ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い 作:ソーナ
今回も短いです。ご了承下さい。
誤字脱字等がありましたらごめんなさい。
感想等お待ちしてます。
「なあ、フィリア。このフィールドは一体なんなんだ?アインクラッド・・・・の中であることはわかるが、階層も表示されないし・・・・」
「ここは〈ホロウ・エリア〉って、呼ばれているらしいわ」
「不思議なところだね~」
レインが緊張感なしに言った。
「でも、これまでここでいろんなプレイヤーと出会ったけど、あんたたちのような紋様を持っているプレイヤーはいなかったわ」
「ここには、他にもプレイヤーがいるのか?」
「ええ。でも、なんか変って言うか・・・・・まあ、会ってみればわかると思うわ」
俺たちはそのまま進んで行き途中でエンカウントしたモンスターはすべて、余裕で倒した。
しばらく進んで行くと、洞窟が目に見えた。
「この先に、それと同じ紋様があるわ。そこに行けば何かが起こるかも知れない」
俺たちはそのまま、洞窟に入っていった。
洞窟に入り少し歩くと出口の光が見えた。
'飢えた獣人の闘技場'
「あの洞窟、随分と短かったな」
「うん」
俺とレインがそう思っていると、
『規定の時間になりました。これより〈ホロウ・エリア〉適正テストを開始します』
システムアナウンスが流れた。
「何、今の!?」
「わからないよ。でも、適正テスト、とか言っていたよ」
「ああ・・・・・うわっ、なんだ!?」
いきなり俺たちの目の前にシステムウインドウが表示され、
'ホロウ・エリア適正テスト'
場所:飢えた獣人の闘技場
クエスト名:見極めの試練
備考:南西の出口を目指して進み途中で行く手を遮るマッスルボーンを倒し、出口前に到達することで己が実力を示せ。
と、書かれてあった。
「これは、クエストログか?」
「そうみたいだね」
「て、事はさっき倒したスカルリーパー・・・・・「キリトくん。さっきのスカルリーパーはデモリッシュ・リーパーって表示されてあったよ」・・・・そ、そうか。デモリッシュ・リーパーは第一の試練だったのか?」
俺は、スカルリーパーに似ていることに驚いていたため先程のボス名を詳しく見てなかったのだ。
だが、レインはどうやらしっかりとボス名まで確認していたらしく、俺の間違いを訂正してくれた。
「わからないわ。私にはあなたたちのような紋様なんて、浮かび上がらなかったもの」
「とにかく、このクエストをやろう。フィリア、出来る限り、モンスターやトラップ、状態異常の傾向やマップなど全部教えてほしい」
「わ、わかったわ。だから、そんなに慌てて聞かないで」
「キリトくん。少し落ち着こうよ、このエリアが楽しみなのはわかるけどさ」
俺が興奮しているところをレインが落ち着いて突っ込んでくれた。
「・・・・あんた、楽しみなの?」
「そりゃな。だって、このエリア見たところ今まで見たことないモンスターが徘徊してるし、もしかしたら新しいスキルや武具等が手に入るかもしれないだろ」
「・・・・そうなんだ」
「全く、キリトくんは根っからの廃人ゲーマーだね」
「そういうレインも、だろ」
「まぁね」
俺とレインの会話にフィリアは呆気に取られ硬直していた。
「ねぇ、二人ってどういう関係なの?妙に仲がいいし・・・・」
硬直が解けたフィリアは俺とレインにそう聞いてきた。
「ん。レインは、俺の妻だぞ」
「キリトくんは、わたしの旦那さんだよ」
と、当たり前に返した。
「つ、妻!?それに旦那!?もしかしてあんたたち二人って・・・・・」
「ああ、結婚してるぞ」
「・・・・・・!?」
再びフィリアが硬直したため移動に幾分が必要になったのは言うまでもない。
やがて、硬直から解けたフィリアは俺とレインに今までここで戦ったモンスターや状態異常、トラップ等を教えてくれた。
「よし、レイン、フィリア。準備はいいか?」
「わたしは何時でもいいよ」
「私も・・・・・大丈夫」
「それじゃ、マップを見ながら移動しよう」
俺たちは、クエストクリアを目指すため移動を開始した。