「じゃあ行きましょうか」
「うん!全速前進!ヨーソロー!」
「零斗くんも」
「はいはい分かってるって」
梨子の一言で皆が部活に向かう。学校のために何をするかまだ決まってないのだが
教室を後にしようとした時
「何?あれ?」
「すごい…」
「神様?」
他のクラスメイトが窓に集まり騒いでた。
「どうした?」
「あ、あれ」
零斗は生徒が指さした方を向く。すると
「おい、なんだよあれ」
[やつは一体…]
そこには目を疑うほどの大きさの1人の女神が立っていた。
体の周囲から眩しいほどの光を放ちこちらを覗く
もしかしたらウルトラマンの味方なのかもしれない
「何!あれ!」
「女神様かな?」
千歌と曜はその女神をまじまじと見ていた
「ちょっと気味が悪いわ」
しかし梨子はあまりいいように思ってはいなかった
(そうだ…梨子ちゃんの言う通りだ…)
あいつが味方である証拠はない。今できることは
「みんな!とりあえず逃げるんだ!あいつが味方かどうかわからないだろ!」
零斗はクラス中に言った。
すると我に返ったようにみんな教室から出て行った。
「零斗くんも逃げよう!」
「俺は逃げ遅れた人がいないか見て来る。お前たちはルビィちゃんたちと合流して避難場所に行くんだ」
「で、でも…」
「心配するな。俺も後で行くから」
「…分かった。じゃあ待ってるね」
千歌は心配そうに教室を出る
「気をつけてね。零斗くん」
「待ってるから」
「ありがとう梨子ちゃん。曜も」
そうしてクラスに誰もいなくなったのを確認しウルトラゼロアイを取り出す
「[デュア!]」
ーーーーーー
[おいお前、何者だ!]
ゼロは巨大な女神にそう問うがゼロをみて微笑んでいるだけだ
[けっ!無視しやがって]
逃げているなか見覚えのある人が見える。
「おーい!花丸ちゃーん!ルビィちゃーん!善子ちゃーん!」
「ヨ・ハ・ネ!!」
「無事だったんだね!よかった」
「理事長!それにダイヤさんまで!」
「皆さん!そんなことより早く校庭に避難してください!」
「校庭で大丈夫なんですか?」
「建物の中では壊された時に下敷きになってしまいます」
そういうところはちゃんと考えられているようだ。
「千歌さん。零斗さんは?」
千歌はルビィの質問に答えずらそうにすると
「零斗くんは後から合流するって言ってたよ」
梨子のフォローがはいる
「あ、千歌ちゃん!梨子ちゃん!ウルトラマンゼロだよ!」
千歌と曜と梨子はお互いに顔を見て見合わせている。
「ウルトラマンゼロって何ですの?」
理事長にダイヤに1年生の3人はゼロの名前は知らない
「そこのにいる赤と青の巨人です」
「おぉう!クールですねぇ〜!」
ーーーーーー
[ワイドゼロショット!]
ゼロは光線を放つ。するとその女神は片手でゼロの光線を受け止める
[…っ!]
しかし攻撃をしたゼロに反撃をする仕草をみせない
(まさか本当に敵じゃないのか?)
そう思いゼロは少しずつ女神に近づいていく。そのとき
女神から光線が放たれる。
[ぐぅぉぉぉ!]
不意打ちで回避することができなかった 。ただが一発でゼロのカラータイマーが点滅を始める
しかしこれではっきりした奴は敵である
(ゼロ!ニュージェネレーションカプセルを!)
[ああ、わかってる]
しかしゼロがそれを使おうとすると女神はゼロの体を操り始めた
「[な、なんだ?]」
ある程度の高さまで上げられそのまま地面に叩きつけられる
[…くっそ…]
「ふははははははははははははははははっ!!」
女神は不気味な笑いを上げる
ゼロが立ち上がった瞬間、女神から波動弾が放たれ周りの建物が風圧で壊れていく
[ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!]
信じられないほど吹き飛ばされるゼロ
浦の星より遠くに飛ばされてしまう
「ゼロ!…っ!」
「「千歌ちゃん!?」」
「どこへいくのです?」
「ゼロを助けに!」
「あなたが行ってどうにかなると思っているのですか?」
「そ、それは…」
ゼロのもとに行こうとする千歌だがダイヤに止められる
「信じましょう…ゼロの勝利を」
「ウォォォォォォォォォォォォォ!!」
ウルトラゼロキックをしながら女神に向かうゼロ
しかしその攻撃を放った光線で相殺する
[なに?]
女神は光線の威力をあげその光線をもろに受けてしまい浦の星の近くで倒れてしまう
(くっそ…こんなに強いとはな…)
[すまねぇ…零斗…]
ゼロはそのまま消滅してしまう
「ふはははははははははははははははははははははっ!」
笑い声を上げその女神は姿を消す
ーーーーーー
「…………………と…………………………………ん………………………………れ………………くん…………」
誰かの声で意識が戻ってくる
少しずつ目を開くとそこには千歌の姿があった
「…………ちか?」
「零斗くん!?」
「どうして…ぐっ…!」
起き上がろうとすると全身からものすごい激痛が走る
「大丈夫!?無理しないで」
そうして周りを見渡すとAqoursメンバーに理事長にダイヤも近くにいた
「よかった…このまま目を開けなかったらどうしようかとおもったよ…」
「本当に心配したんですよ。零斗さん」
「みんな…すまない。でもどうして?」
「あの天使が消えてからみんなで零斗くんを探したんだよ」
「そしたら道路に倒れているんですもの。ビックリしましたわ!」
あの女神のような奴と戦って気がついたらここに…
「ゼロは!ゼロ!」
ブレスレットを確認すると石化していた
「ゼロは消えたの…」
「うそ…だろ?」
「本当よ…」
曜と梨子は俯きながらそう告げる
「………」
「こうなったら、私の力で!…………」
善子のいつもの癖が出るが誰も反応できない
「くっそ…」
ーーーーーー
あの女神によってもたらされた被害は甚大で皆が復興作業に追われている
「あいかわらずゼロの声は聞こえないや…」
もしかしたらゼロは死んでしまったのではないのかそんなことを考えてしまう
「どうすればいいんだよ…」
「まだだよ。まだ諦めちゃいけない。零斗くん」
「そうだ。お前はウルトラマンだろ?」
声がした。誰かが自分を呼んだ
「た、高山さん?藤宮さん?」
そこにいたのは天才の2人だった。
ーーーーーー
「まさか、あなた達もウルトラマンだったなんて」
「実際は僕達もゼロと同じく別の宇宙からきたんだけど」
「まさかこの世界でもあいつを見る羽目になるとはな」
「あいつ?」
「君が戦ったあの天使さ」
「!!」
「奴は根源的破滅天使ゾグ。見た目はあれだがウルトラマンを抹殺するために存在する奴だ」
「ですけどもうゼロはいない。もうそいつが現れることはないですよ…」
ゼロのいない今ゾグが現れることはないそう思った
「いや、そうとも限らない。それにゼロはまだ死んではいないよ」
「えっ!?」
「君が諦めない限りゼロは戻ってくる。だから諦めちゃいけない。
大丈夫。この世界は滅んだりしない」
ーーーーーー
3日が経ち復興が進む中ゾグはまた姿を現す
その時は部室におり、なぜかダイヤと理事長の鞠莉もいた
「みんな!逃げるんだ!」
「零斗くんは!?」
「俺は…逃げ遅れた人が…」
「…もう隠さなくていいよ」
「えっ?」
「このブレスレット。今は石になってるけどゼロの持ってたのと同じだよね?」
「…いつから気づいてたの?」
「ファーストライブの後かな」
まさかそんな前からバレていたとは
「えっじゃあ曜と梨子ちゃんは…」
「私たちも同じ日にね」
「花丸ちゃん達は…」
「マル達はこの前ウルトラマンがつけていたブレスレットを見たときにね」
「全く。隠すのでしたらもっと上手になさい」
「まぁまぁダイヤは怒りん坊さんなんだからぁ〜」
どうやら全員にバレてしまったようだった
「幼馴染だし。知ってたよ零斗くん、嘘つくの下手だから」
「千歌…」
「みんな…行ってくるよ」
零斗が行こうとすると千歌と曜が抱きつく。
「っ?!」
「必ず帰ってきて」
「私たち待ってるから…」
「わかった。約束する」
振り返るとみんなが笑顔でこっちを見ていた。
「行ってきます!」
ーーーーーー
ゾグの方に走りながら零斗は大きな声で叫ぶ
「なぁゼロ!俺は護りたいものができた!千歌に曜に梨子ちゃん!花丸ちゃんにルビィちゃんに善子ちゃん!それ以外の人もみんなを護りたい!だから俺に力を貸してくれ!ゼロ!」
[あぁ、護りに行こうぜ!みんなを!]
石になっていたブレスレットが砕け、もの姿に戻る
「[行くぜーーー!]」
ーーーーーー
[セア!]
[よお、待たせたな!]
ゼロとゾグは再び向かい合い攻撃を始める
ーーーーーー
「行こう。藤宮」
「あぁ我夢」
我夢はエスプレンダー、藤宮はアグレイターを取り出す。
「ガイアァァァァァァァ!」
「アグルゥゥゥゥゥゥゥ!」
2人の体が光に包まれて行く。
ーーーーーー
[あんた達は!?]
ゼロの横に現れた赤いウルトラマンと青いウルトラマン
(高山さん!藤宮さん!)
「行こう!ゼロ!零斗くん!」
[へへへっ、じゃあ行くぜ!]
「デュアァァ!」
「ドゥアァァ!」
[セア!]
ジードのオマージュを入れました。
次回以降また原作パートに戻ります