輝きのAqoursとゼロ   作:ズラマヨ

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愛染マコトさんは何というか敵っぽくないですね
ルーブのこれからの展開が気になります


星に願いを

「はい…実は先輩に…いや先輩とゼロにお願いがあります」

 

「お願い?」

 

「僕に修行をつけて欲しいんです」

 

「え?どういう…」

 

なんの連絡もなくそう告げられる

 

「もっと強くなりたいんです…誰にも負けないぐらい」

 

[零斗ちょっと変われ]

 

ゼロに体を渡す

 

<お前この前のこと気にしてるのか?>

 

「はい…」

 

それは東仙カイにデスレムとの戦闘をしたとき碧の中のレイオニクスとしての力が暴走したこと。碧はずっと気にしていたようだった

 

「だからこの力を制御できるぐらいに強くなって今度こそ…」

 

<そうか…>

 

ゼロは零斗に体を返すと

 

[零斗。リクに連絡してくれ]

 

「えっ?リクさんに?」

 

ーーーーーー

 

[ようリク。こんな夜中に悪いな]

 

「それは別にいいんだけど…何するの?」

 

3人が向かったのは西伊豆スカイラインの山頂付近。人通りの少ない場所を選んだのだ

 

[こいつの修行だ]

 

「修行?」

 

[詳しい話は後だ。碧はまずゴモラを召喚しろ。リクも変身してくれ]

 

「「えっ?」」

 

「おい、ゼロ流石にそれは…」

 

「何のためにこんな人気の少ないところに来たと思ってるんだよ」

 

「でもさすがに変身したら大騒ぎになるんじゃ…」

 

[それについては問題ない]

 

すぐにゼロアイを装着しウルトラマンゼロに姿を変える

問題ないという言葉を信じリクと碧はゼロの指示に従う

 

 

 

「ウルトラマンジード!プリミティブ!」

 

 

「バトルナイザー!モンスロード!」

 

 

 

[準備はいいな?よし、行くぜ!]

 

ゼロの体が輝き始めるとジードとゴモラの体を光が包んでいく

 

 

そして目を開けるとそこには

 

 

「ここは…」

 

[シャイニングフィールドだ]

 

「シャイニングフィールド?」

 

[あぁ、細かい説明は後で話す。さぁ修行開始だ!]

 

ーーーーーー

 

ピンポーン

 

と再び家のチャイムが鳴り響く

 

「はーい…あら、千歌ちゃん。どうしたの?」

 

「零斗くんのお母さん。零斗くんはいますか?」

 

「それがねさっきふらっと出て行ったばかりなのよ」

 

「こんな時間からですか?」

 

「そうなのよ。…そういう千歌ちゃんたちもこれからどこかにいくの?」

 

神田家に訪れたのは千歌たちだった。鞠莉の運転で夜のドライブに行くつもりらしい

 

「そう言えば、リクさんもさっき出て行ったんだよね」

 

「リクさんも?」

 

鞠莉の証言で恐らく零斗はリクと共にいるのだと確信したがあいにくどこにいるのかは分からない

 

「そう言えばさっき誰か来たのよね」

 

「リクさんですか?」

 

「えっと…鈴〜」

 

零斗の母は零斗の実の姉、神田鈴を呼ぶ

 

「なーに?」

 

「さっき来たのは誰だったの?」

 

「確か〜あおい?って名前の人だったかしら」

 

「「「碧くん!」」」

 

「あら?知ってるの?」

 

「私たちのマネージャーですから」

 

つまりここには零斗、碧、リクの3人がいないということだ

 

「千歌ちゃん仕方ないわよ。私たちで行きましょう」

 

「う〜ん。残念だな〜」

 

零斗を含めた10人で行こうと思っていたから少しガッカリしたがいないものは仕方ないので本来の予定通り9人で再びワゴンカーに乗り込む

 

ーーーーーー

 

「おい。説明しろ。なぜこれがここにあるんだ」

 

「私が創ったからですよ」

 

「たしかにお前はかなり頭がキレる。大抵のものなら創れるだろうがいくらなんでもこいつは不可能だ」

 

「ではこれはどう説明するつもりです?」

 

「それは…」

 

デスレムがみたのは本来ここにはあるはずのないもの

 

「まぁデスレムさんの言う通りです。形こそオリジナルと変わりませんが実際の威力は遠く及ばない」

 

「だがそれでもどうやって」

 

「ジードの持つギガファイナライザーをご存知ですか?」

 

「名前だけならな、詳しくは何も」

 

「あれは本来ギガバトルナイザーと対になる存在。ギガファイナライザーを作る過程でギガバトルナイザーが誕生したのですよ」

 

「つまりお前がジードと戦った理由は…」

 

「そう、彼の持つギガファイナライザーのデータを収集しそれを元に新たに作り直すこと。それが私の目的」

 

カイが新たに開発したのはかつてウルトラマンベリアルが使った最恐最悪の武器ギガバトルナイザーだった

 

ーーーーーー

 

ワゴンカーを走らせようやく到着したのは標高800mの山の上、西伊豆スカイラインだ

 

「雨ですわね…」

 

「何をお祈りするつもりだった?」

 

「決まってるよ」

 

「ずっと一緒にいられますように?」

 

「これから離ればなれになるのに?」

 

「だからだよ。だからお祈りしておくの。いつか必ず、また一緒になれるようにって!でも…無理なのかな」

 

星に願いを聞いてもらうためにここまで来たのだが外はあいにくの雨

これではとても届かないそう思った時

 

「なれるよ!絶対一緒になれるって信じてる。鞠莉ちゃん!それいい?」

 

「えっ?」

 

鞠莉の持っていた星座早見盤を借り外に飛び出る千歌。借りたそれを空高く掲げる

 

「この雨だって、全部流れ落ちたら必ず星が見えるよ。だから晴れるまで、もっと!もっと遊ぼう!」

 

千歌の言葉を聞き他のみんなも掲げた早見盤に手を添える

 

「みんな…」

 

「晴れなかったら神様も勘当デース!」

 

鞠莉の冗談にみんな笑い合う。

すると空のを覆っていた雨雲が晴れていき星空が現れる

 

「すごい…本当に晴れた」

 

それは偶然なのかそれともAqours9人の起こした奇跡なのかもしれない

 

「あっ…」

 

「堕天使?」

 

「流れ星ずら」

 

「あっ!また!」

 

「あっ!こっちも」

 

星空を見上げ鞠莉は手を合わせる。それを見て果南、ダイヤも手を合わせる

 

「リトルデーモンの涙…」

 

「流れ星ずら」

 

「きれい…」

 

流れ星の降る夜空に千歌は1つ願いを込めた

 

 

「見つかりますように。輝きが。私達だけの輝きが。見つかりますよう」

 

 

 

ーーーーーー

 

(はぁ…はぁ…)

 

「よう…やく…だね…」

 

「はい!」

 

[完成だ…碧!]

 

シャイニングフィールドの中では想像を絶する修行が行われていた

そのため全員は疲れに疲れ果てていた

 

「それが…君の」

 

[新たな力だ!]

 

その結果、レイオニクス、如月碧は新たな力を手に入れた

 

[よーし!じゃあ元の世界に帰るぞ]

 

ゼロの一言と共にシャイニングフィールドが消えていき元いた場所に降り立つ。するとあるものに目が止まる

 

(ん?あれは)

 

「車?」

 

そこにあったのはピンク色のワゴンカーだった




10話後半なのでだいぶ短いですね。まぁそれでもかなり濃い内容だったんじゃないかなと思います

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