輝きのAqoursとゼロ   作:ズラマヨ

28 / 66
サブタイは完全に想いよひとつになれですね。
最近ようやくウルトラマンジードの映画を観ました。感想などはまた別の機会にでも話そうと思います


ひとつになる想い

[うぉぉりゃー!]

 

「キュァァァァ!」

 

現れた怪獣を自前の怪力で吹き飛ばす

 

[朝っぱらから現れやがってこっちも暇じゃねーんだよ!]

 

そこにいたのは以前もゼロと戦った敵サンダーキラーだ。そいつは前回同様電撃攻撃で攻めてくるが

 

[へ!毎回毎回同じ手が通用するわけねぇだろ!]

 

仕掛けてきた攻撃を避けカウンターを入れる。相手が孕んだのを確認するとゼロは全身を青色に変化させた

 

[ミラクルゼロスラッガー!]

 

無数の刃がサンダーキラーを切り裂いていく。奴には光線技は一切通用しないが物理攻撃は有効だということは把握済みだ

 

[トドメだ!]

 

元の姿に戻ると持っていたゼロスラッガーを組み合わせ巨大な刀ゼロツインソードをつくりそして一気に畳み掛ける

 

[セア!]

 

ゼロの斬撃技プラズマスパークスラッシュを受けサンダーキラーは爆散した

 

ーーーーーー

 

「オーバーヒートを起こしていますね」

 

ころがった2つのカプセルを拾い上げ東仙カイはそう呟く

 

「流石に以前使ったことのある変身だとダメでしたか……まぁいいでしょう。次は彼に任せることにしましょう」

 

少し笑みを浮かべ東仙カイは闇の中に消える

 

ーーーーーー

 

「この前はあんなに苦戦してたのにこんなにあっさり勝つとはな」

 

[一度戦ってるからな。そう何度もやられる訳にはいかないだろ]

 

一度見た技は通用しないとはまさしくこのことだろう。だがそれが分かったら敵も戦い方を変えてくるかもしれない

 

「まぁいっか。それより学校に向かわないとな」

 

[そうだな。それに曜に聞かないといけないしな]

 

「あっそうだすっかり忘れてた」

 

昨日からあまり元気のない曜。原因を考えるが一向にわかる気がしなかったのでもう本人に確かめるという手段に出る

 

ーーーーーー

 

制服に着替えて学校へ向かう

学校へ向かう途中の坂道で零斗は見覚えのある人を見かけた

 

「あれ…曜か?」

 

[間違いないな、今がチャンスだ!]

 

そこにいたのは紛れもなく渡辺曜だ。周りに人はいないこれは絶好の機会だ

 

「お、おはようございます。曜さん」

 

「え?あ、零斗くんおはよう。何で敬語なの?」

 

「いや、別に深い意味はない…あはは」

 

「?」

 

[おい早く切り出せ]

 

「こういうデリケートな問題はタイミングが重要なんだよ」

 

[じゃあ代わりに俺が聞いてやる]

 

「それはダメ!」

 

「どうしたの?」

 

「いや、なんでもないよ!それより早く部室行くぞ」

 

途中何度か言おうと試みたがタイミングが掴めず何も聞かぬま部室に着いてしまった

 

「おはようー!」

 

「おっす!おはよう」

 

「あ!曜ちゃん!零斗くん!」

 

「みてみてこれ、ほら!」

 

千歌の右腕に付いていたのはオレンジ色のシュシュだった。昨日までそんなものなかった筈だが

 

「可愛い!どうしたの?これ」

 

「みんなにお礼だって送ってくれたの。梨子ちゃんが」

 

確認すると他のみんなの腕にもシュシュが付いていた。どうやら全員分あるようだ

 

「へぇー」

 

「…!」

 

[まただな]

 

「やっぱり梨子ちゃんと関係ありそうだな」

 

「どうしたの?」

 

「いや、なんでも」

 

梨子の名前を聞いた時曜の顔からほんの一瞬だが笑顔が消えたのを見逃さなかった

 

「梨子ちゃんもこれ付けて演奏するって」

 

「曜ちゃんと零斗くんのもあるよ」

 

「え?俺も?」

 

千歌は曜に水色のシュシュそして零斗に赤と青のシュシュが渡された

 

「やったぞ!しかもこの色ゼロのカラーだぞ」

 

[これだけ作るの大変だっただろうな]

 

手の込んだシュシュに見惚れているとダイヤから練習開始と言われる

 

「千歌ちゃん!………頑張ろうね」

 

「うん!」

 

「なぁ曜」

 

「なに?」

 

「あのさ、えっと…………いやごめん。なんでもない」

 

それから何度か聞くタイミングを探っていたが結局聞かずにその日は終わってしまった

 

ーーーーーー

 

「結局聞けなかったなぁ〜」

 

[全くなんで早く聞かないんだよ]

 

「なんか聞きづらいんだよね」

 

こういった繊細な事情はあまりズカズカと踏み入ってはいけない気がしてならなかった

 

「まぁまだ時間はあるしそのうち何とかなるよ」

 

モヤモヤ気分を抑えて目的地であるコンビニに到着した。一人暮らしをしている零斗だが最近忙しくなり買い物に行くのを忘れてしまい近場のコンビニで何とかしようとした

 

「まぁこんなもんでいいだろう」

 

会計を済ませて帰ろうとした時

 

「零斗くーん!ヤッホー!」

 

「千歌?」

そこに現れたのは運動着を着て自転車に乗っている千歌だった

 

「何してるの?こんなところで」

 

「見りゃ分かるだろ飯買ってたんだよ。それよりお前こそどうしたんだよ」

 

「うん。曜ちゃん家に行こうと思って」

 

「曜の家に?」

 

「うん。実は」

 

ーーーーーー

 

「なるほど、俺も言っていいか?」

 

「いいけど、どうやって行くの?」

 

「そんなの決まってるだろ」

 

千歌が曜の家に行くということはこの上ない絶好な機会。今度こそ曜から確かめようと決めた。そして行く手段は

 

「よし!いっくぞー」

 

「おーう!」

 

千歌を自転車の後ろに乗せ零斗が運転する。いわゆる2ケツだ

警察に見つかれば捕まるがそんなこと言ってる場合じゃない。2人はそのまま曜の家に向かった

 

ーーーーーー

 

そのころ曜は家のベランダに出て考え事をした。すると曜の携帯に着信が入る。

 

そこには桜内梨子の名前があった

 

「もしもし?」

 

「うぅん。平気平気何かあったの?」

 

「うん。曜ちゃんが私のポジションで歌うことになったって聞いたから。ごめんね私のわがままで」

 

「うぅん。全然」

 

「私のことは気にしないで2人でやりやすい形にしてね」

 

「でももう…」

 

「無理に合わせちゃダメよ。曜ちゃんには曜ちゃんらしい動きがあるんだし」

 

「そうかな?」

 

「千歌ちゃんも絶対そう思ってる」

 

「そんなことないよ…」

 

「え?」

 

「千歌ちゃんの側には梨子ちゃんが1番合ってると思う。千歌ちゃん梨子ちゃんといると嬉しそうだし、梨子ちゃんのために頑張るって言ってるし…」

 

歓喜余ってしまい、つい目から涙を浮かべてしまう

 

「……そんなこと思ってたんだ」

 

「千歌ちゃん前話してたんだよ」

 

ーーーーーー

 

「うん。じゃあ」

 

梨子からある事実を聞きそして通話が終了した

 

「千歌ちゃんが…」

 

すると

 

「曜ちゃん!」

 

とどこからか千歌の声が聞こえた。玄関の方を向くがそこには誰もおらず気のせいだと思い込む。が

 

「曜ちゃーん!」

 

「千歌ちゃん?どうして?」

 

そこにいたのは紛れもなく高海千歌だった

 

「練習しようと思って!」

 

「練習?」

 

「うん!やっぱり曜ちゃん自分のステップでダンスした方がいい!合わせるんじゃなくて一から作り直した方がいい!曜ちゃんと私の2人で!」

 

ーーーーーー

 

梨子との電話の時に千歌の本音を聞いた

 

「あのね千歌ちゃん前話してたんだよ。曜ちゃんの誘いいっつも断ってばかりでずっとそれが気になってるって」

 

「だからスクールアイドルは絶対一緒にやるんだって」

 

「絶対曜ちゃんとやり遂げるって」

 

ーーーーーー

 

玄関から曜が後ろ向きに出てきた。そして右腕にあのシュシュをつけて

 

「汗びっしょりどうしたの?」

 

「バス終わってたし美渡ねぇ達も忙しいって言うし〜さっきまで零斗くんに送ってもらってたんだけど…」

 

「だけど?」

 

「途中で足攣っちゃってそれで…」

 

「曜ちゃんずっと気にしてたっぽかったから居ても立っても居られなって〜えへへ」

 

千歌は最初から曜のことをずっと想っていた。誰よりも。曜が勘違いをしていただけ。それに気づいた時曜の目から涙が溢れ出した

 

 

「私バカだ……バカ曜だ」

 

「バカ曜?」

 

ずっと千歌の気持ちを分かってあげられず、勝手に自分ばかり嫌われていると決めつけていた自分自身の情けなさ。自分の不甲斐なさに涙がこみ上げ泣きながら千歌に飛び込んでいった

 

 

 

 

[どうやら何の問題もないみたいだな]

 

「そうだな。これで一安心」

 

曜の家の屋根の上から2人を見守るものがいた

 

足が攣ってしまい動けなかった零斗だがゼロが力を貸してくれて何とかたどり着くことができた

 

「結局俺たちには女性の悩みなんてわからなかったな〜」

 

[まぁ俺たち男だからな]

 

「[ハハハハハハハハハハハッ!!]」

 

ーーーーーー

 

そして始まったラブライブ予備予選

この日が訪れたということは東京でピアノコンクールが行われるということ

 

全員の腕にはあのシュシュが付いていた

 

「さぁ行こう!ラブライブに向けて!私たちの第一歩に向けて!今全力で輝こう!Aqours!!」

 

 

ーーーサーンシャイン!!ーーー

 

ーーーーーー

 

「うわっ始まっちゃうな〜なんかめっちゃ緊張するぅ〜」

 

[慌てるな、あいつらなら大丈夫だ。俺が言うんだから間違いない!]

 

その自身はどこから来るのだろうか?だがあのウルトラマンがそう言うのなら心強い

 

そして零斗の右腕にもしっかりとシュシュが付いていた

 

「梨子ちゃん。離れていても気持ちは1つだ」

 

ーーーーーー

 

「私ね、分かった気がするの。あの時、どうして千歌ちゃんがスクールアイドルを始めようと思ったのか。スクールアイドルじゃなきゃダメだったのか」

 

「うん。千歌ちゃんにとって輝くということは自分ひとりじゃなくて、誰かと手を取り合い、みんなと一緒に輝くことなんだよね」

 

「私や曜ちゃんや、普通の皆が集まってひとりじゃとても作れない大きな輝きを作る。その輝きが学校や聞いてる人に拡がっていく、繋がっていく…」

 

「それが、千歌ちゃんがやりたかったことスクールアイドルの中に見つけた」

 

 

 

「輝きなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

《想いよひとつになれ》

 

 

何度やってもぶつかってしまいうまくいかなかった2人。無理やり合わせず自分のステップでダンスするにはどうすればいいか。答えは簡単だった。いっそのことぶつかってしまえばいい。それをダンスに取り入れてしまえばいい

 

 

 

 

 

 

 

 

パフォーマンスが終わり全員は腕を高く振り上げた。まるで遠くにいる梨子に向けるかのように




梨子ちゃんが送ったシュシュはハンドメイドなのかそれとも買ったのか分かりませんが零斗に送ったのは作った設定にしてます。まぁそんなに気にすることではないですが

想いよひとつになれについて
僕はこの曲が好きすぎてヤバいんですよ!1stでの奇跡も含めてこんなに感動するドラマはなかなかないですよね〜

そして次回はオリジナルストーリーの予定です
ここからストーリーが進展していきます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。