輝きのAqoursとゼロ   作:ズラマヨ

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伊波さん全公演でロンバク成功させましたね。おめでとうございます

そしてウルトラマンルーブが始まりましたね。初回から爆笑してました。まだ謎が多いウルトラマンですがこれから楽しみですね


呼び起こす奇跡の波

「うわっ!」

 

マットの上で転がる千歌とそれを見守る残りのメンバー達

 

「もう一回!」

 

「少し休もう。5日もこんな調子じゃ体壊しちゃうよ」

 

「ううん、まだ大丈夫。もうちょっとで掴めそうで」

 

「地区大会まであと2週間なんだよ。ここで無理して怪我したら…」

 

「うん分かってる。でもやってみたいんだ」

 

「私ね一番最初にここで歌った時に思ったの、みんながいなければ何も出来なかったって」

 

「ラブライブ地区大会の時もこの前の予備予選の時もみんなが一緒だったから頑張れた。学校のみんなにも町の人達にも助けてもらって…だから1つぐらい恩返ししたい!怪我しないように注意するからもう少しやらせて」

 

そう言って再びマットに飛び込んでいく

 

 

 

 

「おう、頑張ってるじゃねーかよ千歌」

 

「えっ?…あっ、れ…」

 

「「「「「「「「「零斗くん!!!!」」」」」」」」」

 

「ようやく帰ってきたっすね」

 

「まぁな」

 

ーーーーーー

 

[まず助走で勢いをつけて手を地面につけるんだ]

 

「うん」

 

[両腕で体重を支えることができればロンダートをすることはそんなに難しいことじゃない]

 

「うん」

 

[そしてロンダートの勢いを使ってどん!と行ってバン!だ!]

 

「うん?」

 

「いや、説明がぞんざいすぎるよ」

 

3年生達が考えたというフォーメーションに挑戦している千歌にゼロから直々に指導を受けているが教え方がうまいとは言えない

 

この技は難易度が高く本当に千歌に出来るのか不安になったが今の千歌からきっと成功させてくれると信じ協力することにした

 

[まぁやってみろ]

 

「わかった」

 

「!!うわっ!いって…」

 

だんだんとよくはなっているがまだ先は長そうだ

 

「大丈夫?」

 

「平気だよ〜」

 

[ならもう一回だ]

 

 

 

 

 

「気持ちは分かるんだけどやっぱり心配」

 

「だよね…」

 

「じゃあ2人で止めたら?私が言うより2人が言った方が千歌聞くと思うよ?」

 

「「うーん…」」

 

「嫌なの?」

 

「言ったじゃない、気持ちは分かるって…千歌ちゃん普通怪獣だったんです」

 

「怪獣ってあの?」

 

「そっちじゃなくて…普通怪獣ちかちー。何でも普通でいつもキラキラ輝いている光を遠くから眺めてて本当はすごい力があるのに」

 

「自分は普通だっていつも一歩引いて」

 

「だから自分の力で何とかしたいって思ってる…自分の手で」

 

何かを決心したのか無言で立ち上がり千歌のもとに行く果南

 

「千歌」

 

「果南ちゃん?」

 

「………」

 

ーーーーーー

 

その夜一度家に帰宅するも曜からの連絡を受けて再び浜辺に向かった

千歌がこんな時間まで練習をしているらしい

それには理由がある。果南から明日の朝までという制限をつけられたのだ

 

「今の千歌にできるのか…」

 

[信じるしかないだろ]

 

そう信じるしかないのだ。我々のリーダーを

 

何度も繰り返して完成まであともう少しのところまできている。のにどうしてもうまくいかない

 

「あぁ!もう!…どこがダメなんだろう私…」

 

「「千歌ちゃん」」

 

「焦らないで、力を抜いて練習通りに」

 

「梨子ちゃん…」

 

「できるよ。絶対にできる!」

 

「そうだぜ。諦めるな」

 

[…今の千歌なら出来てもいいと思うんだが…何か引っかかる]

 

「え?」

 

3人に励まされ再びトライを試みる。そこへ

 

「「「「千歌ちゃん(先輩)!!ファイト!!!」」」」

 

1年生も応援に来てくれていた

 

「ふん!…うわわっ!」

 

 

ドサッ

 

「あぁ!できる流れだろ!これぇ!」

 

 

「何でだろう…何で出来ないんだろう?梨子ちゃんも曜ちゃんもみんなこんなに応援してくれてるのに…」

 

「…嫌だ。嫌だよ!私なにもしてないのに!何も出来てないのに!」

 

 

 

 

[なるほど…そういうことか]

 

(しょうがねーな)

 

 

 

「びぃぃぃ!どっかーん!」

 

「ずびびびぃぃ!」

 

「普通怪獣ヨーソローだぞ!」

 

「おっと!好きにはさせぬりこっぴーもいるぞ!」

 

「こっちには正真正銘のヒーローもいるぞ!」

 

3人が謎の茶番を繰り広げるのを千歌は黙って見ていた

 

「まだ自分は普通だって思ってる?」

 

「えっ?」

 

「普通怪獣ちかちーでリーダーなのにみんなに助けられてここまで来たのに自分は何も出来てないって」

 

「だってそうでしょ…」

 

「たく、分かってないな」

 

「千歌ちゃん今こうしていられるのは誰のおかげ?」

 

「それは…学校のみんなでしょ…町の人たちに曜ちゃん、梨子ちゃん、零斗くん。それに…」

 

「一番大切な人を忘れてませんか?」

 

「なに?」

 

本人は気づいていない。一番大切なものを

 

「今のAqoursが出来たのは誰のおかげ?最初にやろうって言ったのは誰?」

 

「それは…」

 

「千歌ちゃんがいたから私はスクールアイドルを始めた」

 

「私もそう。みんなだってそう」

 

「他の誰でも今のAqoursはつくれなかった」

 

「それを可能にしたのは千歌、お前だ」

 

「千歌ちゃんがいたから今があるんだよ。そのことは忘れないで」

 

自分のことを普通だと思っている人間が諦めずに挑み続けるのにはかなりの勇気や力がいる。だがそれを千歌は持っているのだ。そんな千歌だからこそみんな触発されたAqoursを始めた

 

「千歌ちゃんと一緒に自分たちだけの輝きを見つけられるのを」

 

「みんな…」

 

 

「新たなAqoursのウェーブだね」

 

「千歌時間だよ。準備はいい?」

 

「さぁ行ってこい!」

 

みんなの間を走り抜け果南の方に向かっていく

太陽が姿を現し我々を照らしていく

 

「ありがとう。千歌」

 

ーーーーーー

 

最後まで諦めない選択をした千歌と共に挑む地区大会

そこで歌うのは

 

 

《MIRACLE WAVE 》

 

 

 

 

千歌は難関のロンダートバク転を成功させた

 




6話完結しました〜
なんか分かりませんけど長かった…
次回も原作ストーリーです

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