泉「さすがは部長だぜ!」
伊勢崎「これが太陽の精神って奴ですね!」
瀬谷「サー!イエス!サー!」
関内「ジョースター魂を見せるんだ!」
雪乃「熱い…これが黄金の精神…」
結衣「やるよ…みんな」
材木座「これがリアリティーだ!」
八幡「よく言った!戸塚!」
静「そう!それがジョースター家に宿る黄金の精神!」
比企谷くんと静さんが三階の窓から飛び降りて来た。
比企谷くんは承太郎?学ラン、静さんは蝶のブリーチを着けたシャツに、四角いボタンみたいなのを着けたゴテゴテしたパンツを履いていた。
徐倫「父さんの学ランとあたしが水族館で着ていた服装じゃあないの!何で逆に動きにくい格好で来るのよ!」
空条先生が頭を抱えてうずくまる。
三浦「あれって承太郎の…」
姫菜「なんだか懐かしいね、優美子…」
八幡「見せろ!特訓の成果を!今から卒業試験を開始する!」
静「ジョースターに連なる者の戦いは死ぬか生き残るかのどちらか!勝ってモンキーを卒業するか、負けて死体を残さずにゾンビとなり、灰になるかは二つに1つ!」
小町「我々は勝たねばならない!敗北はない!」
いろは「主義や主張は個人の勝手!許せないのは真剣に取り組む者を公然とバカにすること!己の主義主張を正しいと思うのならば、誰にも頼らず、キッチリ殺りなさい!」
テニス部&雪乃達「おおっ!」
盛り上がる奉仕部&テニス部
その傍らで空条先生は頭を抱えていた。
徐倫「無理だ…あたしにはコイツらの暴走を止められない…早く来て…父さん、ジョルノ兄さん…」
三浦「たしかにこの流れをツッコむ勇気はないわ」
姫菜「この大人数の男達がくんずほぐれつ…キマシタワー!承太郎!早く会いたいけど、まだ来ちゃダメだよ!」
徐倫「おめぇは擬態しろ!」
side雪ノ下雪乃
第1セット
雪ノ下雪乃&由比ヶ浜結衣
VS
葉山隼人&戸部翔
いつの間に沸いて来たのか、ギャラリー達がフェンスを囲んであの男を応援する。
わからないわ。何故、この男がここまで人気なのかが。
ギャラリー「HA・YA・TO!フゥ!HA・YA・TO!フゥ!」
戸部「ないわー。海老名さん怒らせて敵にするなんてないわー。どうすっべ?隼人くん」
葉山「ここで勝たなくちゃ、雪乃ちゃんに認められないんだ!やるぞ戸部!」
気持ち悪い…もしかしたら、比企谷君が私に感じている気持ちってこれなのかも知れない。
だとしたら悔しい。
雪乃「あなた達を認めることはないわ。絶対に」
普段、私が比企谷君に言われている事をこの憎むべき男に言う。
結衣「ユキノン!やるよ!」
三浦「ユイ。そっちに付くってのは、葉山達とやるってことだけど、良いの?」
三浦さんが由比ヶ浜さんに言ってくる。
結衣「……やる。優美子達の事は大切だけど、あたしはこの奉仕部だって大切なんだ!ジョースターさんは言っていた!覚悟とは犠牲の精神じゃない!暗闇の荒野の中で進むべき道筋を切り開く事だって!なんだか最近、ざわざわと胸に自分じゃあない何かが渦巻くけど、でも、そんなものも乗りきってやるんだ!」
三浦「良いじゃん、ユイ。好きだよ、今のユイは」
三浦さんは優しい笑顔を由比ヶ浜さんに向けていた。
最初は誤解していたけれど、三浦さんはいい人なのかも知れないわね。
それに…
カッコいいわ由比ヶ浜さん。
最初の時は、出来の悪い妹のような人だったけど、どんどん変わって魅力的になっていく。
私も変わるんだ!由比ヶ浜さんに負けないように!
そして、姉さんのように…なってみせる!血の宿命なんかに負けない!
汐華や雪ノ下の力に負けるものですか!
私は…柱の一族の歯車なんかじゃあない!
雪乃「フッ!」
私は最初から全力で飛ばす!
戸部「ジャンピングサーブ!」
見てなさい、比企谷君!あなたに比べたら全然大したことのない力だけど、私にだって覚悟はある!
一度はあなたに見限られた私だけど、歯を食いしばって辛い特訓に耐えて来たんだもの!
こんな所で負けられない!
葉山君達は反応出来ずにこちらのポイントになる。
サービスエース
雪乃「すごい…前よりも体が軽い…力も強くなってる」
結衣「特訓の成果だよ!ユキノン!次はあたしだよ!」
由比ヶ浜さんが抱き付いてきて、正直暑苦しかったけれど、でも……悪くはない気分ね。
そして、由比ヶ浜さんも私の真似をしてジャンピングサーブをやってみる。だけど、フォルトとネットで相手の得点。…それでも、勢いは悪くないわ。
それに…由比ヶ浜さんの目は闘志に溢れている。
ミスだったけれど、ただのミスなんかじゃない!
このまま…やるのよ!
side比企谷八幡
結果だけを言えば、雪ノ下と由比ヶ浜は負けた。
技術のない由比ヶ浜、体力が覚束ない雪ノ下。
最初はイーブンの試合だったが、雪ノ下がガス欠になった段階でその均衡は崩れ、葉山達に押しきられてしまった。
そして、ギャラリー達が沸く。
泣き崩れ、ブーイングを受けながら退場する二人の未熟な黄金の戦士。
ギャラリー「HA・YA・TO!フゥ!」
ギャラリー「Boo!Boo!引っ込め、クソ女!」
ああ…俺も甘くなったな…
八幡&静&三浦&姫菜
「やかましい!鬱陶しいぞ!ギャラリー共!」
…まさか、アヴドゥル&花京院とハモるとはな…
俺達はお互いに顔を見合わせるが、今は雪ノ下と由比ヶ浜だ。
トボトボと戻ってきた二人。
八幡「何、下を向いている。雪ノ下、由比ヶ浜」
雪乃「…ごめんなさい…負けてしまったわ…」
雪ノ下はポロポロと涙を流して謝罪してきた。
静「そうね。結果だけ…結果だけがすべて…と、普段なら言っている所だけど」
ジョジョがかけていたサングラスを上げる。
その瞳は優しいものだった。
静「あなた達の目は死んでいなかった。体力が尽きて、体が上手く動かなくなっても、闘志は最後までなくなっていなかった。無様な姿を晒しても、泥水をすすり、涙にまみれる姿を晒しても、あなた達は誇りを見失わなかった!自分に勝っていた!」
八幡「覚悟するものは美しい。普段、すました顔をしてお高く止まっている姿よりも、今のお前達の方が何倍も美しい。胸を張れ!雪ノ下、由比ヶ浜!見事な覚悟だった!後は戸塚や材木座、それにテニス部に任せろ!」
二人は泣き張らした目で自分の仲間達に目をやる。
男テニ部員達と材木座は二人を囲み、その頭や肩を叩いてその健闘を称えた!
そこに疚しい気持ちを持つ者は皆無だ。
雪乃「みんな…」
結衣「ありがとう…」
戸塚「後は任せて!さぁ、雪ノ下さん達の頑張りに応えよう!関内君!瀬谷君!頼んだよ!」
関内&瀬谷「おう!」
二人の戦士がコートの中に入っていく。
八幡「良くやったな、二人とも。俺はその覚悟に尊敬する。この負けを…忘れるな」
静「また、明日から特訓だからね」
俺達は二人の頭をポン♪と叩いた。
←To be continued
原作とは大きく変わってきた本作のテニス勝負。
変わっていくユキノンとガハマさん。
だんだんと黄金の精神が宿っていく彼女達。皆さんにはどのようにうつっていますか?
次はテニス部が魅せます!
なお、青葉、泉、伊勢崎、関内、瀬谷の五人は本作オリジナルです。
全員、戸塚にちなんで横浜市の地区から取りました。
本牧を入れたかった所ですが、原作いろはが率いる生徒会に既に使われていましたので諦めました…
残念!