ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い 作:ソーナ
「こんにちは、パパとママの娘、ユイです!」
「いらっしゃいユイちゃん!はい!今回はユイちゃんに来てもらいました!」
「こんにちはソーナさん!」
「うん、ユイちゃんは元気そうだね」
「はい!パパとママから元気をもらってますから!」
「あはは、さすがキリトとレイン。親バカがすごい・・・・・・」
「?」
「あ、なんでもないよ。それじゃあ今回の問題を出すね、ユイちゃん、お願い」
「はい!今回の問題はこちらです!」
問題『今回の話でユウキ、ラン、アスナの役割はなに?』
Ⅰ:妹
Ⅱ:娘
Ⅲ:親戚
Ⅳ:従姉妹
「答えは本文の最後にです!」
~キリトside~
アインクラッドの階層攻略がある程度進んだある日。
「(ん・・・・・・あれは・・・・・・)」
「それでね・・・・・・。お母さん役になった人は・・・・・・」
「ふんふん・・・・・・」
奥のテーブルでシリカとユイがなにか話しているのを見つけた。
「シリカ、ユイ。二人して、なにしてるんだ」
気になった俺は、シリカとユイのいるテーブルに近寄り、訊ねた。
「あ、キリトさん。ええっとですね・・・・・・」
「『おままごと』という遊びを教わってました」
「おままごと・・・・・・?」
「ええ、ユイちゃんが『おままごと』を知らないっていうものですから」
「とっても面白いんですよ。みんなでパパ役とママ役をろーるぷれいするんです。パパは『おままごと』ってやったことありますか?」
「ああ。昔、スグやユウキ、ランに付き合わされて何度かやったかな?」
俺はどこか遠い目をして昔やった(強制的に付き合わされた)おままごとを思い出した。
「(あの、おままごとは俺の黒歴史の一つだからな・・・・・・)」
どこか窶れた感じの府陰気でそう思った。
「パパは経験者なんですね!わたし『おままごと』やってみたいです」
「『おままごと』をか?・・・・・・そうだな、ユイにはいつも留守番させてばかりだし。よし、付き合うよ」
娘のユイがやってみたいなら、それに付き合うのが親の役目でもあると判断し、俺はユイのおままごとに付き合うことにした。
「(さすがにあの時みたいなことはおきないだろ)」
そう淡い想いも込めながら。
「わーい!ありがとうございます!」
「あ、あたしも付き合います!」
「本当ですか!じゃあじゃあ、パパがパパ役で、わたしがママ役!」
「それじゃあ、あたしが子ども役?」
ユイの言葉にシリカが首をかしげて聞いた。
「だめですか?」
「う、ううん!いいよ!でも・・・・・・キリトさんと夫婦っていうのも味わってみたかったなー、なんて・・・・・・」
「それなら次はシリカさんがママ役をお願いします!」
「ううー、ありがとうユイちゃん!」
なにか小声でユイとシリカがこそこそ話しているが全く聞こえない。
「どうした、シリカ?」
「な、なんでもないです!」
「シリカ、すまないな。ユイに付き合わせる形になっちゃって」
「い、いえ!いいんです。あたし、立派にキリトさんの娘さんになりきってみせますから」
「あ、ああ・・・・・・よろしく頼む」
どこか張り切った様子のシリカに、少し戸惑いながらそう言った。
「それじゃあ、始めましょう!」
こうしてユイ主催?のおままごとが始まった。
「パパ、ママ・・・・・・その・・・・・・おはよう、ございます」
「お・・・・・・・おはよう、シリカ」
朝起きてきた子どものように緊張しながら挨拶するシリカに、俺も同じ様に若干戸惑いながらも返す。
その点ユイは・・・・・・。
「は~い、ちょっと待っててくださいね。今、朝ごはんをつくりますから。目玉焼きとスクランブルエッグ、どっちがいいですか?」
全くもって普段通り?だった。
「え、えっと・・・・・・。パパと同じのがいい・・・・・・です」
「それじゃあ目玉焼きですね。は~い、ちょっと待っててくださいね」
「・・・・・・なるほど、キリトさんは目玉焼き派・・・・・・なんですね」
「ん?ああ、まあな」
「シリカちゃん、朝ごはんはパンにしますか?それともご飯ですか?」
「パ、パパと同じのがいいです!」
「それじゃあ、パンにしますね。今日は黒パンですよ」
「キリトさんも朝はパン派・・・・・・」
「もしかしてシリカも朝はパン派なのか?」
「え、えっと、はい」
ユイの質問に答えるシリカと軽く会話をする。
「シリカちゃん?パパ?どうしました」
「い、いえ!なんでもないですよ、ママ!」
「なんでもないぞ」
俺がそう言ったそのとき、
「ただいま~」
「あ、ママ!」
レインが帰ってきた。
「あれ~?キリトくんとシリカちゃん?ユイちゃんと一緒にいたの?」
「今、三人で『おままごと』をやっていたんです。わたしがママで、パパがパパで・・・・・・」
「あたしが、子ども役です」
「そうなんだぁ。それじゃあ、私は・・・・・・シリカちゃんのお祖母ちゃん、になるのかな?」
「あはは!そうなるな」
「わ、笑わないでよキリトくん」
「ママも子ども役で一緒にどうですか?子どもはたくさんいたほうが楽しいです!」
「おままごとかぁ・・・・・・。なんだが懐かしいかも。それじゃあ、ユイちゃん、お言葉に甘えてお邪魔しまするね♪」
ユイ一家妹増員。
ユイに言われ、レインがおままごとに参戦した。
「シリカお姉ちゃん、これからよろしくね!」
「え?レインさん妹なんですか!?」
「え?うん。あとから入ってきたからてっきり私がシリカちゃんの妹なのかと思ったのだけど・・・・・・」
「なるほど・・・・・・それじゃよろしくおねがいします!」
どうやら長女がシリカ、その下の妹の二女がレインらしい。
その光景にどこか違和感を覚えるのは気のせいではないはずだ。
「お姉ちゃん、今日はたくさん遊んだね」
「かくれんぼしてり、砂場でお城をつくったり楽しかったねー!」
「あ、でも、もう日も暮れてきたしそろそらお家に帰らないと・・・・・・。ママ、ただいまー!」
「おかえりなさい、シリカちゃん、レインちゃん。お外は楽しかった?」
「うん!もちろん!」
「外から帰ってきたら、ちゃんと手を洗って、うがいをするんですよ」
「は~い!」
「(な、なんかいつもの関係が逆転してる・・・・・・。違和感というかなんというか、なんだか、不思議な光景だな)」
声には出さずそう思ったのは正しいとどこか脳裏で想いながら、ユイたちを見る。
するとそこに。
「なにやってるの?アンタたち」
「あ、リズか」
リズがどこか疑問符を浮かべた呆れた眼差しで聞いてきた。そこに。
「あ、三女が帰ってきたよ」
「三女?」
レインがリズにそう言った。
「あはは。実はいま、ユイと一緒に『おままごと』をしてるんだよ」
「なるほど、そういうことか・・・・・・」
「リズっちは三女だよ」
どうやらリズが参加するのは確定事項らしい。
対するリズは苦笑をしながらおままごとに参加することを言った。
「もう役まで決まっているわけね。はいはい、付き合いますよ」
「パパー!だっこー」
「お、おい・・・・・・リズ!?」
わざとらしく抱き付いてくるリズに戸惑っていると。
「リズっち~・・・・・・?キリトくんにくっつきすぎじゃないかな?!」
レインがリズにジト目で言った。
「のんのん、わかってないわねレイン。末っ子が甘えん坊なのは基本中の基本よ」
「(末っ子って・・・・・・。まあ、確かに今はリズが末っ子らしいが・・・・・・)」
リズの言葉にそう思っていると。
「パパぁ・・・・・・あのねぇ、取引屋で取引されてる8万コルのレア鉱石がほしいなぁ」
「それ、本気でほしい物だろ!」
「バレたか・・・・・・」
「リズっち・・・・・・?」
リズに若干目が怖いレインが静かに聞いた。
そこにユイが。
「リズちゃんは本当に甘えん坊さんですねー。ほら、こっちに来なさい。ママが膝枕してあげますよー」
「あ・・・・・・う、うん・・・・・・」
「よしよし・・・・・・。ふふ・・・・・・リズちゃんはいい子ですね。甘えたくなったらいつでもこうしてあげますからね」
「・・・・・・・・・・」
「(こんなふうにしおらしいリズは、初めて見るな・・・・・・)」
普段のリズからは見ることできないレアな光景にふとそう感じた。
そしてそこに。
「リズさん・・・・・・みんな・・・・・・なにしてるの?」
リーファが帰ってきた。
「お、リーファか。いまみんなで『おままごと』をしてるんだよ」
「おままごと・・・・・・?」
「四女がきたわよー」
「さあさあ、こっちこっち!」
「ええっ!?あたしもやるの?」
どうやらリーファも強制参加らしい。しかも四女ときた。いったい何人に増えることやら。
「問答無用の強制参加よ。いまならキリトパパとユイママに甘えたい放題の特典つき!」
「あ、甘えたい放題・・・・・・?」
リズの言葉にリーファの雰囲気が変わったような気がするが気にしないことにした。というか、嫌な予感しかしない。
「ほら、リーファちゃん。そんなところにいないで、ママのところにいらっしゃい?」
「そういうことだ。ちょっとだけ、ユイの遊びに付き合ってやってくれ」
「う、うん・・・・・・。そういうことなら、あたしも・・・・・・」
こうしてリーファは四女となってユイのおままごとに参加することになった。
「みんな~?晩御飯ができましたよ~!」
「わ、わーい!今日のごはんなにかなー・・・・・・?」
「うふふ。今日はリーファちゃんの大好きなラグー・ラビットのシチューですよ」
「やったあ。ママのつくるシチュー、あたし、大好き!」
「えへへ・・・・・・でも、ママはこの料理をつくる前からパパのハートを射止めてたんですよ」
「ぶっ!!」
ユイの唐突の言葉に俺は思わず飲んでいたコーヒーを噴き出してしまった。よく見るとレインも顔を真っ赤にしていた。
「え・・・・・・キリト君?」
「(た、確かに何時からか忘れたが、レインのつくった料理が当たり前のようになっていたからな・・・・・・)」
俺はいつしかレインの料理が日常になっていることを思いだした。
そこにレインが、
「ユ、ユイちゃん~・・・・・・。じゃなかったね。ママ・・・・・・その話はちょっとどころか・・・・・・かなり恥ずかしいから・・・・・・」
顔を真っ赤にしてユイに言った。
「あ、それは本当のパパとママの話でした」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
ユイの言葉で俺とレインは気恥ずかしくなりさらに顔を赤くして視線を逸らした。
「あ、あはは・・・・・・。ママはパパとラブラブで羨ましいなあ・・・・・・」
「あたし、パパの隣の席がいいです!」
「それじゃあ、私がパパの左隣もらうね♪」
リーファの引き笑いを聞きながらシリカと顔を赤くしながら言うレインにリーファがさらにツッコむ。
「もう、みんな。真面目におままごとしてください!」
「なるほどなるほど。それならあたしは、パパの膝の上に・・・・・・」
「そ、それはさすがに認められません!」
でもってリズの行動に瞬時に返す。
「・・・・・・っ?!」
その瞬間ものすごい寒気に襲われた。よくみるとリズも動きを止めていた。
寒気の発生源は・・・・・・・
「リズっち・・・・・・ちょっと
ハイライトの無くしたレインだった。
「レ、レイン!?お、落ち着いてレイン?!」
「うん、大丈夫。落ち着いてるよ」
「目が笑ってないのにそう言われても安心できないわよ!」
「大丈夫だよ~リズっち。ただ、私のソードスキルを受けてもらうだけだから。もちろん、圏内でだけど」
「それはそれでノックバックが発生して怖いわよ!」
リズがレインに必死に説得するなか俺はあまりのレインの迫力に動けなかった。
そこへ。
「あれ、なにしてるのみんな?」
「ホント、なにか楽しそうね」
「あっちの方は・・・・・・・気にしないでおきましょうか」
「ユウキ、アスナ、ラン」
ユウキとラン、アスナが帰ってきた。
「なにしてるのキリト?」
「ああ、おままごとだよ。ユイがやりたいって言ってな」
「なるほど。それで、あれはいったいどういう状況なんですか」
「あれ?」
ランの視線の先には。
「リズっち、どっちがいい?私のソードスキルを受けるのと私のソードスキルを受けるの。どっち?」
「どっちも同じじゃないの!?」
「違うよリズっち。最初の方は≪多刀流≫だけで、最後の方は≪多刀流≫と片手剣ソードスキルも入れてるよ」
「どっちもいやあぁ!!」
ハイライトの無くした瞳でリズに二択を聞くレインの姿があった。
ていうかあの質問だとどっちも同じのような・・・・・・。
「今のレインちゃん、ボスモンスターより怖いんだけど・・・・・・」
アスナの言葉に同意するようにその場の全員がうなずいたのは間違ってない・・・・・・・・・・はずだ。うん。だって今のレイン、絶対零度、永久凍土のような冷たい瞳だしマジで怖い。
「と、ところでランたちも参加するか?」
「お、おままごとにですか?」
「そうそう」
レインの放つ冷たい殺菌ににたようなものに怯えながら話す。
「そ、そうですね・・・・・・」
「じゃあ、ボクらはキリトの家族の従姉妹ってことにしない?」
「それって私も入ってるのユウキ?」
「アスナはどっちでもいいけど」
「じゃあ、ユウキたちのところに入るわね」
「ってことみたいです」
「あはは・・・・・・」
ユウキ、ラン、アスナはユイ一家の従姉妹に収まった。
のはいいんだけど・・・・・・・。
「まだやってるの・・・・・・?」
レインとリズのやり取りがまだ続いていた。
なんとかレインとリズのやり取りを終わらせると、ユイが声をかける。
「はいはい、みんな喧嘩しちゃダメですよ~。パパとママの言うこと聞いて、いい子にしてくださいね。はい、それじゃあ、みんなで『いただきます』しましょう。せーの」
『『『『いただきまーす』』』』
「すっかり大所帯になったな・・・・・・しかも従姉妹まで出来てるし・・・・・・」
「えへへ、子だくさんでとっても幸せです!」
ユイが嬉しそうに言うと。
「・・・・・・これはいったいどういう状況?」
最後のシノンがやって来た。
「ああ、シノン。『おままごと』だよ、ユイ一家と従姉妹のラン一家だ」
ちなみにユウキたちのところはランがパパでアスナがママ、ユウキが娘という設定らしい。
「シノンちゃんも一緒にどうかな?」
「とっても楽しいですよ!シノンさん!」
「・・・・・・・・・・」
「楽しいですよ!」
「・・・・・・・・・・うん。それじゃ、入れてもらってもいいかしら」
「はい!どうぞどうぞ!」
「(ま、また、増えたぞ・・・・・・)」
「シノンさんは一番下の妹ですか・・・・・・。気が付いたら、あたしずいぶんとお姉ちゃんになっちゃいました」
「そもそも、あたしたち何歳の設定よ」
増えた様子を見ているとシリカの言った言葉にリズが今更ながらの質問を聞いた。
「あ、あたし7歳くらいのつもりでした」
「そうなると・・・・・・あたしは4歳とか?」
「じゃあ、シノンさんは赤ちゃん役ですね!」
「え・・・・・・」
「(あ、シノンが凍った・・・・・・)」
「は~い、シノンちゃん。ママが抱っこしてあげまちゅね~」
「そ・・・・・・それはさすがに・・・・・・」
「お~。よしよし。いいこ、いいこ・・・・・・」
「んん・・・・・・レ、レイン・・・・・・」
「シノンちゃん、頑張って!赤ちゃんになりきるんだよ!」
「そ、そんな・・・・・・」
「(すまないシノン。俺には救えそうにない・・・・・・)」
理由。とばっちりというか巻き込まれたくないからである。
「はい、シノンちゃんもそろそろごはんの時間でちゅよ。おっぱい、ほしいでちゅか~?」
「・・・・・・・・・・」
「ば」
「ば・・・・・・?」
「ばぶー・・・・・・」
「やったねシノンちゃん!すごく可愛かったよ!」
「マ・・・・・・ママ。次、あたしにシノンちゃんを抱っこさせてください!」
「死ぬほど恥ずかしいわ・・・・・・」
「(シノン・・・・・・巻き込んでマジですまん)」
クールなシノンにものすごく恥ずかしい役を任せてしまった俺は、心のなかでそう謝罪した。視界の端ではランが同情するような苦笑いを浮かべていた。
一応食事が終わり、のんびりしていると。
「はい、それじゃあ、そろそろ、おやすみしましょう。最後にママから子どもたちにおやすみのチューですよ~。ちゅっ・・・・・・」
「ひゃっ・・・・・・」
「く、くすぐったいです・・・・・・」
「・・・・・・でも、なんかこういうのもいいかもね」
「あーあ。キリトとレインが羨ましくなっちゃった」
「や、やめてよ、リズっちたら・・・・・・」
「よし、それじゃあ、寝ようか」
そう言い立ち上がると、ユイが。
「え?パパも子供たちにチューですよ?」
爆弾を落とした。
「え・・・・・・?」
「え・・・・・・?えっ・・・・・・?ええっ!?」
「チューって・・・・・・」
「そんな・・・・・・そんなそんなそんな!」
「パパ?どうしたんですか。子どもたちが待ってますよ」
ユイの言葉にフリーズしていると、疑問符を浮かべたユイが聞いてきた。
「あ、あのね、ユ・・・・・・ユイちゃん!パパはねチューをしなくても大丈夫なんだよ?」
「あれ?そうなんですか?」
「そ、そうなんだよ!それは母親だけがすることなんだ」
「そうなんですか・・・・・・。わたし、知りませんでした」
「えー、パパのチューがなきゃ眠れないよー!」
「リズっち・・・・・・?」
「ひっ・・・・・・!じょ、冗談よ、冗談・・・・・・!」
リズはレインに異常なほどの怯えていた。
「(レイン・・・いったい何をしたんだ・・・・・・?)」
リズの怯えように俺は思わずそう思ってしまった。
「それじゃここでおしまいですね。『おままごと』すごく楽しかったです!みなさん、ありがとうございました」
「みんな、付き合ってもらってありがとう」
「まあ、こんなことでよければいつでも付き合うわよ」
「ですね。また遊ぼうね、ユイちゃん」
「あたしも楽しかったよ」
「今度はもう少し別の普通の役をさせてよね」
「今度はシリカさんがママ役なのは決まっています!」
「決まってる?」
「はい。シリカさんがパパと夫婦をやりたいと・・・・・・」
「あああああーーー!!!なんでもないですよ!なんでも!!」
「なんでもないような反応には見えないんだけどね・・・・・・」
「またみんなで遊ぼうね、ユイちゃん」
「はい!」
「(ユイがこんなによろこんでくれてよかったな。出来る限り時間を作って、一緒にいてあげられるようにしよう)」
そうユイを見ながら、限られた時間ではあるがそうしようと想いながらユイの頭を撫でた。
その後、エギルの店の裏からリズの悲鳴が聞こえてきたが、そのすぐあとにレインがスッキリしたような表情で戻ってきたため誰もそこにいけなかったが、たまたま通りかかったリーザとラムがリズを見付けた。
そのリズの姿を見たラムによると、白眼を剥いて泡を出して気絶していたらしい。
その事を聞いた俺たちは、決してこの事に触れないと無言誓いを立てたのであった。
ちなみに、リズに恐る恐る聞いてみると、覚えてないと返ってきたことに俺は背筋に寒気が走り、レインを怒らせてはならないと改めて想ったのであった。
「みんな答えはわかったかな?それじゃあユイちゃん、お願いね」
「わかりました!今回の答えはⅣ:従姉妹、です」
「イヤー、まさか従姉妹になるとは」
「はい!ですがとても面白かったです!」
「そっか~。よかったねユイちゃん」
「はい!そうだ!今度ソーナさんも一緒にやりましょう!」
「え、え~と、ま、また機会があったらね」
「はい!」
「え~と、それでは時間となってしまいましたので今日はここまで!」
「みなさん、夏バテしないように気を付けてくださいね!」
「そうだね、ユイちゃん。では、また次回」
「「Don't miss it.!!」」