ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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HF編 第136話〈決戦前日〉

 

~キリトside~

 

 

アークソフィア 転移門広場

 

 

昨晩家族3人で83層にある森の家で寝泊まりした翌日、朝食を食べた俺たちはアークソフィアに帰ってきて、ユイはシリカのところに。おそらくピナの散歩に付き合っていると思う。レインは部屋に戻ってから一度リズのところに行き、俺は着替えて待ち合わせ場所の転移門広場にいた。なぜ俺がここにいるのかと言うと、このあとレインとのこのSAOの中での最後のデートだからだ。

と言うわけでただいま俺は一人・・・・・・・・・・・・ではなく。

 

「聞いてるキリト?」

 

「あ、ああ、すまん、聞いてなかった」

 

「もう・・・・・・お兄ちゃん、そんなことじゃお義姉ちゃん(レインさん)に逃げられちゃうよ?」

 

「あはは、さすがにレインさんがキリトさんから逃げることはないかと・・・・・・・・・・・・・・浮気をしなければですけど」

 

「確かにそうかも!」

 

今、俺は(リーファ)幼馴染み(ランとユウキ)と一緒に転移門広場にあるカフェにいた。

なぜ一緒に居るのかというと、たまたま会ったからだ。ちなみにレインには言ってある。理由は待ち合わせ場所から少しだけ離れてしまっているからだ。

 

「それで、3人は明日の決戦の準備は大丈夫なのか?」

 

カップのコーヒーを飲みながらユウキたちに尋ねる。

 

「うん。あとは剣を受け取るだけだよ」

 

「あたしも大丈夫だよキリト君」

「私も大丈夫ですよ。キリトさんはどうですか?」

 

「俺の方もあとは剣を受け取るだけだな」

 

剣をレインから受け取るのは夜なので大丈夫だ。ポーションや結晶アイテム類もこの間補充している。

 

「それにしてもついに明日が決戦か~」

 

「長かったですね」

 

「ああ」

 

ユウキとランの言葉に俺はこの2年間を思い返して返す。

 

「キリト君たちは2年前のあの日からずっと戦ってたんだよねこの世界で・・・・・・」

 

「ああ」

 

2年を懐かしんでいると。

 

「キリトく~ん!」

 

商店通りの方からレインが走ってくるのが見えた。

 

「レイン!」

 

「お待たせキリトくん」

 

「いや、そんなに待ってないよ」

レインにそう言いながら、飲み物を渡した。

 

「ありがとう」

 

レインが飲み物を飲んでいると。

 

「いまキリト、レインとさり気なく間接キスをしたよね? 」

 

「ええ。というか今のはほぼ無意識だった気がします」

 

「うわぁ~。相変わらず甘々しい」

 

「リーファちゃんは将来が大変ですね」

 

「うん。毎日これを見ないといけないんだからね」

 

「いやあ、なんていうか・・・・・・家でもお母さんとお父さんがこんな感じだから」

 

「ああ・・・・・・そう言えば二人のご両親は私たちのところと同じくらいそうでしたね」

 

「そう言えばそうだった」

 

ラン達のそんな会話が聞こえてきた。

するとそこに。

 

「こ、これ、もしかしてキリトくんのだったの?」

 

顔を赤くしてレインが聞いてきた。

 

「ああ、すまん」

 

「ううん。私はいいよ」

 

レインとそんな会話をしていると。

 

「すみませーん、コーヒー三つ、ブラックで」

 

ユウキのそんな声が聞こえきた。 さらに。

「キリト君、少しは自重してね」

 

「レインさんも、お願いします」

 

リーファとランが俺とレインにそうお願いしてきた。

 

「「はい・・・・・・」」

 

二人の言葉に俺とレインは肩を縮こませて答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数十分後

 

 

「キリトくん、次はこっちに行こ!」

 

「ああ」

 

カフェを出て、ユウキたちとわかれた俺とレインはSAOでの最後のデートをしていた。今日のデートは76層主街区アークソフィアだけでなく、76層より上の層に移動したりしている。

まず最初に俺とレインが訪れた階層は、第79層の主街区アイオトルだ。アイオトルは湖を囲む街並みで、俺とレインの結婚状態を戻すために教会で指輪を作ってもらった場所だ。

 

「久しぶりに来たけどホント綺麗な街並みだよね~」

 

ウットリとした眼差しで湖とそれを囲む白亜の建造物を見てレインは言った。

 

「だな。この街のテーマは湖の街並み、なのかもな」

 

「そうかも」

 

そのまま手を繋いで歩き続けて数分後。

 

「あ・・・・・・」

 

「どうした?」

 

「えっとね。あの教会で受けたクエストのお陰で、また私とキリトくんのステータスが共有・・・・・・結婚状態になったんだな~、って」

 

「ああ、なるほどな」

 

俺とレインの目の前には【祝福の儀式】クエストを受けた教会があった。

その教会からはカンッ!カンッ!と金属を叩く音がリズムよく響き渡る。

 

「少し寄って行くか?」

 

「う~ん・・・・・・大丈夫だよ」

 

俺の問いに、レインは少し悩んで答えた。

 

「例えNPCとはいえ、あの神父さんのお仕事の邪魔をしちゃったら悪いから」

 

「そうだな」

 

そう言うと、俺とレインは軽く教会周りを見て、そこから79層の街を見てまわって行った。

79層の次に俺とレインが行った層は、第84層主街区ダヒオスだ。84層の主街区ダヒオスに転移した俺とレインは、ダヒオスの街並みを見て。

 

「久しぶりに来てみると、なんか綺麗だよね」

 

「だな」

 

84層のダヒオスの空気は軽く硫黄の臭いが漂っている。現実世界で言う温泉街のような感じだ。

実際、このダヒオスには温泉宿が多数存在する。しかも足湯もあるのだ。

 

「うわぁ~、気持ちいい~」

 

「ああ。足の疲れが取れていくな」

 

転移門近くにあった足湯に入っている俺とレインはゆっくりとくつろいでいた。

 

「この後は温泉に行こうよ!」

 

「はは。はじめからそのつもりだよ」

 

「やった!」

 

レインの子供のようなはしゃぎ様に俺は少し表情を崩した。

その後足湯を満喫した俺とレインは、日帰り温泉の出来る宿を探して、温泉にゆっくりと浸かり温泉街を見て回って次の層へと転移門を経由して向かっていった。あ、温泉は残念ながら混浴では無かったぞ。混浴じゃなかったことにレインが少しガッカリしていたのはまた別の話。

ダヒオスの次に訪れた階層は第88層だ。88層主街区セベラシヴの街並みは、今訪れてみると。

 

「今、改めて観るとこの主街区って異界エリアに似ていないかな?」

 

どうやらレインも俺と同じことを思っていたらしい。

 

「ああ、アレバストの異界エリアか・・・・・・確かに、薄暗いし、如何にもなんか出そうって感じがするな」

 

俺も思っていたことをそう声に出した。

 

「あ、でも、雰囲気はここの方がいい、かな?なんか幻想的っていうか、なんていうのかな・・・・・・」

 

「神秘的な感じがする、か?」

 

「うん」

 

セベラシヴのテーマは幻想的な森なのかもしれない。

木々に覆われていて陽の光が入らないが、辺りからの明るい明かりで十分明るい。

この層は特に、これと言った物や場所はないが層全体が幻想的なため、76層より上に来たカップルのデートスポット層にもなっている。もちろん、治安維持は万全だ。暗いといっても少し薄暗いだけで、あちこちに街灯などの光があるのだ。

俺とレインはそんな幻想的な主街区を見て回り、次に訪れた階層は、第90層主街区コヨルノスだ。

 

「うわぁ~。いい景色だよキリトくん!」

 

「だな」

 

コヨルノスに来た俺とレインはコヨルノスの中心部にある転移門のタワーの最上階にある展望台にいた。

コヨルノスの最大の特徴はこの転移門のあるタワーだ。まあ、現実世界にあるようなエレベーターはなく階段移動だが。しかし、タワーの最上階にある展望台は第90層の主街区であるコヨルノスの街並みが一望できる。そのため、カップルのデートスポットで、一、二を争う場所なのだ。

 

「それにしてもこのタワーって、パリのエッフェル塔みたいだよね?」

 

「そう言えば確かに・・・・・・」

 

レインの言葉にエッフェル塔と俺とレインのいるタワーを比較した。言われてみれば確かにこのタワーとエッフェル塔はかなり似ている。

 

「もしかしたらコヨルノスのテーマってパリの街並みなのかな?」

 

「なるほど。誰が設計したのか分からないけどな」

 

「ヒースクリフさんじゃないかな?」

 

「・・・・・・・・・・いや、さすがにアイツがこんな街並み考えるか?」

 

ヒースクリフがこれを考えたか考え、さすがにアイツじゃないと判断した。

 

「あはは・・・・・・」

 

俺の言葉にレインは苦笑いを浮かべた。

レインもちょっとは思ったのか口角がピクピクしていた。

コヨルノスの街並みを一望し、街を見物して再び転移門のあるタワーに戻ってくると。

 

「あ、そろそろお昼にしようか」

 

レインが視界下の時刻を見て言った。

時間はすでに12時を過ぎ、13時を少し過ぎていた。

 

「ああ」

 

「お昼は次の層でね。とってもいい場所があるんだ♪」

 

コヨルノスのタワーにある転移門から俺とレインは次の層。第93層主街区チグアニに転移した。

93層主街区チグアニは、47層主街区フローリアと似て明るいエリアだ。主街区の外れには草原がありフローリア程ではないが花が咲いており、風車もあるのだ。初めて来た時はレインたち女子がかなりはしゃいでいた。まあ、街並みがオランダの田舎みたいだからだと思うけど。

 

「ん~、気持ちいい~。やっぱりここの空気は美味しいよ」

 

「76層より上、唯一のフラワーエリアだからか?」

 

「フローリア程じゃないけどね」

 

「まあな。それで、とってもいい場所って?」

 

「あ、こっちだよキリトくん」

 

少し駆け足気味のレインに手を引かれて俺もレインの後に続いていく。しばらくして俺とレインは主街区の外れにいた。

 

「じゃあ~ん!ここだよ!」

 

レインに連れられてやって来た場所は、辺り一面に花畑が広がり、近くには風に吹かれて回る風車がある草原だった。

 

「へぇー、こんなところがあったんだな」

 

近くにあった大樹を観ながら周りを見渡す。俺もここまでは把握してなく驚いていた。

 

「えへへ。ここって余り人が来ないからたまに来てるんだ」

 

レインの言葉に俺もなんとなくここに足が向く理由がわかった気がした。太陽の光は春の訪れを予感させる日差しを降り注ぎ、辺りにはそよ風が吹き、花々の良い香りが巻き散る。こんなリラックスできる場所アインクラッド全100層の層の中、そうそうないだろう。

 

「さ、キリトくん。お昼食べちゃおう」

 

「ああ」

 

そう言うとレインはウインドウを開き、そこからバスケットと飲み物の淹れてあるポットを出した。

 

「今日のお昼はなんだ?」

 

「ふふーん、今日のお昼はね~・・・・・・」

 

「?」

 

「じゃあ~ん!これだよ!」

 

レインの出した物それは―――。

 

「これは・・・・・・黒パンか?」

 

「うん!まずはこれだよ」

 

「"まずは"ということは他にもあるのか?」

 

「うん。でも、まずはこれを食べてほしいな」

 

「?ああ・・・・・・」

 

レインから受け取った黒パンはなんの変哲もない、ただの黒パンだ。いただきます、と言って食べようとすると。

 

「あ、キリトくん。黒パンにこれをつけて食べてみて」

 

レインが小さな壺のような瓶を見せてきた。

 

「ん?ああ、わかった」

 

不思議に思いながらもレインに言われたように、黒パンに瓶の中身をつけた。黒パンについたのは少し黄色い、クリームのようなものだった。俺はそのまま黒パンに齧り付くと。

 

「ん!?こ、これは・・・・・・・!」

 

とても懐かしい味を感じた。

 

「思い出した?」

 

「ああ、忘れるもんか。これは、第1層で食べた"クリーム乗せパン"じゃないか!」

 

そう、それは昔・・・・・・第1層にいた頃によく――――――というよりほぼ毎日食べていたクリーム乗せ黒パンだったのだ。しかし。

 

「いや、まて。あのクリームは1層のクエスト報酬だったはず・・・・・・・まだ残っていたのか?」

 

クリーム乗せ黒パンに必要なクリームは第1層にある、あるクエストのクエスト報酬なのだ。さすがにもう無かったはずだったはずだが・・・・・・俺がそう思っていると。

 

「ふっふーん。いや~、ここまで苦労したよ」

 

「まさか、これレインの手作りか?!」

 

「そうだよ♪」

 

「マジか!」

 

あのクリームまんまの味の再現に俺は目を見開いた。

まさかレインの料理スキルがここまでとは思わなかったのだ。

 

「色々試行錯誤して出来たんだ~。どう、かな・・・・・・?」

 

「うまい!うまいぞレイン!まさかまた食べられるなんてな」

 

「えへへ。よかった。ユイちゃんも食べたんだよ」

 

「なっ?!いつの間に・・・・・・」

 

知らぬ間にユイもこの思いでのクリーム乗せ黒パンを食べていたことに驚く。

 

「他にも、サンドイッチや唐揚げとかいろんな物がたくさんあるからね」

 

「おう」

 

俺とレインはそのままそこでお昼を食べ。

 

「んん~っ!美味しかった~。ごちそうさまレイン」

 

「えへへ、お粗末様でした」

 

「それにしても、今日でレインのご飯が食べられなくなるのか・・・・・・。少し・・・・・・いや、かなりショックだな」

 

「もう、キリトくんったら」

 

バスケットやポットを片付けたレインがクスッと微笑み。

 

「明日の戦いが終わって、現実世界に帰ったらまたキリトくんに食べさせてあげるよ」

 

「ホントか?!」

 

「うん。もちろん♪」

 

「約束だぞ」

 

「うん、約束」

 

俺はレインと小指同士を合わせて指切りをした。

また、俺とレインの間に約束が出来た。

 

「あ、キリトくん」

 

「ん?」

 

「はい。これ」

 

ウインドウを開いたレインは、そのままウインドウを操作し二振りの片手長剣を渡してきた。

 

「ホントは夜に渡そうかなって思ってたんだけど、夜はそんな時間無さそうだから今渡しちゃうね」

 

そう言うレインから、俺は黒革の鞘に納められた剣を受け取り鞘から抜き放った。

 

「これは・・・・・・!」

 

抜き放った二振りの長剣は陽の光に照らされてキラリと輝く。

剣はそれぞれ黒い刀身と、白い刀身だ。

 

「私のもの、ほら」

 

レインが見せてきた双剣も、それぞれ紅色の刀身と、虹色の刀身だ。

 

「剣の銘は・・・・・・・・・・」

 

俺はレインから受け取った双剣をタップし剣銘とパラメーターを確認する。

 

「―――エリュシデータ・ナイトローズ(夜薔薇の解明者)。そして、ダークリパルサー・ユニヴァース(蒼空の闇を振り払いし者)

 

「私のは―――トワイライト・プリンセス(黄昏の紅姫)。そして、ナイトオブ・レインズ(虹の煌騎姫)

 

俺とレインの新たな相棒は、俺たちの前の四振りの相棒をそれぞれ一つに合わせた剣だ。

 

「それにしても、ずいぶんと大袈裟な名前だな」

 

剣銘を見た俺はつい苦笑いが出てしまった。

 

「まあ、そこはシステムが決めるからね」

 

同様にレインも苦笑していた。

 

「パラメーターはかなり高いな」

 

「うん。私の渾身の出来だよ」

 

それぞれの剣のパラメーターは、合成する前の剣に比べて数倍のパラメーターを有していた。正直、ここまでのパラメーターとは思ってなかった。

 

「・・・・・・・・・・」

 

「ねえ、キリトくん」

 

「ん?」

 

「私とデュエルしない?」

 

「え!?」

 

唐突にかけられた言葉にさすがの俺も面食らった。

何故なら俺自身もデュエルしたいと思っていたからだ。

 

「キリトくんの顔、今すぐその剣を振りたいって顔してるよ」

 

「なっ?!」

 

レインの指摘に驚いた。というより、思っていたことを見抜かれてビックリした。

 

「それで、やらない?」

 

「やろうか、レイン」

 

「うん!私とキリトくん、ここでの最後のデュエル!」

 

そう言うや否や、俺とレインはすぐに装備を整え距離を取って相対しあう。デュエルを半減決着モードにし起動させると、俺とレインを守っていた圏内障壁が解除された。

 

「ふふ、久しぶりだねキリトくんとデュエルなんて」

 

「ああ。手加減はしないぞレイン」

 

「私もだよ。最初から―――」

 

「ああ―――」

 

「「全力全開、手加減なし(だ)!!」」

 

新たな双剣(相棒)を構え、デュエル開始のカウントダウンがゼロになったとの同時に。

 

「ハアアアアアア!!」

 

「ヤアアアアアア!!」

 

俺とレインは同時に地を蹴り互いに向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第100層 紅玉宮

 

 

 

あのデュエルのあと、俺とレインは一休みして第97層主街区フィルキアと第99層主街区おわりの街に行き、最後に100層の紅玉宮の前にいた。

 

「・・・・・・・・・・」

 

「いよいよ明日だね、キリトくん」

 

「ああ」

 

黄昏時の、夜空に染まりつつある空の下、俺とレインはそこで静かに言う。

 

「ついに明日・・・・・・俺たちの長かった戦いに終止符を打つ」

 

「2年・・・・・・だね」

 

「ああ。2年だ」

 

俺とレインは手を繋いで、紅玉宮を見る。

 

「・・・・・・・・・・行こうか」

 

「うん・・・・・・」

 

紅玉宮に背を向け転移門のある方に誰もいない、俺とレイン以外誰もいない道を歩く。

転移門の近くに立った俺とレインは、装備したままの双剣を同時に抜き放ち紅玉宮に向かって切っ先を向ける。

 

「明日は絶対に―――」

 

「明日は必ず―――」

 

「「勝って、俺(私)たちは現実世界に帰る!!」」

 

そう、宣戦布告に言葉に答えるものはなく、紅玉宮を夜が包み込んだ。

決戦は明日、俺たちの集大成の最後の戦いだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅玉宮 最終戦まで、残り   15時間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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