輝きのAqoursとゼロ   作:ズラマヨ

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ヤプールに捕らえられた梨子と善子果たしてどうなるのか?
それではどうぞ

余談
キセキヒカル神曲すぎません?


異次元への潜入

「…れ……く……と……ん……れ……と……」

 

(声が聞こえる…誰かの声が)

 

「れい…くん…れいと…ん…れいとくん…」

 

(知っている…知ってる声だ)

 

「零斗くん!零斗くん!」

 

視界が少しずつひらけていく。見えてきたのは見知らぬ天井とこちらを覗き込む少女たち

 

「ここは…」

 

「零斗くん!!」

 

「千歌そんなに大きな声出しちゃダメだよ」

 

「意識が戻ったんだね」

 

「よかった無事で」

 

「これで一安心ずら」

 

「うん!」

 

「ここはどこですか?」

 

「病院よ」

 

「病院?俺はいったい…」

 

「心配しましたわよ。道で倒れていたと聞いた時はどうなるかと思いましたわ」

 

「倒れていた?」

 

確か姉ちゃんを見送った後怪獣…いや超獣が現れて…そしたらそこに梨子ちゃんと善子ちゃんがいて……………………………………………

 

その瞬間我に帰る

周りにいるのは千歌、曜、果南、ダイヤ、鞠莉、ルビィ、花丸、碧の8人だけ

 

「零斗くん?」

 

「梨子ちゃんと善子ちゃんは!?」

 

「今日は連絡がとれてないんだけど、どうかしたの?」

 

「そんな…ゼロ…おいゼロ無事か?」

 

[……あぁ、俺も今さっき気がついてな]

 

「梨子ちゃんと善子ちゃんはまさか…」

 

[考えたくないがそうだろうな]

 

「どうしたの?ゼロまで」

 

頭には碧のつくったヘルメットが被せてありゼロの声も聞こえるようだ

 

「こうしちゃいられな…うっ!」

 

ベットから起き上がろうとした時身体中に信じられないほどの激痛が走る

 

「まだ動いちゃダメずら」

 

「そうですわ、かなり重症ですから休んでてください」

 

「ダメだ!このままじゃ梨子ちゃんと善子ちゃんが!」

 

「どういうこと?」

 

「先輩昨日何があったんですか?」

 

「実は…」

 

ーーーーーー

 

「うそ…そんな」

 

「梨子ちゃんと善子ちゃんが…」

 

昨夜の出来事を打ち明ける。全員の動揺は言うまでもない

 

「いったい誰に?」

 

[異次元人ヤプールだ。まさかあいつがこの宇宙にいたとはな]

 

「う、うぅ…うわぁぁぁぁぁぁん!」

 

「ルビィ!」

 

「ルビィちゃん…」

 

堪えきれずルビィが泣き出すとつられて花丸とダイヤも次第に涙目になっていく

千歌と曜は泣く寸前である

 

[すまない…俺がついていながら…]

 

「ゼロのせいじゃないよ…でもどうすれば…」

 

鞠莉も涙を堪えるのも限界に達していた

 

「何か方法はないのか?」

 

[……1つだけ方法はある]

 

 

「「「「「「「「えっ!」」」」」」」」

 

ーーーーーー

 

「…ここは…どこ?」

 

どこかの建物の中だろうか外の光がかすかに入り込む場所で目がさめる善子

 

「私は確か攫われて…零斗は…あっ!リリー!」

 

ガシャン!

 

「えっ何?これ」

 

 

 

足は鎖で繋がれ逃げられないようになっていた。よく見ると周りは鉄格子のようなものに囲まれている

 

「こんなもの私の魔力で!」

 

そういって鎖をひっぱるが普通の人間に鎖を断ち切れるわけがない

 

「あっ…リリー起きて!リリー!」

 

「…善子ちゃん?」

 

「ヨハネよ!よかった無事で」

 

「ここはどこなの?」

 

梨子の足にも鎖が繋がっており2人とも逃げられる状況にない

 

「お目覚めか」

 

「「きゃぁぁぁぁ!!」」

 

「だ、誰よ!あんた!」

 

「異次元ヤプール」

 

突如目の前に現れたのは

 

「早く私たちを解放しなさいよ!」

 

「それはできない。貴様らは我々の実験体だ。大人しくそこにいろ」

 

「実験体…?」

 

「でも零斗くんとゼロが助けに来てくれ…」

 

「残念だが無理だな」

 

「えっ…」

 

「奴は我々のつくった超獣の毒にやられて今頃動けまい。仮に来たとしてもそんな手負いの状態でこの俺に勝てるわけがない」

 

「そんな…なんてことを…」

 

「フハハハハハハッ!!そう言うことだ。貴様の実験は明日にでも行ってやるから楽しみにしておけ」

 

そう言い残しヤプールは去っていた

 

「どうしたら…いいの…」

 

「リリー…」

 

 

しだいに涙をこぼす梨子に善子は

 

「大丈夫よ。きっと助けはくる」

 

「でも…零斗くんは…」

 

「まだ碧もいるじゃない!それにAqoursのみんなも」

 

「……」

 

「諦めちゃだめ」

 

「ヨハネちゃん…」

 

善子から希望をもらった梨子の目にはいつの間にか涙は止まっていた

 

ーーーーーー

 

「方法ってどんな?」

 

「それで助けられるの?」

 

[助けられる保証はない。ただ助けに行けるだけだ]

 

「でも可能性があるなら!その方法は?」

 

[俺のイージスの力を応用すれば異次元に入りこめるゲートをつくれる。その中に入って2人を救出するしかない]

 

「それは敵の本拠地に乗り込むってこと?」

 

[そうなるな]

 

この方法にはとてつもない危険がつきまとう。さすがに言葉を失う

 

「しゃーない僕が行くしかないっすね」

 

「碧くんいいずらか?」

 

「零斗先輩がこの状態だから行けるのは僕しかいないでしょ」

 

「すまない…頼めるか?」

 

「任せてくださいよ!必ず2人を連れて帰りますよ」

 

こうして碧が行くことになった。しかしもう1人立候補したものがいた

 

「私も行く」

 

「千歌?」

 

「千歌さん?」

 

「本気?」

 

「本気だよ。私だって梨子ちゃんと善子ちゃんを助けたい」

 

「気持ちは分かるが危険すぎる、何があるか分からないし」

 

「でもじっとはしてられないの!!」

 

「千歌…分かった。じゃあ頼む」

 

[おい、いいかよ]

 

「千歌の目は死んでない。あいつなら大丈夫だ」

 

「うん」

 

「千歌ちゃんが行くなら私も行くよ」

 

「曜ちゃん…」

 

「私だって黙って待ってられない」

 

「2人が行くなら私がついてなくちゃね」

 

「果南ちゃんも?」

 

「いいんですか?果南さん?」

 

「2人のことを一番知ってるのは私だから」

 

「マルもいくずら!」

 

「る、ルビィも!」

 

「私だって!」

 

「わたしも!」

 

「みんな…」

 

千歌が立候補をすると他の全員も次々に手を挙げていくが

 

[すまないみんな…俺の今の力じゃ碧含めて4人が限界だ]

 

つまり3人である。話し合った結果千歌、曜、果南そして碧の4人が救出に向かうことになった

 

[じゃあいくぞ]

 

ウルティメイトブレスが光り病室の中央に異次元へのゲートが開く

 

「じゃあ行ってくるっす!」

 

「皆さん気をつけて下さいね」

 

「絶対に…絶対に生きて帰ってきてくれ!」

 

「がんばルビィ!」

 

「ファイトずら!」

 

 

「ヨーソロー!」

 

「ほらいくよ」

 

碧、曜、果南は早速ゲートをくぐって行った

千歌もゲートに入ろうとした時

 

「千歌!」

 

「なに?零斗くん?」

 

「これをお守り代わりに持っていけ」

 

「これは…」

 

「ゼロいいよな」

 

[あぁ、今の俺たちが持っていてもしょうがないからな]

 

零斗が差し出したのはライザーにナックルそして2つのニュージェネレーションカプセル

 

[本来ウルトラマンである俺しか使えないんだが]

 

「千歌なら奇跡を起こせるかもしれない…梨子ちゃんと善子ちゃんを頼む」

 

「うん!行ってきます!」

 

勢いよく千歌はゲートの中に入って行った

 

ーーーーーー

 

ゲートをくぐるとそこは何もない砂漠が広がっていた。唯一見えるのは奥にそびえ立つ巨大な建物

 

「ここが…異次元?」

 

「多分あの建物だよね?」

 

「早く行こう!」

 

千歌たちは巨大な建物を目指してひたすら走り続けた。本当なら走り続けられるような距離ではないのに2人のことを考えると足が勝手に動き出す

 

どれだけ走っただろうかついに巨大な建物にたどり着く

 

「どうやって入る?」

 

「入り口みたいなのはないの?」

 

周囲を見渡したがそれらしいものは見当たらない。なら仕方がないと言わんばかりに

 

「強行突破しかないっすね」

 

「どうやって?」

 

「こうするんですよ!」

 

 

バトルナイザーモンスロード!

 

「ギャャアアァァァォォォォォ!!」

 

「近くでみるとやっぱり大っきい…」

 

「うん…」

 

「みなさん下がって…ゴモラ!超振動波!」

 

ゴモラを召喚し角から発射される光線で建物の外壁に穴を開ける

 

「みなさん行きますよ!」

 

ーーーーーー

 

ゴゴォォォォォ!!

 

「な、なんだ!?…侵入者だと…まさかウルトラマンゼロ…」

 

「いや、違うなこれは人間か」

 

ヤプールがすぐさま事態を把握し侵入者の情報を手に入れすぐさま対処にうつる

 

ーーーーーー

 

 

「な、なに?地震?」

 

「一体どうなってるのよ!…まさか助けが?」

 

「わからない…でも」

 

 

 

 

 

 

 

「梨子ちゃーん!善子ちゃーん!」

 

「どこ!いるなら返事して!」

 

どこからか声が聞こえてきた。間違いなくこれは千歌の声と曜の声

 

「千歌ちゃん…曜ちゃん…千歌ちゃーん!曜ちゃーん!ここよ!」

 

 

 

 

「梨子ちゃんの声だ!」

 

「この声…この先っすね!」

 

「走って!」

 

薄暗い廊下を走り続けると多くの鉄格子が広がっていた。この中に2人はいるはずだ

 

「はぁはぁ…いた!梨子ちゃん!善子ちゃん!大丈夫!?」

 

「千歌ちゃん!助けに来てくれたのね!」

 

「でもどうやって…」

 

「それは後で話すからとりあえずここから出ないと」

 

果南は鉄格子をこじ開ける

 

「千歌ちゃん…千歌ちゃん…!」

 

「曜…果南…碧!」

 

嬉しさのあまり2人は大きな涙を流し抱きつく。感動の再会だ

 

「2人とも泣くのはここを脱出してからにしてもらっていいですかね?」

 

「でも…この鎖で逃げられないの」

 

「うーん…なら!」

 

都合よく鉄格子の外にあった巨大な斧を持ち上げ2人の鎖を断ち切る

 

「逃げますよ!」

 

「うん!」

 

2人を抱え建物の出口を抜ける。あとはゼロが開けているゲートを通るだけだ

 

 

 

「逃しはないぞ!」

 

「うわっ出やがったな!」

 

人間サイズだったヤプールは姿を大きくし巨大ヤプールとなり追いかけて来る

このままでは追いつかれてしまう

 

「僕が奴を引きつけます!その間に走って!」

 

「でもそれじゃ碧くんは…」

 

「いいから走って!!」

 

「……!うん!」

 

 

何か言おうとしたのを黙らせそのまま走らせた

 

「よし!もう一度いくぞゴモラ!」

 

 

バトルナイザー!モンスロード!

 

 

「ギャアァァァァァァァ!!」

 

「そうか貴様はレイオニクスか…残念だがお前には興味はないお前の相手はこいつらだ!」

 

「なに!?」

 

巨大ヤプールが手をふりかざすと地中から3体の超獣が姿を現した

 

「バキシム!ベロクロン!ジャンボキングだ!」

 

 

「くっ…3対1か…おもしれぇ!」

 

 

3体の超獣に向かって正面からぶつかっていくゴモラ

 

ーーーーーー

 

「あった!あれだ!みんな急いで!」

 

ようやくゲートが見えてきた。あそこを抜ければ帰れる

 

 

「あれが出入り口か…ならこうするまでだ!」

 

ヤプールの右腕から発射された光線がゲートに衝突する。その衝撃でゲートがだんだん閉じていく

 

「まずい!早く!」

 

「待って!」

 

あともう少し、あともう少しで届くそんなところでゲートが完全に閉じる

 

 

ーーーーーー

 

「なっ…ゲートが閉じやがった…」

 

「そんな…」

 

病室で待機していた零斗たちの目の前にあったゲートが突如消滅する。このままでは帰ることができない

 

「ならもう1か…い…」

 

「「零斗さん!!」」

 

「零斗しっかりして!」

 

この状態でゲートを作るだけでかなりの体力を消耗するためもう一度開けることは不可能だ。力を使い果たした零斗はベットから転げ落ちる

 

ーーーーーー

 

「そんな…」

 

「ゲートが…」

 

「もうダメなの…」

 

最後の希望であったゲートが封鎖されついに万策尽きてしまう。もう帰ることができない

全員脱力でその場にしゃがみこむ

 

「フハハハハハハハハッ!!せっかくだ貴様らもまとめて実験体にしてやる!」

 

 

「「「「「………」」」」」

 

 

「ダメです!まだ可能性はある!他にゲートがないか探して下さい!」

 

 

最初に叫んだのは碧だった。まだ彼は諦めていなかった

 

 

しかしゴモラ1体と3体の超獣が相手では力をの差は明らかだ

ベロクロンに体当たりしようとすればジャンボキングとバキシムが他方から攻撃を繰り出しバキシムを攻撃すればジャンボキングとベロクロンに邪魔をされてしまう

 

どんどんゴモラは追い詰められていった

 

「はぁはぁはぁはぁ……まだだ…」

 

しかしそんな時バキシム、ジャンボキング、ベロクロンの3体同時光線がゴモラを襲う。威力は絶大でゴモラそして碧は倒れ込んでしまう

 

「うっ…くっ……そ」

 

「碧!」

 

「碧くん!」

 

万事休す

 

もう誰もが諦めかけた時千歌が立ち上がった

 

「まだだよ。まだ諦めない!みんなはゲートを探して!」

 

「でも千歌…」

 

「私は…」

 

千歌は2つのカプセルを取り出す

 

「私には奇跡を起こす力はない…でも…もし起こるなら信じたい」

 

「千歌…」

 

「「千歌ちゃん…」」

 

「千歌…」

 

「零斗くん…ゼロ…力を貸して下さい」

 

すると千歌は2つのカプセルを起動させナックルにセットしていく

 

「信じるよ…」

 

ライザーのトリガーを引きカプセルをスキャンしていく

 

 

 

 

「奇跡を!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「ニュージェネレーションカプセル!α!β!」

 

千歌がトリガーを再度引いた瞬間、、、

どこからか4つのメロディーが聞こえてくるそのメロディーはこの危機的状況の中でも優しくそして力強く希望をくれるそんなメロディーだった

 

 

まばゆい光が目の前を包んでいく

 

 

 

 

 

 

「ニュージェネレーションヒーローズ!!!!」




潜入した異次元空間はBLEACHを読んだ人ならわかると思いますウェコムンドのようなイメージで書いてます。辺り一面砂漠が広がり遠くにそびえ立つラスノーチェスに梨子と善子は捕らえられてました
(分からない人はぜひ調べて見てください)

そして千歌が奇跡を起こしニュージェネレーションカプセルが起動!果たして何が起こるのか!
次回必見です。それではお楽しみに
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