迷宮に色んな力を持って挑むのは間違ってない...と思う   作:水凪刹那

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第6話

結局あのあと放心していた獣人...ベートさん...はファミリアのほかの仲間に連れられて帰って行った。

...ロープでぐるぐる巻きにされてたけど、そして今俺は何故か【ロキ・ファミリア】の人達と同じ席にいて両隣にヴァレンシュタインさんとウィリディスさん、ひとつ挟んでアマゾネス姉妹、正面に先程名前を聞かなかったドワーフ、アールヴさん、ディムナさん、神ロキが座っている

 

「なんで俺がここに座ってるんですかね...」

 

「まぁまぁ、これはお詫びだよ」

 

「...詫び?」

 

もっともなことを言えば「詫び」と返されさらに戸惑う

詫びされるようなことはひとつもないはずなのだが

 

「まぁ、それ以外にも君の隣に座っている子が聞きたいことがあるらしくてね」

 

言われてみれば確かにさっきから穴が開くほどの視線を両隣から受けている。

一般的に見れば美形なヒューマンとエルフから見られれば流石に照れるものがある

 

「.....えっと...ヴァレンシュタインさんとウィリディスさん?何かごようでも?」

 

「...どうして君はそんなに強いの?」

「わ、私も気になります!」

 

蓋を開ければあら簡単、強さの秘訣らしい。

それについてはどうやらほかの人も気になるらしく

皆の視線が興味津々で見ている。

 

「(...神がいる以上誤魔化すのはまず無理...)まぁ、言ってしまえばレアスキル...ですね成長促進系の」

 

『!!』

 

前代未聞の成長促進系スキル

ステイタス上昇を早めるとあれば誰しもが強くなれる

そんなものがあると分かれば誰しも驚く

 

「.......言っておきますが、今の話を聞いて俺に移籍の話を持ち出そうとなんてしないでくださいよ?そもそも、うちの神様は移籍については認めないでしょうし、神ロキが主神となればその可能性は間違いなくゼロです。」

 

「ほぉ...とりあえず今はええわ(・・・・・)

 

「ええ...で、ヴァレンシュタインさん?そんなキラキラした目で見ないでいただけません?」

 

「...アイズ...」

 

「はい?」

 

「アイズって呼んで?」

 

oh……ここでさらに爆弾落とすかこの女ぁ...

 

「えーと、ヴァレ「アイズ」.....ヴ「アイズ」.....アイズさんで...」

 

「勝利♪」

 

根負けした...だと....!?

しかも...小さくガッツポーズだと.....!?

 

「...可愛いなおい.....」

 

「!?」

 

あ、やべ...ほかの人には聞かれてなかったぽいけどヴァレ「アイズ」...アイズさんには聞こえてたのかってか

 

「人の心読まないで頂けます?」

 

「??」

 

「素かよ!!」

 

分かったこの人天然だ。

馬鹿では無いけど小ボケが多いわ...

 

「んんっ!...」

 

「あ、すいません...ウィリディスさん」

 

「わ、私の事もレフィーヤと呼んでください!」

 

「?いいんですか?エルフの方は」

 

「確かにエルフは他種族との接触を気にしますが...その...貴方は別です...」

 

「あ、ありがとうございます...」

 

エルフって...他種族を萌え殺すキラーでも持ってるのかな...

すっごく可愛いんだけど...

 

「!?な、何するんですか!」

 

「え?あ、ごめんなさい...頭撫でて...」

 

気がついたら頭撫でていたみたいだ...しかしサラサラな髪だ...

 

「も、もっと撫でててもいいんですよ...?」

 

「.........アッハイ」

 

「アルトリア...私も撫でて?」

 

.....やばい...かなり可愛いよこの二人

両手を使って撫でていると、周囲からの生暖かい視線が...

 

「ねー、ねー、アルトリア君!どこからあの槍をだしたの?」

「そうね私も気になるわ」

 

二人の隣に座っていたアマゾネス姉妹が話しかけてきた

えっとこの二人は...

 

「すいませんお二人のお名前が...確か、ティオナさんとティオネさんでしたっけ?」

 

「あれ?私たちのことは名前で呼ぶの?」

「アイズたちのことは名前で呼ばなかったのに」

 

「あ、いえ、見れば姉妹と見受けられるので...不快でしたかね」

 

うん、見れば見るほどそっくりだなこの二人

違う点といえば...あぁ、胸k!?

痛い痛い、つねらないでアイズさん!

 

「...いま、余計な事考えた...」

 

「だから心を読むなと小一時間...ぁぁもう...で、槍をどこから出したのか...でしたね。まぁ、言うなら魔法...ですかね」

 

「へー、アルトリア君魔法使えるんだ!」

 

ふぅ...まぁ、どんな魔法かってことを聞かれないだけいいとするかな...

ん?アイズさんが服を引っ張って...

 

「なんですか?」

 

「今度、私とも戦って?」

 

「.....ええ、俺でよければ喜んで」

 

「あ、ありがとう...///」

「わ、私もいいですか?」

 

「もちろんです」

 

ちょっとしたハプニングもあれど何とかこの日は食事を乗り切った俺であった.....

ちなみにリヴェリアさん...名前呼びの許可は貰った...からは今度、共に魔法の考察を話そうという約束と

フィンさん...こちらも名前呼び許可は貰った...と槍の訓練をする約束をした

 

 

 

 

 

──────saidロキ─────

 

「あのアイズたんがあそこまで感情を出すなんて」

 

「あぁ、どうやら良い意味で刺激されたようだ」

 

「それにしても成長促進系スキルか...」

 

ロキ・ファミリアの主神、団長、副団長が向かい側で騒ぐ3人を見つつ話す

しきりに親指を舐めるパルゥム...フィン...にエルフ...リヴェリア...が話しかける

 

「どうしたフィン」

 

「ん、いや。何か荒れそうな予感がするんだ...」

 

「まぁ、現段階で気にするほどでもないだろう...それよりもロキ、あまり酒を飲みすぎるなよ?」

 

「わーとるよママ」

 

「誰がママだ!」

 

「痛い!?ちょ、リヴェリア!?杖で叩くことないやろ!?」

 

「はははっ」

 

酒場の夜に笑い声は耐えない

 

 

 

 

────saidアルトリア────

 

 

「さてと...」

 

酒場でロキ・ファミリアとの交流を深めたあと

シルさんに挨拶をした帰り道昼間とは違った視線を感じた

裏路地まで走って、少し大回りしつつダンジョンへ

視線は離れるどころか追いかけてきているならそのままダンジョンに入っていこう、あそこなら戦っても被害は出ない

ダンジョンに入る直前には雨が降り始めていた

 

 

 

 

「.......」

 

ダンジョンを2階層、3階層と潜っていき、気がついた時には以前潜った時よりも深い.....六階層

 

走って奥まで行く途中で現れるモンスター...フロッグシューターとウォーシャドー...を槍で薙ぎ払らう

 

「出てこいよ.....いるんだろ」

 

ダンジョンないに生成される広間...通称ルーム...の中央で構える...

満を持して現れた影は...

 

「っ!シャドウサーヴァント!?」

 

セイバーのシャドウサーヴァントだったしかも

甲冑などから考えてあれは恐らく......

 

「.......なッ!?」

 

名前を読んだ直後に踏み込んできたサーヴァント

吹き飛ばされ槍も手元から離れていってしまう

一瞬反応が遅れるもなんとか体制を立て直しながら双剣銃を投影

 

投影.....開始(トレース.....オン)!!」

 

魔力放出で距離を詰め切りかかる

本来であれば大地をめくり、地面陥没程度簡単に起こせるはずのサーヴァントの力がかなり弱い...となれば

 

「(通常のシャドウサーヴァントよりも更に弱い!!なら一気に倒す!)しゃらっくせぇぇぇ!!」

 

襲い来る剣の嵐をそれを上回る速度で斬り返す

シャドウサーヴァントのが叩きつけた剣により飛んでくる岩を切裂き、撃ち抜きながら距離を詰める

そうすればシャドウサーヴァントも近接戦闘に切り替わる

魔力放出の余波に当たりは瞬く間に荒れ果て

ダンジョンから生み出されたモンスターも魔石ごと消し飛ぶ

だが...

 

「...........」

 

唐突に俺は剣を止め距離をとる

 

「気に食わねぇ...気に食わねぇぞ...シャドウサーヴァントに落ちながらもその目には確かに騎士としての誇りが見て取れるのは確かだ...だがな...」

 

力任せに地面を踏み抜く陥没させる

 

「ウザってぇんだよ!切り合う度狙ってくるその目が!決まれば勝てると思い込んでやがるその目が!舐め腐りやがって.....」

 

「よし、ならこうしよう。お前のその必殺を俺が正面から叩き潰す!」

 

本来ならば意識など無いはずのシャドウサーヴァントが驚いたように体を揺らした

 

「当たれば勝てる?ふざけんな!んなもん正面から破ってやる!来いよモードレッド!」

 

たとえまともな意識がなくとも避けられない最大級の挑発

 

「...................」

 

あまりにも大胆不敵なその態度にシャドーサウヴァント...モードレッドも脱力した

そして己の霊器を全開放した。

モードレッドは剣...燦然と輝く王剣...を掲げ頭上に構える

それに応じて鎧のギミックが発動して素顔が顕になる。

立っているのも困難なほどの地鳴りと振動が襲い、それに応じて徐々に剣に魔力が集まる

そして揺れが収待っていく中俺も魔法の準備に入る

 

「いいぞ...それを...待っていた!!」

十三拘束解放(シール・サーティーン)――円卓議決開始(ディシジョン・スタート)

《承認》 宝具解放....二重形態.....起動(デュアルドライブ.....ロード)!!」

 

俺の両手に光り輝く黄金の剣闇を内包した漆黒の剣が現れ魔力が充填される

 

お互いの全力を放つため限界まで体を引き絞る────そして

 

 

我が麗しき父への叛逆

 

永久の闇と極光を以て敵を穿て!!約束された勝利の双撃(デュアルカリバー)】」

 

 

 

 

──────────必殺の一撃がぶつかりあった




今回は魔法
【約束された勝利の剣】
・プロトアーサーのものとオルタのもの2種があり
今回のように同時に発動も可能
・撃ったあとは精神疲労ギリギリまで消耗する
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