ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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ユイ好きの人お待たせしました。
今回はユイが出ます。

アンケートをそろそろ締め切らせてもらおうかなと思っています。ご了承下さい。

誤字脱字があったらごめんなさい。


SAO編 第35話〈朝露の少女〉

~レインside~

 

「ん、ん~」

 

わたしは、起きて目を開け前を見るとすぐ目の前にキリト君の顔があることに驚いた。

 

「え、これってどういう事・・・・・・・あ」

 

わたしは、昨日の事を思い出した。

わたしは、昨日キリト君の言った"幽霊"に怖くなってしまい何時もなら別々で寝るのだが昨日に限っては一緒に寝たのだ。

だけど今にしてみれば少し恥ずかしいかも。

 

「ふわぁ~」

 

時刻を確認すると午前7時半だった。

わたしは、一回欠伸をしてからこっそりとベットから抜け出しキリト君の寝顔を見た。

 

「やっぱり、キリト君の寝顔って可愛いな~。あ、そうだ」

 

わたしはある1つの事を考えた。

 

"アスナちゃん達と相談して今度やってみよ♪"

 

 

だがそれがなんなのかはまた別の話。

 

 

わたしは、朝食を作るため寝巻きから私服に着替え一階に降りキッチンに向かった。

 

「さて、今日は何にしようかな・・・・・・・よし‼」

 

朝食の献立を考え準備をして、20分くらいたった時、2階から物音がした。

 

「あ、キリト君起きたのかな」

 

しばらくして着替えたキリト君が、一階に降りて来た。

 

「おはよう、レイン」

 

~レインside out~

 

朝、起きてみると昨日一緒に寝たはずのレインがいなく不思議に思ったが一階から物音といい匂いが漂って来た。

 

「ん、ああ~。レイン、下にいるのか?」

 

俺は、一回欠伸と伸びをしてからベットから抜け出し着替えてから下に降りた。

下に降りてみると案の定、レインが朝食の準備をしていた。

 

「おはよう、レイン」

 

「おはよう、キリト君」

 

「ん、手伝うよ」

 

「ありがとう、キリト君。それじゃあ、これらをテーブルに持ってってくれる?」

 

「わかった」

 

「ありがとう、こっちももう終わるから先にイスに座っちゃってて」

 

「りょーかい」

 

俺は、レインから受け取った料理をテーブルの上に置きイスに腰掛けた。

しばらくして、コーヒーを持って戻ってきたレインもイスに腰掛けた。

 

「それじゃ、いただきます」

 

「いただきます」

 

「うん、上手く出来てた」

 

「ほんと、美味しいなレインの作ったご飯は」

 

「や、やめてよもう~」

 

レインは、頬を紅くしながら朝食を食べた。

朝食を食べ終わった後、昼は外で食べるため昼食の支度を二人でした。

支度し終わったあと、俺達は。

 

「それじゃ、行こうか」

 

「う、うん」

 

「大丈夫だよレイン、何かあったら守ってあげるから」

 

「キリト君」

 

「あ、でも昼にいなかったら夜にも行こうな」

 

「え、え~」

 

準備をして幽霊が出ると言われる場所に向かった。

道中。

 

「ねぇ、キリト君」

 

「ん?」

 

「肩車して」

 

「え、肩車?」

 

「うん」

 

「わ、わかった」

 

俺は、その場にしゃがみこみその上にレインが乗った。

 

「よいしょ」

 

「キリト君、何かおじさんみたいだよ♪」

 

「う、いいだろ。て言うか見えるんじゃないのか?」

 

「見えるって何が?」

 

「そ、それはその・・・・・・・」

 

「ん?・・・・・・・・はっ!?」

 

レインは、俺が言いたいことに気づいたようでスカートの裾を抑えた。

 

「キ~リ~トく~ん。何処を見ているのかな~」

 

「い、いや、見えてないぞ‼。と言うか見えないからなレイン‼」

 

「見えてないってことは見えてたら見るつもりだったのかな」

 

「違うから‼」

 

「ふ、ふふ。わかってるよ、キリト君がそんな人じゃないってことは。でも、もしもキリト君が見たいなら・・・・・・」

 

「はい!?」

 

「な、なんでもないよ」

 

そんな会話をしながら進んで行くと目的地に近づいていった。

 

「レイン、ここら辺だ」 

 

俺は、肩車から降りたレインに言った。

 

「ねぇ、キリト君。その幽霊ってどんなのなの?」

 

「確か、白い服を着た幼い少女の姿だって言ってたな」

 

「え。ね、ねぇキリト君、それってもしかしてアレかな」  

「え?」

 

俺は、レインが指差す方を見た。

見ると木々の奥に白い服を着た少女の姿が見えた。

 

「う、嘘だろ・・・・・」

 

少女は、動かず此方をジッと見ていた。

俺が少女の方に行こうとすると、少女の体が、ふらり、と揺れ地面に崩れ落ちた。"どさり"と言う音がかすかに耳に届いてきた。

 

「あれは、・・・・・・幽霊なんかじゃないぞ!」

 

叫ぶや否や俺は少女の方に走り出した。

 

「え、キ、キリト君!」

 

置き去りにされたレインは、慌てて俺の後を追いかけてきた。

少女の元に行くと俺はすぐに抱き起こした。まだ意識は戻ってなく長い睫毛に縁どられた瞼は閉じられ、両腕は力なく体の脇に投げ出されている。

近くから見ると白い服はワンピースだった。

よくみてもどこも透けておらずどう見ても幽霊では無かった。

 

「キリト君、その子大丈夫?」

 

「うーん・・・・・わからん。この世界じゃ息とかしないしな~。心臓も動かないし」

 

「でも、消滅していないって事は・・・・生きてる、ってことだよね」

 

「ああ、だけど」

 

俺は違和感を覚えていた。

 

「だけど、どうしたの?」

 

俺は、レインに違和感を話した。

 

「・・・・・・カーソルが出ない」

 

「あ、確かに」

 

「それに、こうして触れらるって事は、幽霊じゃないと思うけど」

 

「ん~。兎に角一旦この子が目を覚ますまでウチで保護しとこうか。放っておけないし」

 

「そうだな」

 

俺は、少女を抱えあげレインは辺りを見渡した。だが周囲には朽ちかけた大きな切り株が1つのあるくらいで、それ以外は特に何もなく、少女がこの場所にいた理由のような物は見つからなかった。

 

急いで家に戻った俺達は、未だに目を覚まさない少女を2階の寝室にあるベットに横たわらせた。

 

「NPCじゃないのは確かだね」

 

「ああ、NPCだったらこうして家の中に入れられないし動かせないからな」

 

「どうする?」

 

「とにかく、目を覚ましたらこの子に事情を聞こう。なぜあの場所にいたのか」

 

「そうだね」

 

俺とレインは、少女をベットの上に残し一階に降りていった。

一階に降りた、俺達は家の中で外で食べるはずの昼食を食べ、午後は新聞や人探しの情報を探ってみたがたいして情報は得られなかった。

度々レインが上に行き少女の様子を確認したがまだ目を覚まさないらしかった。

日が暮れて夕飯を食べた後も調べたが。

 

「どうだ、レイン?」

 

「こっちもダメ。あの子の情報がないよ」

 

「こっちもだ」

 

「「はあ~」」

 

 

互いにため息をつき新聞等をテーブルの上に置いた。

 

「今日はもう寝るか」

 

「そうだね。・・・・・・あ、でもわたしのベットあの子が寝ていた」

 

「それなら、今日も一緒に寝るか?」

 

「え、いいの?」

 

「ああ」

 

「それじゃお願いね」

 

2階に移動した俺達は、昨日と同じようにしてベットに入った。

 

「あの子明日には目が覚めるといいね」

 

「そうだな」

 

「それじゃおやすみなさい」

 

「ああ、おやすみ」

 

俺は、眼を閉じると"何故あんなところに少女がいたのか"と思ったが睡魔がやって来てそのまま眠りに落ちていった。




次回は、ユイが目覚めます。

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