名作よしりこ回ですがあまり触れません。なので本編と同時並行で進んでると考えてください
そして今回は前半はただのギャグパートで後半はシリアス展開となってます
ここ最近雨の日が続いているため安全第一を考え練習を早めに切り上げている
地区予選も近く入学希望者も50人を超えてきているのになんとも災難な話だ
「まぁ気持ちは分かるけど安全第一今日のところは終わりにしよう」
「はい」
「なにこれ」
「カイロ?」
「待てばカイロの日和ありって言うしね」
はぁ…
というわけで今日は早めに解散となった
ありがたいことに千歌家の車に乗せてもらえるそうだ
「善子ちゃんと碧くんは」
「嵐が堕天使の魂を揺さぶる…秘めた力がこの羽に宿る!」
「ふざけてる場合じゃないよ」
「拠点は至近距離にあります。いざとなれば瞬間で移動できますので」
「というわけなんで僕らは歩いて帰りますね」
善子も碧も家が近いため車で送ってもらうまでもない。本当に家はすぐそこなのだ
「胸騒ぎがするこの空…最終決戦的な何かか始まろうと…」
独り言を呟いていると傘が風に煽られ飛ばされていった
「あぁ…気をつけて帰れよ善子」
「ヨハネ!」
いつもの返事を聞けたところでその場を後にした
ーーーーーー
千歌の家でラブライブの作戦会議が行われるためみんな千歌の家に集まった。なんか外がやかましいが
「騒がしいですわよ」
「梨子ちゃんがしいたけと目があって触れるかもって」
「ほんと!」
「どうぞどうぞ」
「あぁ……」
千歌に連れられ再チャレンジを試みる
「ワォン!」
「ひいぃぃ!ダメぇ!やっぱり無理!」
「う~ん…しいたけ梨子ちゃんの事大好きだと思うんだけどな~」
「そんな事無いでしょ!?」
「そんな事ある犬は見ただけで敵と味方を見分ける不思議な力があるって」
「えぇ?」
すると果南から始まりの声がかかる
「いい加減始めるよ~」
「はーい」
「ふぅ~」
「ワン!」
「はっ!?」
ーーーーーー
「今日こそ決めないと!」
「あんまり時間ないっすもんね」
「分かってるずら…」
「でもテーマって言われると…」
「かと言って、暗黒というのはあり得ませんけどね…」
暗黒とは分かる通り善子のアイデア
「どうしてよ!?」
「堕天使と言えば暗黒。Aqoursと共に歩んだ、暗黒の堕天使ヨハネの奇〜」
「やっぱり輝きだよ!」
「聞きなさいよ!」
「まぁ"輝き"って言うのは、千歌が始めた時からずっと追いかけて来てるものだしね」
「ですが、Aqoursの可能性を広げる為には、他にも模索が必要ですわ」
最近だと珍しいガラケーをいじりながら見せて来たのは北海道のスクールアイドルSaint Snowのライブ映像
[Saint Snowか]
「前見た時とはまた違った感じだな」
「1つにとどまらない多くの魅力を持っていなければ全国大会には進めませんわ」
「そうだね、次はこの前突破出来なかった地区大会」
「何か新しい要素が欲しいよね」
目新しさを考えている時どこからかいびきが聞こえてくる。まさか誰か寝ているのか?
「またこんなメガネでごまかして…あれ?」
寝ていたのは鞠莉でメガネの上に目がプリントされているシールを貼っていた。どんだけ寝たかったんだろうか
「待てば海路の日和ありだって」
「はぁ…」
「鞠莉ちゃん長い話とか苦手だから、ね善子ちゃん」
「ワン!」
「うわっ!」
さっきまで善子がいた場所にはしいたけが鎮座していた
「善子ちゃんがしいたけちゃんに!」
「そんなわけでないでしょ!?」
「騒がしいデスネー」
花丸の携帯に善子からの連絡が入る
「天界の勢力の波動を察知したため現空間より離脱…」
「どゆこと?」
「さぁ…?」
「要するに帰るってことずら」
[俺に気づかれずに帰るとはな…]
ーーーーーー
善子が帰りしばらく話し合いをしたがやはり決まらずその日は解散
特にすることもないのでまっすぐ家に向かう
「ただいま〜」
一人暮らしなのにとりあえずただいまと言ってみる。もう慣れた
ラブライブ予選はどうすべきなのかしばらく1人、否ゼロの2人で考えていると
ピンポーン!
「ん?なんだ?」
[誰か来たぞ]
「誰だ?千歌か?それとも曜?」
今日は来客の予定は入っていないが一体…
「今開けますね」
ガチャ…
ドアを開けたそこに立っていたのは…茶色い髪にポニーテールをした綺麗な女性
「零ちゃーーーーん!!!」
「なっ!なんで姉ちゃんがここに!?」
ーーーーーー
突然家に上がり込んで来たこの女性は神田鈴。零斗の実の姉である
どうゆう人間かと言うと超能力者なのではないかと思うほどすごい人だ。別に手から炎を出したり瞬間移動ができるわけじゃない、昔から見ただけでその人の本性を暴くことができる。そう洞察力が鋭いのだ
「どうなって…」
[姉なのか?]
「そうなんだが…親父と母さんのところにいるはずじゃ…」
今はテレビを見てくつろいでいる。もう何がなんだがさっぱり
考えていてもどうにもならないため携帯を取り出しすぐさまアメリカの両親の家に電話をかける。国際電話など気にしてられるか!
「あっもしもし母さん?俺だけど…」
「俺だ」
「げっ!親父…」
「ちょうど良かったお前に言っておきたいことがある」
「な、なんですか…」
「娘は絶対にやらんぞぉぉぉぉ!!」
ブチッ…
切られた。なんなんだこの人は
再び電話をかける今度はちゃんと母の携帯にだ
「問題です私は一体誰でしょう?」
「一番 楊貴妃 二番 クレオパトラ 三番 ヘァ!!」
「…もしもし母さん?…」
「あら零斗どうしたの?そんな疲れた声で」
「そりゃ疲れるだろ!頼むから電話ぐらい普通に出てくれ!こっちはただでさえ大変なのに!」
「なんで?」
「姉ちゃんだよなんかこっちに来てるんだけど」
「あぁ〜それはね〜」
ーーーーーー
「お母様お母様、零ちゃんは日本でいったい何をしているのですか?」
「それはねお前に隠れて日本の女の子とね…ふへへへへへへへへへ、とってもいやらしいことをいっぱいしているのさ〜!」
「あ〜れ〜」
ーーーーーー
「って言ったら会いに行くって言って聞かなくって」
「母さんの仕業か…」
「まぁそういう訳だからしばらく鈴のことお願いね」
「どういう訳ですか!?」
「あっそうだ今スクールアイドルのマネージャーやってるんでしょ?頑張ってね」
ブチッ…
ブーブーブー
「えぇ…それだけですか?」
[零斗の親って変わった人だな]
「はぁ…」
大きなため息をつく。しかしこのままでは話が先に進まない
さてどうするか
「姉ちゃん何しに来たのさ」
「何って普通に遊びに来ただけよ」
「用がないならアメリカ帰ってくれこっちは忙しいんだから」
「忙しいって?」
「マネージャーの仕事があるんだよ、それで〜」
「マネージャー!?何の?」
母は知っていたが姉は知らないようだ
「浦の星のスクールアイドルのマネージャー。ほら千歌と曜と果南さん覚えてるだろ?あいつらとやってるんだよ」
「懐かしいな〜千歌ちゃんと曜ちゃんに果南ちゃん元気にしてる?」
「びっくりするほど元気だよ」
「そっか〜」
結局その日はAqoursの話を一日中姉に話すことになった
ーーーーーー
「ワン、ツー、スリー、フォー、ワン、ツー、そこでみんな近づいて、はい!」
練習の甲斐あってか以前よりも随分と成長しているのが分かる。地区大会までもう少しなので気合も入る
「ではもう一度と言いたいところですが」
「日が短くなってるからね」
「怪我するといけないしね、あとは沼津で練習する時にしよう」
この時期は太陽が沈むのが早くなってしまうのだ
不本意だが今日はここまでのようだ
「じゃあ終わり!?」
「うん。どうしたの?」
「へっ?いやぁちょっと…私今日は先帰るね〜」
「えっまた?」
「なにかあったずら?」
「そういえばこのところ練習終わるとすぐ帰っちゃうよね」
「…何かあるんっすかね?」
「そうだな…」
ーーーーーー
次の日
ちょっとした事件が起きた
「ノクターン…」
「ライラプス…」
「「うぅ…とってこい…はぁ」」
校庭で謎の行動をとる梨子と善子。謎すぎる
「シンクロ?」
「でもどうして2人が」
「まさか悪霊に取り憑かれたずら」
「なんかちょっと善子ちゃんぽいね、花丸ちゃん」
「ずらん!」
「なんだありゃ…」
「一体どうなって…」
「零ちゃーーーーん!!」
嫌な予感がした。いや気づいた時にはもう遅かった
向こうから姉である鈴がこちらに走ってくるのだ
「ちょっ!姉ちゃん!何やってんの!?ぐはぁ!」
姉からの体当たりをくらい吹き飛ぶ零斗
「ね、姉ちゃん?」
「あら、久しぶりね!千歌ちゃん曜ちゃんに果南ちゃん」
「まさか!」
「鈴さんですか!?」
「うん!2年ぶりぐらいね」
「零斗さんの姉さんですか?」
「はい、そうなんです。どうしたんだよ急に」
「せっかく来たんだら千歌ちゃんの家にご挨拶に行ってきたからそのついで」
「志満ねぇのところに?」
「えぇ同い年だからね〜」
えぇ!?
鈴を知らない鞠莉、ダイヤ、花丸、ルビィはかなり驚いていたが、そうなのだ実は鈴と志満さんは同い年
「うわぁ〜可愛い子たちいっぱいいるね〜おっとそっちにはイケメンさんもいるし」
「あっ…あ、あ…」
イケメンとはこの場合碧のことだが、当の本人は鈴を前に硬直していた
「あそこにも2人いるけど」
「あれはそっとしといてあげて」
その日結局梨子と善子には姉の存在を知らせられなかった
「んで?何しにきたの?今日帰るんだろ?」
「うん。だから会いに来たのよ」
「えっ?もう帰っちゃうんですか?」
「せっかく久し振りに会えたのに」
「鈴さん…」
「大丈夫よ。また会えるから心配しないで、さてそろそろ行かないと電車に乗り遅れちゃうわね」
「私も行きます!」
「私も!」
「じゃあ私も!」
千歌と曜と果南がすぐに手を挙げた
ーーーーーー
沼津駅の改札前
「じゃあね、みんなまた会いましょ」
「姉ちゃんも元気でやれよ」
「千歌ちゃんたちもスクールアイドル頑張ってね!応援してるから!」
「「「ありがとうございます!」」」
改札を通りホームに向かっていく途中鈴はもう一度こちらを向いた
「じゃあね零斗!それにウルトラマンさんも!」
「[なっ!?バレてた!]」
この人は本当に侮れないな…そう感じた
ーーーーーー
「さぁ始めるぞ!」
突如空が割れその中から黒い巨大な影が姿を現わす
「いけ!ドラゴリー!」
突如現れた怪獣は住宅街のど真ん中に現れ建物を蹂躙し始める
ーーーーーー
「まさかゼロにも気づくなんてね」
「信じられない…」
[俺もまさかバレるなんて…零斗!来たぞ]
「え?」
[怪獣だ]
「おぉう、分かった。千歌あとは頼む」
「うん。分かった」
ゼロアイを装着し怪獣の方に向かった
ーーーーーー
[エメリウムスラッシュ!]
上空からエメリウムスラッシュを発射する
不意を突かれ横転するドラゴリー
[こいつ超獣か]
(超獣?)
[異次元人ヤプールがつくり出した怪獣兵器ってところだな]
「ゼロー!零斗くん!」
どこからか声が聞こえた。声のする方を向くとそこには善子と梨子がいた
[お前らなんでこんなところに?]
「それはちょっと…」
[まぁいいや、さっさと逃げな]
立ち上がったドラゴリーは口から大量の火炎を噴射する
[うおっと!]
済んでのところでかわしドラゴリーに向かっていく
超スピードでドラゴリーに蹴りをいれ掴みかかり再び横転させる
倒れる寸前にドラゴリーの眼から赤黒い電撃を放電させゼロの体を痺れさせる
[ぐはぁぁぁ!]
すぐに立ち上がったドラゴリーは強力な怪力でゼロを殴っていく
[調子に乗ってんじゃねーぞ!]
全身を赤く染めた姿に変え力と力の勝負をする
[ストロングコロナゼロ!]
その後は両者一歩も譲らず殴り合いが行われた。しかし徐々にドラゴリーの動きが鈍くなっていった
(ゼロチャンスだ!)
[あぁ!いくぜ!ガルネイトバスター!]
炎の光線を放ち勝負がついたと思った時だった。ドラゴリーはガルネイトバスターを避け一気にゼロに接近。そしてゼロの右腕に噛み付く
[しまっ!ぐはっ!]
ドラゴリーの牙には毒がありゼロの身体を蝕んでいく。激痛によって片膝をついてしまう。それと同時に姿が元に戻る
それを見かねたドラゴリーは役目を終えたかのように現れた空の割れ目の中に戻っていこうとする
[に、逃すか!ワイドゼロショット!]
逃げる寸前にワイドゼロショットを喰らいドラゴリーは空中で爆散する
[危なかった…]
しかしそれと同時にゼロの姿が解ける
ーーーーーー
「零斗くん!ゼロ!」
「しっかりして!」
「梨子ちゃん…善子ちゃん…はははっ、このくらい問題ないよ」
「すぐに救急車を呼ぶから、ヨハネちゃんお願い」
「承知!」
道端で倒れていたところを梨子と善子に見つけられる。ヨハネが携帯で電話をしようとしたその時
「きゃぁぁぁ!」
「な、なんだ!」
[き、貴様は!?ヤプール!]
「フハハハハハっ!ウルトラマンゼロ!罠にかかったな、ドラゴリーは貴様の動きを止めるための陽動に過ぎない。本当の狙いは貴様ら人間だ!」
「な、なんだと…」
突如現れたヤプールによって梨子が捕らえられてしまった
「リリーを放しなさいよ!この!」
「ちょうどいい!貴様も一緒にこい!」
「きゃぁぁ!やめて!放して!」
「2人を放せ!」
身体を無理やり動かしヤプールに突撃するが簡単にあしらわれてしまい、しまいには腹部を蹴られその場に倒れこむ
「貴様には用はない。さらばだ」
<待ちやがれヤプール!!>
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!」
「零斗くん!零斗くん!」
「放しなさいよ!」
「梨子ちゃん…善子ちゃん…」
大きな声を上げヤプールは異次元の中に姿を消した
「くっそ………………………………………」
腕を伸ばしながら零斗はその場で意識を失った
前半に登場しました神田鈴は零斗の姉で本来ならアメリカの両親のもとで暮らしています
そのへんのくだりはさくら荘のペットな彼女のオマージュですね
もちろんまた神田鈴さんには登場してもらいます
そして後半からの急展開
さらわれてしまった梨子ちゃんと善子ちゃんに零斗とゼロのは戦闘不能。果たしてどうなってしまうのか?
それでは次回をお楽しみに