ルーブは毎回しっかり見てますが見れば見るだけ謎が深まりますね
「も……だ…」
どこからだろうか。どこからか声が聞こえる。途切れ途切れだが確実に
「ふっ…と…は…い…」
「誰だ…おまえは」
「………」
しかしそれ以上は何も聞こえてこなかった
「いったい…」
「おい」
「……」
「おい」
「……」
「おい!カイ!聞いてるのか!?」
「なっ!…あぁデスレムさんですか…何ですか?」
「何ですか?じゃねーぞ、
ぼーっとしやがって…何かあったのか?」
「…いえ、何も」
「そうか、しっかりしろよ」
心配しつつもそのまま部屋の奥に変えるデスレム
「……」
ーーーーー
「そうなんだ。君が今ゼロさんと戦ってるんだね。でも驚いたよ。まさかそんな人と会えるなんて思ってなかったから」
この人は伊賀栗 令人。ゼロと一体化しウルトラマンジードの朝倉リクさんと共にこの星を守った人だ
「僕も驚きましたよ。それにレイトさんには家族がいるんですね」
「妻のルミナさんに娘のマユだよ」
「うらやましいなぁ〜」
「僕は2人を護りたくて最後まで戦えたんだ。君にも護りたいモノはあるのかい?」
「僕には…」
零斗がすぐに思いついたのは千歌を含めたAqoursの9人。浦の星に通う生徒に先生。そして零斗の家族。考えれば考えるだけたくさんの人が思い浮かぶ
「この先大変なこともたくさんあるかもしれないけど、その人たちのことを思ったら君は必ず頑張れるよ」
「はい…ありがとうございます!」
[レイトもたまにはいいこと言うじゃねーか]
「ゼロさん、たまにはは余計ですよ」
ウルトラマンゼロと共に戦った先輩からいろんなことを教わった。ウルトラマンとして戦うことの覚悟もその1つ
「レイトさんー!零斗くんー!こんなところにいたんだ!」
「リクくん。どうしたんだい?」
同じ"れいと"同士だとどっちがどっちだかわけわからない
「零斗くん。そろそろ帰らないと閉校祭に間に合わないんじゃないの?」
「閉校さ……ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」
「閉校祭?」
「零斗くんのいる学校で閉校祭があるみたいなんだ」
「へぇーじゃあ早く行かないとね」
「すいません。バタバタしちゃって。じゃあ、ゼロよろしく」
ゼロアイと取り出し装着する
[じゃあな、リクにレイトまた会えて嬉しかったぜ]
「はい!こっちも」
「もう帰っちゃうんだ」
「もうちょっとゆっくりしていけばいいのに」
と横から別の声が聞こえてきた。振り向くとそこにはライハとペガがいた
[悪いな、こっちもいろいろ忙しいからよ]
「ゼロまた会えるよね?」
[もちろんだ。また会おうぜリク!]
そう言ってウルティメイトイージスを展開していく
[あっそうだ。AIBのモアとゼナによろしく伝えといてくれ]
「わかったよ」
[よし。セァア!]
その言葉を最後にゼロはゲームの中に入っていった
ーーーーー
浦の星
のとある空き教室
各々が自分の持ち場の準備に取り掛かる中
「とても間に合わないじゃない!ルビィはどうしたの?」
「ルビィちゃんは人気があるから引っ張りだこずら。ここは人気のないものが頑張るずらよ」
「どういう意味よ」
ぽろっと悲しくなることを呟いていると
「悪い。遅くなりました」
「遅い!アーチにいつまでかかってるのよ!」
「ご、ごめん。あれはあれで大変なんだよ」
満を持して碧が手伝いに来てくれた
「文句言ってる暇があったら手を動かすずら」
「は…はい」
と花丸に押さえ込まれると
テチ テチ テチ テチ テチ テチ
テチ テチ テチ テチ テチ テチ
「今の何…」
「どっかで見たことあるずらね…」
「うちっちー…?」
そう。うちっちーが…それも2体廊下を走り去っていった
「よし!追いかけよう!」
ーーーーー
2年生教室
「わぉ!」
「随分できて来たわね」
「あっお帰りなさい」
引っ張りだこのルビィがここで裁縫をしている真っ最中
「ルビィちゃんもお手伝いしてくれてたんだ」
「うん。こういう衣装も作って見たかったから」
「かわいい!」
「さすがルビィちゃん」
千歌たちがスクールアイドルを始める以前にダイヤと共に衣装を作っていたルビィだからできるのだろう
テチ テチ テチ テチ テチ
テチ テチ テチ テチ テチ
「「ん?」」
と見覚えのある影が廊下を過ぎて行く
「曜ちゃんだよね…」
「あと一体は誰?」
曜以外でうちっちーの格好をする者は一体…
「曜ちゃん!?」
と追いかけてみるが聞こえていないのかそのまま階段を降りていき見失う
「あれ?どこ行ったんだろう」
追いかけている途中で花丸と善子、そして碧とばったり会った。両方ともあの謎のうちっちー2体を追いかけて来た
「確かこっちに来たはずだけど」
「消えたずら!」
2体のうちっちーを見失ったと思った時
バサッ!!
「今度は?」
「オバケずらか?」
「「「えぇっ!?」」」
「そんな非現実的なことが」
「怪獣を操れるのに疑うずら?」
「それとこれとは別問題よ」
文系少女と理系男子。この2人は仲が良いのか悪いのかよく分からない
そんなことはほっといて謎のオバケ?が入っていった教室に恐る恐る侵入していく
「本当にここに入ったの?」
「うん。間違いない」
教室は薄暗く何か出てきても不思議じゃない雰囲気だ
「あぁ〜零斗くんがいれは1番最初に入らせるのに〜」
「あはは…」
さりげなくとんでもないことを呟く千歌
「何なの…ここ…」
「堕天使が怖いずらか?」
「まっ…まさか!むしろこの闇の波動が心地いい今日この頃…」
バサバサッ!!
と善子の足下を過ぎる白い影に驚き教室を飛び出しドアを閉める
「私はここまで結界を張ってみんなを守っています」
「ヘタレ堕天使…」
「ヘタレ言うな!」
恐る恐る辺りを見渡してみると白い何かが確かにうごめいていた
「でもやっぱりあれただのシーツよね…」
「確かめてみるね」
ゆっくりとその物体に手を伸ばしていく
そして
「おりゃぁぁぁぁぁぁ!!」
「大丈夫!?…ん?」
「これは…」
そこにいたのはここにいる全員がよく知っている
「へっ?」
「なんだしいたけちゃんか…えっ?」
「どうしてここに…」
ワン!
「オバケなわけないじゃない」
「うゆ」
ホッとしているとその後ろには巨大な影が2つ…
「にゅぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ピギャァァァァァァァ!!!」
ーーーーー
「申し訳ございません!!」
そこからはもう何が起こったのは理解するのに時間がかかった。
突如現れたうちっちー2体にシーツを被って前方が見えない状態で暴れ出すしいたけに入り口のアーチが大転倒
そして生徒会室に呼び出された始末
「器物破損。被害甚大。アーチの修復だけに10人がかりで4時間のロス!」
「だって…」
「そもそもなんでしいたけちゃんが学校にいたの?」
「なんか美渡ねぇ散歩してたらリード離しちゃったらしくて…」
「言い訳は結構です。とにかくこの遅れをどうするか…閉校祭は明日なんですのよ!」
「頑張ります…」
「それで済む話ですの?もう下校時間までわずかしかありませんわ」
「そろそろ終バスの時間ずら」
「準備間に合うかな…」
「だよね…」
「……」
間に合わなかったらせっかくの閉校祭が台無しになってしまう。何とかそれだけは避けねば
「Ok. そういうことであれば小原家が責任を持って送るわ。全員」
「ほんとずら!?」
「まじ…か」
「でも全員って?」
「準備で学校に残る生徒全員。もちろんちゃんと家には連絡するようにね」
「ありがとう!みんなに伝えてくる!」
「よっし!なら張り切るっすよ!」
まさかの朗報に希望が見えた
「本気ですの?」
「最後なんだもん許してよ」
「誰も許さないなんて言ってませんわ。最初からそのつもりでしたから」
ーーーーー
倒れたアーチの最後の調整を一人で行なっている人物がいた
「これをこうやってっと…あっ、もう1人欲しいな…」
両サイドを支えるためにもう1人手伝いが必要になってしまった。が周りを見渡しても人が見当たらない
「うーん。どうしよっか」
と悩んでいると
「手伝おうか」
「ん?あっ零斗くん。お帰り。帰ってきてたんだね」
「まぁね。俺も手伝うからさっさと終わらせようぜ」
「ありがとう。じゃあそっち持ってくれる?」
「了解」
零斗の手伝いもあって思ったより速く終わらせることができた
「これでよし!」
完成したアーチを眺めているとその横に1つの段ボールが目に入った。とても懐かしい光景だった
すると曜はその段ボールの上に乗る
「曜?」
「スクールアイドル部でーす!よろしくお願いしまーす!あなたもあなたも!スクールアイドル!やってみませんかー!」
「…なんか懐かしいな」
春にスクールアイドルを始めようと千歌が言い出したのを思い出していた。あれから本当に色々あった
「はい!」
「スクールアイドルやります!」
そう答えたのは紛れもない。千歌だ
「なんか静かだね。学校はあんなに賑やかなのに…」
「うん。なんかいいよね?そういうの。外は普通なのに、学校の中は皆の夢で、明日に向いてワクワクしてて。時が過ぎるのも忘れていて。好きだなそうゆうの…」
「ずっとこのままだったらいいのにね。明日も、明後日もずーーと!」
「そしたら…そしたら…」
「私ね、千歌ちゃんに憧れてたんだ」
少し驚いた様子を見せた千歌
「千歌ちゃんが見てるモノが見たいんだって。ずっと同じ景色を見てたいんだって」
「このままみんなでおばあちゃんやおじいちゃんになるまでやろっか!」
「うん!」
そんな曜の冗談に千歌は全力で頷きそして笑いあう
「……ぶえっくしょい!!!…失礼」
「あっ!零斗くん!帰ってたんだ!」
「今更ですか??」
こんな楽しい時間がずっと続けばいい。心からそう思っていた
このペースだと年内に完結するの厳しいかもしれません。
まぁそれでもいいという方はこれからも気長に応援よろしくお願いします
ちなみになんですけど、この小説が完結したら新作を書こうかな〜と思ってます。今作がウルトラマンなので次は仮面ライダーかな〜