輝きのAqoursとゼロ   作:ズラマヨ

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μ's屈指の名曲ユメノトビラでおなじみの第3話
サブタイ通り彼女たちも登場


A-RISEとμ's

音乃木坂学院アイドル研究部部室にてまもなく行われるラブライブ予選について海未が説明をする

 

「各グループの持ち時間は5分、エントリーしたチームは出演時間が来たら自分達のパフォーマンスを披露、このパソコンの画面から全国に配信されそれを見たお客さんが、よかったグループに投票、順位が決まるのです」

 

「そして上位4組が最終予選にというわけね」

 

「4組…狭き門ね」

 

「特にこの東京地区は1番の激戦区」

 

「それに何と言っても…」

 

花陽の視線の先にはパソコン画面に映し出されたA-RISE

 

「おぉ!A-RISEだ!」

 

「知ってるの?」

 

「そりゃもちろん!A-RISEを見てスクールアイドルを始めた人たちも知ってますからね」

 

「そっか、零斗くんのいた時代でも知ってる人がいるのか…」

 

「ねぇ!μ'sは!?第2回ラブライブはどこが優勝したの!?」

 

穂乃果が興味津々で聞いてくる確かに未来から来た零斗なら知っているが

 

「それが僕知らないんですよ。マネージャーになったのも本当に最近なんです。すいません」

 

「そっかそれならしょうがないね」

 

なんとか誤魔化せた。μ'sが優勝することは知っている。がそんなことを言ってしまったら間違いなく歴史が変わる。それだけはしてはならない

 

「零斗のいた時代でも有名ってことはかなりの強敵。4組の内1つは決まったも同然よ」

 

「えぇ!ってことは凛達あと3つの枠に入らないといけないの!?」

 

「そういうことよ」

 

これはかなり厳しいな。今更だがここにいる人たちはよくこの狭き門をくぐり抜けたものだな

 

「でもポジティブに考えよう!あと3組進めるんだよ!今回の予選は会場以外の場所で歌うことも認められてるんだよね?」

 

「ええ」

 

「だったら、この学校をステージにしない?ここなら緊張しないで済むし!自分達らしいライブができると思うんだ!」

 

「いいかも!」

 

「甘いわね」

 

「にこちゃんの言う通り」

 

いい考えだと思ったのだが…意外と厳しいんだなこの2人

 

 

 

「中継の配信は一回勝負、やり直しは効かないの。失敗すればそれが全世界の目に晒されて」

 

「それに、画面の中で目立たないといけないから目新しさも必要になるのよ!」

 

「奇抜な歌とか?」

 

「衣装とか?」

 

「例えばセクシーな衣装とか?」

 

「……無理です」

 

「え?あの?海未さん?」

 

希の一言にその場にしゃがみ込む海未。そんなに嫌なのだろうか

 

「海未ちゃん!」

 

「えりちのセクシードレス姿も見てみたいな〜?」

 

希はかなりからかい上手のようだ。だが正直見てみたい気もする

 

「おぉ!セクシャルハラスメンツ!」

 

「セクシーダイナマイトじゃ」

 

「セクシャルハラスメンツはNGワードですね」

 

「セクシードレス…」

 

何を想像したのか知らないが海未はその場から逃走を図るが穂乃果に捕まる

 

「っていうかこんなところで話してるよりやることがあるんじゃない?」

 

「やること?」

 

「セクシー…ドレス…」

 

というか海未はいつまでそのままなのだろう?

 

ーーーーーー

 

校内放送を使い練習かつ学校のみんなに応援してくれるようにお願いをするため放送室に向かう

放送部の生徒は真姫の知り合いのようですぐに協力してくれた。途中凛と花陽が騒いでいたがまぁいろいろあるのだろう

 

 

 

「あ〜皆さんこんにちは!」

 

ごつん!

 

「いったぁぁぁ!!」

 

「頭にマイクをぶつける人初めてみたな…」

 

突然のトラブルにみんな焦り出すがなんとか話を元に戻す

 

「えぇっと、皆さんこんにちは私生徒会長の…じゃなかった。μ'sのリーダーをやってます高坂穂乃果です!…ってそれはもうみんな知ってますよね。実は私たちまたライブをやるんです。今度こそラブライブに出場して優勝を目指します。みんなの力が私たちには必要なんです!ライブ皆さん是非観てください!一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします!高坂穂乃果でした」

 

「そして他のメンバーも紹介!…あれ?」

 

緊張しまくりの海未と花陽。この2人がマイクで話すことになったのだが

 

「えっと…そ、園田海未役をやっています園田海未と申します…」

 

「…なんでこの3人なんですか?」

 

「リーダーと1番緊張しそうで練習は必要な2人」

 

「なるほど、なるほど」

 

「あの…μ'sのメンバーの小泉花陽です…えっと…好きな食べ物はご飯です…」

 

花陽に関しては声が全く出ておらずマイクを使っていても聞こえないだろうと思い真姫はボリュームを上げるように放送委員に頼む

 

「ら、ライブ頑張ります」

 

「お〜い、声もっと出して〜声!」

 

花陽に向けて言ったのだが何故か穂乃果がガッツポーズをする。嫌な予感がする

 

「いえぇぇぇぇい!!そんな訳で!皆さんμ'sをよろしく!…あれ?」

 

とんでもないボリュームの穂乃果の声が校内に響き渡りみんな耳を塞ぐ。これがμ'sのリーダー

 

ーーーーーー

 

実際にライブをやる場所を決める必要があるのだがあいにく校内はほぼ使ってしまった場所がほとんどで決まらない。一度使用した場所では目新しがなくなってしまう

 

そんなわけで学校外でライブに使えそうな場所を探しに行きUTX高校の前にたどり着く

 

「ここ懐かしいな〜」

 

[前はいつ来たんだっけか]

 

「確かみんなで東京に行った時だった気がする」

 

以前μ'sとの違いを探しにここに来たのだ。まさかそのμ'sが目の前にいるなんて

 

「UTX高校へようこそ!ついに新曲ができました!」

 

「今度の曲は今までで1番盛り上がる曲はだと思います」

 

「是非聴いてくださいね!」

 

この3人の人気は計り知れない。周りではキャーキャー言っている人で溢れかえっている

 

「やっぱりすごいね」

 

「堂々としています」

 

「…負けないぞ」

 

これが王者の威厳というものなのであろうか。完全にラスボス感が溢れている

 

 

 

 

「高坂さん」

 

と穂乃果に声をかけてきた1人の女子高生がいた。白い制服を着ているところからするとこのUTX高校の生徒さんだろう

見た目は完全にA-RISEの綺羅ツバサだ…………

 

「[えっ?]」

 

「………はっ!うわわわぁぁ…A-RISEの…」

 

もうすぐで叫びそうな穂乃果を止めそのまま腕を引っ張っていった

 

「うわっ!穂乃果さんが誘拐された…」

 

あれは間違いなくA-RISEの綺羅ツバサだ。花陽とにこの反応を見ても間違いない。すぐに穂乃果の後を追った

 

ーーーーーー

 

「ゆっくりくつろいでここはこの学校のカフェスペースになっているから遠慮なく」

 

「…なつかしいな」

 

[本当にな]

 

「あら?そちらの男性の方は始めてるけどどなたかしら?」

 

「あ、あぁ、ぼ、僕はですね…そのぉ〜」

 

「神田零斗くんです。少しの間だけ私たちのマネージャーをしてくれいるんです」

 

緊張のあまり言葉が出なかったのを穂乃果がフォローしてくれた

 

「あらそうだったの。よろしくね」

 

「よろしくお願いします」

 

綺羅ツバサ。A-RISEのリーダーでありセンターポジション。ショートヘアーに広がった額が特徴の少女だ。ダイヤが聞いたらさぞ羨ましがることだろう

 

「あの、さっきはうるさくてすいません」

 

「いいのよ。気にしないで」

 

この人は優木あんじゅ。パーマのかかったヘアーに癒し系オーラが特徴のA-RISEの1人

 

「素敵な学校ですね」

 

「ふん」

 

「ちょっと!何偉そうにしてるのよ」

 

「あなた達もスクールアイドルでしょ、しかも同じ地区」

 

「1度挨拶したいと思っていたの高坂穂乃果さん。下で見かけた時すぐあなただと分かったわ。映像で観るより本物の方が遥かに魅力的ね」

 

うんうん。それは間違いない

 

「人を惹きつける魅力。カリスマ性とでも言えばいいのだろうか。9人いてもなお輝いている」

 

そしてこの人は統堂英玲奈。なんとも落ち着いた雰囲気にロングヘアーが特徴のA-RISE最後の1人

 

「私たちねあなた達のことずっと注目していたの」

 

まさかの告白に声を出して驚く。A-RISEがμ'sのことを意識したいなんて衝撃の事実だ

 

「実は前のラブライブでも1番のライバルになるんじゃないかって思っていたのよ」

 

「そ、そんな」

 

「あなたもよ」

 

「絢瀬絵里。ロシアでは常にバレーコンクールの上位だと聞いている」

 

「そして西木野真姫は作曲の才能がすばらしく園田海未の素直な詩ととてもマッチしている」

 

「星空凛のバネと運動神経はスクールアイドルとしては全国レベルだし小泉花陽の歌声は個性が強いメンバーの歌に見事な調和を与えている」

 

「牽引する穂乃果の対になる存在として9人を包み込む包容力を持った東條希」

 

「それにアキバのカリスマメイドさんまでいるしね、いや元と言った方がいいのかしら」

 

なんだこの人達は探偵か何かか?それだけμ'sに注目していたということだろうが一周回って怖いくらいだ

 

「そして矢澤にこ…」

 

にこの番になった時なぜか緊張が走った

 

「……いつもお花ありがとう!昔から応援してくれているよねすごく嬉しいよ!」

 

「あっ…いや…そのぉ〜」

 

「にこさん…」

 

「にこそうなの?」

 

「知らなかったんやけど」

 

「いやーμ's始める前からファンだったから〜って!そんな事はどうでもよくて!私のいいところは!?」

 

「グループには無くてはならない小悪魔ってところかしら」

 

「はあわわわっ!小悪魔!にこは小悪魔!」

 

「どうしてそれだけ…」

 

「これだけのメンバーが揃っているチームはそうはいない。だから注目していたし応援もしていた」

 

「そして何より負けたくないと思ってる」

 

 

その一言で全員が言葉を失う。なんせ相手は第一回ラブライブの優勝のA-RISEだ

 

「でもあなた達は全国1位で私たちは…」

 

「それはもう過去のこと」

 

「私たちはただ純粋に今この時1番お客さんを喜ばせる存在でありたい。ただそれだけ」

 

一度優勝したからと言って図に乗らず更なる高みに挑戦しようとするこれこそがプロなのだろう。そういうところにSaint Snowの2人は心を惹かれたのかもしれない

 

「μ'sの皆さんお互い頑張りましょう。そして私たちも負けません」

 

そう言い残し出て行こうとした3人を穂乃果が呼び止める

 

「A-RISEの皆さん!私たちも負けません!」

 

「今日はありがとうございました!」

 

負けられないのはμ'sも同じだ

 

「あなたって面白いわね。ねぇ歌う場所が決まっていないならうちの学校でライブやらない?」

 

マジでか…いいのかそんなことして

 

「屋上にライブステージを作る予定なの。もしよかったら是非」

 

つばさは1日考えてる時間をくれたが穂乃果が即決してここを使うことになった

 

ーーーーーー

 

それから2週間A-RISEと同じステージで歌うということが決まりμ'sは集中して練習をしてきた。零斗はμ'sのサポートと穂乃果の家の手伝いをしながら過ごした

 

今考えれば以前ダイヤから第2回ラブライブ予備予選μ'sはA-RISEのUTX高校で歌ったと聞いたような気もする

 

「もうすぐA-RISEのステージか」

 

零斗は穂乃果の家で雪歩そして絢瀬絵里の妹の絢瀬亜里沙と一緒にパソコンで配信されるのを待っていた

 

「ドキドキするねぇお姉ちゃん達大丈夫かな」

 

「大丈夫だよきっと」

 

心配する亜里沙とは違い雪歩は冷静だった。きっと信じているのだろう自分の姉を

 

「そうですね絶対に大丈夫ですよ。だから皆さんを信じましょう」

 

「零斗さん…」

 

それを聞いて亜里沙の顔から不安の表情が消えていく

 

「あっ!零斗さん!A-RISE始まりますよ!」

 

「おぉ!マジか!」

 

ーーーーーー

 

《Shocking Party》

 

A-RISEの新曲。かつて1度聴いたことがあるがさすが伝説のスクールアイドルだけあって歌唱力もダンスのキレも桁違いだ。

 

 

だがμ'sも負けてはいない。合宿で完成させた全力のこの曲で予選突破を目指す

 

《ユメノトビラ》

 

 

ユメノトビラ

 

ずっと探し続けた

 

君と僕との

 

つながりを探してた

 

 

そしてμ'sのパフォーマンスも終了

 

結果は出ていないが零斗は知っている

 

予選を通過したことを




ユメノトビラはいい曲ですよね。聴いてると心が癒されます

そんなわけで次回はついにクロノームが現れます
零斗とゼロは未来に帰れるのか?それではお楽しみに
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