ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い 作:ソーナ
次回は早くしたいと思います。
HF(ホロウ・フラグメント)編か原作通りかアンケート募集中です。どちらが良いか送ってください。
誤字脱字があったらごめんなさい。
俺達は第55層の白竜の巣から出て俺達は第48層「リンダース」に転移した。
第48層に着いた俺とレインはリズの待っている「リズベッド武具店」に互いの手を繋繋いで向かった。幸いにも店にたどり着くまでに誰とも出会さなかったので俺とレインが手を繋いでいるところは見られなかった。
「リズベッド武具店へようこそ。・・・・・・ってレイン!?それにキリト!?」
店内に入った俺とレインは、リズからの驚きの声を受けた。
「ヤッホー、ただいまリズっち♪」
「ただいまリズ」
「ちょ、ちょっと待ってて‼」
そう言うとレインは、奥の工房に慌てて入って行った。
しばらくして奥からリズが戻ってきた。
「キリト君‼レインちゃん‼」
「て、アスナ!?どうしてここに?それにユウキにランも」
リズの出てきた扉からは俺達の親友であるアスナ、ユウキ、ランの3人が出てきた。しかも3人ともリズが作製した武器を装備していた。アスナが装備している細剣は『ランベントライト』ユウキの片手剣は『ネクロティアフィル』ランの片手剣は『フィーアスティンド』とどれも業物の剣だ。
俺がアスナ達に聞くとユウキが答えた。
「どうしてここに、じゃないよ二人とも」
「そうですよ。心配したんですよ。これから救助に向かおうとしたところです」
「「ごめん(なさい)」」
「まあ、二人が無事で良かったよ。・・・・・・・・ところで」
不意にアスナが言葉を途切れさせ俺とレインの顔を見てきた。よく見るとアスナだけではなくユウキ、ラン、そしてリズまでも俺とレインを見ていた。
「「どうした(の)?」」
俺達が聞くと。
「「「「何で二人とも手を繋いでいるの(んですか)?」」」」
「「え?」」
俺とレインはアスナ達の言葉に今更ながらに気づいたように手を見た。手を見た俺とレインは顔を赤くしながら互いの手を離した。その光景にアスナ達は顔をにやけながら納得したような顔でレインを見ていた。
「そ、それよりリズ、これ」
俺は、話題を逸らすため採ってきた《クリスタライト・インゴット》を取りだしリズに渡した。
「わぁ、ありがとう。早速作るわね」
俺とリズがやり取りをしている間、アスナ達はレインの方へ行きレインと何かを話していた。
「さて、色々聞きたいことあるけど先にキリトの剣を造っちゃいましょうか」
リズのその言葉に一番強く反応したのはレインだった。
「う、うん。そうだね。早くキリト君の剣を作ってあげようよ」
そう言うとリズの後ろにある工房に走って行った。
「あはははは・・・・・・・それじゃ奥に来て。と、その前に」
リズは苦笑いをしながら店をopenからcloseにし工房に入って行った。
俺達が中に入るとリズはレインに耳打ちをしていた。レインはリズの言葉に顔を赤くしながら頷いていた。
「・・・・分かったよ~。さっき、アスナちゃん達にも言われたから~。後日話すよ」
レインの言葉にレインを除く女子達は嬉しそうに首を縦に頷いていた。
「さて、キリト。片手用直剣で良いのよね?」
「ああ」
「オッケー。それじゃ始めましょうか」
そう言うとリズは壁のレバー倒した。レバーを倒すとふいごが動き風を送り始めた。すると炉が真っ赤に焼け始めた。リズは俺から受け取った《クリスタライト・インゴット》を炉の中にいれた。俺達は鉱石が炉の中で焼けているのを見とれていた。しばらくして鉱石を取りだし、金床の上に置いた。
壁から愛用している鍛冶ハンマーを取り、メニューを設定し赤く光る金属を叩いた。叩くと、カーン!と澄んだ音がなり、それと同時に明るい火花が盛大に飛び散った。
しばらく音はリズが振るうハンマーが金属に当たる、カーン!カーン!と言う音が鳴り響いた。
リズが叩いてから何度目とも知れない槌音が響いた直後、金属が一際まばゆい白銀光を辺りに放った。
長方形の物体が、輝きながらじわじわと姿を変えていった。物体は前後に薄く延び、次いで鍔と思わしき突起が盛り上がっていった。
「おお・・・・・」
「「「「うわぁ・・・・・」」」」
俺達はその光景に感激の声を洩らしながら、リズの方へと近づいていった。俺達が見守るなか、数秒かけて剣としてのオブジェクト、ジェネレートが完了した。
出来た剣は"美しい"としか言えなかった。それほどまでに美しい剣なのだ。アスナの『ランベントライト』程ではないがワンハンド・ロングソードにしては、やや華奢で刀身は薄く細かった。インゴットの性質を受け継いでいるのか、剣は僅かに透き通っており刃はまばゆいほどの白。柄はやや青味を帯びた銀だ。
出来上がった剣をリズはワンクリックして出た、ポップウインドウを覗きこんだ。
「え~と、固有名は『ダークリパルサー』ね。私は聞いたこと無いわね。レインはある?」
「ううん。私も、始めて聞いたよ」
「てことは、今のところ情報屋の名鑑に載ってない剣ね。キリト試してみて」
リズはそう言うと俺に『ダークリパルサー』を渡してきた。俺は、右手を伸ばし剣の柄を握った。重さを感じさせない動作で持ち、左手を振って開いたメインメニューから装備フィギュアを操作して『ダークリパルサー』をターゲットし、メニューを消してから右手から左手に剣を持ち変えた。数回素振りをした俺にリズが聞いてきた。
「どう?」
「重くていい剣だ」
俺がそう言うと、レイン達は歓声を上げた。
「良かったね、キリト君、リズっち♪」
「良かったわね、キリト君、リズ」
「おめでとう、キリト、リズ」
「おめでとうございます。キリトさん、リズさん」
「ありがとう、みんな」
「後、リズすまんがこれの鞘を見繕ってくれないか?」
「ちょっと待ってて」
俺がそう言うと、リズはメニューから黒塗りの鞘を取りだし、俺に渡した。
剣を鞘に収納した俺は、メニューを操作して今装備している『エリュシデータ』をしまい新たに『ダークリパルサー』〈暗闇を払うもの〉を装備した。
『ダークリパルサー』を装備した俺にリズが、
「ねぇ、ところで何で剣が2本必要なの?充分に強い剣を装備してるじゃない」
「うっ・・・・」
俺は、その質問に動きを止めレインの方を見た。
「え~と、それは話さないと駄目かな?」
レインがアスナ達に聞くと。
「そうね~。キリト君とレインちゃんが隠しておきたいなら私達は無理矢理には聞かないわ」
アスナの言葉に俺とレインは顔を見合わせ、
「今度また、話すよ」
「そうだね。それに話さないと駄目でしょアレに関しては」
「それじゃ、明日また此処に集合でいいかしら?」
アスナが聞くと。
「私は、構わないわよ」
「まあ、明日なら俺も良いけど」
「私も良いよ」
上からリズ、キリト、レインが言った。
「それじゃ、決まりね。それじゃ明日午前10時に此処に集合ね」
「「「「了解」」」」
そうして今日は解散してまた明日集まることになった。俺とレインはホームがある第50層「アルゲード」に転移した。帰りの最中俺とレインは、
「あのスキルの事話すのか?」
「うん。駄目だったかな?」
「いや。アスナ達には何時か言わなくちゃならなかったからな」
「そうだね。・・・・・今日、私の家に来る?」
「・・・・・そ、そうだな」
俺とレインは、レインの家に行き夕飯を食べた後俺は、明日の事について話、今日はレインの家で夜を明かすことにした。
リズが作製したユウキとランの片手剣はオリジナルです。
次回はオリジナル回です。
アンケート、感想等お待ちしてます。