「つまりスランプってやつだね。だからここに来たってわけか〜」
「うん。だから海の音を聞ければ何か変わるかもって」
桜内梨子はピアノをしていたが最近伸び悩んでいるらしい。そこで環境を変えるため、海の音を聞くためにここ内浦に来たそうだ。
スクールアイドルができない理由がはっきりした
ーーーーーー
海の音を探しに海に入った3人。その間、零斗と浦の星の3年生松浦果南の2人だけとなった。現在彼女は家の事情で休学中。
2人は千歌と曜を通じて知り合った仲である。
「あれ?零斗くん。そのブレスレット何?かっこいいね」
「あぁ、これはウルトラm…」
「ん?ウルトラ?」
「あぁ、いや、この前買ったんです。あはははっ」
「そう…なの?」
危うく喋ってしまいそうになる。気をつけなければいつか喋ってしまいそうだ
ーーーーーー
しばらくして千歌と曜が出てきその後梨子が出てきた
「だめ?」
「残念だけど…」
「イメージか、確かに難しいよね」
「簡単じゃないわ。景色は真っ暗だし」
「真っ暗?」
「そうか。分かった。もう一回いい?」
そう言い千歌と曜はまた海に入る
[…!零斗、身体借りるぞ」
「えっ?ちょっ…まっ…」
零斗の許可なく身体の支配権をゼロに変わる
<何か海にいやがる>
(嘘だろ?また海?)
「零斗くん?どうしたの?」
<あんた、早く陸に戻るんだ!>
「えっ?…え?」
(ゼロ!海には千歌たちが!)
<あぁ!分かってる>
周りを見渡す。すると既に3人は海から顔を出していた
雰囲気的に海の音を聞けたみたいでホッとしたが今はそれどころではない
<お前ら、早く乗れ!>
「え?零斗くん?」
<早くしろ!>
「う、うん…」
いつもと雰囲気が違う零斗に千歌と曜、果南は動揺していた。
<あんたボートを出せ!>
「分かった!」
急いでボートを動かす。徐々にスピードが出てくる。
<行くぜ!零斗!>
(いや、ちょっと…まってぇーーー)
そのまま海に飛び込む。零斗とゼロ。
一瞬の出来事に4人は状況を飲み込めないでいる。
「「零斗くーん!!」」
ーーーーーー
海に入った状態で左にあるウルティメイトブレスレットから眼鏡のようなものウルトラゼロアイがでてくる
<デュア!>
それを装着すると身体がみるみる変わっていく
海中なのではっきりはしないがあの時みた巨人へと
(あれ?苦しくない…)
[そりゃそーだろ]
海の底に着くとそこにはゼロのいう通り巨大な生物がいた。
(あれか?あの芋虫みたいなやつ)
[あぁ、ツインテールだな]
(ツインテール!?)
[知ってんのか?]
(いや別に)
怪獣のいない世界ではツインテールは髪型のことを想像してしまう
[行くぜ!]
ゼロは正面からツインテールにぶつかっていく。
するとツインテール頭部の鞭で応戦してくる。
[ぐわぁ、ちっ!海の中なのになんてスピードだよ]
本来ならかわすことが出来るだろうが海の中ではやはり思うように体が動かない。とりあえず距離をとるゼロ
すると泳いでゼロに突進してきたのだ。その突進をもろに受けてしまう。
(大丈夫か?ゼロ!)
[あぁ、だが思ったより厄介だな。海の中だと動きづらい。
ならこれだぜ!]
水中ではパンチもキックも大した威力にならない。そしてゼロは次の手段に出る。頭にあった2つの武器ゼロスラッガーを合体させ、大剣ゼロツインソードに変形させ泳いできたツインテールに斬りかかる。
[デュア!]
「ギャァァア!」
斬り付けられ悲鳴をあげるツインテール。
(ゼロ、あいつ目が4つあるぞ)
[あれは目じゃない。そうだ、ツインテールはそこが弱点だ!]
そのままゼロは弱点である三半規管を斬りつける。
するとみるみるツインテールの動きが鈍くなってくる。
[決めるぜ!]
ゼロツインソードが2つに分かれてそれぞれがゼロのカラータイマーの左右に装填される。
そして放たれる光線。ゼロツインシュート
[ウォッーー!]
まともに食らったツインテールはそのまま爆散する。
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「零斗くーん!零斗くーん!」
陸では千歌たちが零斗を探していた。突然海に潜ったまままだ帰らない。
「千歌ちゃーーん!」
「曜ちゃん!梨子ちゃん!果南ちゃん!零斗くんは?」
「だめ、見つからない…」
「どこ行っちゃったんだろ」
千歌の目がだんだん涙目になってくる。
みんなが諦めかけた時。
「イッテテェ、マジで死ぬかと思ったぞ。」
「零斗くん!よかった…無事で…」
「もう見つからないかと思ったよ。」
「ごめん。迷惑かけた。」
「もう!すっごい心配したんだよ!何してたのよ!」
ものすごい怒られた。こんなに怒られるのは久しぶりだった。
「本当!ごめん!」
そうして4人に深々と頭を下げる。
(結局迷惑かけちゃったな…)
[すまなかったな。零斗。次は気をつける。]
「あぁ、気にするな。」
なんかシリアスで終わっちゃいましたね。
次はもっと明るくいきたいです。