ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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遅くなりごめんなさい‼
今回は2話同時投稿です

HF(ホロウ・フラグメント)編か原作かのアンケート募集中です‼

誤字脱字があったらごめんなさい。


SAO編 第26話〈笑う棺桶(ラフィン・コフィン)攻略作戦〉

第56層『聖竜連合』本部

 

俺とレインは今、ギルド『聖竜連合』の本部にある会議室に来ていた。

理由は、

 

「それでは、これより殺人(レッド)ギルド『笑う棺桶(ラフィン・コフィン)』討伐の会議を始める」

 

そうラフィン・コフィン通称ラフコフの討伐の会議に出席するためだ。壇上には聖竜連合の幹部シュミットが話していた。

 

「今回、遂にラフコフのアジトを見つけた」

 

その言葉に、辺りはざわめきが起こった。

 

「奴等のアジトは、第12層のフィールドにある安全地帯にあることが判明した」

 

俺は、その言葉に内心で、"やっぱりか"と思った。

何故なら今まで散々探したが見つかったのはどれもオレンジギルドだけで肝心のラフコフの居場所は判明しなかったからだ。誰もまさか下位層にあるとは思っても見なかったのだろう。

 

「今回の目的はラフコフの捕縛だ。だがもし奴等が従わなかったらその時は相応の対処をお願いする」

 

"対処"詰まり俺達が奴等を殺すと言うことだ。

俺は、息を飲んだ。すると左にいたレインの右手が俺の左手に触れた。

 

「大丈夫だよ、キリト君。キリト君が何かあっても絶体私はキリト君の隣にいるよ」

 

「ああ、そうだな。心配かけてすまない」

 

「エヘヘ、大丈夫だよ」

 

俺とレインは手を握りしめ前を見た。

 

「奴等で危険なのはリーダーのPoHそして幹部の赤目のザザ、ジョニー・ブラックの3人だ。顔写真を提示するので覚えておいてほしい。他のギルドメンバーは、・・・・・・・・」

 

そう言うと、後ろの盤上に3人の写真が貼り出された。

すると前にいたクラインが、

 

「キリトよ、おめぇはあの黒いのと闘うんじゃねぇぞ。どっちに味方したらいいか分かんないからな」

 

冗談まみれに言った。その言葉に俺達は、苦笑いを浮かべた。だがクラインの言葉で少し緊張感がほぐれたような気がした。

 

「他には何かあるか?・・・・・・無いのなら本日の深夜0時に奴等のアジトに奇襲をかける」

 

壇上にいるシュミットが俺達を見てそう言った。

 

「後、ポーション類の配付を行う」

 

そう言うとポーション類が送られて来た。

送られて来たアイテムには、ハイポーションやグランポーション、結晶アイテム等が入っていた。

 

「それでは、今夜11時にまたここに集まってくれ。ここから奴等のアジトまでコリドーを開く。それでは解散‼」

 

シュミットがそう言うと続々とプレイヤーが出ていった。

俺とレインは、クライン達『風林火山』のメンバーとわかれるとアスナ達に話しかけた。

 

「よ、アスナ、ユウキ、ラン」

 

「キリト君、レインちゃんも」

 

「二人は今回の作戦に参加するんですか?」

 

ランが俺とレインに問いかけてきた。

 

「ああ、奴等を野放しにはしとけないからな」

 

「私も、キリト君と同じかな。もう犠牲者を出したくないしね」

 

俺とレインが言うとアスナ達3人は同じように首を縦に振った。

不意に俺は、疑問に思っていたことをアスナ達に問いかけた。

 

「なあ、アイツは来ないのか?」

 

「アイツ?・・・・・・ああ、団長の事ね」

 

そう俺が言った"アイツ"とは、血盟騎士団団長ヒースクリフの事だ。

 

「ああ」

 

「あのね、団長に聞いたら・・・・・『今回の事は君達に一存する』・・・・・・・って」

 

「なるほどな」

 

俺は、半ば予想通りの言葉で納得した。何故ならアイツはボス攻略以外は全く興味を示さず、それ以外は全て副団長のアスナと副団長補佐のユウキとランに任せているからだ。

 

「さて、作戦開始までまだあるな。どうする?」

 

「ごめん、キリト君。こっちはまだやることがあって」

 

「そうか。すまないな」

 

「別に大丈夫だよ。それじゃあまた後でね、二人共」

 

そう言うとアスナはユウキとランを連れて会議室から出ていった。

 

「俺達は、どうする?」

 

「ん~じゃあ、ちょっとやりたいことがあるんだけど良いかな?」

 

「構わないぞ」

 

俺とレインは聖竜連合を後にしレインの家に向かった。

 

第50層「アルゲード」

 

「で、レイン。やりたいことって何だ?」

 

家に着いた俺は、レインに聞いた。

 

「うん。実はこの間キリト君から貰った鉱石『クリスタライトインゴット』を使って新しい剣を作ろうと思うんだよ」

 

そう言うとレインはストレージから鍛冶用品を取り出した。

 

「なるほどな」

 

「うん。それじゃあ造るね」

 

そう言うとレインは更にストレージから『クリスタライトインゴット』を取りだし作製に取りかかった。

"綺麗"俺は初めてレインが剣を作っているところをみてそう思った。そして俺は、その光景を静かに見守った。

しばらくして鉱石が光輝き片手剣の形状に変化していった。システムに認識されると白銀の剣へと変わっていった。

レインが剣を調べると、

 

「『キャバルリーナイト』だって」

 

と答えた。

 

「へぇ~『騎士の夜』って意味か?」

 

「多分そうだと思うよ」

 

そう言うとレインは今出来た剣を手に取りウインドウを操作して今装備している片手剣と取り替えた。

 

「さてと・・・・・・うわっ、後3時間位しかないな」

 

俺は不意に時計を見ると集合時間の3時間前になっていた。

 

「それじゃ、ご飯にしようか」

 

「そうだな」

 

俺は、レインの言葉に即答で答えた。

 

第56層聖竜連合本部前

 

ご飯を食べた俺達は装備とアイテム類を確認した後ひと休みをして集合場所に来た。

周囲を見渡すと討伐に参加する攻略組が集まってきていた。時間になると聖竜連合の幹部プレイヤーが。

 

「それでは、奴等のアジトまでコリドーを開く。コリドーオープン‼」

 

頭上に掲げた回廊結晶を開けた。開いたコリドーの中に続々とプレイヤーが入って行った。コリドーを抜けるとそこは洞窟の中だった。

先頭のもと俺達は暫く歩を進めていると、

 

「・・・・・ん」

 

静かな殺気を感じ視線をむけると。

 

「・・・・・・・」

 

オレンジカーソルのプレイヤー、ラフコフのメンバーが襲ってきた。俺はすぐさま背中の剣を抜き戦闘を開始した。

 

「くっ・・・・・」

 

「そ、そんなバカな情報が漏れていたと言うのか‼」

 

先頭の聖竜連合の幹部がそう言った。

俺は、襲ってきた奴の武器を剣で受け止め跳ね返し辺りを見回した。流石攻略組と言うべきか不意打ちにも関わらず態勢を立て直した。すると俺の目の前に赤い眼をしたラフコフのメンバーが立ち塞がった。

 

「黒の、剣士、キリト、絶対、に、殺す」

 

「キサマ赤目のザザ‼」

 

レインの方を見ると同じくジョニー・ブラックと戦闘していた。

 

「行く、ぞ」

 

「くっ・・・・・はぁぁぁあ‼」

 

俺は、ザザのエストックに見事に対応した。だがザザのHPがイエローになると奴は他のメンバーとスイッチし奥に引っ込んでしまった。

 

「そこまでだ。後一撃で死ぬぞ。武器を捨て投降しろ」

 

俺は、その声の方向を見ると3人の攻略組が一人のラフコフに投降勧告をしているそうだった。だが、

 

「おい、聞こえないのか!」

 

「おい、武器を捨て投降しろ!」

 

「ひゃっはー」

 

追い詰められたラフコフのメンバーは投降せず逆に3人の攻略組を殺した。"バッシャーン"3つの音がなりポリゴンの破片へと変えた。すると、あちこちでもポリゴンの破砕音が聞こえた。

 

「きゃっはー」

 

すると、一人のラフコフメンバーが俺に剣を当ててきた。

 

「はあーっ‼」

 

俺は、無我夢中になりそのプレイヤーの首を跳ねてポリゴンの欠片へと変えた。

 

そこから先はまさに血みどろの戦闘だった。最終的に俺達攻略組は10人ものの死亡者をだし、ラフコフのメンバーは約7割型の20人が死んだ。その内5人は俺の剣で殺した。

残りのメンバーは全員第1層にある黒鉄宮にある監獄にコリドーで転移させられていった。監獄に送られたメンバーと死亡者の中にはリーダーたるPoHと幹部の二人の姿は無かった。俺達は討伐を完了したあと各自解散した。

俺は、レインと一緒に帰っている途中ラフコフのメンバーを5人殺した事を話した。

 

「そうなんだ」

 

「ああ、だから俺は、・・・・「はい、ストップ」何?」

 

「キリト君、今"一緒にいることが出来ない"って言おうとしたでしょう」

 

「・・・・・何で、分かったんだ?」

 

俺は、言おうとしたことを当てられ驚いた。

 

「あのね~。キリト君の考えていることぐらいお見通しなんだから♪」

 

「そうか?」

 

「そうだよ。それに私言ったでしょ、"何があっても絶対にキリト君の隣にいるよ"って。だから絶対にキリト君から離れないよ」

 

「だけど・・・・」

 

「キリト君が背負いきれないのなら、私も半分背負うよ」

 

「けど・・・・「何か文句ある?」いえ、ありません」

 

レインは少し怒ったように言ってきた。俺は、それに否定できなかった。

 

「よろしい。それじゃ、帰ろうよ。明日から今の最前線攻略しないと」

 

レインは笑顔でそう言った。

 

「・・・・・そうだな」

 

そう言うとレインは駆け足で家へ向かった。俺は、レインの背中に小さな声で、

 

『ありがとうな、レイン』

 

言った。

 

「ん?どうかした、キリト君?」

 

「いや、何でもないよ」

 

俺はそう言うとレインの後を追った。俺達は、その翌日から攻略を開始した。




レインの新たな片手剣『キャバルリーナイト』出ました。

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