ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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「こんにちはソーナです。今回もキリトとレインと一緒に問題を出しますよ!」

「さて、今回の問題はなんだろうな」

「気になるね」

「それでは早速。今回の問題はこれです!」

問題:『キリトとレインがホロウ・エリアで一番始めにフィリアと共闘して闘ったモンスターの名前はなに』

Ⅰ:デモリュシュリーパー

Ⅱ:カガチ・ザ・サムライロード

Ⅲ:グリーム・アイズ

Ⅳ:イルファング・ザ・コボルドロード


「答えは本文の最後に!」


HF編 第109話〈エリアボス、ホロウリーパー〉

 

~キリトside~

 

 

少年が投獄された牢屋

 

 

 

「この先にボスが・・・・・・」

 

俺たちの前には今までのエリアボスの前にあったのと同じ、巨大な石扉があった。それはこの先にボス部屋があるということだ。そしてその扉の先には翠の転移クリスタルが浮かんでいた。

 

「ああ・・・・・・。急ごう、PoHの施したアップデートが完了するまで数日時間があるとはいえ、そんなにないからな」

 

俺はウインドウを開きアイテム類を確めて言う。

 

「そうだね」

 

「うん」

 

レインとフィリアもボス戦に向けて準備をする。

PoHを倒したあと、俺たちは管理区に戻りフィリアに真実を伝えた。そして管理区にあった地下のダンジョンへとつながるワープポイントを見つけた。そのワープポイントから先に行くには全てのエリアボスを倒さなくてはならないらしい。その後、これからの予定を立て、今のエリア、大空洞のボスを倒すことにした。

そのままその日はフィリアと分かれ、俺とレインは第76層アークソフィアへと帰還した。

アークソフィアへと戻った俺とレインはエギルの店でユイやアスナたちにフィリアを助けたこととPoHの施したアインクラッド全体へのアップデートのことを伝えた。

そしてユイからそのホロウ・エリアからアインクラッドへのアップデートでの上書き、について聞きみんなの助けを得られ、その後は料理スキルがカンストしているレインたちの作った夕飯で決起会のようなものをして過ごした。

そしてその翌日、俺とレインは商業区で回復ポーションや結晶アイテム類を揃え、ホロウ・エリアに転移しフィリアと合流してパーティーを組むと、大空洞エリアの『ジリオギア階段遺跡 1層』に行き、そこから以前ユイが解除した紋章の先へと進み『看守達がカードに興じた監視棟』を通って『少年が投獄された牢屋』へ行きボス部屋へと続く扉を見つけた。そして扉の先に翠の転移クリスタルを見つけボス戦へ準備の今に至る。

 

「二人とも準備はいい?」

 

「大丈夫だよ」

 

「ええ」

 

「じゃあ・・・・・・いくぞ」

 

二人に確認した俺は、目の前に浮かぶ翠の転移クリスタルに触れ、俺たちはその場から転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

断罪者たちの魂の狩り場

 

 

 

「ここは・・・・・・」

 

転移クリスタルに触れ、転移した俺たちはボス部屋らしき場所に転移していた。

 

「これは・・・・・・75層のボス部屋・・・・・・?」

 

「だよな・・・・・・。だが・・・・・・」

 

転移したボス部屋と思われる場所は第75層のボス部屋によく酷似していた。

75層のボス部屋と違う点と言えば、今俺たちがいる高台らしき場所と、円形に広がる広間の奥の階段先にある転移装置があることだ。

その転移装置は今いる場所が蒼く輝いているのに対して、奥のは薄紫色のような輝きだった。

 

「ところで・・・・・・ボスはどこ・・・・・・?」

 

「そう言えば・・・・・・」

 

俺たちが転移してきてすでに一分は経っているはずだ、なのに未だにボスが姿は現さない。

俺たちはとにかくその場から移動することにし、今いる高台から階段を伝って降りることにした。

階段の半ば程まで降りた途端、とんでもない重圧が走った。

 

「レイン、これは・・・・・・」

 

「うん、同じ・・・・・・75層の時と・・・・・・」

 

「ってことは・・・・・・」

 

俺とレインは階段の半ばほどの場所から、天井を見上げた。

そして予想していた通り天井にそれはいた。

 

「なっ!」

 

「うそっ!?」

 

「あれがここのボス・・・・・・!」

 

それを見た途端、俺たちの身体に緊張感が走った。

やがてそれは天井から広間の中央に墜ちてきた。

天井から墜ちたそれは凄まじい煙を巻き起こして、姿を見せた。

そして視界には墜ちてきたボスの名前とHPバーが表示された。

墜ちてきたボス名前は・・・・・・。

 

「ザ・ホロウリーパー・・・・・・」

 

「影の刈り手・・・・・・ううん。・・・・・・虚の刈り手・・・・・・」

 

「虚の・・・・・・刈り手・・・・・・」

 

俺とレインはあのときと。第75層のボス、ザ・スカルリーパーと相対したときと同じ感じに陥っていた。

視界には、Boss:The Hollow ReaperとHPバーが三段表示された。

それと同時に今までの薄暗かった部屋が、一気に明るくなった。これもまた75層のボス部屋と同じだ。

 

「二人とも!」

 

「うん!」

 

「ええ!」

 

俺とレイン、フィリアはそれぞれ武器を抜刀して残りの階段を駆け降りて構える。

降りて広間に足が付くと、後ろの階段と奥の階段に、管理者権限と同じ紋章が赤く輝いた。おそらく、ボスを倒すか俺たちが全滅するまで解除できない。全て75層と同じだ。あのときも退路が無くなって結果14人のプレイヤーが消滅。死んだのだ。

今目の前にいるホロウリーパーはスカルリーパーほどパラメーターは高くはないだろうが油断はできない。スカルリーパーの時は人数は約50人ほどだったが、今は俺、レイン、フィリアの3人だけだ。

 

「あいつがスカルリーパーとここに来たときに戦ったあいつと同じなら・・・・・・」

 

「始めに私が《サウザンド・レイン》で攻撃する?」

 

「いや、おそらくあいつはここに来たときに戦ったあいつより少しパラメーターが高いタイプだと思う。なら、俺があいつの攻撃を受け止めるからその間にレインはフィリアとともに側面から攻撃してくれ」

 

「了解」

 

「わかったわ」

 

「・・・・・・よし・・・・・・いくぞ!」

 

「わかったよ!」

 

「ええ!」

 

 

 

 

 

 

 'ホロウ・ミッション'

 

 場所:断罪者たちの魂の狩り場

 

 ミッション名:虚ろなる刈り手

 

 討伐ボス:ザ・ホロウリーパー

 

 

 

 

 

 

 

視界にそうウインドウが表示されるのを一瞥すると、俺は先行してホロウリーパーに迫る。

 

「はあぁぁあああああ!」

 

「キシャァァアアア!」

 

初っぱなから放った≪二刀流≫ソードスキル《ダブル・サーキュラー》2連撃突進技をホロウリーパーに向けて打つ。

だが、それはホロウリーパーの左の鎌で受け止められる。

 

「キシャアアアア!」

 

続けて振り下ろされてきた右の鎌を、俺は技後硬直(ディレイ)が終わって動ける両手の双剣をクロスにして重ねて受け止める。

 

「(やはり・・・・・・。このボス、スカルリーパーほどパラメーターが高くない!これなら・・・・・・俺一人でも受け止められる!)」

 

俺は振り下ろされてきた右の鎌を受け止めながらそう判断した。

 

「レイン!フィリア!」

 

「うん!」

 

「ええ!」

 

「《サウザンド・レイン》!」

 

動けないホロウリーパーへ遠距離からのレインによる《サウザンド・レイン》が突き刺さる。

そしてその合間を縫ってフィリアが素早くホロウリーパーの真下に潜り込んで短剣ソードスキル《ファッド・エッジ》8連撃を放つ。

 

「キシャアアアア!!」

 

「させるか!」

 

もう片方の鎌で攻撃しようとするホロウリーパーを俺は受け止めている鎌を剣に滑らして地面に突き刺せ、もう片方の鎌をパリィして受け止めて弾き返す。

そしてその間にフィリアはホロウリーパーのクロスレンジから離れレインとともにいる。

 

「ぜあっ!」

 

俺はその間に5撃与え、その間合いからバックステップで避ける。俺が避けたところを次の瞬間、ホロウリーパーの右の鎌が薙ぎ払われた。

 

「ふっ!はあっ!」

 

バックステップで避け、足が地面について瞬時に片手剣ソードスキル《ソニックリープ》単発突進技を、鎌を薙ぎ払った状態のホロウリーパーに命中させる。

 

「てりゃぁあ!」

 

「せぇぇえい!」

 

そして両端からレインが片手剣ソードスキル《サベージ・フルクラム》3連撃重攻撃を、フィリアは短剣ソードスキル《グラビティ・マグナム》4連撃重攻撃で攻撃する。

この3連ソードスキルにより、ホロウリーパーのHPが三段目の7割程まで削れた。

 

「キシャァァアアア!」

 

「!フィリア、避けろ!」

 

「っ!」

 

フィリアが避けたところをホロウリーパーの尻尾らしき骨尾が突き刺さり土煙が巻き起こった。

 

「フィリアちゃん!」

 

「大丈夫!ギリギリで避けた!」

 

フィリアは土煙から1センチほど離れたギリギリのところで短剣を逆手に構えていた。

 

「くっ!スカルリーパーと同じ攻撃パターンかよ!」

 

「さすが75層のボスと同じなだけあるね」

 

「ああ。セルベンディスの樹海で闘ったあいつとは攻撃パターンが異なるな」

 

セルベンディスの樹海で闘った、デモリッシュ・リーパーはスカルリーパーやホロウリーパーと攻撃パターンは同じだが、基本的には左右の鎌による攻撃のみだったのだ。

 

「っ!」

 

ホロウリーパーが突如、俺に向かって襲い掛かってきた。

俺は瞬時に双剣を重ねて、クロスブロックで振り下ろされてきた左右両の鎌を受け止める。

 

「キリトくん!」

 

「ぐうっ!」

 

まさかの左右両の鎌振り下ろしは重く、片膝が地面についた。

 

「させないよ!」

 

するとそこへレインが俺と鎌の間に入り込み、鎌を振り上げた。

 

「キリトくん!」

 

「ああ!」

 

鎌を思いっきり振り上げられたホロウリーパーはその上体を大きく仰け反らせた。

そしてその隙を逃す俺とレインではない。

俺の双剣には黒のライトエフェクトが、レインの双剣には白のライトエフェクトが煌め輝く。

 

「はあぁぁあああああ!」

 

「やあぁぁあああああ!」

 

「「ワールドエンド・オーバーレイ!」」

 

≪シンクロ≫ソードスキル《ワールドエンド・オーバーレイ》14連撃重攻撃技を放つ。

 

「ギシャァァアアアアア!」

 

仰け反りでさらにダメージが高上する。

ホロウリーパーの骨体に黒と白のライトエフェクトを纏り煌めいた双剣が次々に斬り裂いて、赤い鮮血のようなライトエフェクトが散る。

 

「わたしも!」

 

そしてそこにフィリアが短剣ソードスキル《アクセル・レイド》12連撃を的確にホロウリーパーの骨体の急所に当たった。

この攻撃によりホロウリーパーのHPゲージが大幅に減り、三段目の3割ほどにまで削れた。

 

「キシャァァアアア!」

 

「ハッ!来るぞ!」

 

「「!!」」

 

ホロウリーパーが両の鎌を振り上げたかと思うと、ホロウリーパーの骨体から衝撃波が繰り出された。

 

「なっ!?」

 

「きゃっ!」

 

「うっ!」

 

衝撃波により後方に押し出され、ホロウリーパーから距離が出た。

 

「キシャアアアア!!」

 

俺が後方に押し出されと、ホロウリーパーの右の鎌に緑のエフェクトが出現した。

 

「まずい!」

 

そう言うのと同時にホロウリーパーはその巨体をジャンプして俺にその鎌を振り薙ぎ払ってきた。

 

「くっ!」

 

咄嗟に双剣を盾にして防ぐがあまりの威力にさらに後ろに飛ばされる。

 

「ちっ!」

 

空中でバランスを取り直し地面に着地する。

自身のHPゲージを確認するとHPゲージは残り7.5割程まで削れていた。さらにHPバーは緑色の枠が囲み点滅していた。

 

「(毒!さらに攻撃力、防御低下だと!!?)」

 

そこには毒状態を表すアイコンと攻撃力、防御力が低下のデバフが表示されていた。

 

「くっ!」

 

俺はすかさず腰のポーチから解毒ポーションを取り出し、一気に飲み干す。

解毒ポーションを飲んだとはいえ消えるまでに少し時間がかかる。一応、解毒結晶はあるはあるがそれは取っておく。

ホロウリーパーを見ると、フィリアとレインが互いにタゲを取って攻撃していた。

俺は再び双剣を握り直し、二人のもとへ向かう。

 

「レイン!フィリア!」

 

「キリトくん!大丈夫?!」

 

「キリト!」

 

「ああ、大丈夫だ」

 

二人のHPを見ると、フィリアはイエローに入ろうとしている5.5割まで、レインは7割ほどまで削れていた。

 

「フィリアは一回下がって回復を!」

 

「了解!」

 

「レイン、やるぞ!」

 

「うん!」

 

フィリアが下がったのを確認した俺とレインは振り下ろしてきたホロウリーパーの鎌を、息のあったタイミングで跳ね返して言い叫ぶ。

 

「「―――共鳴(レゾナンス)!」」

 

≪シンクロ≫スキル《共鳴》を発動させた。

《共鳴》の発動にともない、視界の左上端に表示されてるHPゲージのところに様々なバフが表示される。

 

「いくぞ!」

 

「いくよ!」

 

そこからしばらくは俺とレインの攻撃だった。

ホロウリーパーの振り下ろしてくる鎌は俺が受け止め、その隙にレインがソードスキルを叩き込む。又はその逆でレインが受け止めて俺がソードスキルを繰り出す。

 

「レイン、スイッチ!」

 

「わかったよ!」

 

弾き返したところへスイッチして、レインが攻撃する。そしてその後に技後硬直の短いソードスキルでレインの技後硬直を稼ぐ。

 

「キリト!」

 

後ろからフィリアの声が聞こえてきた。

フィリアのHPは9割程まで回復していた。

 

「フィリア、スイッチ!」

 

「わかった!スイッチ!」

 

スイッチしたフィリアがすかさず短剣ソードスキル《インフィニット》5連撃を繰りだし、ホロウリーパーのHPを削り取る。

 

「レイン、フィリアとスイッチ!」

 

「うん!」

 

「レイン!」

 

「フィリアちゃん!スイッチ!」

 

フィリアの《インフィニット》5撃目でレインとスイッチし、レインは≪多刀流≫ソードスキル《クリア・コンパッション》16連撃を放つ。

これでホロウリーパーのHPは残り半分。二段目の5割を下回った。

ホロウリーパーが両の鎌を上げるとさらにその骨体をも上げた。そして、その巨体は高々とジャンプした。

 

「!?下がれ!二人とも!」

 

「「!!」」

 

俺たちがその場から退避するのと同時に、その場にホロウリーパーが鎌を突き立てた。するとその鎌の周囲を地面と同じ色の鎌のような岩が現出した。

 

「なっ!?」

 

足元に現れた岩の鎌をバックステップで避け距離をとる。フィリアとレインもギリギリのところで避けられたようだ。

ホロウリーパーの骨体が地面に着地して、鎌を地面から抜くと岩の鎌が消えた。そしてそれを同時に俺とレインのHPゲージから《共鳴》のバフが消えた。

これで再度《共鳴》を発動させるのにインターバルとて30分必要となった。

 

「くっ!厄介だなやはり・・・・・・」

 

薙ぎ払ってきた鎌を避けながらそう悪態をつく。

 

「はあっ!」

 

そして≪二刀流≫ソードスキル《デブス・インパクト》5連撃重攻撃技を放つ。ホロウリーパーには《デブス・インパクト》の追加効果で防御低下のデバフアイコンが現れた。

 

「レイン!」

 

「うん!やあぁぁあああああ!―――《サウザンド・レイン》!」

 

《デブス・インパクト》を放って下がったところにレインの追撃がホロウリーパーに全剣?入った。

これでホロウリーパーの残りHPは二段目の3割まで削れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

45分後

 

 

 

「はあ、はあ、はあ・・・・・・」

 

「あと7割・・・・・・」

 

ホロウリーパーのH3段あったHPゲージを残り一段の7割ほどまで削れていた。

 

「レイン、《共鳴》使えるか?」

 

「うん、問題ないよ」

 

「わかった。・・・・・・フィリア、スイッチ!」

 

「了解!・・・・・・スイッチ!」

 

フィリアの作ったブレイクポイントに入り、

 

「ぜりゃああああああ!」

 

≪二刀流≫ソードスキル《ナイトメア・レイン》16連撃をホロウリーパーの骨体に叩き込む。

 

「キシャアアアア!」

 

「(これで残り6割!)」

 

襲い来る左右の鎌を双剣で弾き、身を翻してかわしながら下がり距離をとり、

 

「レイン!」

 

「うん!」

 

「「―――共鳴!!」」

 

再度≪シンクロ≫スキル《共鳴》を発動させる。

《共鳴》の効果で俺とレインに様々なバフが表示される。

 

「速攻で決める!」

 

「わかったよ!」

 

「了解!」

 

俺が先行してホロウリーパーの鎌を受け止め、その端をレインとフィリアがソードスキルで攻撃する。

 

「フィリアちゃん!」

 

「大丈夫!レイン、スイッチ!」

 

「うん!スイッチ!」

 

骨尾の攻撃をフィリアはギリギリのところでかわし、レインとスイッチする。

 

「こっちががら空きだ!」

 

ホロウリーパーの気がレインに向いてる隙に俺は側面から片手剣ソードスキル《エヴァーティング・ストライク》8連撃を放つ。

 

「ギシャァァアアアアア!!」

 

「(これで残り5.5割!)」

 

俺たちから離れたホロウリーパーのHPを確認してそう思考で言う。

 

「キシャアアアア!!」

 

「くっ!」

 

そしてその巨体に似合わない速さで鎌を突き付けてきた。

 

「シッ!」

 

俺はそれを≪二刀流≫カウンターソードスキル《スペキュラー・クロス》2連撃で鎌の軌道を反らし逆に攻撃する。カウンターで当たり、大きくホロウリーパーのHPが減る。

 

「やあぁぁ!」

 

「てりゃぁあ!」

 

カウンターをくらい、動きが止まったその隙にフィリアが短剣ソードスキル《スラスト・フォール》3連撃重攻撃技を。レインが≪多刀流≫ソードスキル《ローディエント・ルージュ》6連撃を繰り出した。

さらにレインの《ローディエント・ルージュ》の追加効果で素早さ低下のデバフアイコンがホロウリーパーに着いた。

 

「(これで5割を下回った!)レイン!」

 

「うん!」

 

「―――スイッチ!」

 

レインと手早くスイッチして≪二刀流≫最上位ソードスキル《ロストオブ・エンデュミオン》22連撃を高速で放つ。《ロストオブ・エンデュミオン》の追加効果で俺には《共鳴》とは別のステータス上昇のバフが。ホロウリーパーにはステータス低下のデバフがついた。

 

「はあぁぁあああああっ!!」

 

双剣を高速で振るい、斬り裂き、突きを繰り返し22撃目で薙ぎ払う。

 

「ギシャァァアアアアア!!!」

 

ホロウリーパーの骨体から鮮血のような赤いエフェクトがあちこちから現れる。

さらにホロウリーパーのHPゲージにスタンが表示された。

 

「二人ともフルアタック!!」

 

「「了解!!」」

 

スタンのため動けないホロウリーパーに俺たちは多段ソードスキルを叩き込む。

 

「はあっ!」

 

フィリアは短剣最上位ソードスキル《エターナル・サイクロン》9連撃を。

 

「やあぁぁあ!」

 

レインは≪多刀流≫ソードスキル《ディバイン・エンプレス》15連撃を。

 

「はあぁぁあああああ!」

 

そして俺は≪二刀流≫ソードスキル《スターバースト・ストリーム》16連撃を放つ。

 

「キシャアアアアッ!!」

 

「これで決める!」

 

「いくよキリトくん!」

 

「ああ!」

 

俺の双剣に蒼と白のライトエフェクトが。レインの双剣には緋と銀のライトエフェクトがそれぞれ煌めいた。

 

「「―――――インフィニティ・―――モーメント!!」」

 

俺とレインは≪シンクロ≫最上位ソードスキル《インフィニティ・モーメント》30連撃を放つ。

 

「キシャアアアアアアアアアアアア!!!」

 

「はあぁぁあああああ!」

 

「やあぁぁあああああ!」

 

どんどんホロウリーパーのHPが減っていく。

ホロウリーパーも左右の鎌で攻撃するが掠りもせず、次々にその骨体に鮮血のエフェクトが現れる。

そしてラストのレインとの同時斬り裂きで、動きを止め、そのままポリゴンの欠片となって爆散して、大空洞エリアボス、ホロウリーパーは消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「それじゃあ答えを発表するよ!レインお願い!」

「了解!今回の問題の答えはⅠ:デモリュシュリーパーだよ。みんな覚えていたかな?」

「俺とレインがホロウ・エリアで最初に闘ったモンスターだったな」

「あのときは75層のボスモンスター!?ってビックリしたよ」

「まったくだな。まあ、その理由もユイのお陰でわかったけどな」

「さて、このHF編も終盤に近づいてきたよ二人とも」

「そうだな」

「うん。これからも楽しみだね」

「任せて。それじゃあみんな!」


「「「「また次回!!Don't miss it.!!」」」」
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