ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

30 / 171
早く投稿出来ました。
でもここ何書いたら良いのだろうと思います。

HF(ホロウ・フラグメント)編か原作通りかアンケート募集中です‼

誤字脱字があったらごめんなさい。


SAO編 第28話〈決闘(デュエル)

翌日、朝9時に起床した俺とレインは手早く装備を整え待ち合わせ場所である第74層「カームデット」の転移門広場に向け転移した。

 

第74層「カームデット」転移門

 

俺とレインが第74層に着いてから3分後ユウキ、ラン姉妹がやって来た。

 

「おはよ、キリト、レイン」

 

「おはようございます。キリトさん、レインさん」

 

「おはよう、二人とも」

 

「おはよう、ユウキちゃん、ランちゃん」

 

挨拶をした俺達はアスナがまだ来ないことに疑問をもっていた。

 

「遅いね、アスナ」

 

「ええ、何かあったんでしょうか?」

 

ユウキとランが心配そうに言った。

 

「そうだな~。・・・・・・メッセージを送ってみるか」

 

俺はウインドウを開きメッセージのタブを開いた。

すると、

 

「きゃああああ!よ、避けて~‼」

 

転移門が青く光りプレイヤーが転移してきたと思いきや、そのプレイヤーは大胆にもジャンプして転移してきたらしく体が宙に浮いていた。

 

「えっ?」

 

俺は、それにすぐには反応できず転移してきたプレイヤーと衝突してしまった。というか、プレイヤーがそのまま俺に吹っ飛んできた。

俺は、衝突したおかけで派手に地面に転がった。石畳で後頭部を少し打った。街中でなければHPをほんの少し減ったであろう。

俺は、自分の上に乗っているプレイヤーをどかそうと右手を伸ばし、掴んだ。

 

「・・・・・・??」

 

すると、俺の右手に、何やら柔らかい不思議な感触が伝わってきた。俺は、二度、三度と力を込めてその正体を探った。

 

「や、やーーっ!!」

 

突然耳元で大音量の悲鳴が上がり、俺は、再度後頭部を地面に叩き付けられた。すると、俺の上にあった重さが消えた。俺は、衝撃の影響で思考が回復し上半身を起こした。

その目の前には、ペタリと座り込んだ女性プレイヤーがいた。ユウキとランに似た騎士服に白地と赤の刺繍が入ったひざ上丈のミニスカート、腰には銀のレイピアを装備していた。ここで俺は、飛び込んできたプレイヤーが待ち合わせていた血盟騎士団の副団長《閃光》アスナだと言うことに気付いた。

 

「お、おはよう、アスナ」

 

俺は、アスナに挨拶をしたのだがアスナは俺を殺気の交じった眼で睨んでいた。更に後ろからはユウキとランまでも同じだった。レインは、なんとも言いがたい事に今までのどんな殺気よりも鋭かった。何故なら口は笑顔なのにその瞳は全く笑ってない以前に焦点が合ってなかった。

俺は、アスナを再度見るとアスナの両手はかたく胸の前で交差されていた。"・・・・・・・・・胸?・・・・・・まさか"俺は、瞬時に自分が先程触った感触を思い出した。

 

「え、あ、いや、これは、その、」

 

俺は、事情を説明仕様としたのだが。

レインが俺に話しかけてきた。

 

「キリト君」

 

話してきたレインは背後に阿修羅がいるみたいに思えた。

 

「・・・・・・・・ハイ」

 

「後でお話しようか。いいよねキリト君。勿論断れないこと分かってるよね」

 

「ハ、ハイ」

 

俺は、瞬時に返答を返すしか無かった。

すると、アスナが飛び出してきた転移門からまた新たなプレイヤーが転移してきた。

幸いにもそのプレイヤーの足はちゃんと地面についていた。"というか普通当たり前なんだが"、と俺は心の中で思った。

転移してきたプレイヤーは、アスナ達と同じ騎士服を着用し腰に両手剣を装備した男性プレイヤーだった。

転移してきたプレイヤーの姿を見るなりアスナは慌てて俺の後ろに回りこんだ。

 

「ア・・・・・アスナ様、勝手なことをされては困ります・・・・」

 

その男性プレイヤーは、昨日合ったアスナ達の護衛プレイヤーだった。確かクラディールとか言う名前の奴だ。

 

「さあ、アスナ様、ギルド本部まで戻りましょう」

 

「嫌よ、今日は元々活動日じゃないわよ!・・・・それに、だいたい、アンタ何で朝から私の家の前に張り込んでるのよ!?」

 

背後からのアスナの言葉に俺は、"コイツ、ストーカーか?"と心の中で思った。

 

「こんなこともあろうと思いまして、一ヶ月ほど前からずっとセルムブルクで早朝より監視の任務に入ってました」

 

クラディールは得意気に話した。アスナを含めた俺達はそれに唖然をせずにはいられなかった。セルムブルクと言うのは第61層にある全面湖に囲まれた街だ。

 

「そ・・・・・それ、団長の指示じゃないわよね・・・・?」

 

アスナが恐る恐る聞いた。俺は、"流石にアイツがこんなのを命じている分けないよな"と思った。

 

「私の任務はアスナ様の護衛です。それには当然ご自宅の監視も・・・・」

 

「ふ・・・・・含まれないわよバカ‼」

 

それにはユウキとランも。

 

「「含まれない(ません)よ‼」」

 

俺とレインは完璧にコイツはストーカーだ、と思った。

 

「さあ、とにかく戻りますよ」

 

クラディールは、半ば強引にアスナを連れていこうとした。

 

「そこまでにしてくれないか。アスナは今日、"俺達"の貸し切りなんでね。それに今日はギルドの活動日じゃないそうじゃないか。悪いがギルド本部にアンタ一人で行ってくれ」

 

俺は、アスナとクラディールの間に入りアスナを後ろに庇った。

 

「キ、キサマ昨日のビーター風情が!キサマ何かにアスナ様の護衛が勤まるか!」

 

ビーターと言う言葉にレインはまたしてもキレそうになったが今は抑えてアスナの隣にいてくれていてくれた。

 

「アンタよりは勤まるよ」

 

「そこまで言うなら、キサマ覚悟は出来てるんだろうな!」

 

クラディールは自分のウインドウを開き操作した。

すると、俺の目の前に『クラディールから1VS1のデュエルを申し込まれました。受諾しますか。YES /NO 』とウインドウが表示された。

俺は、レイン達の方を見ると状況を推測したらしくアスナは無言で肯定を示しユウキとランも同様だった。

 

「キリト君、そんなストーカー野郎こてんぱんにしちゃて」

 

「あははは」

 

レインの言葉には苦笑いしか出来なかったが、俺はウインドウに表示されているデュエルのオプションから『初撃決着モード』を選択しYESのボタンを押した。

デュエルには『初撃決着モード』の他『半減決着モード』、『全損決着モード』の三種類が存在するが基本は初撃か半減だ。初撃は強攻撃をヒットさせるか相手のHPを半減させた方が勝利となる。半減は相手のHPを半減させた方が勝利となる。だが全損は相手のHPを全損させた方の勝利となる。だがデスゲームの中であるここでは『全損決着モード』はやらない。完全をすると負けたプレイヤーは本当に死んでしまうからだ。

メッセージには『クラディールとの1VS1のデュエルを受諾しました』と変化し視界に60秒のカウントダウンが表示された。カウントダウンが0になると同時に俺とクラディールの街でのHP保護が消滅し、勝敗が決定するまで剣を撃ち合うことになる。

 

「ご覧下さいアスナ様。私以外に護衛が勤まるものがいないことを証明しますぞ」

 

クラディールは、そう高々に宣言に腰から豪華な装飾の両手剣を抜いた。

 

「おい、黒の剣士キリトとKoBメンバーがデュエルだとよ‼」

 

回りにいたプレイヤーがデュエルを聞き付けてやって来た。だが俺はその雑音を意識から遠ざけ戦闘モードに移した。背中から『エリュシデータ』を抜き構えクラディールの出方を予測した。

カウントが0になり《DUEL‼》と同時に双方動き始めた。

クラディールは両手剣ソードスキル《アバランシュ》単発重攻撃突進技を繰り出してきた。だが俺は、それを予測していた。俺は、片手剣ソードスキル《ソニックリープ》単発突進技を発動させた。互いの剣が交じりあい俺の剣がクラディールの両手剣の側面に当たり、互いの位置を交換しあってソードスキルが終了した。

すると、パキン、と音がしてクラディールの両手剣が真っ二つに割れた。これが俺の狙った『武器破壊(アームブラスト)』だ。

 

「もういいんじゃないかな。剣を交換してやるなら構わないけど」

 

俺がクラディールにそう言うと。

 

「アイ、リザイン」

 

クラディールは、そう言った。

その瞬間に『Winner ・Kirito 』と表示された。

 

「キサマ・・・・」

 

クラディールが何か言おうとした瞬間アスナが飛び出て、

 

「血盟騎士団副団長権限でクラディールに命じます。本日をもって護衛役を解任。なお、別命があるまでギルド本部にて待機、以上!!」

 

クラディールに命じた。

 

「な・・・・なんだと・・・・この・・・・」

 

クラディールは、未だに何かを言おうとした。だが新たに転移門広場が輝き出てきた二人のプレイヤーがクラディールを捕らえた。

 

「クラディール、貴方なにやってんですか」

 

「ユウキさんとランさんから呼ばれて来てみればどう言うことですか」

 

出てきたプレイヤーは、クラディールと同じく護衛のラムとリーザだった。

 

「ごめんね、ラム、リーザ。呼び出しちゃって」

 

「大丈夫ですよユウキさん」

 

「全くクラディールにも困ったものです」

 

「まぁまぁ二人とも、それじゃラムさん、リーザさん、クラディールをギルドまで連れてって下さいね」

 

「「了解。・・・・・転移グランザム」」

 

ラムとリーザはクラディールを連れて、と言うか連行?して第55層に戻っていった。

 

「ユウキ、ランいつの間に連絡したんだ」

 

俺が疑問に思ったことを聞くと。

 

「クラディールが来た時から何となくめんどくさいことが起きるなって予感がしたから」

 

「そうですね。あの二人に任せれば大丈夫でしょ」

 

と返ってきた。

 

「大丈夫?キリト君」

 

レインが俺に心配そうに聞いてきた。

 

「大丈夫だレイン。心配してくれてありがとうな」

 

「ううん。キリト君が無事ならいいよ」

 

「アスナ、大丈夫か?」

 

俺がアスナに聞くと。

 

「ありがとう、キリト君。大丈夫よ。こうなってしまったのは私たちが原因だから」

 

「アスナちゃん・・・・・」

 

レインは、アスナを心配そうに見た。

 

「アスナ、今日の攻略前衛は俺達に任せてゆっくり休んでくれ」

 

俺がそう言うと。

 

「あら、そう。それじゃ前衛おまかせするわね」

 

と言ってきた。

 

「了解だ。それじゃ、迷宮区に行くか」

 

「「「「了解」」」」

 

俺達は、まだデュエルの余韻が残る「カームデッド」を後にし迷宮区に向けて移動を開始した。




ラムとリーザまた出ました。
度々出していこうかなと思います。

アンケート、感想等お待ちしてます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。