ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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HF編 第58話〈素材集め〉

「「転移!ホロウ・エリア管理区!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホロウ・エリア管理区

 

転移門からホロウ・エリアに転移した俺とレインはフィリアがいるかどうか探した。

すると、

 

「また・・・・・・・会えたね」

 

背後から声が聞こえた。

後ろを向くとそこにはフィリアがいた。

 

「フィリア、いたのか」

 

「ヤッホー、フィリアちゃん♪」

 

「うん。それにしても相変わらずなのねあなたたちは・・・・・・・」

 

「あはは・・・・・それで今日はどうする?」

 

「取り敢えずホロウ・エリアのマップを確認してからだな」

 

俺はそう言うとコンソールへと向かった。

 

「なるほど・・・・・・・ホロウ・エリアはこの管理区、そして5つのエリアに別れているんだな。今行けるのはセルベンディスの樹海エリアだけ・・・・・・だな」

 

俺はコンソールを操作して得た情報を二人に伝えた。

 

「へぇー・・・・・・・ってことは、あと4つもエリアがあるって事なんだ」

 

「すごいわね。わたしは1ヶ月も何がどうなのか分からなかったのに来た二日目で解いちゃうんだもの」

 

レインは驚き半分楽しみ半分の表情で、フィリアは落ち込んだ表情をしていた。

 

「それでなんだが、二人とも何処か行きたい場所あるか?」

 

俺は二人に聞いてみた。

 

「あのさ、二人が良いならわたしの武器を強化するのを手伝って欲しいんだけど・・・・・」

 

フィリアがそう言ってきた。

 

「俺は別にいいぞ。レインはどうだ?」

 

「わたしも勿論いいよ」

 

「ありがとう、それじゃ案内するわ」

 

俺とレインはフィリアの武器を強化する手伝いをすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樹海エリア セルベンディスの神殿前広場

 

管理区から転移してきた俺たちは神殿前広場に来ていた。

 

「うわー、すごいねこの神殿」

 

「ああ、多分何かしらのイベントがあると思うが今はフィリアの武器を強化するのが優先だ」

 

「そうだね。フィリアちゃん、強化素材は何処で手に入るの?」

 

「ここから『聖剣を望んだ待機所』を通った先にある『遺棄された武具実験場』のモンスターからのドロップで手に入るわ」

 

「んじゃ行くか」

 

俺たちは『遺棄させた武具実験場』へと向かうため歩を進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあぁあ!!」

 

俺たちは道中、エンカウントしたモンスター『キラービー・ホーネット』三体を相手に戦闘していた。

 

「キリト、スイッチ!」

 

フィリアが後方からそう言ってきた。

 

「わかった!スイッチ!!」

 

「てえぇぇい!!」

 

フィリアは俺とスイッチをし『キラービー・ホーネット』の二体に短剣ソードスキル≪ラウンド・エッジ≫範囲技2連擊を与えた。

 

「フィリアちゃん、スイッチいくよ!」

 

次にレインがフィリアにいった。

 

「わかった。スイッチ!」

 

「やあぁぁぁあ!!」

 

フィリアとスイッチしたレインは≪多刀流≫中位ソードスキル≪ローディエントルージュ≫範囲技6連擊を繰り出した。

フィリアとレインのソードスキルを受けた『キラービー・ホーネット』二体は一瞬動きを止め次の瞬間、ポリゴンの欠片へと爆散した。

その間に俺は、残りの『キラービー・ホーネット』を片手剣ソードスキル≪バーチカル・スクエア≫4連擊を繰り出し、ポリゴンへと変えた。

 

「レイン、フィリア、お疲れ」

 

「う、あぁ・・・・・お疲れ様キリトくん」

 

「お疲れ」

 

剣をしまった俺は二人に声を掛け、レインは伸びをしてから返答し、フィリアは普通に返した。

 

「フィリア、あとどのくらいだ?」

 

「あと、少し・・・・・・・・あ、あれよ」

 

俺たちは目の前にある遺跡とも言えるような建物。

『遺棄された武具実験場』を見た。

 

「ここか」

 

「ええ、ここにいるモンスターを倒すと手に入るらしいわ」

 

「それじゃ、さっさと殺っときますか」

 

「うん。どんな物がドロップするんだろう♪」

 

「行くよ」

 

俺たちはそう会話をし『遺棄させた武具実験場』の中へと入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フィリア、今だ!」

 

「わかった!」

 

フィリアは目の前にいるスライムに短剣ソードスキル≪ファッドエッジ≫4連擊を浴びせる。

 

「レイン、そっちはどうだ!」

 

俺は少し離れた所で同じスライムと戦闘しているレインに聞いた。

 

「こっちは後三体!」

 

「わかった!フィリア、大丈夫か」

 

「平気よ、キリトは?」

 

「俺は問題ない。後は・・・・・・こいつらだけか」

 

俺は目の前にいる三体のスライムに視線を向けた。

レインのHPバーは残り9割。

三体のスライム相手に対して善戦しているようだ。

 

「さっさと片付けよう!」

 

俺はそう言うと近くにいるスライム二体に≪二刀流≫ソードスキル≪ダブルサーキュラー≫2連擊を叩き込んだ。

フィリアは残りの一体に短剣ソードスキル≪アクセル・レイド≫9連擊を与えスライムのHPを残り2割にまで減らし、短剣ソードスキル≪クロス・エッジ≫2連擊でポリゴンへと変えさせた。

 

「ナイスフィリア!」

 

俺はHP残り5割のスライムに向けて片手剣ソードスキル≪デットリー・シンズ≫7連擊を浴びせポリゴンの欠片へと変えた。

こちらの戦闘が終わると同時にレイン側からもポリゴンの爆散音が聞こえた。

どうやらレインの方も終わったようだ。

 

「お疲れ、レイン」

 

「お疲れ様~」

 

「どうだフィリア。素材は集まったか?」

 

俺はフィリアに聞くと、フィリアはストレージを開いた。

 

「十分揃ってるわ」

 

「そうか。レインはどうだ?」

 

「わたしの方も問題ないよ。こんなに素材アイテムが手に入ったよ♪」

 

そう言うとレインは俺に共通ストレージを見せた。

 

「うわっ。確かに沢山入ってる」

 

俺はストレージを見てそう言った。

ストレージには先程ドロップしたらしい物が大量に入っていた。

 

「んじゃ、外の転移碑をアクティベートして管理区に戻ろうか」

 

「いいよ♪」

 

「わたしもいいわ」

 

俺たちは『遺棄された武具実験場』を後にし外にある転移碑をアクティベートし管理区に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところでフィリアちゃん。武器を強化するアテってある?」

 

管理区に戻るとレインはフィリア訪ねた。

 

「うーん、此方には鍛冶屋がないから、出来れば二人にお願いしたいんだけど・・・・」

 

「それならレインにやってもらったらどうだ?」

 

俺はフィリアにそう提案した。

 

「レインに?どうして?」

 

「いや、レインも鍛冶スキル持っているから」

 

「そうなの!?それじゃあお願いしようかしら」

 

「わたしはいいよ♪」

 

「それじゃあ、お願いね」

 

フィリアは腰に装備している短剣《ソードブレイカー》とストレージから素材アイテム『鈴音鉱石』をレインに渡した。

 

「オッケー。あ、後これ一応装備しといて」

 

レインはそう言うとウインドウを操作し、アイテムをフィリアに転送した。

 

「これは?」

 

「それはわたしが作った短剣だよ。武器の能力はフィリアちゃんの短剣よりちょっと劣るけど・・・・・」

 

「ありがとう。それじゃ少しの間借りるわね」

 

「うん。あ、後これ食料ね」

 

「何もかもありがとう、レイン」

 

「どういたしまして♪」

 

俺とレインは管理区にある転移門に行き、

 

「それじゃ、フィリアなるべく早く来れるようにするからな」

 

「それじゃあね、フィリアちゃん」

 

そうフィリアに言った。

 

「「転移!アークソフィア!」」

 

俺とレインがそう言うと体が光に包まれその場から消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークソフィア

 

アークソフィアに戻ってきた俺とレインは時間も遅いためそのままエギルの店に向かった。

 

「「ただいま~」」

 

「お帰りなさい!パパ!ママ!」

 

中に入ると夕飯のお手伝いをしているらしくユイが元気よく言ってきた。

 

「お帰りなさい、二人とも。遅かったね」

 

「ゴメンねアスナちゃん」

 

「すまん」

 

現時刻は19時ちょっとまえ辺りなのだがどうやら俺たちが最後らしい。

 

「ほーら、二人とも。もう夕飯だから部屋で着替えてきたら?」

 

椅子に座ってシリカと話しているリズがそう言ってきた。

 

「そうだな。すぐ戻る」

 

「すぐ戻ってくるからね」

 

俺とレインはそう言うと2階の自室に向かい今着ている服から着替えた。

下に戻ると丁度アスナが座る所だった。

 

「それじゃ、キリトくんとレインちゃんも来たことだし、いただきます!」

 

「「「「「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」」」」」

 

アスナの号令のもと夕飯を食べ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕飯を食べ終わった後、俺は自室に戻りステータス等を確認していた。

 

「んー、やっぱり武器もノイズ化しているせいか威力が高くないな。まあ、スキルが下がったのにも原因はあると思うんだが・・・・・にしても、レベルが下がらなくて良かった。これでレベルまで下がったらヤバいからな・・・・・それにしても、レベル遂に100を超えたか。まさかレベルの上限が100より上とはな・・・・・」

 

俺は一人で呟いているところ、"コンコン"とノック音がした。

 

「ん?誰だ。どうぞ」

 

俺はノブを回し扉を開けた。

そこにいたのは、

 

「ヤッホー、キリトくん♪」

 

レインだった。

 

「どうしたんだレイン?」

 

俺はレインを中に入れ聞いた。

 

「うん。フィリアちゃんの短剣を強化すると同時にキリトくんの片手剣も強化しようかなと思ってね」

 

「それは助かるな。それじゃお願いするな」

 

「任せて~」

 

俺はノイズ化された片手剣をレインに預けた。

 

「なあ、レイン。レインの片手剣もノイズ化してるのか?」

 

「・・・・・・うん。ここに来てまさか武器がノイズ化しているとは思わなかったよ。あ、でも新しく作った剣はノイズ化、発生してないよ」

 

「そうなのか」

 

「うん。それじゃユイちゃんを待たせているからそろそろ戻るね」

 

「ああ。お休みレイン」

 

「お休みキリトくん」

 

レインは俺の部屋から出てユイと同じ部屋に戻って行った。

まあ、俺もよくレインの部屋で寝るんだが。当然、その逆もしかり。

俺は疲れを取るため風呂に入り出るとさっさとベットで寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、

~レインside~

 

「よし、これでフィリアちゃんとキリトくんの武器強化完了、っと。後はわたしのかな」

 

わたしは自室でフィリアちゃんとキリトくんの武器を強化していた。

隣ではユイちゃんが興味深そうに静かに見ていた。

 

「んー、リズっちと同じように本格的な釜戸とか買おうかな。でも持ち運びに不便なんだよね、ストレージの容量が一杯になっちゃうし」

 

わたしはそう言いながらもノイズ化してしまっている自分の片手剣を強化していた。

 

「今度、新しい片手剣造ろうかな。ホロウ・エリアで手に入った鉱石を使って・・・・・・・よし、出来た!」

 

わたしは強化した二本の片手剣を見た。

 

「まあ、まだ大丈夫だから平気かな。今度リズっちに相談してみよ」

 

わたしはその後ユイちゃんとともにお風呂に入り、一緒に寝た。

 

"そう言えばキリトくんと一緒に寝ないのってなんか随分久しぶりかな"

 

わたしはそう思ったがすぐに眠りに落ちていった。

 

~レインside out~




多少内容に独自解釈が入っているのでゲーム版とは少し違います。

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