輝きのAqoursとゼロ   作:ズラマヨ

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ジードの映画ついに公開されましたね。自分はまだまだ見てないのですが楽しみです


夏への扉

「そいつはもう使い物にならねぇな」

 

「光線の威力が強すぎたのでしょう」

 

「せっかくのダークザギのカプセルがな」

 

ヒビの入った黒いカプセルを眺める1人の男にそう言った宇宙人デスレム

 

「しょうがないですよ。なんせ相手はあのウルトラマンノアでしたから」

 

「まさか神を崇める日が来るとは思わなかったな」

 

太古の昔から全宇宙の平和を守ってきた伝説の巨人ウルトラマンノア

その能力は未知数でM78星雲光の国の伝説の巨人ウルトラマンキングと同等、もしくはそれ以上と言われている

 

「それにしてもあの地球人、私の想像を超えるほどの何かを持っていますね」

 

「ゼロと融合してるあのガキのことか?」

 

「神田零斗くんですね。それもそうなのですがあのAqoursの人たち。もしかしたら零斗くんやゼロを上回る脅威になるかもしれません」

 

「所詮は人間だ。俺の敵ではない」

 

「まぁそうなのですが。油断は禁物ということですよ」

 

ーーーーーー

 

「あーつーいー」

 

「ず〜らぁ〜」

 

「うぅ…天の業火に闇の翼が…」

 

炎天下の中真っ黒のマントを羽織る善子。普通の人より何倍も暑いだろう。なぜこんな日に屋上にいるのかと言うと

 

「ンフフ、さて!いよいよ今日から夏休み!」

 

「サマーバケーションと言えば?」

 

「はい!あなた!」

 

「うぅ…!やっぱり海だよね?」

 

「夏休みはパパが帰ってくるんだ」

 

「マルはおばあちゃん家に」

 

「夏コミ!」

 

みんな想像以上にバラバラである

この時期もっと大切な事があると言うのに

 

「なっ……れ、零斗さんなら分かりますわよね?」

 

「ふっ!当然ですよ。こんなの一般常識」

 

「流石ですわ!ズバリ何です?」

 

「それはもちろん!昆虫採集!」

 

「………っ!ぶっぶーですわ!!

 

「あなた達それでもスクールアイドルとそのマネージャーなのですか!?片腹痛い片腹痛いですわ!」

 

「「「「「「「ごくり」」」」」」」

 

ーーーーーー

 

「いいですか皆さん。夏と言えば?はい!ルビィ」

 

「多分ラブライブ!」

 

「さすが我が妹可愛いでちゅねぇよくできまちたねぇ〜」

 

「がんばルビィ」

 

「何?この姉妹コント…」

 

「コント言うな!夏と言えばラブライブ!その大会が開かれる季節なのです!」

 

夏のこの季節全スクールアイドルにとって重要なラブライブが開催される季節なのだ

 

「ラブライブ予選突破を目指してAqoursはこの特訓を行います!これは私が独自のルートで手に入れたμ'sの合宿のスケジュールですわ!」

 

「すごいおねぇちゃん!」

 

「遠泳10キロ…」

 

「ランニング15キロ…」

 

「こんなの無理だよ〜」

 

遠泳やランニングだけではなく腕立て伏せ20セットや精神統一まである

 

(精神統一って仏道修行じゃあるまい)

 

ついこの間も体力トレーニングを続けたのにまたやらないと行けないのかと皆微妙な顔をし出す

 

「まぁ何とかなりそうね」

 

「「「えっ!」」」

 

(そうだ果南さんは普通の人間じゃないんだ…体力オバケだった)

 

「熱いハートがあれば何でもできますわ」

 

「ふんばルビィ」

 

「この前と言い何でこんなにやる気なの?」

 

「ずっと我慢してただけに今までの思いがシャイニーしたのかも」

 

「何をごちゃごちゃと!さぁ外に行って始めますわよ!」

 

 

 

 

しかし誰も動こうとはしない。流石にスケジュールがハードすぎる

 

「そういえば千歌ちゃん海の家の手伝いがあるって言ってなかった?」

 

「あー!そうだそうだよ!自治会で出してる海の家手伝うように言われてるのです!」

 

「あ、私もだ」

 

「そんなぁ〜特訓はどうするんですの?」

 

「残念ながらそのスケジュールでは…」

 

「もちろんサボりたいわけではなく…」

 

と言ってるもののサボりたいのがバレバレである

ダイヤもそれに気づいているようだった

 

「じゃあ昼は全員で海の家手伝って涼しいMorning and eveningに練習ってことにすればいいんじゃない?」

 

「それ賛成ずら」

 

「それでは練習時間が」

 

「じゃあ夏休みだしうちで合宿にしない?」

 

「「「「「「「「「合宿?」」」」」」」」」

 

「ほらうち旅館でしょ?頼んで一部屋借りればみんな泊まれるし」

 

「そっか千歌ちゃん家なら目の前が海だもんね」

 

「移動がない分早朝と夕方時間とって練習できるもんね」

 

「でも急にみんなで泊まりにいって大丈夫ずらか?」

 

「なんとかなるよ!じゃあ決まり!」

 

ということで千歌の家で合宿をすることなった。確かに効率は良さそうである。そしてダイヤから朝の4時に集合を告げられ皆家に帰宅する

 

ーーーーーー

 

そして夜が明けた次の日

 

ピピピピピピピピピッ!

 

とやかましい目覚ましで目がさめる。寝ぼけた目で時計を見ると3時50分となっていた

 

「…………げっ!やばい、寝坊したぞこれ!」

 

昨夜の時点である程度の準備をしていたがそれでも間に合うような時間じゃない。急いで服を着て顔を洗い歯を磨く

 

「やべーよ、これまたダイヤさんに叱られるよ〜"マネージャー失格ですわ!"とか言われちゃうぞ〜」

 

朝食を食べる暇などなかったので食パンをくわえながら家を飛び出す。ラブコメのワンシーンでよく見るやつだ。だが別に学校に向かうわけではないので女性と交差点で衝突なんてあるわけない。そもそも何時だと思ってるんだ

 

「お願いゼロ力を貸してくれ」

 

[しょうがねぇな〜]

 

ゼロが体を操りとてつもないスピードで海の家を目指す

 

 

 

 

 

「うおーー!!とうちゃーく!」

 

ようやく到着した。その時点で時刻は4時10分で結果としては間に合わなかった。がふと冷静になると違和感を感じた

 

「あれ?誰もいない…いや、いた1人だけ」

 

そこには涙目をした花丸が1人で体操座りをしていた

 

「お、おはようございます。花丸さん。お早い到着ですね」

 

「れ、零斗さん…………遅いずら!!マネージャー失格ずら!!」

 

「うぅ…申し訳ないです」

 

まさか花丸に怒られるとは想定外だった

 

「というか誰も来てないのか?」

 

「マルはちゃんと時間通りに来たのに誰もいなかったずら」

 

「はぁ…何だよみんな結局遅刻かよ」

 

こんなことならもう少し寝ておけばよかったと少し後悔したがそれは花丸に申し訳ない

 

「朝早く起きたから眠いずら」

 

「海の家で少し寝てきていいよ。遅刻してきたから責任とって俺が待ってるよ」

 

「いやそれは悪いずら」

 

「遠慮しなくていいよ。これから忙しくなるんだか出来るだけ休んだ方がいいと思うぞ」

 

「おぉ〜まるでマネージャーみたいずら」

 

「マネージャーだよ!」

 

ーーーーーー

 

結局他のみんなが来たのは8時を回ったころだった。やはり4時というのは流石に厳しすぎだ

 

そしてくるなり海に飛び込んで行くみんな。やはりこうなってしまうのは仕方ないことだろう

 

「結局遊んでばかりですわね」

 

「朝4時に来たらマルと零斗さん以外誰もいなかったずら」

 

「あったりまえよ。無理に決まってるじゃない」

 

「ま、まぁ練習は後からキチンとするとして…それより手伝いは午後からって言ってましたわね確か」

 

「はて?そのお店はどこですの?」

 

そこにあったのは今にも崩れるのではないかと思わせるようなボロ屋台が立っていた

 

「現実を見るずら」

 

「それに比べて隣は人がいっぱい」

 

「これは厳しいな」

 

隣にあったのは我々のお店とは違いおしゃれで綺麗な海の家があった。これではお客が来ないのも頷ける

 

「都会ずらぁ」

 

「ダメですわ…」

 

「都会の軍門に下るのデースか?私たちはラブライブの決勝を目指しているんでしょ?」

 

「あんなチャラチャラした店に負けるわけにはいかないわ!」

 

「鞠莉さん…あなたの言う通りですわ!」

 

ーーーーーー

 

鞠莉の言葉で火がついたダイヤはありとあらゆる手段を使い始める

 

「「これ…なに?」」

 

「それでこの海の家にお客を呼ぶのですわ。聞けば去年も売り上げで隣に負けたそうではありませんか。今年は私達が救世主となるのです!」

 

「「救世主!?」」

 

「グハハハハッ!何だよその格好!こいつは傑作だ!ハハハハハハハハッ!グウェ!…」

 

零斗は大声を上げて大笑いしていると千歌と梨子によるダブルライダーキックが炸裂する

 

 

「果南さん!トゥ!」

 

屋根の上に立っていたダイヤが勢いよく降りてきそのまま果南に急接近し

 

「さぁ!果南さんはこのチラシを!商売もスクールアイドルも大切なのは宣伝!」

 

「は、はぁ…」

 

「あなたのそのグラ〜マラスな水着姿でお客を引き寄せるのですわ!他のジャリどもでは女の魅力に欠けますので!ンフッ」

 

「なんか顔が怖いんだけど」

 

「ジャリってなーに?」

 

「知らない方がいいと思う」

 

 

厨房では

 

「そして鞠莉さん曜さん善子さん」

 

「ヨハネ!」

 

「あなたたちには料理を担当してもらいますわ。都会の方々に負けない料理でお客のハートを鷲掴みにするのですわ!」

 

「面白そうだね」

 

「堕天使の腕の見せどころ」

 

「じゃあレッツクッキング!」

 

「「おーう!」」

 

 

 

 

そして

 

「最後にルビィ花丸さん零斗さん」

 

「はい」

 

「あなた達は私と一緒にウェイターをしてもらいますわ」

 

「オラ初めてずら」

 

「よし、じゃあ頑張ろうぜ!」

 

 

これでようやく皆配置につき仕事が始まる

 

「さぁこれで客がドバドバと!」

 

と思ったが相変わらずこっちのお店には客が1人も来ない

 

「なんでこないんですの!?」

 

「こんにちは」

 

「あ、はーい」

 

「ここが千歌達が手伝ってる海の家?」

 

「みんなに連絡したらすぐ来てくれたよ」

 

「最初からこうすればよかったんだね。ほーんとダイヤはおバカさん」

 

「ほんと!オ・バ・サ・ン!」

 

「一文字抜けてますわ!」

 

ーーーーーー

 

店の仕事が終わりここからはスクールアイドルとして合宿メニューをこなしていく。しかし練習は想像以上にハードで皆すぐにバテ始める。この前の体力トレーニングは何だったのか分からなくなるほどだ

 

「流石にお店の後だとちょっときついね」

 

「こ、こんな特訓をμ'sはやっていたのですか…」

 

「す、すごすぎる」

 

それから体幹トレーニングやダンスレッスンに遠泳、結局精神統一まで行った

 

ーーーーーー

 

1日の練習を終える。Aqoursの全員は千歌の家で合宿なのでそのままそこに残ったが流石に零斗は泊まれないので帰ることにした

 

「やべーよ明日絶対筋肉痛だな」

 

ダイヤに強制させられ零斗と特訓をしていた。そのおかげで体は既に鉛のように重い

すると携帯にメールが入る。送り主は千歌だった

 

「なんだ?………」

 

[飯食べに来いだとよ]

 

「見ればわかるよ」

 

[行かないのか?]

 

「行きたいが体が動かん」

 

人間としての限界を迎えた零斗は疲れで体が動かなかった

 

[しかたない]

 

<よし行くぜ>

 

ゼロが体を使い再び海の家に戻る。なんやかんだで幸せなひと時

 

 

だがこの時1人ある大きな悩みを抱えていたものがいたことをまだ誰も知らなかった




最後の一文は本編見てれば誰か明らかですね

10話は何パートかに分けます。今回みたいにちょくちょくオリジナルを加えて行く予定です
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