輝きのAqoursとゼロ   作:ズラマヨ

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毎日ちょっとずつ書いてたらかなり遅くなっちゃいました…



決戦前

「決勝見ていけばいいのに」

 

「ごめんね。これ以上はいられないのよ」

 

「じゃあね、零ちゃん」

 

「姉ちゃん…その呼び方はやめろよな」

 

「いいじゃない」

 

神田零斗の父、母、そして姉は今日で日本を発ちアメリカに帰ることになっていた

 

「零斗。結果楽しみにしてるぞ」

 

「親父…あぁ楽しみにしてろよ」

 

本当はもっと一緒にいたいが悪い意味のいいタイミングでバスが到着した

 

「じゃあ、また来年帰ってた時にね」

 

「元気にやるんだぞ」

 

「私はまた遊びに来るかもねー!」

 

そう言ってみんなバスに乗り込み出発した

手を振って見送りをする

 

「じゃあ…また…」

 

ーーーーー

 

閉校祭も終わり我々に残された最後の仕事。ラブライブ決勝

その時は近づきつつある

 

千歌は1人教室であの時の紙を眺める。それはAqoursがまだ0の時の

 

「忘れ物ない?」

 

その千歌に声をかけたのは渡辺曜だった

 

「大丈夫」

 

「素敵な閉校祭だったね」

 

「うん!だから全力で出来る事は全部やって挑まなきゃね」

 

教室を出るとそこには桜内梨子が待っていた

 

「梨子ちゃん!」

 

「そうだね!この時の為にたくさん練習したんだもん!」

 

そして3人で歩き出すと

 

「確かに。毎日朝も早くから、夜も遅く暗くなっても」

 

「がんばルビィしたから!」

 

待っていたのは黒澤ダイヤと黒澤ルビィ

 

 

「それでも、みんな一度もさぼらなかった」

 

「弱音は言ったけどね!」

 

階段を降りたところには松浦果南と小原鞠莉が

そして薄暗い廊下を歩いていくと

 

「とにかく朝は眠かったずら」

 

「流石我がリトルデーモン達よ!褒めてつかわす!」

 

国木田花丸と津島善子…ヨハネがいた

 

そして校門には

 

「そしてようやくここまできたな」

 

「皆さんの輝き楽しみにしてるっすよ」

 

2人のマネージャー神田零斗と如月碧

 

 

「行ってきます!」

 

【行ってきます!!!!!!!!!!】

 

ーーーーー

 

朝から出発し昼前には東京到着した

相変わらず人が多いが

 

「お姉ちゃん?」

 

「もう大丈夫ですわ」

 

半年前までテンパりまくっていたダイヤが今は冷静さを崩さない。成長しているのだとわかる

 

「これからどうする?」

 

「本番は明日だしね」

 

「リリーはブクロに行きたいのよね」

 

「えっうっ…どこそれって!?」

 

「ブクロ?」

 

「ブクロというのは〜」

 

 

ガシッ!

 

 

「サイレントチェリーブロッサムナイトメア!」

 

何かいいかけた善子を固めあげる梨子

まぁブクロと言うから恐らくは池袋のことだろうけど

 

「本当に善子ちゃん化してるずら」

 

「おぉ!いいっすね!その技!」

 

「じゃあとりあえずあいさつに行こうか!」

 

あいさつに行くといえばもちろん

ーーーーー

 

見慣れた階段を駆け上がり1つの神社にたどり着く。そう神田明神だ

 

「オォウ!変わらずビューティフォー!」

 

「急な階段だったずら」

 

「でも前来た時と比べたら楽じゃなかった?」

 

「そういえば」

 

「成長って気づかない間にするもんだよ」

 

最後に来たのがいつだったかあまり覚えていいがその日から毎日辛い練習をこなしているのだ

 

「じゃあ…俺は…退化してるな…はぁはぁ…」

 

「零斗先輩大丈夫ですか?」

 

「ちょっち…休憩させてけろ」

 

「零斗くん情けないよ〜」

 

曜にそう言われて落ち込むがよくよく考えれば最近まともに運動してない。差がついて当たり前である

 

「すいません…」

 

「じゃあ、お祈りしようか」

 

ヘトヘトの零斗を引っ張りお祈りに向かう

 

「会場の全員に思いが届きますように」

 

「全力が出し切れますように」

 

「緊張しませんように」

 

「ズラって言いませんように」

 

「全てのリトルデーモンに喜びを」

 

「浦の星のみんなの想いを」

 

「届けられるような歌を歌えますように」

 

「明日のステージが最高のものになりますように」

 

「ラブライブで…優勝できますように」

 

言葉は違っても全員の願いは変わらない

 

「Aqoursの輝きが見れますように」

 

碧の願いも同じ

 

「ズラ!」

 

と花丸が声を発したのでそっちに向かってみる

 

「何?」

 

「これって…」

 

そこにあったのは神社ならではの絵馬だった。そこに書いてあったのはAqoursの優勝を込めた願い。浦の星の有志からだった

 

「11月って…」

 

「見て、こっちも」

 

違う絵馬には12月と書いてある

 

「みんな来てくれてたのね」

 

「こんなに…何回も…」

 

「私たちには一言も言わないで」

 

「やっぱりこの学校の生徒はみんなクールデース!」

 

その通りだ。わざわざこんな遠い所にAqoursのために集まってくれた。すばらしい仲間たちだ

 

だか、そこにあったのはもちろんそれだけじゃない

そこにあったのは沢山の優勝の文字が記された絵馬。みんなこの地で優勝の願いを込めて絵馬を置いてあったのが分かる

 

「お久しぶりです!」

 

と声をかけられた。割と聞き覚えのある声で

 

「聖良さん!」

 

「理亞ちゃん!」

 

「あぁ、確かに久しぶりだ」

 

Saint Snowの鹿角聖良とその妹鹿角理亞

 

 

「遂に…ここまで来ましたね」

 

「びびってたら負けちゃうわよ?」

 

「分かってるわよ!」

 

「アキバドームは今までの会場とは違うずら」

 

「どんなところか想像つかない」

 

「私もあのステージで歌えたことが今でも信じられない」

 

「自分の視界全てがキラキラ輝く。まるで雲の上を漂っているようだった」

 

「雲の上…」

 

「雲の上か〜俺もそこにいってみたかったな〜」

 

[お前は珍しくないだろ]

 

「そうね」

 

そんな冗談を内部でこっそりと

 

「だから!下手なパフォーマンスしたら許さないからね!」

 

「当たり前だよ!がんばルビィするよ!」

 

ルビィっていつからこんなに強くなったのだろう。これも成長ってやつなのか

 

「いい笑顔ですね」

 

「はい!」

 

「初めてあった時なんて弱々しいんだろうって思ってました。でも…」

 

「今のみなさんを見て思います。なんて頼もしいんだろうって…勝ちたいですか?千歌さんがいつか私に聞きましたよね…ラブライブ勝ちたいですか?」

 

聖良が突如告げたそのセリフはかつて千歌が聖良に向けて言ったセリフ

 

「それと誰のためのラブライブですか?」

 

「誰のため…か…」

 

ーーーーー

 

その夜。

宿に到着したAqoursの9人とマネージャーの2人

 

[……]

 

「ゼロ?」

 

「あのウルトラマンのこと考えてるのか?」

 

[あぁ、ベリアルが復活した以上何が起こっても不思議じゃない]

 

「そもそもベリアルって何なんだ?」

 

[奴はウルトラマンベリアル。かつて光の国を追放され闇に堕ちたウルトラマンだ]

 

「東仙カイが持ってた力はじゃあ…」

 

[あぁ…ベリアルのチカラだ]

 

「……」

 

最恐最悪のウルトラマンベリアルの復活に言葉が出ない。それに零斗の頭にあったのはそれだけじゃない

 

[おそらく、ベリアルとの戦いがこの星での最後の戦いになる]

 

「……」

 

それは覚悟していた。いずれそうなることは。だが

 

「ベリアルを倒したらゼロはどうするんだ?」

 

[そしたらここでの任務は完了だ。俺は自分の宇宙に帰るってことになるな]

 

「そうか…」

 

[どうした?]

 

「いや…なんでもない」

 

[だが奴も言った通り復活して時間は経っていない。奴が再び姿を現わすまでまだ少しの猶予があるはずだ]

 

「そうか…なら今は気持ちを切り替えようぜ。明日は大事な決勝なんだからよ」

 

[そうだな]

 

不安なことは山ほどあるが今はそれを心の奥に引っ込める

そう。ラブライブの決勝はもう目の前に迫っているのだ

 

「うぃーす。飲み物買ってきたっすよ」

 

「さんきゅー」

 

「何の話ししてたんすか?」

 

「いや、まぁそのなんだ…あのさ」

 

買い物を終えて戻ってきた碧に何か言いかけた時

 

ドタドタドタドタ!

 

となりの部屋が妙に騒がしくなってきた

 

「なんだ?」

 

「となりって…」

 

「あいつらか」

 

「賑やかでいいっすね」

 

「本当にな…でも」

 

何をしてるのか知らないがこのまま黙ってたらクレームで追い出されかねない

 

「ちょっと止めてくるわ」

 

「あぁ、じゃあ俺も行きます」

 

碧と共にとなりの千歌たちの部屋に向かう。そして勢いよく部屋の扉を開ける

 

「おい!うるせーぞ!テメェら!他の人に迷惑にn…ごふっ!……」

 

【あっ…】

 

扉を開けた零斗の腹部に枕が直撃し。その勢いのまま大転倒を決める

 

「あぁ…零斗くん…これはその…」

 

「…お前たち…覚悟…決めろよ!」

 

そして気がつけば全員で枕投げ大会が行われていた

 

ーーーーー

 

翌日

大会が始まる少しの間、それぞれ自分の行きたい場所に行くという千歌の提案に賛成し、皆それぞれ別れた。まぁ時間通りに会場に入ればいいわけで

 

「みんな自分の行きたい場所があっていいな」

 

[碧はどこいったんだよ]

 

「あいつは母校に行ったよ」

 

碧はもともと東京に住んでいたから行きたい場所は山ほどあるだろう

 

「あっ!そうだ俺も決めたぞ!」

 

[お?どこだ?]

 

「高坂穂乃果さんの店にね」




ようやくここまで来ましたね。途中省けるところがだいぶ省きましたが…
というわけで次回は原作12話「光の海」後半になります
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