「おめでとう出久君!ついに体ができたようだ。」
その言葉を聞いた僕はあまりの嬉しさに涙があふれた。
あれから3ヶ月の月日がながれた。僕の細いかった体は、筋肉がつきたくましくなっていた。ついに僕の体は完成した。やった!ついにやったんだ。
この3ヶ月本当に辛かったぁ。ある時は巨大な動物に追いかけまわされ、またある時は森の中で迷子になり、そして重りが巨大な岩になった時はもうダメだと思った。今思えば良く生きてたなぁ!
「おいおい何を泣いているんだ。」
「だってこの辛かった体つくりの修行が終わったと思うと嬉しくて!」
「何を言っているんだ泣いてないでシャキッとしろ!」
「は、はい!」
「よし!それでは覇気の修行を開始する!」
その事を聞き、ついに覇気の修行が始まるんだと一気に緊張が高まる。
すると師匠が僕に布切れを渡してきた。
「なんですか?これ。」
「目にまきなさい。」
僕は、言われたとうり目に布切れを巻き終わると師匠が言ってきた。
「何も見えないだろう。」
「こんな何も見えない状態でいったいなにをするんですか?」
「見聞色の覇気は相手の気配を感じ相手の行動や目のとどかない場所にいる人数その位置などを感じる力。だからこそ目を隠すことでより強く感じることができる。」
「なるほど!でもこんなこといきなり言われたってできませんよ!」
「全身を研ぎ澄まし気配を感じるんだ。」
そう言われて僕は、集中力を高めるすると数分後少し動物や師匠の気配を感じ感じられるようになった。
目隠しを取り外した。
「師匠少しだけですが気配を感じられるようになりました。」
師匠に報告すると師匠は驚いていた
「どうしたんですか?」
「いや君の才能に驚いていたところだ。」
「さ、さいのう?!僕にどういうことなんですか?」
「いやこの見聞色の覇気は気配を感じるのに、それなりの時間がかかるはずだった。だが君はほんの少し時間で気配を感じられるようになった。君はこのまま修行を続けていくと凄い覇気使いになれるかもしれないな!ハハハハハ」
「ありがとうございます!師匠の期待応えられるように頑張ります!」
「そうだな頑張ってくれ。よし!次は武装色の覇気だ!この間も言ったように見えない鎧を纏うイメージだ!」
見えない鎧を纏うイメージイメージダメだできない。だが、あきらめるわけにはいかないもう1度だ!それから数時間後ついに僕の腕が黒く変色した!
「やったぁ!できました師匠!」
「よし!ならそのままこの岩を殴ってみなさい。」
「わ、わかりました。」
武装色の覇気を纏った腕で岩を思いっきり殴った。そして岩が割れた!
「師匠!岩が割れました。僕が割ったなんて信じられないです!」
「ハハハハハ・・大袈裟だな!今のイメージを忘れないように!」
「わかりました!」
「これからは見聞色と武装色を重点的に鍛えていく。今までよりも厳しくいくからな!覚悟しておけよ。今日はここまでだ。」
その言葉を聞き僕は、これから起こるであろう地獄の修行に絶望しながら家に帰った。僕は、これから生きていけるのだろうか?