あの受験から一週間の時間がたった・・・未だ雄英高校から合格通知は届いていない筆記試験の方も大丈夫だと思うだがやはり心配だなぁ・不安になっていると母さんの焦った声が聞こえてきた。
「出久!!来たよ!!来てたよ!!雄英から!!」
そう言う母さんから通知を受け取り部屋に入った緊張しながら通知を開封した。すると部屋の中に声が響いた。
「私が投映された!!」
「オールマイト!!?何で雄英からの通知に?」
「今年から教師として雄英に勤めることになったんだ!!」
オールマイトが!!雄英に!!そう聞き驚いているとオールマイトが試験結果を発表した。
「君は実技86ポイント!!そして筆記もとれていた、それに先の入試で見ていたのは敵ポイントだけじゃない!!」
敵ポイントだけじゃない?どういう事なんだ?そう疑問に思っているとオールマイトが説明してくれた。
「レスキューポイント!!それは救助活動を取った受験生に与えられるポイント!!さらに審査制!!我々雄英が見ていたもう一つの基礎能力!!緑谷出久!!60ポイント!!合計146ポイント!!文句なしの1位合格だ!!」
その言葉を聞き涙が溢れた無個性の僕が1位なんて嘘みたいだ!!オールマイトが僕に向かってこういった。
「来いよ緑谷少年!雄英が君のヒーローアカデミアだ!!」
「はい!」
師匠にも報告しないとな!
その頃雄英高校では・・・
「実技試験総合成績が出ました。」
「この1位の緑谷くん凄いな0ポイント敵をぶっ壊して総合146ポイントで断トツ、トップ!!100ポイント越えなんて雄英初だぞ!!いったい何の個性なんだ?」
「今調べます!でました!え・・・」
調べていた教師は啞然としていた。
「どうしたんだ!いったい何の個性なんだ早く言え!」
一人の教師が言うと啞然としていた教師が言った
「緑谷君は無個性です!!」
その言葉にこの場にいた全ての人が驚いた。
「無個性だって!ありえない!!あのパワーにスピード冷静な判断力!!それに空飛んでいたのはどういうことなんだ!?個性だろう!!」
その後も雄英では出久の事について色々話題になった。
合格通知が届いた翌日僕は師匠を訪ねていた。
「師匠!!雄英高校に1位で合格しました!」
「そうかそれは良かった!!それで入学はいつからなんだい?」
「入学式は3週間後です。」
「そうか、ならこの3週間でさらに技の精度を上げる最後の修行だ!!覚悟はいいか?」
「はい!!」
そして僕の最後の修行が始まった!
学校にも合格を伝えに行った。その時にかっちゃんに校舎裏に呼び出された!
「おい!!テメェがどんな手使えば雄英に受かるんだぁ!!!!お前のせいで俺の計画がズタボロじゃねーか!!!他行けって言っただろーが!!!!」
僕の胸ぐらを掴んで怒鳴ってきた。昔の僕ならここでかっちゃんにビビっていただろう。けど今の僕には関係ない!!僕はかっちゃんの腕を掴み振り払う。
「僕はもう君にビビッてた昔の僕じゃない!僕は努力し勝ち取ったこの力で雄英に行くんだ!!もう君を恐れない!じゃあ僕は行くよ。」
そう言い僕は睨んでくるかっちゃんを無視してこの場から立ち去った。
その後3週間はあっという間に過ぎていった。そして入学の朝・・僕は師匠を訪ねていた。
「出久君!この3年間本当によく頑張ったな!」
その言葉を聞き僕の目から涙が溢れた。
「はい!辛いこともありましたけど師匠のおかげで無個性の僕があの雄英に入ることができました!!」
「いや君が努力をしたからこその結果だ。」
「本当にこの3年間ありがとうございました!この力でナンバーワンヒーローになって見せます!!」
「そうか楽しみにしている。また何かあったらここに来なさい。私はいつでもここに居る。」
「はい!では僕はそろそろ行きます。」
そう言い雄英に向かって歩き出した。すると後ろから師匠の声が聞こえてきた。
「頂点まで行ってこい!!!」
はい!まずは雄英で1番を目指して頑張っていこう!
そして僕の高校生活が始まった。
雄英高校に着いた僕は自分の教室へと向かっていた。やっぱり雄英は広いなぁそう思っていると1-Aの教室についたドアもデカいな!驚きながらドアを開けると・・・
「机の上に足をかけるな!雄英の先輩方に申し訳ないと思わないのか!?」
「はぁ!!思わねーなどこ中だ端役が!!」
かっちゃんと入試の時の眼鏡の人が口論していた。まさかこの二人と同じクラスなのか・・・なんだか不安になってきたな。そんな事を考えている間も口論は続いている。
「俺は聡明中学出身、飯田天哉だ。」
「聡明~~~!?エリートじゃねーかブッ殺し甲斐があるな。」
かっちゃん・・・ヒーローが殺すとか言ったらダメだろ飯田君もそう思ったのか、
「君ひどいな!?殺すなんて本当にヒーロー志望なのか!?」
その様子を見ていると飯田君は僕に気づいたのか話しかけてきた
「俺は・・」
自己紹介を飯田君がしようとしてくるがさっき聞いていたので僕から自己紹介した。
「聞いてたよ!僕は緑谷出久よろしく飯田君!!」
「君は実技試験の構造に気づいたんだな。俺は気づけなかった君のほうが上だったようだ。」
飯田君は真面目だなぁ。それに試験のことは僕も気づいて無かったんだけどな!そして飯田君と喋っていると後ろから声が聞こえてきた。
「あ!君は地味めの!!」
あ、あの時の女子!!同じクラスなんだ!!
「あの時はありがとう!受かってたんだね!」
「いや気にしないで!僕も入試の朝助けてもらったからね。」
そう話していると声が聞こえてきた。
「お友達ごっこがしたいなら他に行けここはヒーロー科だぞ」
「「「「「なんかいる!!!!」」」」」
寝袋に入っている人が教室に入ってきた。
「静かになるまで8秒かかりました。君たちは合理性に欠くね」
先生なのか!?じゃあ見たことないけどプロヒーロー?そして先生?は自己紹介をし始めた。
「担任の相澤だよろしく。」
担任だったのか!こんなにくたびれた人が!?
そう驚いていると相澤先生が体操服を僕達に渡してきた。
「さっそくだが、それを着てグラウンドに出ろ。」
言われた通りに体操服に着替えグラウンドに僕達は集まっていた。
「個性把握テストをこれから始める。」
そう聞いた一人の生徒が言った。
「入学式は!?」
「ヒーローになるならそんな事をしている時間はない。」
「テストの内容は中学の体力テストと同じ違いは個性を使うか使わないかだ。」
相澤先生はそう言うとかっちゃんを呼んだ
「おい!!爆豪中学のソフトボール投げ何メートルだった」
「67メートル」
「じゃあ個性使ってやってみろ思いっきりな。」
「死ねぇ!!!!!!」
そう言いながら爆風にのせボールをはるか遠くに飛んでいった。というか何で死ねなんだ?
そして記録が出たようだ。
「まずは自分の最大限を知れそれがヒーローになる為に必要なことだ。」
かっちゃんの記録は705メートルだった。そしてみんなが騒ぎ出す。
「705メートルとかマジかよ!」「面白そう!!」「さすがヒーロー科!!!」
などの声が聞こえてくる。僕・・・無個性なんだけどこのテスト受けていいのかな?そんな事を考えていると相澤先生が言い出した。
「面白そうか、よしならこうしようトータル成績最下位の者は見込み無しとし除籍処分にしよう。」
そんないきなり入学初日だぞ!!それに相澤先生の目マジだ!!最下位じゃなくても見込みがない人は除籍処分になるかもしれない!!
「最下位除籍って!入学初日に理不尽ですよ!!」
「理不尽を覆すのがヒーローだ 」
「プルスウルトラ・全力で乗り越えてみろ。」
よし!気合いを入れないとな!そして個性把握テストが始まった。