ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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謝辞。
またしても遅くなってしまいました。
ごめんなさい。

HF編は多少独自解釈しておりますのでご了承下さい
感想等送ってくれたら嬉しいです。


HF編 第49話〈アークソフィア〉

「アークソフィア・・・・・戻ってこれたか・・・・・」

 

「うん・・・・・何か随分と久しぶりな気がするね」

 

俺とレインは、〈ホロウ・エリア〉管理区と呼ばれる場所から転移門を通じて、現在の最上層。第76層主街区〈アークソフィア〉に帰ってきた。

今、俺たちはここを拠点として攻略している。

 

「さて、とりあえず・・・・・・・・・」

 

俺が今後の予定をレインと立てようと話始めたその時、

 

「キリトさん!レインさん!」

 

「お兄ちゃん・・・・じゃなかった。キリトくん!レインさん!」

 

2つの声が聞こえてきた。

それに伴い走ってくる音が聴こえてくる。

声が聞こえてきた方を向くと、そこには、二人の女性プレイヤーがいた。

片方は小竜を連れ短剣を装備しているプレイヤー。もう片方は金色の紙をポニーテールにして縛り背中に小さな羽がある片手剣を装備しているプレイヤー。

それは、俺たちの仲間のシリカとリーファだった。

 

「シリカ、リーファ。どうしたんだ。そんなに慌てたようにして?」

 

「どうしたの二人とも慌てていたけど?」

 

俺とレインは不思議そうに首をかしげ二人に聞いた。

 

「「どうした、じゃないよ(ありませんよ)!!」」

 

「「え、え~と・・・・・」」

 

「昨日からお二人の居場所がロストして、メッセージも送れないって聞いて。私・・・・・」

 

「あ、あたしだって、心配したんだよ」

 

「す、すまん」

 

「ごめんね」

 

俺たちはここまで心配してくれてるとは思わなく正直に謝った。

 

「あたし、アスナさんたち呼んでくるね!」

 

リーファはそう言うと走って何処かに行った。

 

「にしても、俺たちが死んでいないって、黒鉄宮にある生命の石碑を確認すればわかるだろうに」

 

俺は至極普通のことを言ったのだが、

 

「いや、無理でしょキリトくん。今、わたしたちは第76層から下に降りられないんだから」

 

「・・・・・そう言えばそうだった」

 

と、レインが言った。

そうなのだ。第76層に上がった俺たちは第76層より下の層に転移出来なくなっているのだ。

そのため、生命の石碑がある黒鉄宮に移動出来ないためそのプレイヤーの安否が確認できない。

俺とレインがそう話していると、突然

 

「パパ!ママ!」

 

と、声が聞こえた。

俺たちは、声がしたところに視線を向けた。

そこには、

 

「ユイ!」

 

「ユイちゃん!」

 

俺とレインの娘のユイが走って此方に来ていた。

俺たちの近くにきたユイは、走りながらジャンプをし俺たちにしがみついてきた。

 

「パパ、ママ。心配したんですからね」

 

「ごめん、ユイ」

 

「ごめんねユイちゃん、心配かけちゃって」

 

「大丈夫です!パパとママが元気そうで私は安心しました」

 

ユイと話をしていると突如。

 

「あー、家族空間をここで出さないでもらえるとうれしいな~」

 

「仕方ないですよ。ユイちゃん、ずっと二人のこと心配してましたから」

 

「あはは。まあ、確かにね」

 

ユイが来たところから新たに三人の声が聞こえた。

声の出所を見ると、そこには三人の女性プレイヤーが呆れ半分、安心半分の感じの顔で立っていた。後ろにはリーファが立っていた。

 

「アスナ!ユウキにランも!」

 

「アスナちゃん・・・・・ユウキちゃんにランちゃんもごめんね、心配かけて」

 

「全くだよ。僕らがどれだけ心配したか」

 

「そうだね、でも二人とも元気そうで安心したわ」

 

「まあ、二人の無茶ぶりには慣れてますから・・・・・。でも、今度からはメッセージの一つや二つちゃんと送ってくださいね!」

 

「「・・・・・はい」」

 

ランの気迫に俺とレインは素直に返事した。

 

「さてと、何時までもここにいると目立ちますから移動しません?」

 

「そ、そうだな」

 

「パパ、手を繋いでほしいのです」

 

「あ、ああ。ほら」

 

俺はユイの要望に答えユイの右手を握った。

 

「それじゃあ、ママはこっちを・・・・・」

 

レインは俺と反対の左手を握った。

 

「わぁーい。それじゃ行きましょう」

 

ユイの嬉しそうな声とともに俺たちは移動した。

その光景を見ていたアスナたちは、

 

"やれやれ・・・・・"

 

と、呆れていたことに俺とレインは気付かなかった。

 

 

 

 

移動した俺たちは、拠点のエギルの店にやって来た。

 

「「た、ただいまぁー・・・・」」

 

「あー!帰ってきた!」

 

「ほらね、言った通りだったでしょ。二人でまた無茶してるって」

 

エギルの店に入るとテーブルに腰掛けていた二人の女性が言ってきた。

 

「リズ、シノン。た、ただいま」

 

「リズっち、シノンちゃん。ただいま」

 

「ただいま、じゃないわよ二人とも!!ユイちゃんがどれだけ心配していたか!」

 

「す、すまん」

 

「ごめん」

 

「まあ、反省しているようだしそれくらいにしてあげたらリズ。ちゃんとユイちゃんと手を繋いで帰ってきているみたいだし」

 

「それもそうね。後で詳しく話してもらうからね二人とも!」

 

「わ、わかってるって」

 

「わ、わかってるよ、リズっち」

 

リズの気迫に若干引いて俺とレインは答えた。

 

「あはは・・・・わたし、クラインさんたち呼んでくるね」

 

「よ、よろしく・・・・・」

 

アスナがクラインたちを呼んでくる間、俺たちはユイに思いっきり甘えさせていた。

 

「よぉ、キリ・・・・のじ・・・・・?」

 

「こんにちは、キリト・・・・・さん、レイン・・・・・さん?」

 

「探しました・・・・よ。二人とも・・・・・?」

 

そして、甘えさせていた結果ユイだけでなくレインまで甘えてきたので、アスナと一緒に入ってきたクラインたちはその光景に口が塞がらなくなっていた。

ちなみにユウキ、ランたちはユイ、レインの俺に対する甘えに、思いっきり呆れていた。

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