ラブライブ予選が終わりひと段落がついたということで
つかの間の休みを満喫しようという話になりちょっと遠くに遊びにいくことになった
最初は海という案が出たがこの時期に行くのは少し厳しいという結論になりいろいろ話し合った結果ピクニックになった
「というわけで富士山周辺に来てるわけなのだが」
「何か言った?」
「いえなんでも」
「それにしても結果が待ち遠しいよね〜」
「通過してるといいですね」
「穂乃果〜零斗くんこっちよ〜」
「絵里ちゃん!今行く!零斗くんも行くよ!」
穂乃果に引っ張られてμ'sの他のメンバーの待つところに連れて行かれる。やはりどこか千歌に似ている
キュルルルルルル…
[なんだ…]
「どうした?」
[いやなんでもない]
ーーーーーー
「未来に帰る方法はまだ分からないですか?」
「そうですね。探してはいるんですけど」
「凛達はいつまでいてくれても構わないよ」
「そうだよ!もうずっとここにいればいいじゃん!」
「それは…そうですね〜」
そう言ってくれるだけで本当にありがたい。だが零斗は本来この時間の人間じゃない惜しいがいずれ帰らなくてはならないのは分かっていた
「まぁ僕のことは気にしないでください。それより今日は楽しみましょう」
「うん!そうだね」
それからμ'sの9人と時間を忘れるほど楽しい時間を過ごした
そんな時、やつは唐突にあらわれた
どこからか海なりの音が聞こえて来たのだ
キュルルルルルルルルルッ!!
「え、なに?」
「今のは?」
「…まさか」
聞き覚えのある鳴き声が聞こえた。それもかなり近くで
我々の背後に霧が発生しその中から奴は現れた。全ての元凶クロノームだ
「来やがった!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
突如現れた怪獣にμ'sの9人は叫び冷静さを失う
「なんです!あれは!」
「逃げて下さい!出来るだけ遠くに!」
「うん!早く零斗くんも!」
「僕は…」
「ちょっと何やってるのよ!早くしなさい!」
「零斗さん!」
「にこさん花陽さん僕はいいから先に行って下さい」
「零斗くん?」
「…ようやく来ました…未来に帰れるチャンスが」
ウルティメイトブレスレットからゼロアイを出現させる
「みなさん黙っててすいません。僕の正体を見せます」
あらわれた怪獣よりも零斗の台詞の意味を理解出来ずその場に固まってしまうメンバー
それを承知の上で零斗はゼロアイを装着する
ーーーーーー
[俺はゼロ。ウルトラマンゼロだ!]
ついにクロノームが目の前に現れた。しかも都合のいいことに人目のつかない場所に現れてくれた
[ようやく現れやがったな、お前を倒して俺たちは!]
(未来に帰る!)
クロノームに真正面から立ち向かい蹴りを入れる。クロノームも負けじとゼロにタックルをかます
[おら!]
クロノームの背後に回り全力のパンチを繰り出すと謎の窪みに腕をとられてしまう
[うおっ!なんだこれ!抜けねぇ!]
そこをうまく使われクロノームは体を回転させ身動きのとれないゼロを吹き飛ばす。それだけでは終わらなかったクロノームの体が目視できないほどの量の霧を撒き散らしていく。少しずつ霧が晴れるとそこには奴の姿は消えていた
[このやろ!どこ行きやがった!]
あたりにはクロノームの気配はなくまた逃げられたのかと不安になる。そう思った時クロノームの触手だけがどこからか現れゼロに攻撃を仕掛ける
[ぐはぁ!…こんにゃろ!卑怯な野郎だな]
「零斗くんが巨人に…」
「これはいったい…」
「どうなってるの?」
突然のことで皆理解ができない。目の前にいた少年がいきなりあんな巨人になり怪獣と戦っているなんて
「意味わかんない…」
「ちょっと何よあれ」
今まで見たこともないものが目の前で戦いを繰り広げて全員あっけにとられていた
ーーーーーー
[ぐほぉ!ちっ!どこからきてやがる!]
(何か手はないのか?)
少し考えるとゼロは何かいい方法が浮かんだのか体を変化させる。全身が青く染まった姿
[ルナミラクルゼロ]
[行くぜ!ミラクルゼロスラッガー]
分離した無数の刃がゼロの周囲を浮遊してき1つの刃が何かにぶつかる
[そこか!]
ミラクルゼロスラッガーを使いクロノームの位置を特定することができた。また逃げられるのは厄介だと確信したゼロは次の行動に移る
「ネオ!フュージョンライズ!」
「[俺に限界はねぇ!]」
「ニュージェネレーションカプセル!α!β!ウルトラマンゼロビヨンド!」
ゼロビヨンドへと姿を変えクロノームを包み込んだ巨大なバリアーを貼り閉じ込める作戦に出る
[これで逃がさないで済む]
強化したゼロの能力でクロノームに猛スピードでパンチを入れる
その攻撃でクロノームは大きく後退する
[クワトロスラッガー……そこだ!]
クワトロスラッガーをクロノームの触覚にぶつける。それによってさっきまで響いていた海なりの音が消えた
[バルキーコーラス]
触覚を破壊されたことによって動きが鈍くなったところをバルキーコーラスで貫きクロノームは爆散した
ーーーーーー
「今まで黙っててすいませんでした!」
「うん。それはいいのそれよりあの姿は一体」
<それは俺が話す>
ゼロに体を預けて全てを話した。自分がウルトラマンであること、クロノームによってこの時代に来たこと
「さっきのはウルトラマンって言うんだね」
「確かにそれなら空から降って来たというのも頷けます」
「す、すごかったです」
ウルトラマンであることを話しても誰一人として零斗を警戒するものはいなかった。本当に心が優しい人たちだ
「それであんたこれからどうするのよ」
「クロノームを倒したことですし僕は自分の世界に帰ります」
「「「「「「「「「えっ」」」」」」」」」
すると零斗の後ろの空間にゲートが開いた。ゼロが時空を飛び越える際に現れるものと酷似しておりそこに入れば元の世界に繋がっているはずた
「そんな〜早すぎるにゃ」
「そうだよ〜もうちょっと一緒にいてよ」
凛とことりがそんな嬉しいことを言ってくれる
「分かりました。じゃあもうちょっとだけ」
とは流石に言えない。みんなには申し訳ないがここは本来零斗のいるべき世界じゃないのだ
「すいません」
「…そっかじゃあ仕方ないよ。零斗くん!元気でね!ファイトだよ!」
「穂乃果さん…」
「そうですね。零斗さんには帰るべき場所がありますから」
「寂しいけどしょうがないよね」
「海未さん…ことりさん」
「が、頑張ってくださいね!」
「凛も応援してるよ!」
「…まぁしっかりやりなさいよ」
「花陽さん…凛さん…真姫さん」
「ありがとうねμ'sのサポートしてくれて助かったわ」
「帰っても大丈夫なようにうちのスピリチュアルパワーを注入するやん!」
「絵里さん…希さん」
「……しょうがないわね〜にっこにっこにー!あなたのハートににこにこにー笑顔を届ける矢澤にこにこ!にこのこと忘れちゃダメダメ!」
「にこさん…皆さん本当にありがとうございました!いつかまた会える日が来ると信じてます!」
「あっそうだ穂乃果さん。雪歩さんやお父様やお母様にもよろしく伝えといてください」
「うん!わかった!」
そう言って零斗はゲートの中に入っていく
「ばいばーい!零斗くん!」
「お達者で!」
「ありがとう!」
「ラブライブ!絶対に優勝してくださいね!応援してます!」
μ's9人に見送られて零斗はゲートの奥に消える
「零斗くんありがとう」
ーーーーーー
浦の星は今日から2学期に突入する。残念ながらAqoursは全国大会に出場することが出来なかった。だが何も得られなかった訳ではない、Aqoursが目標にした0を1にすることができそして入学希望者の数も1から10になった
そして今日次のラブライブが発表になるAqoursはもちろん参加する
今度こそラブライブで優勝するために
というわけで再びラブライブに向けて練習がスタートした
「善子ちゃんは相変わらず体硬いよね、ちゃんとストレッチやってる?」
「ヨハネ!」
練習前の準備体操の真っ最中、善子の体の硬さをみて果南は全体重をかける。ゴキゴキ聞こえくるが大丈夫であろうか善子の体と口から悲鳴が聞こえてくるし…
「花丸ちゃんはずいぶん曲がるようになったよね」
「毎日家でもやってるずら。それに腕立ても」
「本当!?」
「見てるずら〜いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃち…完璧ずら…」
結局一回もできてないが…
まぁ確かに最初に比べたらこれでも花丸は成長している
「それで次のラブライブっていつなの?」
「多分来年の春だと思うけど」
「ぶっぶーですわ!その前に1つやるべきことがありますわよ」
「「えっ?」」
「忘れたんですの?入学希望者を増やすのでしょ」
「学校説明会」
9月に開催予定の浦の星の学校説明会、そこでライブを披露し入学希望者を増やそうとダイヤは試みていた
「それいい!それすごくいいと思う!」
当然千歌はそれに賛成した。説明会でライブを披露すれば魅力を伝えられる、まさにうってつけの行事である
ただ1つ
「でも…」
「千歌…」
「まだ見つからないずら?」
「うん…」
「どこにいっちゃったのかしら…」
「零斗くん…」
そうあの日、クロノームが現れた日以来零斗とゼロは行方不明になっていた。最後に目撃したのは千歌と梨子と曜の3人だがどこに行ったのか皆目見当もつかない。携帯にかけても通じず家に帰っている様子もない
あまりの手がかりのなさに警察もお手上げらしい
「皆さん!確かに零斗さんはまだ見つかっていませんが彼ならきっと大丈夫です。私たちは私たちのできることをしましょう!」
「ダイヤさん…」
「それに彼にはゼロさんがついていますから」
ダイヤの言う通りだ、今は零斗の無事を信じるしかない。とにかく練習に集中しようとした。その時
浦の星の上空に巨大なゲートが開いた
ーーーーーー
μ'sの9人に別れを告げゲートの中を進んでいく。ずいぶん長かったがようやく出口が見えてきた
「あれだな」
[ほら急げ!]
「そう茶化すなよ、よーし全力疾走だ!」
ゲートの中を全力で走り抜ける、まさかこんな空間の中に足場があるとは思っていなかったがこっちの方が好都合だ
走って出口を出ると
「……げっ!空…」
出るとそこは空中だった、つまり重力が働き地面に吸い寄せられる
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!またこれかよ〜!」
「ぐはっ!…いってぇぇぇぇぇぇぇ!!」
あの時の全く同じだ、背中からコンクリートの上に叩きつけられる。
まさか帰りまで同じ羽目になるとは
「これ絶対に骨折れた……あぁ〜空が赤いな〜」
似たようなセリフを前にも言った気がするな
ーーーーーー
「え?なに?」
「空から…何か…」
ドスンと屋上に何者かが降ってきた
空から降ってきた謎の訪問者に千歌は恐る恐る近づいていく
「千歌さん!危険です!」
「千歌ちゃん!」
「でも気になるし」
そこにいたのは紛れもなくあの神田零斗だった
「零斗くん!?」
「「「零斗くん!(さん!)」」」
「ん?あれ?穂乃果さん?」
「え?」
「…あっ千歌か、久しぶりだな」
「零斗くん…もう!今までどこに行ってたの!?心配したじゃん!」
「すまない、ちょっと色々とな」
「でも無事でよかったよ」
「本当よ、それに何で空から落ちてきたの?」
「まぁ色々とな」
後から聞いたが今日から2学期が始まったと聞いた時はかなりびっくりした。つまり2学期初日から学校をサボったことになってしまったわけだ
「そっか…帰ってこれたのか」
帰ることができた喜びとそれと同じくらいの寂しさが零斗の心を支配していた。少しの間だったがμ'sの人達と交流を深めることができ心のどこかでAqoursと同じくらい大切な存在となっていた
「穂乃果さんそれにμ'sの皆さんありがとうございました…」
空を見上げ零斗はそう9人の女神にそう呟いた
以上μ's編最終回と2期編のスタートでした
なんかオチが微妙な感じですが…
というわけでAqours編再始動です
それでは次回もお楽しみに