魔法少女は今日も歩く   作:魔法使いK

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読者サービスではない。繰り返す、読者サービスではない。
なんのこっちゃと思ったなら言っておこう、今話のことだ。別にR-18でも無いと思ってるからな?あんなのハイスクール(DDもオブザデッドも)じゃよくあるし(震え声)
別に大晦日だからサービスとか考えてないし。

PS 内容とかストーリーとかできてんのに、タイプすんのが怠いとかって俺だけですかね?


第6話

 ──果たして切り捨てたそれに意味はあったのか。

 

 ぼんやりとした脳で男は考える。

 鈍い金の髪に安物のシャツとズボン。ぱっと見はそこいらにいる会社員だろう。見た目の若さを加算して二年目と言った所か。

 

「………………」

 

 真っ昼間の路地裏、そんな辺りに沈む死体の山。これを作ったのは自分である。

 ありきたりなスーツを着た者からローブを纏った者まで、老若男女差別なしに積み上げた死体。

 一切の良心の呵責無しに行ったのは自分である。

 躊躇いも無く斬ったのは自分である。

 理由も無しに斬った訳ではない、仕事である。本業、殺し屋。と言う訳でも無いが、仕事である。

 理由は知らない、知る必要もない。

 この死体達がどんな悪事を働いたとか、どんな善行を行ったとかどうでもいい、なんせ死体なんだから。

 

 なんとなしに手に持った剣を三度程振ってみる。

 

「……なんかなぁ、なんか」

 

 ────変だよなぁ。

 音もなく振り抜かれた剣撃は相も変わらず鋭い。むしろ音もなく、風すら切り裂いて降られるそれは全ての剣士の夢想の果てだろう。

 現代に剣士なんて時代錯誤な者があとどれだけいるかは不明だが。

 兎にも角にも違和感である。やっぱりどこか変。少なくとも斬った物に意味を求める位には変。

 こんな惨状を作り出しといて言うのもなんだが、いや、むしろ作ったからこそなのだがやっぱり変。

 剣を見る。

 これまた自分には似ても似つかない虹色の燐光を携える流麗な十字剣。血による錆びもなく綺麗な鋼を月光に晒すのは普段の手入れの成果か。

 まあ、剣なんて斬れればなんでもいいんだけど。

 下ろした視線をそらすと死体の一つと目が合った。元は美人さんだったのか整った顔立ちの女性の生首。

 体はどれだろうか。全部頸落としちゃったから、よくわかんないな。

 

「あ、あああ。よくも、よくもよくもよくもよくも!」

 

 不意に声がした。

 振り向く。

 

「なんでなんでなんでなんで、なんで斬った! 彼女には子供がいたんだぞ!」

 

 男がいた。黒いローブに身を包んだ如何にもな魔術師。魔法使いじゃないって思ったのはなんとなく、気配的に厄介そうだから。生き残りだったのかな。

 でも、そこまで脅威的でも無さそう。

 カタカタとまるで壊れた人形みたいに震えながら男はこっちを睨んでた。悪鬼の様に顔を歪ませながら、表情に殺意をぶちまけながら男の視線はこっちを捉えて離さなかった。

 ぼんやりとした青い自分の目が男を見据える。

 

「だいたいっ、新興魔術結社であり革新派魔術結社である貴様ら『久遠の風』が何故我等『嘆きの王冠』を攻撃する!? ワルプルギスもあるのに正気か!」

「……いや、さぁ」億劫だが口を開く。ぼんやりと口を開き言葉を紡ぐ。「どうしたも、こうしたも、さ。────上から言われて斬ってるんだけど」

 

 あ、駄目だ。質問の答えになってない。

 

「だから、何故だと聞いているんだ──!!」

 

 面倒だなぁ。

 視線をそらしながら愚痴を内心吐く。

 別に自分は偉い人では無いのだ、そんなのはうちの偉い人にでも聞けばいいだろうに。自分はただ男達を斬りに来ただけなのだから。ぼんやりと怒る。

 そう言えば、と自分とは違いしっかりとした友人の事を思い出した。ぼんやりとし過ぎてよく思い出せないが、確か昼から別の仕事があったような、なかったような。

 こう言う時には用事なんて無いと判断した方が楽なのは今までの経験則、思い出せないならそれに頭を悩ますのは馬鹿と言うものだ。

 

「もういい、もういいもういいもういい!!」

 

 気付けば男の事を無視していたのか、狂乱したかのように男が呟く。いや、元からか。

 なんでこんなに落ち着きが無いんだろう、この死体の中に恋人でもいたのかな。どうでもいいけど。どーせ斬るけど。

 

「貴様は殺す、八つ裂きだ。四肢の全てをもいでやろう────!」

 

 限界まで開かれた眦が、乾ききって赤く染まった瞳を晒す。

 懐から取り出したのは杖。既に術式の構築は済ませてあったのか、収縮されていたそれが一気に展開される。

 透明なラインが中空に図式を描くそれを眺めて術式を予測。──体内魔力(オド)を源泉とした奇跡模倣式。なるほど、革新派でもそれなりの魔術結社なだけはある。体内に四方を築き、方向に適応した人工天使による奇跡代行。

 なるほど。なるほど。

 へー、ふーん、ほー。

 

 

 

 ────狂ってるなぁ。

 

 

 普通なら天使を四方全て分に体内構築したりしない。召喚をして呼び込んでも大抵は一つだ。

 流石は革新派なだけはある。同じ革新派の自分が言うのもなんだが、冒険し過ぎて訳がわからない。

 理解の範疇に無い。

 

「《誰が神のようになれようか(ミカエル)》ゥゥゥウウウウ!!!」

 

 起動言語であろう文言を男が叫ぶ。

 同時に、無色で描かれていた術式図が四方元素で言うところの火、つまり赤に染まる。感情もエミュレートされてるのかどす黒い赤が視界を染め上げた。

 

「……あらぁ、タルムードかぁ。ユダヤの方面の解釈って事かぁ。竜殺しの天使だなんてまた凶悪なもの引っ張りだしたなぁ」

 

 男から溢れる体内魔力(オド)が肌をうつ。

 

 ありきたりだが、まず使わない天使。

 己の善性でも肯定させて、守護者としての体で召喚したのだろうか。

 見る。

 深く、注意深く。

 そうして見極めて。

 

 ──いや、むしろ竜が悪の象徴であるからこそグノーシス主義でも取り入れて物質破壊とか合わせてる様に思えるなぁ。戦士としてのミカエルかぁ。こんなの教会の連中が見たら即座に火炙りだ。そのぐらいにはイってる。

 

 男が短杖を振るう。

 連動して術式が集束、剣を形作る。図式と文字で構築された異端の術式が形を表した。

 こんなんだったらさっさと斬れば良かったかもしれない。これ四方がどうこうとか、元素がどうこう、とかじゃなくて概念的な奴だ。

 つまり、

 

 

 ────最悪だ。

 

「死ねぇぇぇええええ!!!」

 

 男が掲げた杖を降り下ろす。天使を四体も降ろしたからか、まるで死にかけの病人の様に男の肌は青白かった。

 再び杖に連動して、今度は異形の剣が降り下ろされる。風をきって、容赦なく降り下ろされる。

 不味いなぁ、予想以上に強いなぁ、これはヤバイかもしれない。うん。ぼんやりと考える。

 まぁ、でも。

 

「────」

 

 

 ────斬れるんだけど。

 

 赤が弾ける。

 剣を形作っていた図式が、注がれていた体内魔力(オド)が、────男の血が。

 

「────ん、よし」

 

 全ては一刀両断だった。一刀破断だった。

 全部纏めて斬った。術式も男も、全部。

 振り抜かれた剣撃の跡を虹色の燐光が辿る。

 一瞬にして切断され、事態の把握もできないまま死んでいった男の頸が、宙を舞う。

 断殺。

 刹那にて男の命は絶たれた。

 音は無かった。相も変わらず綺麗な剣撃。自分で自分を褒めてやりたい、今度はちゃんと出来た。

だから、よし。

 やっぱりあれだ、斬り応えだ。やっぱり。

 ぼんやりと思考。

 今回は中々に強敵だった、危なかった様な気がする。後少し降るのが遅れてたら死んでたのは自分だろう。まぁ、こんなギリギリだったのも自分がぼんやりとしていたからなのだが。

 とにかく、とにかくこれで全部の筈。そう言えば男がなんか聞いてきた様な気がするけど、やっぱりぼんやりとしてたせいか思い出せない。多分どうでもいいことだ。

 

「──やぁ、ハイネ」

 

 なんて考えてると後ろから声がかかる。

 あら、今の今まで気付かなかった。

 これは不味い、油断のし過ぎだ。いくらぼんやりしてる自分が思考に没頭してるからって、これが敵だったら死んでるよ。

 

「あぁ、ええと、そう。マリナか」

「Exactly! そうとも、君の友人であり親友のマリナさ!」

 

 あぁ、やっぱり。

 

 ──きっちりとした自分の親友がいた。

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

「なんていうか、こう、普通だな」

 

 ぽつりと言葉が漏れた。

 先程買ったクレープにかじりつきながら、そうクレアは呟いた。

 手に持ったクレープから噛み千切ったそれが鮮やかなフルーツとクリームの味を舌に伝える。イチゴのクレープを買ったのだが、正解だったようだ。美味しい。

 目の前には遊園地。

 遊園地があった。

 観光都市だからか、それなりに大きな施設だ。広さもそれなりにあるのか遠くの上空にジェットコースターのレールが見える。特に取り上げる所のない看板、客はそれなりにいるのか平日ながらに賑わっていた。

 

「お、おぉー…………」

「……いやぁ、はじめて見たけど凄いもんだ」

 

 隣からあがる感嘆の声。

 無論、タカミチとアスナである。身事情から考えても世間知らずな二人、はじめて見た遊園地に感動していた。

 結局、クレープ屋に行った後、特に用事も無く街を回るしかなかった三人はクレープ屋に張られてたビラを見て遊園地に来たのだ。

 本音を言うと。前日襲ってきた集団に混じっていた、恐らく現地の魔術師であろう人物について調べたかったのだが、元来の性格とその立ち位置から知り合いの少ないクレアに部外者であるタカミチでは情報など集められ無かったのである。

 もしも仮にここに少年少女のもう一人の友人がいれば、情けないなんて事を言いながら楽々情報を集めてみせたであろうことは想像にかたくない。

 結果、遊園地である。

 

「そーいや、何年ぶりたろうか。遊園地なんて」

 

 懐かしいなんてもんじゃないな、言いながら陳腐な看板を見る。看板にはシビリアパークとなんの捻りもない文字が踊っていた。

 ふと胸をよぎる冷たさ。寂しさとも、郷愁とも呼べるそれは久々に感じたものだった。もしかしたらこの体に産まれて以来初めてかもしれない。

 思えば、転生前含めてかなり久々では無いだろうか。

 『生まれ』て直ぐの頃には無いし、その後も無かった。となると前世の、それもかなり幼い時以来だ。

 そう考えると俄然期待とも言えるものが鎌首をもたげてくるのを感じた。

 ふと、視線を感じる。二人がこっちを見てた。

 

「……なんだ」

「いや、ねぇ」

「はやくっ、はやく遊園地っ、かきゅーすみやかにっ」

 

 にやにやとこちらを見る目。理由もわからず戸惑う以前にぶすっとしてしまうのは生来の性か。

 

「なんか君がノスタルジックに浸ってたようだから」

「………………はぁ?」

「はりーっ………………はりーはりーはりーっ。はーりーぃー」

 

 呆れた。そんな色の混じった声がクレアの口からでた。

 彼女からすればそのノスタルジックこそ感じたものの、それを感じる土地は、世界は、既に失われたものだ。彼女風に言うならば失われたものの代理品など無いのだから、彼女の産まれ故郷であるこの世界の日本になど未練は無いのであって。

 つまりタカミチの想像する様なものては無いのだ。

だがそんなのを理解できる人間などまずいない。

 故にタカミチは「あれ、違った?」と首を捻りながら苦笑。

 彼からすれば久々に会った昔馴染みが綺麗になっていたかと思えば、引きこもりになっていた挙げ句、ノスタルジックに浸ったので気を使ったのである。そんな風に反応される謂れは無いと思うのだが。

 まぁ、昔からよくわからない相手だ。少なくとも怒っては無さそうなので流そう。

 それに、気付けば遊園地に視線を固定したアスナが二人の袖を引っ張っていた。

 

「────遊園地はやくっ!」

 

 いつの間にかクレープを食べ終わっていたのか、口元にチョコをべたべたさせながらこちらに振り向いて言う。ちらちらと視線が後ろを向くのはそれだけ興味を引かれたからか。

 二人して視線を合わせる。

 微笑。

 少しばかり感情の発露が著しい気がするが、良いことに変わりはない。

 

「じゃあ、行こうか」

「そうだな、……っとちょっと待て。アスナちょっと来るんだ」

「んー?」

 

 ちょっと持っててくれ、とタカミチにクレープを渡してハンカチを取り出す。

 と、そのまま素直に近寄ってきたアスナの口元にハンカチをあててチョコを拭う。

 

「これで、よしっと。ごみは?」

「はい!」

 

 そのまま流れる様にごみを回収。残り少ない自分のクレープもタカミチから受け取って二口で食いきる。

 わずか数秒で食いきるその様は板についた動きだった。

 

「凄いなぁ、まるでお母さんじゃないか」

「クレアがお母さん……?」

 

 感心したようなタカミチの声。エベレストよりも大きいクレアの自尊心が刺激される。

 

「ふん、まぁな。幼馴染みの世話には小さい頃に手を焼かされたよ」

 

 どこか懐かしむ様な声。だが本人にとっては大した事ではないのか、つまんなそうに言った。

 

「ふーん、幼馴染みってどんな人なんだい──って君もじゃないか」

「む?」

 

 なんだ、と首を傾げるクレアにタカミチは溜め息。締まらないと言うか、なんというか。クレアの口元にはクリームがついていた。

 何年も前にとある王女に言われて習慣にしたのが幸いしたのか持っていたハンカチを取り出す。

 

「ほら、じっとして」

「何を、ちよ──むぐっ」

 

 同じぐらいの身長だからか屈む必要は無かった。真っ直ぐに腕を伸ばしてクリームを拭う。

 

「────よし、取れた」

 

 これでよし、そう言ってハンカチを仕舞うと。ぽかーんとしていたクレアは瞬きを数回し、

 

「あ、ああ。うん、すまないな」

「まったく、昔から変わってないって言うか。なんていうか。君は相変わらずおっちょこちょいだな」

 

 にこりと、相も変わらずそそっかしいクレアにタカミチが笑う。タカミチは少しばかり、昔と変わっていない昔馴染みの姿に安心した。

 なにせこんなにも綺麗になっているのた、僕の知っているクレアはもういないんじゃないか、なんて考えてしまうの致し方無いだろう。

 いかん、そう考えると急にタカミチは意識しはじめている自分に気付いた。

 首を振る。

 よくも悪くもさっきの行いは軽率すぎた。

 相手が気にしてないとは言え、クレアは同じ年頃の少女とは違い豊満な体つきの、それも絵にかいた様な美少女だ。逆によくも今まで意識しなかったものだ。

 

「──いや、違う違うぞ。そうじゃない落ち着けタカミチ。クレアはクレアだ、そうクレアだ。いくらどんなに美人でも気紛れで呪いをかけてくるクレアだぞ」

 

 呟く。

 ヒートアップしそうな思考をタカミチは無理矢理打ち切った。

 何となくだが、それから先を考えるのはまだ早いような気がしたのだ。

 視線を正面に直す。未だクレアは壊れたまんまだ。

どうしたものか、そうタカミチが考えると。

 

「────じゃあタカミチがお父さん?」

 

 落ち着いた思考が再びフラッシュバック。思わぬ伏兵からの奇襲だった。奇襲すぎて致命傷だった。

 ぎぎぎ、と錆び付いたロボットの様に顔を動かす無邪気な顔をしたアスナがいた。

 本人は気楽なものなのか「ならわたしが娘……?」とか「いや、血縁がないから養子……? それともコンガイシって奴なのかな?」なんて言ってた。

 い、いやそうじゃなくてだね。

 そう言おうとしとタカミチの耳に新たに言葉が入った。

 

「け、けけけけけ結婚!? ななな、なにを馬鹿な!」

 

 噛み噛みの慌ただしいそれは、聞き覚えのあるそれだった。出来ればいっそのこと全く知らない人の方がまだ楽だった。

 視線を戻す。そこには真っ赤なクレアがいた。

 耳まて真っ赤に染めて、茹でた蟹のような顔のクレア。今にも爆発するんじゃないかってぐらい赤かった。

 

「ちょ、落ち着いて──」

 

 そういって手を伸ばして肩に触れようとして、

 

「おれの方がはやいぜー! おっさきぃー!」

「ジョンもはやくこいよぉー! ふだんから本ばっかよんでるからおそいんだよー!」

「おそい……? このおれがおそい? このおれがすろーりぃ? 冗談じゃねーっ!!」

 

 兄弟なのか、小さい子供が足元を颶風の如く走りぬけ、それを避けようとし、つんのめる。そのまま体勢を崩し。

 

「──あ」

「────!」

 

 むにゅん。と両手に柔らかい感触がした。

 ずぷり、と指が沈んでく柔い感触。

 ふわふわでいながらもちもちなそれ。マシュマロの様な、弾力がありつつも柔らかいそれはタカミチにも簡単に予想できるものだった。

 思わずの形で指がかかったからか思わず指が動き、それを鷲掴む。「ひんっ」と声がした。

 不味いと思い手を離そうとするが吸い込まれる様にくっついた手は簡単には離れなく、逆に揉みしだく形となり。柔らかいそれか歪に形を変える。

 

「っ、くう……!」

 

 熱をもった声が上から聞こえるのを聞いて、冷や汗が流れる。いや、さっきから冷や汗は流れていたのか。とにかく冷や汗が止まらない。

 思わず視線が上がり、──涙目で口許をひくひくとひきつらせたクレアと目が合った。

 口は勝手に動いた。

 

「あ、あはは。えっと、──大きいね?」

「この馬鹿がぁ──────!!」

 

 直後。それはもう綺麗なストレートが己の頬を狙って穿たれるのをタカミチは意識の最後に見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ほんとに俺だけかね?

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